【ダークギャザリング】詠子が手袋をする理由は？過去にかけられた左手の呪いとは？

こちらの記事では、ホラー漫画『ダークギャザリング』のヒロインキャラクター、寶月詠子が左手に手袋をしている理由を紹介していきます。寶月詠子が左手に手袋をしている理由は『ダークギャザリングの詠子が手袋をする理由や左手の呪い』の項目の中で紹介しているので、なぜ寶月詠子が左手に手袋をしているのか知りたい人は、そちらの項目をチェックしてみてください。

他にも、寶月詠子のプロフィールや、寶月詠子が呪いにかかってしまった過去・理由なども紹介しています。まずは、下記の項目でダークギャザリングの作品概要と物語のあらすじを紹介しています。寶月詠子がヒロインとして活躍するダークギャザリングの作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

ダークギャザリングは、2019年3月から、ジャンプスクエアにて連載が始まったホラー漫画作品です。ダークギャザリングの作者は近藤憲一先生で、2016年には『チア男子‼ -GO BREAKERS-』の漫画作画を担当していました。ダークギャザリングは近藤憲一先生の初めての連載作品で、2023年11月時点では13巻までコミックスが発売されています。

「悪霊版ポケモン」「本格ホラーで面白い」と、高い評価をうけていることから、2023年7月からはアニメも制作されています。ダークギャザリングは、実在する心霊スポットやインターネットで話題となっている呪い・怪談をモデルとしており、ホラー好きの人からも「面白い」と話題となっています。

幽霊や呪いを引き寄せてしまう体質の幻燈河螢多朗は、過去に同級生と肝試しをしたことで悪霊の呪いをうけ、右手に手袋をつける生活を送ることになりました。過去の呪いによって、人と生活をすることがトラウマとなった幻燈河螢多朗は、引きこもり生活を送っていました。大学生になったことを期に社会復帰しようと奮闘する幻燈河螢多朗は、家庭教師のアルバイト先で、過去の心霊体験よりも強烈な出来事に巻き込まれていきます。

寶月詠子は、ダークギャザリングのヒロインキャラクターです。幻燈河螢多朗が右手に呪いを受け、手袋をするようになった過去に関係する人物でもあります。過去に一緒に肝試しをした相手というのが寶月詠子で、その時、寶月詠子も幻燈河螢多朗と同様に左手に悪霊の呪いをうけています。それが理由で、寶月詠子も左手に手袋をはめるようになりました。

そのような恐怖体験をした寶月詠子ですが、その後も幻燈河螢多朗のことを気に掛けており、幻燈河螢多朗が同じ大学に通うようになった時には、喜ぶ姿を見せています。霊媒体質であることが理由で、消極的な性格になってしまった幻燈河螢多朗とは反対に、心霊スポットに行くことにも積極的な姿勢を見せています。性格は明るく気遣いもできる寶月詠子ですが、幻燈河螢多朗のことになると、ヤンデレな一面を見せます。

ダークギャザリングの主人公・幻燈河螢多朗は霊媒体質の持ち主で、寶月詠子の従姉である寶月夜宵と出会ったことが理由で、過去の体験よりもさらに強烈な心霊体験に遭遇することになります。ダークギャザリングのヒロインキャラクターである寶月詠子は、強い呪い・能力を持つ悪霊を集めることになった幻燈河螢多朗と寶月夜宵と共に、心霊スポット巡りをすることになります。

しかし2人と違い、寶月詠子は霊感がない普通の人間です。そのため、幽霊の気配や声を聞ける幻燈河螢多朗や、幽霊が見えて対話もできる寶月夜宵とは違い、悪霊が近くにいても自分の身を守ることが難しい立場にあります。ダークギャザリングの作中では、霊感がないことが仇となり、悪霊に取り憑かれてしまうシーンもあります。

そのような寶月詠子ですが、左手の呪いをかけられた心霊体験以外に、霊との接触があった様子はありません。霊感ゼロの寶月詠子が、悪霊を集めている寶月夜宵と一緒の家で暮らしていて霊障に遭わなかったのは、寶月夜宵が悪霊を寄せ付けないように配慮していたのが理由だと考えられます。

寶月詠子は現在左手に呪いを受けており、神経が伸び続ける現象に見舞われています。そのため、左手に手袋をはめて生活しています。寶月詠子がそのような呪いを受けることになったのは、過去に幻燈河螢多朗と肝試しをしたことが理由です。寶月詠子は、中学時代に幼なじみの幻燈河螢多朗を誘って肝試しをしました。幻燈河螢多朗は非常に強い霊媒体質を持っており、それが理由で悪霊を呼び寄せてしまったのです。

寶月詠子は、その過去について幻燈河螢多朗を責めるような素振りは見せていませんが、幻燈河螢多朗は「自分のせいで詠子も呪いにかかってしまった」と、強く後悔します。そして、幻燈河螢多朗はその過去がトラウマとなり、引きこもりの高校生活を送ることになったのでした。

寶月詠子が左手に手袋をはめている理由は、過去に受けた呪いによって、手の神経が伸び続けているからです。ダークギャザリングの作中で、同じ呪いを右手に受けている幻燈河螢多朗が、伸びた神経を削ってもらうために祖母の神社に訪れました。その時、寶月詠子が寶月夜宵に「幻燈河螢多朗の手袋の下の状態」として、神経が伸びた手の写真を見せました。

しかし、寶月夜宵はその手の写真が幻燈河螢多朗のものではないと気が付きます。なぜなら、幻燈河螢多朗が呪いをうけているのは右手であるのに対して、その写真に写っていたのは左手だったからです。寶月夜宵の予想通り、その写真は幻燈河螢多朗の手ではなく、寶月詠子の手を写したものだったのです。

ダークギャザリングの原作漫画13巻までの内容では、寶月詠子の左手の呪いは解けていません。しかし、今後のダークギャザリングの物語で、寶月詠子にかけられた呪いが解かれる可能性は高いと予想されます。その理由は、寶月夜宵が幻燈河螢多朗の右手について「呪いを外そうと思えば外せる」と話しているからです。

寶月詠子と同じ幻燈河螢多朗の呪いが解けるのであれば、寶月詠子の右手にかけられた呪いも解くことができるでしょう。しかし、寶月詠子は幻燈河螢多朗に対してヤンデレな一面を持っています。そのため、左手の呪いが解けるようになっても、幻燈河螢多朗が自分の呪いを解こうとしないかぎり、寶月詠子も呪いを解かない可能性があるでしょう。

寶月詠子は一見すると、優しく気遣いのできる、ヒロインキャラクターらしい人物に見えます。しかし、寶月詠子は恐ろしい裏の顔を持っています。それは、幻燈河螢多朗のストーカーです。寶月詠子は、幼なじみである幻燈河螢多朗に強く惹かれています。

幻燈河螢多朗の優しい性格もその理由の1つですが、寶月詠子は幻燈河螢多朗の「恐怖を愛している」という歪な一面に強く興味を持っています。ダークギャザリングの作中では、自室の壁一面に幻燈河螢多朗の写真を貼り「私はあなたの中毒者」と恍惚の表情をしているシーンが登場しています。

寶月詠子のストーカー行為は「好きな人に対して過干渉してしまう」という程度を越えています。自室の壁一面に幻燈河螢多朗の写真を貼っていたり、幻燈河螢多朗の頭髪を日付つきで保存しているほどです。また、時には幻燈河螢多朗本人に、洗脳のような言葉を投げかけることもあります。

他にも、盗聴や位置情報の追跡、心拍や体温の把握までしています。寶月詠子は、幼い頃からそのような行為をとっており、幻燈河螢多朗も寶月詠子が自分に対して不穏な感情を持っていることに気づいています。しかし、普段は優しく可愛らしい普通の女の子のため、幻燈河螢多朗は寶月詠子のストーカー行為に目を瞑っています。

寶月詠子は、ダークギャザリングの作中で、幻燈河螢多朗にストーカー行為を行っています。ダークギャザリングを見た人からは、そのような行為に対して「怖い」という否定的な声から「ギャップがかわいい」という声まで、様々な意見がでています。作中に登場した寶月詠子のヤンデレ要素としては、ストーカー行為以外にも「罪悪感を植え付けて支配しようとする」「幻燈河螢多朗が心霊現象に遭うように画策する」などがあります。

寶月詠子は、母親の魂を助けるために悪霊に立ち向かう寶月夜宵や、寶月夜宵に悪霊をおびき寄せるおとりにされている幻燈河螢多朗とは違い、本来であれば心霊体験とは無縁の人物です。しかし、ダークギャザリングの物語では、自ら2人の運転手役をかってでたり、心霊スポットに赴いたりしています。なぜ、そのように心霊体験に関わるのかというと、その理由は「幻燈河螢多朗を助けたいから」です。

さらに、それが高じて「オカルトを学問したい」という気持ちが芽生えたからです。寶月詠子は、学校での成績が優秀なだけではなく、国際情報オリンピックの代表にも選ばれるほどの知能を持っています。そのような頭脳を持て余しているのか、寶月詠子は世界にある"不思議"に興味を持っています。そのため、非現実的な現象の1つである心霊現象にも惹かれているのでした。

ダークギャザリングのアニメで、ヒロインの寶月詠子の声を演じた声優は、花澤香菜さんです。花澤香菜さんは、ダークギャザリング以外の作品でもヒロイン役を演じることが多く、これまでに『AngelBeats！』の立華奏（天使）や、『デュラララ‼』の園原杏里などの声も担当しています。元々は子役俳優として活躍されていましたが、2003年に声優業を開始してからは、いくつもの声優賞を受賞する人気声優となりました。

• 寶月詠子（ダークギャザリング）
• 天使/立華奏（AngelBeats！）
• 園原杏里（デュラララ‼）
• 甘露寺蜜璃（鬼滅の刃）
• 中野一花（五等分の花嫁）
• 木虎藍（ワールドトリガー）
• 村野里美（寄生獣 セイの格率）
• 神代利世（東京喰種）
• 練紅玉（マギ）
• 常守朱（PSYCHO-PASS）

ダークギャザリングのヤンデレヒロインとして活躍している寶月詠子は、作品を見たことのない人からも注目されているようです。こちらのツイートでは「寶月詠子は何かに取り憑かれているの？」と聞かれたとコメントされています。

こちらの方は「寶月詠子の声優・花澤香菜さんの演技がすごい」と絶賛されています。寶月詠子の声を演じている花澤香菜さんは、これまでに声優アワードの助演女優賞や、ニュータイプアニメアワードの声優賞で1位を獲得されています。そのような実力派声優がヒロイン声を演じることで、ダークギャザリングの作品が深みを増しているようです。

寶月詠子は、霊感がないということもあり、心霊スポット巡りに参加しないこともあります。明るく活動的な寶月詠子が物語に関わることで、幻燈河螢多朗と寶月夜宵だけの探索の時とは、違った雰囲気になることも少なくありません。ダークギャザリングを見た人からも「寶月詠子が登場すると面白くなる」という感想が寄せられています。

以上、ダークギャザリングのヒロイン・寶月詠子の左手について紹介してきました。寶月詠子は、中学時代に幻燈河螢多朗と肝試しをしたことで、悪霊に左手を呪われてしまいます。神経が伸び続けるという呪いを受けた寶月詠子は、その後左手に手袋をして生活するようになりました。寶月夜宵曰わく、左手の呪いは解くことが可能であり、幻燈河螢多朗は自分と寶月詠子の呪いを解くため、寶月夜宵の悪霊集めに力を貸すことにします。

2023年11月現在では、ダークギャザリングの原作漫画が13巻まで刊行されているほか、アニメも放送中となっています。寶月詠子の左手の呪いが、今後どうなるのか気になっている人は、原作漫画やアニメを鑑賞してみてはいかがでしょうか？