【ダークギャザリング】神代愛依は不幸体質のギャル!正体・過去や神様との関係は? 

神代愛依の「不幸体質」とは、一体どのようなものなのでしょうか?これからじっくりと解明していきます!『ダークギャザリング』の主人公、幻燈河螢多朗は、社会復帰をめざして家庭教師のバイトを始めます。そんな彼の2人目の教え子として登場するのが、この記事で特集する曰くありげな少女、神代愛依です。この記事では、愛依の正体・過去や神様との関係、そして最後に死亡してしまうのかどうかについて考察していきます。

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目次

  1. 神代愛依は不幸体質のギャル
  2. 神代愛依の正体・過去や神様との関係
  3. 神代愛依はその後死亡する?
  4. 神代愛依の声優
  5. 神代愛依に関する感想や評価
  6. 神代愛依まとめ

神代愛依は不幸体質のギャル

ダークギャザリングの作品情報

この記事では、主人公・幻燈河螢多朗の2人目の生徒として登場する神代愛依(かみよ・あい)を特集します。これから、自ら不幸体質を持っていると公言する神代愛依の正体や過去、そして神様との関係などについて考察していきますが、まずはその前に『ダークギャザリング』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ダークギャザリング』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

ダークギャザリングの概要

概要のイメージ

『ダークギャザリング』は、近藤憲一によるホラー漫画で、実在の心霊スポットを舞台に悪霊との戦いを描いています。この作品は、集英社の『ジャンプスクエア』にて2019年4月号より連載中で、累計発行部数100万部を突破する人気作品となっています。また、原作漫画を基にテレビアニメが制作され、2023年7月10日よりTOKYO MXなどの放送局で放送されています。

作者の近藤憲一は、漫画家・星野桂のアシスタントとして経験を積んだ後、独立して漫画家としてのキャリアをスタートさせました。2016年には、集英社の「少年ジャンプ+」で『チア男子!! -GO BREAKERS-』が連載され人気を博しました。ちなみに、この作品は直木賞作家・朝井リョウの小説『チア男子!!』を原作としたコミカライズ作品です。

ダークギャザリングのあらすじ

あらすじのイメージ

長年引きこもり生活を続けていた螢多朗は、幼馴染の詠子に励まされ家庭教師のバイトを始めます。そして、最初の生徒として登場するのが、両親を亡くし詠子の家で暮らす小学生、夜宵でした。夜宵は、母親の魂を連れ去った悪霊を探し出すため、全国の心霊スポットを巡り歩いていました。ある時、螢多朗は、悪霊を除霊する夜宵の姿を目撃します。彼女が行っていた除霊とは、悪霊に悪霊を食わせるという見るも恐ろしいものでした。

神代愛依のプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『ダークギャザリング』の神代愛依の話題に移ります。神代愛依は、家庭教師をしている主人公、螢多朗の2番目の教え子として登場します。15歳あるいは16歳の高校1年生で、星型の瞳が特徴の少女です。

初めて出会ったとき、螢多朗は愛依が今まで接したことのないタイプの女の子だったため戸惑いを感じます。彼女は陽気で社交的な性格をしているのですが、周囲に不幸をもたらす自身の体質に悩んでいました。

愛依は、幼いころから自分にお化けが憑きやすことに気づいており、彼女の周囲では数え切れないほどの不幸な出来事が起きていました。それにもかかわらず、彼女自身は霊的なものを感じることはできず、幽霊の存在や心霊現象すら視ることができません。いまでは京都にある実家ともすっかり疎遠になっていました。

ダークギャザリング 1/近藤 憲一 | 集英社 ― SHUEISHA ―

神代愛依の正体・過去や神様との関係

考察①神代愛依の正体

正体のイメージ

自身を「不幸体質」と語る神代愛依の正体ですが、一体何者なのでしょうか?気になる彼女の正体は、「神に選ばれた花嫁」でした。愛依は、神の神秘的な眷顧を受け、20歳に達する前に神のもとに導かれる運命であると自身で口にしています。愛依によれば、彼女の寿命は残りわずか4年しかありません。神の花嫁が最後にどのような運命をたどり、どのようにその命を終えるのかは、物語の中でまだ解明されていません。

原作漫画の9巻34話で描かれていた愛依の夢、すなわち彼女の花嫁姿から推測すると、神の花嫁は生きたまま首を斬られて、別人の体にすげ替えられることが考えられます。生贄の儀式が行われ、神の花嫁の命は尽きて死亡してしまうようです。

考察②神代愛依を狙う神様

神様は童子の姿をしており、性別は男性と思われますが、謎に包まれた存在です。今は愛依の体に憑依し、愛依に対する霊的存在からの攻撃を絶対的な力ではねのけています。

神様は、代々神代家の女性を「神の花嫁」として選び、選ばれた少女は成人する前に命を落とす、つまり死亡するという歴史が繰り返されてきました。そして、今回、神の花嫁として選ばれたのが愛依であり、4年後には愛依を連れ去っていくと神様自らが語っていました。

考察③神代愛依の過去

次に『ダークギャザリング』の神代愛依の過去について考察してみましょう。愛依には、大好きな存在だった兄との悲しい過去があります。ある日、2人が道を歩いていると、建設中のビルの前で鉄骨が突然落下してきました。兄は愛依を守ろうとして鉄骨に押し潰されて死亡してしまったのです。事故が起きた原因は、愛依の預かり知らぬところでしたが、何となく自身の不幸体質が兄の死にも関与しているのではないかと感じていました。

過去のイメージ

兄が死亡した後、愛依は、兄が成仏せずに不幸を背負った彼女を守るためにそばにとどまってくれていると信じていました。愛依が兄を失ったのは、過去といっても比較的最近の出来事であり、近々、兄の四十九日法要が行われることになっています。これより前の愛依の過去については、現時点での原作漫画最新作、12巻でも明らかにされていません。

また、愛依には京都の実家から追い出された辛い過去がありました。愛依の不幸体質が周囲に不幸をもたらすため、家には置いておけないと考えての措置でした。愛依は兄と共に実家を去り、兄が死亡した後も1人暮らしを続けています。愛依の生活レベルから、実家はとても裕福な家であると推察されます。

考察④兄の霊が神代愛依を殺そうとした理由

神代愛依の兄の霊が彼女を殺そうとした背後には、愛依が神の花嫁であることが影響していると考えられます。愛依の兄は、神の花嫁がどのような運命をたどり、最終的に死亡するのかを知っていたようです。神の花嫁が非情な最後を迎えることを知っていた兄は、愛依がそうならないように自分の手で穏やかに逝かせてあげようとしていたのでしょう。

成仏する直前に、愛依の兄が「慈悲だったのに・・・」と語っていたのは、自分の手で愛依を逝かせてあげることが、その後訪れる恐怖や苦痛を取り除き、彼女を救うことになると信じていたからでしょう。

考察⑤神代愛依と陰陽師の関係

次に、神代愛依と陰陽師との関係を考察してみましょう。神代愛依の正体を考えると、陰陽師と無関係とは考えにくいです。原作漫画の12巻45話では、京都の晴明神社でのシーンが描かれています。そこでは、陰陽師の霊が「神代家と同じ過ちは起こさない」と語っており、このことだけでも神代家と陰陽師に間に何らかの関係があることは明らかです。

上で紹介した陰陽師の霊の言葉、「神代家と同じ過ち」が、具体的に何を指しているのかは明かされていません。ただし、神代家で代々女性が神様の花嫁に選ばれ、成人する前に命を落としていたことと無関係ではないでしょう。

考察⑥神代愛依の星型の瞳の理由

神代愛依の特徴である、彼女の星型の瞳にはどのような意味が隠されているのでしょうか?通常、愛依が神様に憑依されると、神様のエネルギーが愛依に移ります。その結果として、彼女の瞳に星のような模様が浮かび上がるようなのです。

つまり、神代愛依の瞳の星型模様は、神様のエネルギーによって形成されていたと考えられます。こうした状態を放置しておくと、愛依は無自覚に神様のエネルギーを発散し続け、多くの霊的存在が愛依の周囲に引き寄せられてきてしまうことでしょう。

考察⑦神代愛依の不幸体質の理由

不幸・苦悩のイメージ

愛依の持っている不幸体質の原因は、神様の介入が大きく影響しています。以前述べた通り、神様は愛依に憑依し、霊的な攻撃から彼女を守るために周りに不可侵の防御を張っています。これが愛依の不幸体質と周囲を不幸にする原因なのです。

ただし、神様は愛依を自身の所有物として守っているだけで、彼女にそれ以上の感情は抱いていません。愛依の置かれた状況や立場には関知しないため、神様の防御で阻まれた霊的存在の攻撃は別の事故を引き起こします。そのため愛依の兄など周囲に不幸をもたらすことになっていたのです。

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神代愛依はその後死亡する?

神代愛依は新幹線脱線事故に巻き込まれる

脱線事故のイメージ

神代愛依は、後に新幹線の脱線事故に遭遇します。この脱線事故は、彼女が搭乗していた東海道新幹線で発生しました。事故の原因は、愛依に憑りついている神様と寶月夜宵の宿敵である邪悪な霊「空亡」が偶然出会ったことから引き起こされたようです。

物語の中で、事故直後に神と空亡が戦う場面が描かれていますが、新幹線の脱線事故が、神様と空亡の闘いが原因であるのか、それとも神と空亡が出会ったことによって何らかの反応が生じ、事故につながったのか、はっきりしていません。この脱線事故には多くの死傷者が出ましたが、愛依は神様の保護のおかげで重傷を免れ、擦り傷程度で済んだのでした。

神代愛依は現時点では死亡していない?

神代愛依は死亡してしまったのでしょうか?原作漫画の現時点での最新作、12巻までにおいて神代愛依は死亡していません。第51話では、寶月夜宵を中心に、螢多朗と寶月詠子の3人が京都に集結し、愛依を救うための「弑逆桔梗作戦」を進行中です。弑逆桔梗作戦は、愛依に憑く神様を倒すために計画されたものであり、その後の物語の展開では愛依の死亡を阻止する流れになると考えられます。

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神代愛依の声優

川口莉奈のプロフィール

アニメ『ダークギャザリング』で神代愛依を演じた声優・川口莉奈(かわぐち・りな)を紹介します。川口莉奈は、11月24日生まれ・埼玉県出身の女性声優で、現在は青二プロダクションに所属し活動しています。

2019年に『ライフル・イズ・ビューティフル』の生徒役でテレビアニメ・デビューを果たします。そして、2021年にはWebアニメ『終末のワルキューレ』のレギンレイヴ役に抜擢されるなど、声優としてのキャリアを着実に積んでいます。また、座右の銘として「一期一会」という言葉を挙げています。これには、人との出会いやその瞬間を大切にしたいという思いが込められているようです。

川口莉奈の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ『ダークギャザリング』で神代愛依を演じた声優・川口莉奈の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • アイドルマスター シャイニーカラーズ(斑鳩ルカ)
  • 終末のワルキューレ(レギンレイヴ)
  • 絆のアリル(クオン)
  • ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 深章 厄災篇(セルティ・スロア)
  • ちびまる子ちゃん(台風姉)
  • デジモンゴーストゲーム(モエ、ポテモン、ニコほか)
  • 舞妓さんちのまかないさん(舞妓、レポーター)

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神代愛依に関する感想や評価

ここまで『ダークギャザリング』の神代愛依特集をお届けしてきましたが、最後に神代愛依に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するツイートでは、神代愛依をアニメ『キラッとプリ☆チャン』に登場するアイドル系キャラと評価しています。そのキャラ性が『ダークギャザリング』の作風に合致して面白さを引き立てているようです。

続いて紹介するツイートでは、高校1年生の神代愛依が年齢の割に言動が幼過ぎると評価しています。神様が憑りついている影響だというのですが、神様憑依という印象が強烈過ぎて、どんなことも神様が原因だと感じるのかもしれません。

最後に紹介するツイートでは、神代愛依の不幸体質がゾクゾクするほど面白いと語っています。過去に見た不幸体質のキャラ、『可愛いだけじゃない式守さん』の和泉くんがとても面白かったようで、大きな期待を寄せているようでした。

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神代愛依まとめ

この記事では、『ダークギャザリング』の神代愛依は不幸体質のギャル!」と題して、彼女の正体・過去や神様との関係などについて論じてきました。

自らの特性を「不幸体質」と語る神代愛依の正体は、「神に選ばれた花嫁」でした。「神の花嫁」は、20歳になる前に神の元へと召されます。現在16歳の愛依に残された時間はわずか4年足らずです。

まとめのイメージ

そんな愛依には、過去に悲しい出来事がありました。大好きだった兄との突然の別れです。2人で歩いているとき、建設中のビルから突然鉄骨が落下してきました。愛依を守ろうとした兄は、鉄骨の下敷きになって死亡してしまいました。この事故の原因を、愛依は自分の不幸体質だと考えました。

兄の霊は成仏することなく愛依に憑りついており、彼女の殺害を企てます。神の花嫁は、生きたまま首を斬られて別人の体にすげ替えられるという悲惨な最期を遂げるのですが、愛依の兄はそれを知っていました。兄の霊は、妹を苦しまずに逝かせてあげようとしたのでした。

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