【ブルーロック】絵心甚八が御堂筋に似ている？性格や他の酷似キャラも比較

『ブルーロック』の絵心甚八は、ブルーロックプロジェクトの発案者です。特徴的な風貌をしたキャラで、初登場時から強烈なインパクトを読者に与えました。ブルーロックの絵心甚八は、『弱虫ペダル』の御堂筋に似ていると言われることがあります。絵心甚八は本当に御堂筋と似ているのか、外見や性格などを比較してみましょう。

ブルーロック（BLUELOCK）は、週刊少年マガジンで2018年から連載されているサッカー漫画です。原作は金城宗幸さんが、作画はノ村優介さんが担当しています。ブルーロックは2021年に、第45回講談社漫画賞少年部門を受賞しています。コミックスは現時点で26巻まで発売済みで、累計発行部数は2800万部を超しています。

高校生の潔世一は、高校のサッカー部に所属していました。県大会の決勝戦で敗れた潔は、その夜日本フットボール連合から一通の手紙を受け取ります。その手紙は、潔が強化指定選手に選ばれたことを知らせるものでした。指定された場所へと向かった潔は、そこでブルーロックプロジェクトのことを説明されます。潔はコーチの絵心甚八の言葉に奮い立ち、ブルーロックプロジェクトへの参加を決意したのでした。

ブルーロックの絵心甚八は、3月31日生まれの30歳です。身長は189cm、血液型はAB型です。サッカー以外に興味がなく、休日でもサッカーのことばかり考えています。ブルーロックプロジェクトを発案し、サッカー日本代表を世界一にするために奮闘しています。

ブルーロックの帝襟アンリは、日本フットボール連合の新入職員です。お金のことしか考えていない他の職員とは違い、日本サッカーに情熱を抱いています。帝襟アンリは日本のW杯優勝が夢であり、その夢を叶えるために絵心甚八に協力を仰ぎました。帝襟アンリは絵心甚八の身の回りの世話までさせられるようになりますが、日本のW杯優勝という夢のため、絵心甚八には逆らわずに従っています。

『弱虫ペダル』の御堂筋くんのフルネームは、御堂筋翔です。御堂筋は、「御堂筋くん」と「くん」付けで呼ばれることが多いキャラです。なぜかというと、作中で自らのことを「御堂筋くん」と呼ぶよう、部員に強制しているからです。

この「くん」付けの強制からもわかるように、御堂筋は独裁的な性格をしています。また、チームのエースとしての実力は充分ですが、それだけに他者を見下す傾向にあります。中学時代に打ち負かした相手である今泉に対しては、「弱泉くん」と呼んでバカにすることもありました。

ブルーロックの絵心甚八と弱虫ペダルの御堂筋は、ギョロリとした目や大きな口、歯並びなどが非常に似ています。似ている点は、顔だけではありません。自信家で勝利にこだわるところや、煽るような発言をするところなどもそっくりです。2人があまりに似ているため、パクリ疑惑が浮上したこともあります。もちろん本当にパクリというわけではないでしょうが、パクリと言われるほど似ていることは確かです。

ブルーロックの中で弱虫ペダルの御堂筋に似ているキャラは、絵心甚八以外にもいます。それは、ブルーロックに途中から登場する鰐間兄弟です。鰐間兄弟も絵心甚八と同じように、目がギョロリとしていて口が大きいキャラです。

兄の淳壱は常に口をへの字に曲げているため、どちらかといえば弟の計助のほうが御堂筋の顔つきに近いです。鰐間兄弟も顔が似ているだけでなく、性格が悪いところも御堂筋と同じです。御堂筋に似ている鰐間兄弟も、絵心甚八と同じくパクリだと言われることがあります。

ブルーロックの絵心甚八は、サッカーW杯で日本を優勝させるためにフットボール連合が雇った人物です。ブルーロックが始まった当初、絵心甚八は謎が多いキャラとして描かれていました。しかし、物語が進むにつれ、絵心甚八が元サッカー選手であったことが判明しました。作中で絵心甚八がサッカーをするシーンはありませんが、サッカーに対する熱い情熱は伝わってきます。

ブルーロックのノエル・ノアは、現在世界最強のFWと言われているサッカー選手です。ノエル・ノアは作中で、絵心甚八のことを「人生最初のライバル」だと言っています。このことから、絵心甚八は当時世界でも活躍する名プレイヤーであったことがわかります。当時のノエル・ノアと絵心甚八は、腐れライバル関係にあったようです。しかし、現在では、ノエル・ノアは絵心甚八のことを戦友だと感じています。

ブルーロックの絵心甚八のモデルが誰であるかは、現在のところ公表されていません。ただ、絵心甚八が日本サッカー界に対して言った過激なセリフから、絵心甚八のモデルはジェラール・ピケではないかと推察する人がいるようです。ジェラール・ピケはバルセロナ出身の元サッカー選手で、過激な発言が問題視されたことがあります。自分の考えを臆することなく口にする性格が、絵心甚八と似ていると言われています。

ここまでは、絵心甚八と弱虫ペダルの御堂筋との共通点や、絵心甚八の正体などについてまとめました。続いて、絵心甚八のブルーロックでの活躍を見ていきましょう。作中で登場した名セリフも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

絵心甚八は日本サッカー界を強くするため、ブルーロックプロジェクトを発足します。そして、独断と偏見から集めた300人の若いサッカー選手を前にして、演説を始めました。その演説には多くの選手が反感を抱きますが、最終的には300人全員がこのプロジェクトへの参加を決めます。しかし、全員がブルーロックに残れるわけではありません。

ここで生き残るためには、絵心甚八が与えた試験に通過する必要があります。その手始めとして行われたのは、入寮テストでした。入寮テストでは、閉鎖された空間でのオニごっこが行われます。絵心甚八はこのオニごっこにより、ストライカーにとってエゴイズムがいかに必要かを選手たちに諭していきました。

入寮テストに合格した選手たちは、続く一次選考で5チーム総当たり戦を行うことになりました。この一次選考で絵心甚八は、ストライカーには相手をねじ伏せるだけの強力な武器が必要であることを教えます。絵心甚八のこの言葉により、主人公の潔世一は自分の武器となる戦法を編み出します。さらに絵心甚八は、選手たちに今の実力が下位に当たると伝えることで、ゴールに対するハングリー精神を植えつけました。

二次選考では、対戦形式のトレーニングが行われます。二次選考の1stステージは1on1からの対決でしたが、ステージが上がるごとに人数が増えていく仕組みとなっていました。選手たちは一次選考で仲間だった相手と戦ったり、逆に敵だった相手とチームを組むことになります。さまざまなメンバーと連携することにより、選手たちは良い化学反応を起こすようになっていきました。

三次選考では、2つのノルマが課されました。一次ノルマは、ブルーロックから選ばれた5人と世界選抜チーム5人との戦いです。二次ノルマは、上位2人を固定して作られた3チームによる、5対5の戦いでした。三次選考での絵心甚八のトレーニングにより、これまで各々が磨きをかけた武器が、実践でも使えるレベルへと底上げされました。

こちらの名言は、絵心甚八がフットボール連合の会長に言ったセリフです。絵心甚八は、生まれ持ったセンスが才能だという考えには否定的でした。絵心甚八が考える才能とは、自分の力を世界に証明できる力のことです。その才能を持った選手が、天才と呼ばれるプレイヤーになるのだと、絵心甚八は考えていました。

「才能」について独特な考えを持つ絵心甚八は、「覚醒」に関しても他者が考えつかないような持論を持っていました。その持論が、上記で紹介したセリフです。絵心甚八は選手たちの試合の観戦中に、帝襟アンリにこのセリフを言いました。絵心甚八は覚醒とは勝手に起こるものではなく、学習した結果に伴うものだと考えていたのです。

こちらの名セリフは、絵心甚八が選手たちに向かって言ったセリフです。運は誰にでも降ってくるものではなく、自分の能力を発揮できるように常に準備し続けた人間にだけ降ってくるものだと、絵心甚八は言いました。絵心甚八はサッカーに関する技術やエゴイストとしての心構えだけでなく、勝負の世界において重要な運についてもしっかりと選手たちに教えていました。

ブルーロックの絵心甚八や弱虫ペダルの御堂筋は、「気持ち悪い」と嫌われることもあります。しかし、中には「あのタイプの顔が好き」というコメントも見られました。絵心甚八や御堂筋のような、独特の顔に魅力を感じる人もいるようです。

ブルーロックの絵心甚八が弱虫ペダルの御堂筋に似ていると思った人は多く、パクリだと感じてしまった人もいるようです。絵心甚八と御堂筋が似すぎていて、「親戚だと思った」というコメントも上がっていました。

ブルーロックの絵心甚八と弱虫ペダルの御堂筋に関しては、「性格も似ている」というコメントも見られました。特に、ひとつのことに対する執着心や、エゴイスティックなところが似ていると言われています。

ブルーロックの絵心甚八は、弱虫ペダルの御堂筋と似ていると言われることが多いです。見比べてみると、2人は確かに顔が似通っています。性格も似た部分がありますが、もちろんまったく同じというわけではありません。2人の似た部分や違う部分を探しながら、作品を楽しんでみるのも良いでしょう。