【メイドインアビス】プルシュカが白笛になったのはなぜ?心臓の形をしている?

プルシュカが白笛になった経緯をまとめました。こちらの記事では、メイドインアビスの登場人物・プルシュカがなぜリコの白笛になったのか、その経緯や条件を紹介しています。プルシュカの白笛の形がなぜ心臓のような形をしているのか、その理由についても考察しているので、気になった人は記事をチェックしてみてください。また、プルシュカの死亡の経緯や、プルシュカとペットのメイニャの関係などについても紹介しています。

【メイドインアビス】プルシュカが白笛になったのはなぜ?心臓の形をしている?のイメージ

目次

  1. プルシュカとは?
  2. プルシュカが白笛になったのはなぜ?心臓の形?
  3. プルシュカの死亡の経緯やカートリッジにされた理由
  4. プルシュカとメイニャの関係や正体
  5. プルシュカに関する感想や評価
  6. プルシュカが白笛になった理由まとめ

プルシュカとは?

こちらの記事では『メイドインアビス』の登場キャラクター、プルシュカがなぜ心臓の形の白笛になったのか、その理由や経緯を紹介していきます。詳しくは『プルシュカが白笛になったのはなぜ?心臓の形?』の項目の中で紹介しているので、プルシュカがなぜ心臓の形の白笛になったのか気になっている人は、そちらの項目を参考にしてみてください。

他にも、プルシュカがなぜ死亡したのかという理由や、プルシュカとボンドルドの関係、プルシュカのペットであるメイニャについても紹介しています。まずは、下記の項目で心臓の形の白笛になったキャラ・プルシュカが登場するメイドインアビスの作品概要と物語のあらすじを紹介しています。メイドインアビスがどのような作品なのかおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

メイドインアビスの作品情報

メイドインアビスの概要

最後に心臓の形の白笛になったキャラクター・プルシュカが登場した作品、メイドインアビスについて紹介します。メイドインアビスは、WEBコミック配信サイト・WEBコミックガンマにて、2012年から連載しているファンタジー漫画です。作者はつくしあきひと先生で、2023年10月時点では、コミックスが12巻まで刊行されています。

メイドインアビスは、かわいい絵柄に反して、ストーリーがシリアスな内容となっており、漫画好きの人の間で話題となりました。その人気によって、2017年にはアニメ第1期が放送され、その後も劇場版映画とアニメ2期が制作されました。メイドインアビスは、アニメの他にもゲームや謎解きイベントなどとコラボしています。2023年には日本漫画家協会賞まんが王国とっとり賞を受賞し、益々注目を集めています。

メイドインアビスのあらすじ

12歳の少女リコは、ある日「奈落の底で待つ」と書かれた手紙と、母親の白笛を受け取ります。リコの母親は、リコが幼い頃に大穴・アビスに潜り、その後生死不明となっていました。その母親の白笛と一緒に手紙が届いたことで、リコはその手紙の差出人が母親なのではないかと考えます。そして、手紙の言葉に応じることにしたリコは、一緒に暮らしていたロボットの少年レグと共に、アビスに潜ることにします。

プルシュカのプロフィール

プルシュカは、メイドインアビスの主人公・リコが旅の途中で出会った少女です。プルシュカがいたのはアビスの深界五層に建設された前線基地(イドフロント)です。プルシュカの両親は探窟家で、すでに死亡しています。幼くして家族を失ったプルシュカは、その後、両親の探窟隊のリーダーであるボンドルドに引き取られました。

両親やボンドルドは探窟家ですが、プルシュカは普通の少女のため、前線基地を出たことがありません。そのため、歳の近いリコたちが前線基地にやってきた時はとてもはしゃいで喜んでいました。リコたちに前線基地の中を案内したりと、親切で優しく、好奇心旺盛な姿を見せました。養父であるボンドルドのことも大切に思っており「最高のパパ」と話しています。

プルシュカとボンドルドの関係

プルシュカの両親は、ボンドルドとは別の人物です。では、なぜプルシュカがボンドルドのことを「パパ」と呼んでいるのかというと、その理由はボンドルドがプルシュカを養子として引き取ったからです。なぜ養子にしたのかは、上記の『プルシュカのプロフィール』の項目でも紹介したように、プルシュカの両親が探窟中に死亡してしまったからです。

プルシュカとボンドルドは血縁関係はありませんが、幼い頃から自分の父親として接しているため、プルシュカはボンドルドのことを「最高のパパ」と口にするほど大好きです。また、ボンドルド自身も、プルシュカに対して「愛情を持って接している」と話しています。しかし、プルシュカが最後に心臓の形の白笛になったことを考えると、多くの人々が思う「愛情」とは別の感覚だったのではないかと予想されます。

プルシュカの本当の親は誰?

プルシュカの本当の両親は、ボンドルドをリーダーとする探窟隊・祈手(アンブラハンズ)のメンバーでした。しかし、何らかの理由で他界しています。プルシュカの両親が事故死だったのか、もしくはボンドルドに殺害されたのかは不明です。プルシュカとボンドルドの間に血縁関係はないものの、プルシュカに名前をつけたり、大きくなるまで育てあげていることから、プルシュカはボンドルドのことを実の父親同然に思っています。

プルシュカの名前の意味

プルシュカは、両親が死亡してしまったため、プルシュカの両親が所属していた部隊のリーダーであるボンドルドが引き取りました。その時はまだプルシュカに名前はなく、ボンドルドが名付け親になります。ボンドルドがつけた「プルシュカ」という名前には、どのような意味があるのでしょうか?メイドインアビスの物語のなかでは、プルシュカと同じ名前の花が存在します。

その花には「夜明け」という花言葉があります。プルシュカは、両親を亡くしたあと、アビスの呪いをうけ自我崩壊をおこしていました。ボンドルドが取り仕切る隊の一員は、両親を失ったうえ、自我まで崩壊してしまった彼女を足手まといと思ったのか、殺してしまおうと提案します。しかし、ボンドルドは「彼女にしかできないことがあるはずだ」として、それを拒否しました。そして、何もかも失った彼女に「プルシュカ」と名付けます。

アニメ「メイドインアビス」公式サイト

プルシュカが白笛になったのはなぜ?心臓の形?

プルシュカが白笛になった理由

プルシュカは、初登場時は普通の女の子の姿でした。なぜそのような彼女が心臓の形をした白笛になってしまったのかというと、その理由はボンドルドによるカートリッジ化です。ボンドルドは、アビスの呪いを肩代わりする「カートリッジ」という装備を身に着けています。カートリッジの元になるのは、装着者に対して強い愛情を持つ者の肉体です。

そのため、ボンドルドのことを「最高のパパ」と呼んで慕うプルシュカが、その材料として選ばれたのでした。また、カートリッジにされる前のプルシュカは、リコと出会い外の世界の話を聞いたことで「リコと一緒に冒険に行きたい」という強い願いを持つようになります。カートリッジが使用されたことでプルシュカの肉体は死亡しましたが、その想いは心臓の形をした白笛の元・ユアワースという石に変化し、リコの手に渡ったのでした。

プルシュカの白笛は心臓の形?

リコが手にしたプルシュカのユアワースは、心臓の形をしていました。メイドインアビスの漫画12巻まででは、なぜプルシュカのユアワースが心臓の形をしているのかは不明となっています。白笛の元となるユアワースが元々心臓の形をしているのか、もしくはプルシュカのユアワースのみが心臓の形として生まれたのかも不明です。

しかし、これまでに作中に登場した白笛の形を見てみると、手や牛の頭部など、どこかしらの肉体の部位を彷彿とさせる形をしています。そのため、ユアワースの形は、ユアワースの元となった人物が生前に強い想いを持っていた部位の特徴を引き継ぐのではないかと予想されます。プルシュカは「リコと冒険に出たい」という強い気持ちを持っていたため、"心"の象徴である心臓の形のユアワースになったのではないでしょうか?

プルシュカの白笛はその後正しい姿に加工される

リコは、白笛の元となるプルシュカのユアワースを手に入れましたが、その後ファプタという人物に盗まれてしまいます。なぜファプタがユアワースを盗んだのかというと、ユアワースを正しい姿にしたかったからです。ユアワースはそのままでは白笛として使用できません。ファプタはプルシュカのユアワースを盗み、白笛に加工できる楽器職人に渡して正しい姿である白笛にしたかったのです。

その後、リコはプルシュカの形見であるユアワースを探し出し、白笛の形となった状態で取り戻すことができました。白笛となったプルシュカは、白笛本来の能力を使えるようになり、リコの冒険の手伝いをすることができるようになったのでした。

プルシュカの白笛によってリコはラストダイブへ

白笛に加工されたプルシュカのユアワースは、リコをアビスの深界六層へ導きます。ユアワースの状態では、空気を通す穴が無かったため、白笛の役割をはたせませんでした。しかし、楽器職人の手に渡り笛の形状に加工してもらったことで、階層を下るための昇降機を起動させることができるようになったのでした。

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プルシュカの死亡の経緯やカートリッジにされた理由

ネタバレ①プルシュカはカートリッジにされた時点で死亡確定

白笛の元となったプルシュカは、元々は人間の少女です。白笛になるまでにはいくつかの経緯がありました。その第1段階は、カートリッジ化です。カートリッジにされた時には、箱の中でプルシュカは生きていました。しかし、生命維持に不要な内蔵以外の臓器や手脚は切り取られています。そのため、この時点で既に人間に戻ることは不可能であり、死亡していることと同意といえるでしょう。

カートリッジになった時、プルシュカは痛みや苦しみの最中にありました。しかし、その後カートリッジが使用されたことで、肉体が完全な死を迎えます。そして、白笛の元となるユアワースになり、その後加工されて完全な白笛になることができました。生きたままリコと旅をすることは叶わなかったプルシュカですが、白笛になったことで生前の願いを叶えることができました。

ネタバレ②プルシュカがカートリッジにされた理由

白笛になる前に、プルシュカはカートリッジにされてしまいました。なぜプルシュカがカートリッジにされてしまったのでしょうか?その理由は、ボンドルドが受けるはずのアビスの呪いを誰かに移すためでした。カートリッジは、使用者に強い愛情や想いを持つ者でないと、その効果を発揮しません。「ボンドルドに強い愛情を持つ者」という条件に一致するのが、娘であるプルシュカだったのです。

ネタバレ③プルシュカのカートリッジは使用された?

「プルシュカがこぼれちゃう」というリコのセリフは、メイドインアビスの名言の1つです。プルシュカで作られたカートリッジをボンドルドが使用し、プルシュカのカートリッジから体液が流れ出ます。それを見て、リコが叫んだのが「プルシュカがこぼれちゃう」というセリフです。その後、プルシュカの肉体は生命活動を停止し、白笛の元となるユアワースがカートリッジから輩出されました。

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プルシュカとメイニャの関係や正体

プルシュカとメイニャの関係

白笛となる前、プルシュカにはメイニャというペットがいました。このメイニャは、プルシュカが10歳になった時、ボンドルドが誕生日プレゼントとして贈ったものです。プルシュカは、幼い頃にアビスの呪いを受けたことで、精神崩壊をおこしていました。

しかし、メイニャと出会ったことで、少しずつ自我を取り戻していきます。そのように、2人は強い絆で結ばれていました。プルシュカが白笛になるきっかけとなったカートリッジ化した際に、いち早くカートリッジの中身がプルシュカだと気づいたのはメイニャでした。

メイニャの名前の理由

メイニャは、白笛となったプルシュカが、生前かわいがっていたペットです。メイニャという名前は、ボンドルドがプルシュカにプレゼントする時につけた名前です。本名は「メイナストイリム」という名前で「変化の子」という意味を持っています。なぜその名前をつけたのかは明言されていませんが、自我崩壊を起こしていたプルシュカに「回復の兆しが見えるように」と思いつけた名前なのではないかと予想されます。

メイニャの正体

メイドインアビスには、さまざまなキャラクターや種族が登場します。しかし、コミックス12巻までではメイニャと同じ種族のキャラクターは登場していません。そのため、メイニャがどのような生き物なのかは不明となっています。

アビスの中に群生する生物ならば、作中にも登場している可能性が高いでしょう。しかし、そのようなシーンはないため、アビスの外からやってきた生物の可能性が考えられます。もしくは、今後リコが白笛を使って訪れる場所に生息している生き物という可能性もあるかもしれません。

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プルシュカに関する感想や評価

現在、プルシュカはリコの白笛として使用されています。白笛になる以前はカートリッジにされていました。その時にリコが発した「プルシュカがこぼれちゃう」のセリフは、メイドインアビスの名言として知られています。SNSなどインターネット上では、そのシーンを彷彿とさせる場面で「プルシュカがこぼれちゃう」というワードを使うのが流行しています。

プルシュカが死亡したことで、トラウマを植え付けられた漫画読者・アニメ視聴者は少なくありません。しかし、その後プルシュカはリコの白笛となり、リコと共に旅をしています。肉体が失われ白笛となってしまったものの「リコと冒険に出る」という生前の願いが叶ったことで、救われた読者・視聴者も多いようです。

こちらのかたは「元々はプルシュカではなく、ナナチが白笛になる予定だったのでは?」という感想を投稿されています。白笛の元となるユアワースは、使用者に対して強い想いがある者が死亡した後に生まれるものです。

そのため「リコの白笛になるなら、プルシュカではなくナナチの方が適任なのでは?」と考える人も少なくないようです。しかし、ナナチはメイドインアビスの登場人物のなかでも屈指の人気を誇るキャラクターです。そのため「漫画の評判を考えて、ナナチを白笛にするのをやめたのではないか?」という予想する人の姿がみられています。

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プルシュカが白笛になった理由まとめ

以上、プルシュカがなぜ白笛になったのか、その経緯を紹介してきました。プルシュカが白笛になった大きな理由は、ボンドルドがプルシュカをカートリッジにしたことでした。自分にかかるアビスの呪いの身代りにするため、ボンドルドはプルシュカをカートリッジにします。プルシュカはリコと出会ったことで、カートリッジにされる前に「リコと冒険に出たい」という強い願いを持つようになりました。

その願いが、カートリッジが使用され、肉体が完全な死を迎えた後にも残っていたことで、白笛の元となるユアワースという石になりました。その後、プルシュカのユアワースが楽器職人の手に渡ったことで、プルシュカは完全な白笛の形となったのでした。

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