【るろうに剣心】癋見(べしみ)は隠密御庭番衆の一人!強さ・能力や声優は?

『るろうに剣心』には隠密御庭番衆の一人である癋見(べしみ)というキャラクターが登場します。御庭番衆のメンバーは武田観柳の護衛として登場しました。癋見(べしみ)は御庭番衆のメンバーの中で最初に登場します。そこで、本記事ではるろうに剣心の癋見(べしみ)について強さ・能力やアニメ声優キャストを交えて紹介していきます。また、癋見(べしみ)と関係するキャラについても触れているため併せてチェックしてみてください。

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目次

  1. るろうに剣心の癋見(べしみ)は隠密御庭番衆の一人
  2. るろうに剣心の癋見(べしみ)の強さや活躍
  3. るろうに剣心の癋見(べしみ)のアニメ声優キャスト
  4. るろうに剣心の癋見(べしみ)と関係するキャラ
  5. るろうに剣心の癋見(べしみ)に関する感想や評価
  6. るろうに剣心の癋見(べしみ)まとめ

るろうに剣心の癋見(べしみ)は隠密御庭番衆の一人

『るろうに剣心』にはかつて江戸城の守護を担っていた隠密御庭番衆が登場します。御庭番衆は作中における江戸幕府の組織の一つで、御頭の四乃森蒼紫(しのもりあおし)をはじめ、般若(はんにゃ)、癋見(べしみ)、火男(ひょっとこ)、式尉(しきじょう)などのメンバーで構成されていました。

ここからはその一人、癋見(べしみ)についてまとめてきます。癋見(べしみ)の強さや活躍、関係するキャラ、アニメ声優キャストなどを見ていきましょう。それではまず、るろうに剣心の作品情報から紹介します。

るろうに剣心の作品情報

るろうに剣心の概要

  • 漫画タイトル:るろうに剣心
  • ジャンル:歴史、剣劇・時代劇
  • 作者:和月伸宏
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 発表号:1994年19号~1999年43号
  • 巻数:全28巻(新書版)、全22巻(完全版)、全14巻(文庫版)
  • アニメ情報:古橋一浩(監督)、浜州英喜→室井ふみえ(キャラクターデザイン)、1996年1月10日 - 1998年9月8日(放送期間)、全94話(話数)、

『るろうに剣心』は漫画家・イラストレーターの和月伸宏先生による歴史漫画です。週刊少年ジャンプにて1994年19号から1999年43号にかけて連載されました。略称は「るろ剣」。メディアミックスとして、テレビアニメ・劇場版アニメ・実写映画・OVAなどがあります。

るろうに剣心のあらすじ

ここではるろうに剣心のあらすじを紹介します。幕末の動乱期、”人斬り抜刀斎”と恐れられた志士・緋村剣心。明治維新後、剣心は不殺(フィクションにおいて殺害行為を拒否する思想)の誓いを立て、流浪人として全国を旅していました。その後神谷薫をはじめ、弥彦や左之助と出会い、同じ時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いに身を投じることに…

癋見(べしみ)のプロフィール

るろうに剣心の癋見(べしみ)は隠密御庭番衆の一員です。かつて隠密御庭番衆の一員として江戸城の守護を担っていましたが、明治維新により徳川幕府が倒れて以降は隠密御庭番衆のメンバーとともに、新たな仕事と自分たちの力を活かせる職場を求めることとなります。

癋見(べしみ)の名前の由来

癋見(べしみ)という名前は隠密御庭番衆のメンバー内で用いられている名称で、本名は不明です。ただ、癋見(べしみ)の名前には由来があります。実は癋見(べしみ)という言葉は造語ではなく能面の一種です。下あごに力を入れ、口をぐっと結んだ表情の鬼神面で、主に天狗に用いる大癋見、鬼に用いる小癋見などがあります。般若や火男も能で用いる面の名称であることから、癋見の名前もここから取られたと考えられます。

TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」

るろうに剣心の癋見(べしみ)の強さや活躍

それでは早速、るろうに剣心の癋見(べしみ)について詳しく紹介していきます。ここでは癋見(べしみ)の強さや能力、活躍などを見ていきましょう。

癋見(べしみ)の強さや能力

癋見(べしみ)は諜報活動に長けた下級隠密です。気配を消せば剣心にすら気取られずに活動することもできるなど、忍者としては水準以上の力を持っていました。ただ、忍び働きしかできないために、「平和な新時代に自分の居場所はない」と嘆いています。そのような癋見(べしみ)は鋲を指で弾いて敵に当てる技「螺旋鋲」や、螺旋鋲に毒を仕込んで相手に放つ技「毒殺螺旋鋲」という2つの必殺技を使います。

癋見(べしみ)の活躍

活躍①徳川幕府が滅亡する

明治維新前の癋見(べしみ)は隠密御庭番衆の一員として、主に諜報活動や潜入工作を担当していました。しかし、明治維新を経て徳川幕府は滅亡してしまい、御庭番衆は江戸城の守護の任を解かれることとなります。そこで、癋見(べしみ)は御庭番衆の御頭である四乃森蒼紫や数人の忍者たちとともに、新たな仕事と自分たちの力を活かせる職場を求め、新時代を当てどなく旅して歩くことに…

活躍②高荷恵が脱走する

やがて癋見(べしみ)は仲間たちとともに、悪徳商人である武田観柳の用心棒として働くこととなりました。武田のもとで諜報活動や邪魔者の排除に力を発揮する癋見(べしみ)。しかし、麻薬の売買に手を染め始めた武田の屋敷から、麻薬の精製法を知る高荷恵という女医が逃走してしまったため、連れ戻すべく武田の私兵とともに彼女を尾行しますが、たまたま彼女が居合わせた緋村剣心という剣士にのされてしまいました。

実は剣心は幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の刺客、緋村抜刀斎その人でした。これを知った蒼紫は「自分たちの力を世に示せる強敵を、御庭番衆こそが幕末最強だということを証明できる相手を見つけた」と歓喜し、剣心を倒そうと入れ込んでいきます。

活躍③蒼紫の盾になり死亡する

武田邸帰還後、癋見(べしみ)は恵を取り逃がした失態を取り戻すため、武田から恵拉致班に再び加えられます。その後御庭番衆のメンバーであるひょっとこと般若とともに神谷道場に侵入した癋見(べしみ)は、2人が陽動している隙をついて恵を捕らえようとするも、再び剣心に倒されてしまいました。その結果、癋見(べしみ)は武田邸で療養することとなります。

一方、観柳は「金を払ってるのに従わない」として、蒼紫に不満を抱いていました。そこで、蒼紫を裏切ることにした観柳は、恵を助けるために屋敷に乗り込んできた剣心と戦っている蒼紫に向けて、ガドリングガンで射撃します。

その銃声を耳にした癋見(べしみ)は観柳が蒼紫を裏切ったことを知り、蒼紫たちの応援に駆け付けます。そして、剣心たちの囮になってガトリングガンの弾幕に晒され、倒れてしまいました。癋見(べしみ)は死の直前に、蒼紫に向かって「自分のような一芸しかない者をずっと御庭番衆に置いてくれてありがとう」と語り掛けるのでした。

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るろうに剣心の癋見(べしみ)のアニメ声優キャスト

るろうに剣心は2023年版が2023年7月7日よりフジテレビほかにて放送されました。また、1996年1月10日から1998年9月8日に放送されてもいます。

1990年代に放送されたアニメは、それぞれ監督は古橋一浩氏、アニメーション制作はスタジオぎゃろっぷ(第1 - 66話)、スタジオディーン(第67 - 94話)が担当しています。そして、1990年代と2023年版のるろうに剣心では、癋見(べしみ)のアニメ声優キャストが異なります。では、ここから癋見(べしみ)の声を務めた2人のアニメ声優キャストについて詳しく見ていきましょう。

癋見(べしみ)の声優①松野太紀

  • 名前:松野太紀(まつのたいき)
  • 生年月日:1967年10月16日
  • 年齢:56歳
  • 職業:声優、俳優、タレント
  • 活動期間:1978年~
  • 所属:青二プロダクション

癋見(べしみ)のアニメ声優キャストは、松野太紀さんです。松野太紀さんは声優事務所「青二プロダクション」所属の声優で、1978年に『星の王子さま プチ・プランス』の王子役でデビューを果たしています。三ツ矢雄二さんの舎弟として、ラジオ『アニメトピア』に出演した直後に『さすがの猿飛』にて人気を博しました。

癋見(べしみ)の声優②吉野裕行

  • 名前:吉野裕行(よしのひろあき)
  • 生年月日:1974年2月6日
  • 年齢:49歳
  • 職業:声優、歌手、ナレーター
  • 活動期間:1996年~
  • 所属:ninelive.

2023年版『るろうに剣心』にて癋見(べしみ)のアニメ声優キャストは、吉野裕行さんです。吉野裕行さんはソフトフェア企業「株式会社ninelive.」所属の声優で、1996年に『セイバーマリオネットJ』の笠やん役でデビューを果たしています。ハスキーがかった声が特徴的な声優で、クールな青年役から元気な少年役まで幅広いキャラクターを演じ分けていました。

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るろうに剣心の癋見(べしみ)と関係するキャラ

先にるろうに剣心に登場する癋見(べしみ)の強さや活躍、アニメ声優キャストを紹介してきました。ここからは癋見(べしみ)の活躍シーンにて登場していた四乃森蒼紫や武田観柳、高荷恵をはじめ、御庭番衆の一人である火男との関係を詳しく見ていきます。

関係するキャラ①四乃森蒼紫

まずはじめにるろうに剣心の癋見(べしみ)と関わりのある四乃森蒼紫について紹介します。四乃森蒼紫は江戸城において警護を務めた御庭番衆最後の御頭です。15歳にして御庭番衆の御頭の座を継いだ天才であり、大政奉還後には明治政府から要職を用意されます。しかし、御庭番衆の部下たちを見捨てることができなかったため、政府からの誘いを全て断っています。

そのような蒼紫は、御庭番衆の中では明確に格下扱いされ、仲間内では「忍者としても裏方でしか仕事ができない」と軽んじられていた癋見(べしみ)のことを実力相応に、しかし決してそれ以上軽んじることなく仲間として扱っていました。癋見(べしみ)はそれにとても感謝しており、彼のためとあれば命がけで戦う姿を見せています。

関係するキャラ②火男

続いてるろうに剣心の癋見(べしみ)と関わりのある火男について紹介します。火男は御庭番衆の中級隠密です。身長190㎝、体重120㎏という大きな体格が特徴的。

火術使いで、火炎放射用として胃に油袋を仕込んでいます。また、補給のための樽も背負っています。性格は直情的で自分の力に対する自惚れが強く、癋見(べしみ)に対しても当たりが強いです。しかし、癋見(べしみ)のことは仲間として認めており、「デブ」「チビ」と気安くののしり合っているシーンがありました。

関係するキャラ③高荷恵

続いてるろうに剣心の癋見(べしみ)と関わりのある高荷恵について紹介します。高荷恵は会津出身の女医です。

上京するも麻薬売買に手を染めた悪徳商人の武田観柳にその才能を悪用され、武田監視のもとアヘンを作らされることとなります。本来は高潔な志を持つ女性で、「人を救う医者として、これ以上麻薬の製造などに手を貸してはいられない」とアヘン作りに嫌気が差して武田邸から逃走しました。その結果、癋見(べしみ)たちから追われることとなります。

関係するキャラ④武田観柳

続いてるろうに剣心の癋見(べしみ)と関わりのある武田観柳について紹介します。武田観柳は東京で活動する悪徳商人です。裏社会で新型アヘン・蜘蛛の巣の密売をおこなっています。さらにはアヘンの密売によって得た資金をもとに武器商人としても活動しようと企んでいました。仕事上荒事を招くことが多く、屋敷には御庭番衆をはじめ総勢60人の私兵団を配備しています。

しかし、プライドの高い蒼紫や彼の言うことしか聞かない御庭番衆のメンバーたちのことを疎ましく思っていました。そこで、恵を助けるべく屋敷に乗り込んできた剣心と戦う蒼紫を倒そうと、彼らに向けてガトリングガンで射撃します。しかし、最終的には癋見(べしみ)たちが命がけの盾となったことで敗れることとなりました。

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るろうに剣心の癋見(べしみ)に関する感想や評価

ここまでるろうに剣心の癋見(べしみ)について、強さや活躍、関係するキャラ、アニメ声優キャストなどを交えて紹介してきました。では、最後に癋見(べしみ)に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

るろうに剣心に登場する癋見(べしみ)の死に様に関する声があがっています。こちらでは御庭番衆の死に様を「かっこいい」と高評価されているようです。本記事では癋見(べしみ)の死に様を紹介しましたが、興味のある方はぜひ、この機会に御庭番衆のメンバーである式尉、火男、般若の死に様にも注目してみてください。

るろうに剣心に登場する癋見(べしみ)の技の一つ、螺旋鏢に関する声があがっています。どうやらこの方は癋見(べしみ)の技・螺旋鏢を見て、たけのこの里を連想したようです。これを機に螺旋鏢とたけのこの里を見比べてみるとよいかもしれません。

るろうに剣心に登場する癋見(べしみ)のアニメ声優キャストに関する声があがっています。どうやらこの方は声優の関智一さんが癋見(べしみ)の声を務めると予想されていたようです。確かに感想では言われている通り、癋見(べしみ)はスネ夫のような見た目をしているため、スネ夫を演じた関智一さんが癋見(べしみ)を演じていても違和感がありません。

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るろうに剣心の癋見(べしみ)まとめ

本記事ではるろうに剣心の隠密御庭番衆の一人、癋見(べしみ)について強さや能力、アニメ声優キャストなどを交えて紹介してきました。るろうに剣心の漫画やアニメを見る際は本記事のまとめを参考にしつつ、癋見(べしみ)の強さや活躍に注目していただければ幸いです。

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