【るろうに剣心】柏崎念至(翁)は最恐の元御庭番衆!強さ・必殺技や実写キャストは?

柏崎念至(翁)が死亡したかどうかを紹介!るろうに剣心に登場する柏崎念至(翁)とは、御庭番京都探索方の頭領として葵屋をまとめ上げている忍です。この記事では、柏崎念至の強さや武器、必殺技を紹介します。また、るろうに剣心の実写映画で演じた俳優や、1996年版のテレビアニメで演じた声優を紹介します。他にも、柏崎念至の作中での活躍や、四乃森蒼紫との戦いで死亡したかどうかを紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

【るろうに剣心】柏崎念至(翁)は最恐の元御庭番衆!強さ・必殺技や実写キャストは?のイメージ

目次

  1. 柏崎念至は最恐の元御庭番衆
  2. 柏崎念至の強さや必殺技
  3. 柏崎念至の実写映画キャスト
  4. 柏崎念至のアニメ声優
  5. 柏崎念至の活躍をネタバレ!死亡した?
  6. 柏崎念至と関係するキャラ
  7. 柏崎念至に関する感想や評価
  8. 柏崎念至まとめ

柏崎念至は最恐の元御庭番衆

るろうに剣心に登場する柏崎念至(翁)とは、御庭番京都探索方の頭領です。元御庭番衆を統括する立場の柏崎念至は、修羅と化した四乃森蒼紫と死闘を繰り広げ、死亡したと思われました。この記事では、元御庭番衆である柏崎念至の強さや必殺技を紹介します。また、実写映画で柏崎念至を演じた俳優や、テレビアニメで演じた声優を紹介します。他にも、柏崎念至の作中での活躍や、実際に死亡したかどうかを紹介します。

柏崎念至(翁)と関係するキャラの一覧や、柏崎念至に関する感想や評価も紹介します。るろうに剣心の実写映画にも登場した柏崎念至の必殺技などに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

るろうに剣心の作品情報

柏崎念至(翁)の必殺技、死亡したかどうかや実写映画で演じた俳優などを紹介する前に、るろうに剣心の作品について紹介します。るろうに剣心は明治時代を舞台にした作品です。柏崎念至のような忍のほかにも、幕末を生き抜いた新撰組の隊士や、歴史に名を残した偉人などが登場します。

るろうに剣心では、史実とフィクションが交差し、近代へと繋がる大きな時代の変化をドラマチックに描き出しています。そのようなるろうに剣心が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

るろうに剣心の概要

  • 作品名:「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」
  • 作者:和月伸宏(わつきのぶひろ)
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • 掲載期間:1994年〜1999年
  • 単行本:全28巻
  • 完全版:全22巻
  • 文庫版:全14巻
  • 累計発行部数:7,200万部(2020年10月時点)
  • 続編作品:「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」2017年〜連載

るろうに剣心のあらすじ

幕末、維新志士たちは敵味方の甚だしい犠牲の上に討幕を果たし、明治政府による新時代が幕を開けました。最強の剣客である緋村剣心は、暗殺者として維新の功労者に名を連ねました。しかし、明治の到来と共に姿を消します。それは、「人斬り抜刀斎」として人を殺めてきた過去を償うためでした。血塗られた刃を捨て、今度は逆刃刀を手に、苦しんでいる人々を救って生きる道を選んだのでした。

柏崎念至(翁)のプロフィール

柏崎念至(かしわざきねんじ)とは、御庭番京都探索方の統領を務める忍です。作中では「翁(おきな)」という愛称で呼ばれています。表向きには京都の料亭「葵屋」を営んでいます。しかし、葵屋の実態は、幕末に解体され行き場を失った「隠密御庭番衆」たちの再就職先です。柏崎念至は、そのような元御庭番衆たちをまとめるリーダーとなっています。

柏崎念至(翁)の年齢は69歳、外見は肩まで伸ばした白髪と白い口髭、長い顎髭が特徴的です。明るくて陽気な好々爺ですが、緋村剣心の正体をすぐに見抜くような鋭い洞察力を持っています。また、義理堅い一面もあり、巻町操や御庭番衆がお世話になったという理由で、京都に来た剣心のサポートを申し出ました。それでは、次に柏崎念至のモデルになった人物を紹介します。

柏崎念至のモデル

るろうに剣心の柏崎念至(翁)のモデルとなったのは、漫画「CYBORGじいちゃんG」の主人公、壊造時次郎(サイボーグじいちゃんG)です。「CYBORGじいちゃんG」とは、小畑健先生が1989年に週刊少年ジャンプで連載していた少年漫画です。るろうに剣心の作者である和月伸宏先生は、1991年に小畑健先生のアシスタントを務めており、親交がありました。

また、医者の高荷恵のモデルは、壊造時次郎の妻・喜由の若い頃です。さらに、剣心の師匠である比古清十郎のデザインは、小畑健先生の漫画「魔神冒険譚ランプランプ」登場する飛剣魔神ハーメルンに影響を受けたことが語られています。和月伸宏先生は小畑健先生を心の師匠と語っています。多くのキャラのモデルにしていることにも、強い影響を受けたことが表れています。それでは、次に柏崎念至の強さや必殺技を紹介します。

TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」

柏崎念至の強さや必殺技

るろうに剣心で死亡したと言われている、柏崎念至(翁)の強さや必殺技を紹介します。柏崎念至は、御庭番衆のお頭である四乃森蒼紫と対決するエピソードが描かれました。飄々とした好々爺として振る舞ってきた柏崎念至は、戦いの中でその実力が証明されます。ここでは、柏崎念至の強さや、死亡が囁かれている四乃森蒼紫との戦いの中で披露した必殺技などを紹介します。柏崎念至の必殺技などが気になる方は、ぜひご覧ください。

柏崎念至の強さ

柏崎念至(翁)の強さが描かれている最初のエピソードは、梟爪衆(きょうそうしゅう)による夜襲を受けた時です。梟爪衆とは、志々雄真実が持つ夜襲専門の隠密部隊です。緋村剣心の居場所を知っている柏崎念至に情報を吐かせるため、葵屋を襲撃しました。しかし、柏崎念至は夜襲に気づいており、敵を裏拳一撃だけで仕留めました。老いて現役を引退してもなお、その強さは失われていないことが示されています。

また、柏崎念至の強さは肉体的なものに留まりません。梟爪衆を全員死亡させた柏崎念至は、1人を瀕死で志々雄真実の元へと送り返しました。梟爪衆の両手は、溶けた蝋燭と釘で打ち抜かれ、受けた拷問の凄惨さが一目瞭然でした。この残虐さゆえ、現役時代は「御庭番最恐」という異名を付けられていました。柏崎念至の肉体的な強さと、敵に対してはどこまでも残酷になれる、御庭番頭領としての精神的な強さが示されました。

柏崎念至の武器

柏崎念至(翁)の使用している武器を紹介します。御庭番衆とは、忍で構成された幕府傘下の隠密部隊です。そのため、御庭番衆のメンバーの多くが異色の武器を使用して技を出します。四乃森蒼紫の部下で死亡した式尉(しきじょう)は鎖のついた鉄球、癋見(べしみ)は螺旋鋲などです。そして、御庭番京都探索方の頭領である柏崎念至も、一風変わった武器を使用して技を繰り出します。ここでは、柏崎念至の武器を2つ紹介します。

武器①仕込み杖

柏崎念至(翁)の使用する武器として紹介する1つ目は、仕込み杖です。柏崎念至が普段持ち歩いている杖は仕込み杖となっており、分割すると鎖で繋がったヌンチャクのような武器になります。この仕込み杖が登場したのは、刀鍛冶である新井青空に会いに行った時です。志々雄真実の精鋭部隊・十本刀の1人である刀狩りの張が、ある刀を求めて新井青空の元へ現れました。

張と剣心の間で戦いの火蓋が切られ、柏崎念至と巻町操はそれを周りで見守っていました。戦いが難局に差し迫った時、柏崎念至は持っていた杖を分割しヌンチャクとして使用しようとしました。結局、柏崎念至が仕込み杖を使うことはありませんでした。しかし、その後操に渡して張の頭を殴りつけ、ノックダウンさせる役割を果たしました。

武器②鉤棍(トンファー)

柏崎念至(翁)の使用する武器として紹介する2つ目は、鉤棍(トンファー)です。トンファーとは、T字に組まれた棒の武器です。柏崎念至が現役時代に使用していた武器であり、本気で戦う時に使用します。柏崎念至は忍装束の中にトンファーを2つ隠し持っており、これで攻撃を防いだり必殺技を繰り出したりして戦います。柏崎念至のトンファーの特別な点は、それが鋼鉄製であり刀の斬撃を防ぐことができることです。

柏崎念至の鋼鉄製のトンファーは、先代御庭番お頭の必殺技である、小太刀二刀流すらも防ぐことができました。それゆえ、柏崎念至は先代御庭番お頭と対等に戦うことができた唯一の人物と呼ばれました。また、実写映画ではトンファーの先に刃を付けることで殺傷力を上げていました。それでは、柏崎念至の武器を紹介したところで、次に必殺技を紹介します。

柏崎念至の必殺技

柏崎念至(翁)には、必殺技が2つあります。ここでは、翁が四乃森蒼紫と対決した時に披露した必殺技と、梟爪衆に夜襲をかけられた時に披露した必殺技を紹介します。柏崎念至は上で紹介したトンファーやヌンチャクなどの武器に精通しているほか、素手での体術も極めています。そのような「御庭番最恐」の名を持つ柏崎念至の必殺技が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

必殺技①円殺轟鉤棍

柏崎念至(翁)の必殺技として紹介する1つ目は、「円殺轟鉤棍(えんさつこんごうこん)」です。これは、四乃森蒼紫との決闘の中でトドメの一撃として放たれた技です。トンファーを勢いよく回転させ、そのまま渾身の力で下から顔面に叩き上げる技です。四乃森蒼紫はこの技を至近距離から食らいましたが、死亡には至らず反撃され、柏崎念至は倒されました。実写映画では、この必殺技は披露されることはありませんでした。

必殺技②せくしいこまんどぉ

柏崎念至(翁)の必殺技として紹介する2つ目は、「せくしいこまんどぉ」です。これは、寝込みを襲ってきた梟爪衆に披露した技です。梟爪衆は眠っていると思っていた翁が起きていて動揺しますが、そのまま鉤爪のついた拳を振り下ろします。しかし、柏崎念至はその攻撃を交差した腕で難なく受け止め、そのまま左手の裏拳を敵の後頭部に振り下ろします。すると、敵は一撃で意識を失い倒れました。

実際に柏崎念至がこの技を繰り出す時には、「せくしいこまんどぉ」と技名を叫んでいるわけではありません。しかし、壊れた床を見た巻町操に何があったかを説明するとき、御庭番の仲間は翁が「せくしいこまんどぉ」をかましたと説明しています。そのため、この技の名前は「せくしいこまんどぉ」であると推測されます。それでは、柏崎念至の強さや必殺技を紹介したところで、次に実写映画で演じた俳優を紹介します。

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柏崎念至の実写映画キャスト

るろうに剣心の実写映画で柏崎念至(翁)にキャスティングされた俳優を紹介します。るろうに剣心の実写映画は2011年に公開が始まり、2020年に全5作を持って完結しました。そのうち、2014年に公開された第2・第3作に当たる実写映画「京都大火編」「伝説の最期編」に、柏崎念至が登場しています。実写映画での柏崎念至は、修羅と化した四乃森蒼紫を自らの手で始末するため、死亡しました。

るろうに剣心の実写映画で柏崎念至を演じたのは、ダンサーであり俳優の田中泯さんです。ここでは、るろうに剣心の実写映画で柏崎念至(翁)を演じた、ダンサーであり俳優の田中泯さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。実写映画で戦闘シーンや死亡シーン、その渋さなどがかっこいいと話題になった翁役の俳優が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

田中泯のプロフィール

るろうに剣心の実写映画で柏崎念至(翁)役を演じた田中泯さんは、主にダンサーとしての活動を主軸にして活躍しています。田中泯さんは、1945年に東京都で生まれました。モダンダンサーとして活躍していましたが、1974年ごろから既存の枠組みに囚われない独自の「ハイパーダンス」を創作します。以降は国内外で公演を行い活躍してきました。

田中泯さんは実写映画界においても振付師や俳優として活躍の場を広げており、第26回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞・新人俳優賞など様々な賞を受賞しています。るろうに剣心の実写映画が撮影されたのは田中泯さんが68歳の時でしたが、圧巻の激しいアクションシーンが話題を集めました。それでは次に、田中泯さんの俳優としても主な出演作品を紹介します。

田中泯の主な出演作品

  • 映画「たそがれ清兵衛」余吾善右衛門役
  • 映画「メゾン・ド・ヒミコ」卑弥呼(吉田照男)役
  • 映画「八日目の蝉」タキ写真館・滝役
  • 映画「47RONIN」浅野内匠頭役
  • 映画「永遠の0」景浦介山役
  • 映画「無限の住人」 吐鉤群役
  • 映画「アウトサイダー」アキヒロ役
  • 映画「人魚の眠る家」播磨多津朗役
  • 映画「アルキメデスの大戦」平山忠道
  • 映画「銀河鉄道の父」宮沢喜助 役

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柏崎念至のアニメ声優

るろうに剣心のテレビアニメで、柏崎念至(翁)役にキャスティングされた声優を紹介します。るろうに剣心のテレビアニメは、1996年版と2023年から放送が始まった新作アニメの2作品が存在します。2023年9月6日現時点で新アニメに翁は登場していないため、ここでは1996年版で柏崎念至を演じた声優を紹介します。

1996年版のテレビアニメるろうに剣心で柏崎念至(翁)を演じたのは、声優であり俳優の北村弘一さんです。ここでは、柏崎念至を演じた北村弘一さんのプロフィールや、主な出演作品を紹介します。テレビアニメで柏崎念至が気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

北村弘一のプロフィール

1996年版のテレビアニメるろうに剣心で柏崎念至(翁)を演じた北村弘一さんは、1931年に大阪府で生まれました。大学で演劇を学んだのち、舞台俳優として活動していましたが、テレビドラマなどにも活躍の場を広げます。吹き替えの仕事などから始まり、後にアニメの声優としても活躍するようになります。それでは、次に北村弘一さんの声優としての主な出演作品やキャラを紹介します。

北村弘一の主な出演作品や演じたキャラ

  • テレビアニメ「忍たま乱太郎」木耳持兼(初代)役、佃弐左衛門(初代)役
  • テレビアニメ「幽☆遊☆白書」妖駄役
  • テレビアニメ「魔法陣グルグル」フェイフェイ役
  • テレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」両津勘兵衛役、浦島太郎役
  • テレビアニメ「ドラゴンボールGT」エスカ役
  • テレビアニメ「おじゃる丸」本屋さん(初代)役
  • テレビアニメ「サクラ大戦TV」花小路頼恒役
  • テレビアニメ「はじめの一歩」なんば拳闘会会長役
  • テレビアニメ「グラップラー刃牙」彫達役、御輿芝喜平役
  • テレビアニメ「MONSTER」ヴォルフ将軍役

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柏崎念至の活躍をネタバレ!死亡した?

るろうに剣心に登場する柏崎念至(翁)の活躍や、死亡したかどうかを紹介します。御庭番京都探索方の頭領である柏崎念至は、現役時代から物語の現在に至るまで様々な活躍をしてきました。特にるろうに剣心の京都編においては、自らの命を賭けて修羅と化した四乃森蒼紫を止めようと動きました。四乃森蒼紫との死闘の結果、柏崎念至が死亡したかどうかが気になる方はぜひチェックしてみてください。

柏崎念至の活躍①現役時代

柏崎念至(翁)の現役時代は、先代御庭番お頭と唯一対等に戦える実力者でした。先代御頭が死亡した時、次期御頭の筆頭候補として名前が上がっていましたが、自ら四乃森蒼紫に席を譲っています。また、四乃森蒼紫は、志々雄真実の精鋭部隊である十本刀でも翁に勝てるかどうか疑問視しています。柏崎念至が先代御頭と互角に戦えた理由は、上の「柏崎念至の武器」で紹介した鋼鉄製のトンファーにあります。

先代御頭は小太刀二刀流という、小太刀を両手に持つ戦闘スタイルをとっていました。先代お頭の武器である小太刀は、鋼鉄製のトンファーを切り裂くことはできませんでした。また、現役時代の柏崎念至は「御庭番最恐」と呼ばれていました。その残酷さは現在も失せることはなく、梟爪衆に対して行った拷問にも表れています。

柏崎念至の活躍②剣心に協力する

るろうに剣心の京都編に入り、柏崎念至(翁)は京都へ来た剣心に協力することになります。巻町操が四乃森蒼紫を探す旅の途中で剣心に面倒を見てもらったため、その義理を返そうとしたのでした。剣心からの頼み事は、逆刃刀を作った刀匠・新井赤空と、剣心の師匠である比古清十郎を探すことの2点でした。

御庭番京都探索方は、もともと幕府のための京都の情報収集網として設立されました。しかし、幕府が解体され、ただの旅館となった現在もその情報網は生きていました。柏崎念至は頼まれた翌日、新井赤空がすでに死亡しているという情報を得ます。また、少し時間はかかりましたが比古清十郎の居場所も割り出すことに成功します。それでは、次に死亡したと言われている四乃森蒼紫との戦いについて紹介します。

柏崎念至の活躍③蒼紫との戦い

四乃森蒼紫は、死亡した御庭番衆の墓前に最強の称号を捧げるため、幕末最強の剣客である剣心を狙っていました。そのため、同じく剣心の命を狙う志々雄真実と一時的に手を組みます。その頃、柏崎念至(翁)と剣心が接触したという情報が、志々雄真実の元に届きます。剣心の居場所を割らせるため、志々雄真実の夜襲専門部隊・梟爪衆が葵屋を襲撃します。しかし、梟爪衆は柏崎念至を始めとした葵屋の元御庭番たちに壊滅させられます。

これを聞いた四乃森蒼紫は、自ら柏崎念至と戦う必要を再認識します。そして、柏崎念至は仲間である葵屋を襲撃させた四乃森蒼紫がすでに修羅となっていることを知り、自分の手で殺すことを決意します。こうして、四乃森蒼紫と翁の決闘の日がやってきます。翁はかつて先代御頭にも破れなかったトンファーを武器に、必殺技を繰り出します。しかし、四乃森蒼紫はすでに先代御頭の実力を上回っていました。

翁は、四乃森蒼紫の返しの必殺技を受けて倒されます。全身から血を吹き出し、死亡したかのように描かれました。しかし、実際には翁は死亡していませんでした。138針の縫合を受ける重傷でギリギリ生きていましたが、いつ死亡してもおかしくない状態でした。死亡させられかけた翁の姿を見た巻町操は、ケジメとして四乃森蒼紫を殺すことを決意します。

柏崎念至の活躍④剣心への頼み

死の淵を数日間彷徨った柏崎念至(翁)は、その後意識を取り戻します。目を覚ました翁が最初にしたことは、剣心に四乃森蒼紫を殺すよう頼むことでした。翁は、修羅と化した四乃森蒼紫が犠牲者を増やしていくことを危惧していました。そして、その四乃森蒼紫を止められるのは、剣心しかいないと考えたのでした。翁は御庭番衆の頭領として、その苦渋の決断を下します。

しかし、剣心は四乃森蒼紫の必殺技を受けた翁が、重傷を負いながらも死亡しなかったことを指摘します。剣心は、四乃森蒼紫の心の中にはまだ善の心が残っていると考えていました。そして、四乃森蒼紫を殺さずに連れて帰ることを約束します。四乃森蒼紫を愛している巻町操は、安堵の涙を流します。それを見た翁は、自分が操を不幸にする選択をしかけていたことに気がついたのでした。翁は、四乃森蒼紫のことを剣心に託します。

柏崎念至の活躍⑤十本刀から襲撃される

剣心一行が志々雄真実との対決のためアジトに向かっている間、葵屋が十本刀の5人を含めた150人の軍勢に襲撃されます。十本刀とは、志々雄真実配下の精鋭部隊です。柏崎念至(翁)は負傷して戦える状態ではありませんでしたが、元御庭番衆たちの指揮を取り、これに立ち向かいます。翁は150人と一斉に戦うよりも、向こうの提示通り代表者がそれぞれ十本刀と戦うことを指示します。

葵屋に残っていたのは、従業員である元御庭番衆や神谷薫、明神弥彦、巻町操などでした。しかし、それぞれの機転や剣心の師匠である比古清十郎の助けなどもあり、どうにか勝利します。戦えない翁はそれぞれに後方から指示を与えたり激励を送ったりして、そのサポートに徹しました。

柏崎念至の活躍⑥その後も剣心達に協力

剣心は四乃森蒼紫を葵屋へ連れ帰るという約束を守ります。翁や巻町操たちは、東京に帰る剣心一行を惜しみながら見送りました。志々雄真実関連の事件が一件落着した後も、柏崎念至(翁)と剣心たちとの協力関係は続いていきました。あるとき、剣心に深い恨みを持つ雪代縁が現れ、復讐のため剣心に関係ある人々を襲撃するという事件が起きました。神谷薫は、復讐の動機となった縁の姉・雪代巴の日記が京都にあることを知ります。

神谷薫は京都にいる翁に手紙を書き、雪代巴の日記を探してもらうように頼みます。翁は日記を探し出し、巻町操や四乃森蒼紫に、それを東京の剣心たちの元へ持っていくよう指示しました。それでは、柏崎念至の活躍や死亡したかどうかを紹介したところで、次に関係するキャラを紹介します。

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柏崎念至と関係するキャラ

るろうに剣心に登場する、柏崎念至(翁)と関係するキャラを紹介します。翁は京都の情報網として設立された経緯のある御庭番京都探索方の頭領です。その人脈はるろうに剣心の京都編で活用され、剣心と志々雄真実との戦いにおける重要な役割を果たしました。ここでは、そのような人脈の広い柏崎念至と関係する主なキャラクターを紹介します。葵屋の従業員なども紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

関係するキャラ①緋村剣心

緋村剣心(ひむらけんしん)は、幕末に「人斬り抜刀斎」と呼ばれ恐れられた凄腕の剣客です。維新志士として新時代のために暗殺を行なっていましたが、明治になってからは人を助ける旅をしています。現在では縁あって東京の神谷薫の道場で居候をしていました。しかし、人斬りとしての後輩である志々雄真実が国を揺るがす陰謀を開始します。明治政府からその阻止を依頼され、京都へ向かっている道中に巻町操と出会います。

関係するキャラ②巻町操

巻町操(まきまちみさお)は、柏崎念至(翁)が引き取って育てている女忍者です。御庭番の先代御頭の孫娘であり、四乃森蒼紫や他の御庭番衆たちと旅をした後、葵屋で育ちました。おてんばで猪突猛進ですが、一途で純真な性格をしています。年齢は16歳で、四乃森蒼紫に恋をしています。四乃森蒼紫や御庭番衆の仲間たちが現在どこにいるのか探すために旅に出て、京都へ向かう剣心と出会います。

関係するキャラ③四乃森蒼紫

四乃森蒼紫(しのもりあおし)は、御庭番衆のお頭です。幕府が解体されてからは、自分に付いてきた一部の御庭番衆を連れて旅をしていました。悪徳商人の武田観柳の元で用心棒をしていましたが、裏切られて仲間を全員殺されます。緋村剣心は、絶望する四乃森蒼紫に生きる目的を与えるため、自分を倒して「最強」の称号を仲間の墓前に添えてやれと挑発します。それがきっかけで、四乃森蒼紫は全てを捨て強さを求める修羅と化します。

関係するキャラ④増髪

増髪(ますかみ)は、葵屋の従業員である元御庭番衆の女忍者です。「お増」という愛称で呼ばれています。髪はお団子に結んでおり、前髪はまっすぐに切り揃えています。梟爪衆に夜襲をかけられた際に顔に唾を吐きかけられていました。襲撃で翁が床を壊した理由を寝ぼけて「せくしいこまんどぉ」をかましたと言ったのも、この増髪です。本気の戦闘モードで忍装束に着替えた時は、両腕に「隠」の文字が書かれた丸い盾を装着します。

十本刀による葵屋襲撃事件では、他の御庭番と共に夷腕坊と戦いました。その時に披露した必殺技は「円形手裏剣」です。これは、腕につけた盾を手裏剣として発射する技です。夷腕坊の首に命中しましたが、分厚い脂肪のせいで全くダメージを与えることはありませんでした。

関係するキャラ⑤近江女

近江女(おうみめ)は、葵屋の従業員である元御庭番衆の女忍者です。「お近」という愛称で親しまれています。普段は日本髪の形で結い上げていますが、本気で戦う忍装束に着替える時はロングヘアを下ろしています。葵屋襲撃の際は、他の御庭番と共に夷腕坊と戦いました。その時に披露した必殺技は「くの字手裏剣」です。これは背中に背負っていたブーメランを投げつける技でしたが、夷腕坊にダメージはありませんでした。

関係するキャラ⑥黒尉

黒尉(くろじょう)は、葵屋の従業員である元御庭番衆の忍者です。「黒」という愛称で親しまれています。坊主頭で体格が良く、頭にはちまきを巻いています。葵屋襲撃の際は、他の御庭番と共に夷腕坊と戦いました。その時に披露した必殺技は「籠手輪手裏剣(こてわしゅりけん)」です。これは腕にはめた腕輪型の手裏剣を飛ばす技で、下で紹介する白尉と共に発動しました。

関係するキャラ⑦白尉

白尉(しろじょう)は、葵屋の従業員である元御庭番衆の忍者です。「白」という愛称で親しまれています。ツンツンと逆だった髪型をしており、葵屋襲撃の際は、他の御庭番と共に夷腕坊と戦いました。その時に披露した必殺技は、上で紹介した黒尉と同じ「籠手輪手裏剣(こてわしゅりけん)」です。それでは、関係するキャラを紹介したところで、次に柏崎念至(翁)に関する感想や評価を紹介します。

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柏崎念至に関する感想や評価

これは、るろうに剣心の実写映画で柏崎念至(翁)を演じた田中泯さんを称賛する感想のツイートです。田中泯さんは俳優としても活躍していますが、本業は世界的に活躍しているダンサーです。このツイートのように、ダンサーとして第一線で活躍してきた田中泯さんが、御庭番衆を束ねてきた翁役にハマり役であるという感想が他にも多くみられました。

これは、柏崎念至(翁)の武器がトンファーであることがかっこいいという感想のツイートです。翁は69歳という高齢ですが、鍛え上げてきた肉体と武術、そしてトンファーを自在に操って戦闘します。また、翁のトンファーは鋼鉄で出来ており、先代御頭の小太刀二刀流すらも防ぐことができる特別製です。2本のトンファーを操って四乃森蒼紫と死闘を繰り広げる翁がかっこいいという感想が、他にも多くみられました。

これは、るろうに剣心の実写映画での翁が渋くてかっこいいという感想のツイートです。実写映画で翁を演じた田中泯さんは撮影当時68歳であり、原作の翁の年齢である69歳とほぼ同じ年齢でした。しかし、一緒に戦闘シーンを演じた四乃森蒼紫役の伊勢谷友介さんが、田中泯さんのことを「目標」と言うほどの存在感とアクションを見せました。このツイートの他にも、田中泯さん演じる翁がかっこいいという感想が多くみられました。

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柏崎念至まとめ

るろうに剣心に登場する、柏崎念至(翁)は先代御庭番御頭と唯一互角に戦える強さであり、その残酷さから「御庭番最恐」と呼ばれていました。必殺技は「円殺轟鉤棍」です。実写映画で翁を演じたのは、ダンサーの田中泯さんです。翁は四乃森蒼紫との決闘で重傷を負い、死亡しかけましたが生き延びました。このまとめで柏崎念至に興味を持った方は、るろうに剣心のコミックスや実写映画を見てみてはいかがでしょうか?

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