【ワールドトリガー】玉狛第二（三雲隊）のメンバーと戦績は？強すぎてずるい？

本記事では、ワールドトリガーに登場した玉狛第二/三雲隊のメンバーを一覧で紹介していきます。玉狛第二は優れた戦闘能力を持つ部隊のため、バトルが派手で面白いという意見が挙がっています。玉狛第二の戦績や、部隊の成長をネタバレしながら解説していきます。

玉狛第二のメンバーと戦績を知る前に、まずは「ワールドトリガー/ワートリ」の基本情報を紹介していきます。ワールドトリガーは、2013年から連載されている漫画で、2023年11月時点でコミック26巻が刊行されています。作者の葦原大介は東京都出身で、デビュー前にはホテルのフロントマンをしていました。第75回手塚賞で準入選を受賞しており、「賢い犬リリエンタール」で連載デビューしています。

ワールドトリガー/ワートリでは、三門市を舞台にした物語が描かれています。三門市には、異世界に繋がる門が開いており、門からネイバーと呼ばれる怪物が出現しました。そのため、防衛機関のボーダーが組織され、ボーダーは三門市を守るためにネイバーと戦っています。三雲修は強い正義感を持つ中学生で、雨取千佳を守るためにボーダーに入隊しました。

ワールドトリガーの玉狛支部は、警戒区域外に存在する基地です。ボーダーの基地の1つですが、本部とは別の理念を掲げているため、他の支部とは毛色が異なっています。木崎レイジが隊長を務める部隊が「玉狛第一」で、物語途中に三雲修が隊長を務める「玉狛第二/三雲隊」が発足しました。また、元S級隊員の迅悠一も玉狛支部に所属しています。

玉狛第一と第二のエンブレムは統一されており、「第一が青色」「第二が黄色」という特徴があります。玉狛第二は「上が浅葱色」「下が黒色」の隊服を身に付けており、雨取千佳はホットパンツ姿になっています。また、玉狛支部で試合の打ち合わせを行っており、作戦室には必要最小限の物しか置かれていません。

ここからは、ワールドトリガー/ワートリに登場した玉狛第二のメンバーを一覧で紹介していきます。玉狛第二には、圧倒的な戦闘能力を持つキャラクターが所属しているため、読者から強すぎてずるいという意見が挙がっています。メンバーのプロフィールと特徴を一覧でまとめていきます。

三雲修は本作の主人公で、玉狛第二の隊長を務めているキャラクターです。真面目で正義感が強い性格をしており、不良に立ち向かう強い心を持っています。トリオン能力が低いことで一度は入隊試験に落ちていますが、空閑遊真と出会った時にはC級隊員になっていました。大規模侵攻で雨取千佳を守り抜き、初期メンバーがB級隊員に昇格したことで玉狛第二が発足しています。

三雲修は面倒見が良い性格をしているため、空閑遊真から「面倒見の鬼」と言われています。ポジションはシューターですが、トリオン量が少ない弱点があるため、物語途中からワイヤー戦術を使用するようになりました。また、ランク戦ではワイヤーを張り巡らせ、サポートと敵の妨害に徹しているため、「放置すると面倒な相手」と認識されるようになりました。

空閑遊真は本作主人公の1人で、ネイバーから来た少年です。白髪と赤眼が特徴的で、幼い頃から父親と共に国を渡り歩いていました。瀕死状態の時に肉体を黒トリガーの内部に封印されているため、11歳から外見が変わっていないことが分かっています。また、現実主義で合理的な性格をしていますが、恩義を感じた三雲修に協力するようになりました。

空閑遊真のポジションはアタッカーで、玉狛第二ではエースとして活躍しています。また、傭兵として多くの実戦を経験しているため、並みの隊員では相手にならない戦闘能力を持っています。グラスホッパーを使った変則的な攻撃を得意にしており、風間蒼也からは「マスターレベルの実力がある」と評されていました。

雨取千佳は本作主人公の1人で、黒髪のおかっぱが特徴的なキャラクターです。生まれながらに膨大なトリオン量を持つため、ネイバーに狙われていることが分かっています。また、ポジションはスナイパーですが、物語途中まで人を撃てないことが弱点になっていました。ボーダー入隊後は木崎レイジの弟子になっており、ランク戦の最終戦で辻新之助を撃破しています。

宇佐美栞は玉狛第一と第二のオペレーターを兼任しているキャラクターです。マイペースで面倒見が良い性格をしており、眼鏡に対して強い情熱を抱いています。大変な兼任業務を難なくこなしており、作戦立案を得意にしているため、作中のオペレーターの中でトップクラスの実力を有しています。

ヒュースはアフトクラトルのネイバーで、物語途中に玉狛第二の隊員になりました。真面目でクールな性格をしており、物事を客観的に見る分析能力を持っています。ポジションはアタッカーで、空閑遊真とのダブルエースで活躍していますが、戦況に応じて戦い方を変える柔軟さも見せました。国に帰るために玉狛第二に加わっており、林藤陽太郎には心を開いています。

メンバーのプロフィールと特徴を見た後は、ワールドトリガー/ワートリで描かれた玉狛第二の戦績を紹介していきます。玉狛第二は空閑遊真に頼った戦法を使用していましたが、物語途中に急激な成長を見せました。強すぎてずるいと言われている理由も解説していきます。

膨大なトリオン量を持つ雨取千佳はネイバーに狙われており、三雲修は雨取千佳を守るためにボーダーに入隊しました。また、雨取千佳の兄は失踪しているため、玉狛第二はネイバー遠征を目指して戦っています。遠征部隊には、「B級ランク3位以内」という条件があり、玉狛第二の最終戦績はB級2位になりました。そのため、玉狛第二は部隊入りを決めましたが、B級以上の隊員を対象にした遠征試験が実施されています。

玉狛第二の初期メンバーは、三雲修と空閑遊真、雨取千佳です。空閑遊真は優れた戦闘能力を持っていますが、序盤のチームは上手く噛み合っていませんでした。そのため、三雲修は迅悠一やヒュースを部隊に入れようとしており、読者から「強すぎるキャラクターを入れようとすることがずるい」と言われています。また、それぞれが成長を見せたことで、B級上位にも引けを取らない部隊になっています。

三雲修は強い心を持っていますが、戦闘能力とトリオン量が平均以下です。雨取千佳は膨大なトリオン量を持っていますが、「人を撃てない」という弱点を抱えています。そのため、高い戦闘能力を持つ空閑遊真がエースとして活躍していましたが、同等のエースが存在する部隊との戦いでは苦戦を強いられています。

玉狛第二のラウンド1〜4の戦績は3勝1敗です。3連勝で一気に5位まで順位を上げましたが、優れた隊員が所属している二宮隊と影浦隊との戦いには敗れています。また、エースの空閑遊真が二宮匡貴との一対一に敗れているため、二宮隊との差を見せつけられた試合になりました。

三雲修は空閑遊真のサポートを行っていましたが、これまでの戦術では上位チームには通用しないと考えました。また、トリオン量が少ない三雲修には選択肢が少なかったため、ワイヤー戦術を取り入れることを決めます。空閑遊真は身軽な体とスピードを持つキャラクターのため、三雲修が張ったワイヤーと上手く連携していました。

雨取千佳には人を撃てないという弱点がありますが、鉛弾を使用時には人を撃てるようになりました。そのため、三雲修が張ったワイヤーを避けた時に、雨取千佳が鉛弾で敵を狙撃する戦法が確立しています。ラウンド6では、生駒隊と王子隊を戦わせることに成功しているため、三雲修が指揮官として成長を見せていました。

ランク戦のラウンド7からは、アフトクラトルのヒュースが玉狛第二に加わっています。ヒュースは優れた攻撃力を持つキャラクターのため、空閑遊真とのダブルエースで活躍しています。また、2人は柔軟性も持ち合わせているため、攻撃とサポートを切り替えながら上手く戦っていました。ヒュースは使い手が少ないエスクードを使用しており、エスクードを利用した面白い戦いを見せています。

最終戦では、玉狛第二と二宮隊、生駒隊、弓場隊の試合が描かれています。転送位置が悪かったヒュースは早々に離脱しており、最終的には玉狛第二と二宮隊の戦いになりました。三雲修は「アステロイドと見せかけたハウンド」で二宮匡貴にダメージを与え、空閑遊真が二宮匡貴を倒したことで勝利しています。単独2位に昇格した玉狛第二は遠征部隊に入り、二宮匡貴に実力を認めさせることができました。

戦績や強すぎてずるいと言われている理由を知った後は、ワールドトリガー/ワートリで玉狛第二のメンバーを演じている声優を紹介していきます。ワールドトリガーは2014年から2022年にアニメが放送されており、アニメ1期では「女神候補生」「ぐんまちゃん」などの作品に携わっている本郷みつるが監督を務めました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

ワールドトリガーで三雲隊の三雲修を演じたのは、声優の梶裕貴です。梶裕貴は東京都出身で、2004年から声優活動を行っています。中学生時代から声優を志しており、これまでに「進撃の巨人」「七つの大罪」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

ワールドトリガーで三雲隊の空閑遊真を演じたのは、声優の村中知です。村中知は茨城県出身で、2008年から声優活動を行っています。小学生時代に見た「美少女戦士セーラームーン」が声優を目指したきっかけで、これまでに「キラキラ☆プリキュアアラモード」「フューチャーカード バディファイト」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

ワールドトリガーで三雲隊の雨取千佳を演じたのは、声優の田村奈央です。田村奈央は埼玉県出身で、2011年から声優活動を行っています。小学生時代から声優に興味を抱いており、これまでに「HUGっと！プリキュア」「デジモンユニバース アプリモンスターズ」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

ワールドトリガーで三雲隊の宇佐美栞を演じたのは、声優の中尾衣里です。中尾衣里は兵庫県出身で、2004年から声優活動を行っています。漫画とアニメが好きだったことが声優を目指したきっかけで、これまでに「月面兎兵器ミーナ」「絶対可憐チルドレン」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

ワールドトリガーで三雲隊のヒュースを演じたのは、声優の島﨑信長です。島﨑信長は宮城県出身で、2009年から声優活動を行っています。小学生時代に見たアニメが声優を意識したきっかけで、これまでに「東京リベンジャーズ」「ダークギャザリング」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

戦績や強すぎてずるいと言われている理由を知った後は、ワールドトリガーに登場した玉狛第二/三雲隊に関する感想をまとめていきます。ワールドトリガーは、メインキャラクターの人気が高い作品のため、読者と視聴者から様々な感想が挙がっているようです。玉狛第二の強さと戦績に関する感想をまとめていきます。

三雲隊はアタッカーとサポートのバランスが良いチームで、一瞬で勝負を決することができる攻撃力を持つため、「三雲隊が強すぎてずるい」という感想が挙がっています。また、玉狛第一はボーダーで最強の部隊のため、「玉狛の部隊が強すぎてずるい」という感想も挙がっています。

三雲修の能力は平均以下のため、他のメンバーのような派手な活躍は見せていません。ですが、強い心と向上心を持つため、「三雲修がかっこいい」「地味なのにかっこいい主人公」という感想が挙がっています。

雨取千佳は広範囲を破壊する圧倒的なトリオン量を持つため、「雨取千佳がボーダーで最強」「雨取千佳が強すぎてずるい」という感想が挙がっています。また、人を撃てない弱点を克服しているため、「雨取千佳の今後の活躍が気になる」という感想も挙がっています。

本記事では、ワールドトリガーに登場した三雲隊のメンバーと戦績を紹介していきました。遠征選抜試験でメンバーはバラバラになっていますが、最終的には遠征で合流する予定のため、成長した部隊の強さを見たいという意見が挙がっています。三雲隊の活躍エピソードを見たことがない方も、本記事のメンバー一覧と戦績を参考にしながら見てみて下さい。