【東京卍リベンジャーズ】三途春千夜は最後死亡する？ユーチューバーになった？

この記事では、『東京卍リベンジャーズ』に登場する東京卍會伍番隊副隊長、三途春千夜を特集します。これから、最終回で最後に死亡する、あるいは現在はユーチューバーとなっている等、三途春千夜に関する謎に迫っていきますが、まずはその前に『東京卍リベンジャーズ』の作品情報をお届けしましょう。最初に『東京卍リベンジャーズ』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

『東京卍リベンジャーズ』は、週刊少年マガジンで2017年から2022年まで連載された和久井健による漫画作品です。ヤンキー漫画の要素に加えて、SF漫画やアクション漫画の要素が融合した作風が特徴となっています。時折過激なシーンが登場するものの、登場人物の成長と友情が描かれており、幅広いファン層から支持を得ています。書籍の累計発行部数は、2023年1月時点で7000万部を突破しました。

また、この作品は、テレビアニメ化や実写映画化などのメディア展開も行われています。実写版映画には、北村匠海や吉沢亮、山田裕貴など人気若手俳優が数多く出演し、2021年公開の実写映画作品の中で、興行収入第1位となりました。

レンタルビデオ店でバイトをするフリーターの花垣武道は、以前交際していた日向が暴走族の抗争に巻き込まれて命を落としたことを知ります。さらに、自身も何者かに電車のプラットフォームから突き落とされます。ところが死を覚悟した次の瞬間、奇跡が起きました。何と12年前にタイムリープしたのです。生涯で最高の時期に戻った武道は、愛する日向の悲惨な運命を変えるため奮闘することになりました。

ここからは、この記事のメインテーマである『東京卍リベンジャーズ』の三途春千夜の話題に移ります。三途春千夜は、眼鏡をかけた長髪の男性で、マスクで隠された口元には左右から挟まれたような傷跡があります。その傷は、幼少期にマイキーから受けた暴行によるものです。

三途春千夜は、東京卍會伍番隊隊長のムーチョこと武藤泰宏の右腕として、同隊の副隊長を務めています。彼は、強靭な肉体を持ち、非常に勇敢であり、東卍に対して極めて強い忠誠心を持っています。ただし、その忠誠心は時に異常であり、裏切った仲間には容赦なく制裁を加え、殺害することも厭いません。

『東京卍リベンジャーズ』の三途春千夜は、最終回の最後で死亡してしまうのでしょうか？結論から述べますと、三途春千代は最終回・最後まで死亡することはなく生きています。マイキーに蹴られたり、ドラッグを試したりすることはありましたが、命を落とすまでには至っていません。現在でもとても複雑なキャラクターで、未来はなおさら不安がありますが、どのような大人に成長していくのか見守っていきましょう。

『東京卍リベンジャーズ』の三途春千夜は、最終回の最後まで死亡していないことがわかりました。それでは、次に、『東京卍リベンジャーズ』最終回・最後に至るまでの経緯を追ってみることにしましょう。

最終決戦において、三途春千代はマイキーに蹴り飛ばされます。春千代はマイキーが現れると「黒い衝動が出た」と言って喜びますが、マイキーによって容赦なく蹴り倒されてしまいました。春千代は、この瞬間が訪れることを待ち望んでいたようですが、最終回の最後で二代目東京卍會と関東卍會ともに、マイキーによって打倒されることになりました。

マイキーとタケミチが小学生時代にタイムリープしたことで、三途春千代の未来が変わってしまうことになります。10回目のタイムリープは1998年に設定され、その時タケミチは小1、マイキーと春千代が小2でした。この時空の変化により、春千代は新たな未来への扉を開くことになりました。彼の未来がどのようになっていくのか、物語の展開から目が離せなくなっていくことでしょう。

三途春千代は、『東京卍リベンジャーズ』の第277話において、東京卍會の伍番隊隊長に就任します。この未来に向けた新たな局面では、マイキーやタケミチら従来のメンバーに加え、稀咲鉄太と三途春千代を含む9人が新たに東京卍會を立ち上げることになりました。初めは「オレ、暴走族とかヤダよ」と駄々をこねていた春千代も、最終的にはメンバーに加わり伍番隊の隊長に昇格しました。

最終回において、三途春千代の新たな一面が明らかになりました。現在、妹の瓦城千咒とともに美人兄妹ユーチューバーとして活動していたのです。タケミチとヒナの結婚式には多彩なキャラクターたちが登場しますが、その中でも一際注目を浴びていたのが、ユーチューバー、春千代・千咒兄妹でした。

三途春千代は、『東京卍リベンジャーズ』の物語の中で現在までに様々なことを経験し成長してきました。そして、現在、最後にはユーチューバーとして花開いたのです。ユーチューバーとして兄妹が力を合わせて活動している現在の姿は、この作品のテーマの1つである家族の絆や友情を象徴しているとして高く評価されています。

小学4年生の時、三途春千代はマイキーの黒い衝動によって口を裂かれる傷を負いました。妹の千咒がマイキーの大切なコンコルドの模型を壊してしまい、春千代がそれをかばって自分がやったと言ったからです。

普通なら子供同士のたわいない喧嘩ですが、その時のマイキーは黒い衝動に囚われており、春千代が口を裂くほど容赦ない攻撃を浴びせました。黒い衝動が去った後のマイキーは、なぜそんなことをしたのか自分でもわからず、後悔の念に駆られていました。

三途春千夜のこの出来事は、『東京卍リベンジャーズ』の物語において重要な役割を果たしています。彼がマイキーによって口を裂かれた事件は、物語の中での謎の部分であり、登場人物たちの複雑な関係を浮かび上がらせています。

また、マイキーの黒い衝動は物語の中でも重要な要素であり、この出来事を経験したことで三途春千夜のキャラクター性に深みが加わりました。このエピソードは、『東京卍リベンジャーズ』の登場人物の内面を抉り出し、物語の理解に不可欠な情報を提供してくれる要素となっているのでしょう。

三途春千代は、関東事変後の未来において梵天のヒエラルキーでNo.2の地位に就いています。彼は望月莞爾、斑目獅音、灰谷兄弟、そして鶴蝶といったメンバーを抑え、梵天のNo.2として裏切者に対しては容赦ない処罰を与えます。春千代が「王のためならば何でもする」と語った言葉に驚いた方も多かったことでしょう。一方で、この冷酷な側面の裏には、王への忠誠心と自己犠牲の精神を垣間見ることができます。

三途春千夜の登場により、梵天組織の内部構造やメンバー同士の複雑な関係が明らかになり、物語に大きな影響を与えました。特に彼の裏切り者への容赦のない姿勢は、組織の厳格なルールと彼の強い信念を反映しているように感じられます。

同時に、三途春千夜の王への忠誠心が、何もかも捧げる執念であることも注目されます。春千代の存在は、『東京卍リベンジャーズ』の世界において、善悪の境界線を曖昧にし、登場人物たちの複雑な内面を浮き彫りにしています。

ある時、列車を暴走させた三途春千代は鶴蝶にスパナで殴られました。春千代は「敵も味方も関係ない、マイキー以外はみなノイズだ」と述べ、抗争中の連中を暴走させた列車を轢殺するという狂気の沙汰に出たのです。列車を止めるために、鶴蝶は刀を振り回して春千代と壮絶な闘いを繰り広げました。三途春千代の非情な行動や「マイキー以外はみなノイズ」という言葉は、圧倒的な力と独自の価値観を明確に示しています。

このシーンでは、春千代の非情な決断と鶴蝶との壮絶な闘いが印象的です。一方で、春千代の行動の背後には独特な思考や感情があり、マイキーに抱く尊敬や過去の出来事に対する内なる葛藤が彼のキャラに深みを与えています。

三途春千代は柴大寿のバイクの突撃を受けました。二代目東京卍會は、暴走する春千代に手を焼いており、春千代との闘いにタケミチも窮地に立たされます。そのとき、タケミチに向かって「ここで終わりか！」と怒号を浴びせたのは、二代目東京卍會陸番隊隊長の柴大寿でした。彼は乗っていたバイクから飛び降り、そのバイクは春千代に向かって突進し、春千代に追突しました。

柴大寿の勇敢な行動はメンバーたちに感動をもたらし、物語の潮流を変える画期的な瞬間となりました。『東京卍リベンジャーズ』では、このシーンで仲間同士の絆や覚悟が鮮やかに描かれ、読者は彼らの成長と結束の力を強く感じたことでしょう。

三途春千夜の人気の秘密は、彼の一途な忠誠心にあります。彼はただひとつ、王であるマイキーを守ることに情熱を傾けています。マイキーに対抗する者は、三途にとっては全て敵となり、慕っていた友人であるムーチョも例外ではありませんでした。マイキーを裏切った瞬間、春千代は彼を殺害することを決めており、出所後、ためらうことなく「裏切り者」と断じてムーチョを討ちました。

現在だけでなく未来の世界でも、三途春千夜の立場は全く変わりません。普段は自信にあふれて余裕たっぷりに振る舞いますが、マイキーが危険にさらされるとあたふたしてしまうこともあります。マイキーに尽くす春千代の忠誠心は、現在はもちろん未来でも揺るぎません。この一途さが、三途春千夜の魅力の1つとなっています。

三途春千夜を一言で表すなら「最凶のヤンデレ」となるでしょう。春千代は、ただ一人、マイキーを王と仰ぎ、そのためだけに生きることを決めました。マイキーを脅かす存在は断じて許さず、将棋の局面でも「王が何よりも大切ですから」と語ります。そして、マイキーの名誉を傷つける者に対しては、何のためらいもなく制裁を加えます。

現在のみならず未来の世界でも、マイキーの命令には絶対服従し、そのためなら人を殺すことも躊躇いません。肯定的に解釈するなら「一途」であるとも言えますが、否定的に言うと「狂気」のような忠誠心となるでしょう。人を傷つけることに何のためらいもないことが、春千代の力強さの源とも言えるでしょう。

また、三途春千夜はダウナー系ではなく、アッパー系の薬物を使用していました。梵天という極悪犯罪組織の一員なので、春千代も薬物使用に手を染めていた可能性が高いです。春千代が容赦なく暴力行為を繰り返す背景には、薬物の影響があったのかもしれません。

ここまで『東京卍リベンジャーズ』の三途春千夜特集をお届けしてきましたが、最後に三途春千夜に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

『東京卍リベンジャーズ』の三途春千夜がユーチューバーになったことには、否定的な感想・評価が多く寄せられていました。美人兄妹ユーチューバーということで話題性があり、最初は大人気となっているようですが、このツイートのようにワンパターンでは飽きられてしまうかもしれません。

続いて紹介するのは、アニメでの三途春千夜の美しさにニンマリする方のツイートです。美形の三途春千夜なので、作画の出来が特に大切だったようです。

こちらのツイートでは、三途春千夜が死亡する場合、源頼朝のようになりそうで心配だと呟いています。頼朝にとっての平家や義経のように、春千代が恨みを買う相手とは、はたして誰なのでしょうか？

この記事では、「『東京卍リベンジャーズ』の三途春千夜は最終回に死亡する？ユーチューバーになった？」と題して、三途春千夜の現在や未来、そして最後の結末などについて解説してきました。
 

まず、三途春千夜ファンが心配していた「最後」ですが、春千代は死亡することなく生きていることがわかりました。マイキーに蹴り倒されたりドラッグに溺れたりしますが、命を落とすまでには至っていません。また、その後、東京卍會の伍番隊隊長に昇進し、最終回では妹とコンビを組みユーチューバーとして活動していることが判明します。様々な経験を積んで成長し、最後はユーチューバーとして花開いたのでした。