東京リベンジャーズは中学生では無理がある?キャラの年齢設定がおかしい?

『東京リベンジャーズ』は、主人公のタケミチやメインキャラの年齢設定が中学生になっています。この年齢設定には、無理があるという声が多く上がっています。では、なぜ東京リベンジャーズの年齢設定は無理があるといわれるのでしょうか?本記事では、「中学生がバイクに乗っている」など、東京リベンジャーズの年齢設定がおかしいといわれる理由を解説します。また、東京リベンジャーズの年齢設定が高校生ではなく中学生である理由も考察してまとめます。

東京リベンジャーズは中学生では無理がある?キャラの年齢設定がおかしい?のイメージ

目次

  1. 東京リベンジャーズとは?
  2. 東京リベンジャーズは中学生では無理がある?
  3. 東京リベンジャーズの中学生設定の理由や最終章
  4. 東京リベンジャーズのその他のツッコミどころ
  5. 東京リベンジャーズに関する感想や評価
  6. 東京リベンジャーズは中学生では無理があるのかまとめ

東京リベンジャーズとは?

東京リベンジャーズの概要

『東京リベンジャーズ』は、週刊少年マガジンに連載されていた漫画です。正式には、『東京卍リベンジャーズ』と、タイトルに卍の文字が入ります。作者は和久井健さんで、連載期間は2017年の13号から2022年の51号までです。東京リベンジャーズは第44回講談社漫画賞少年部門を受賞した人気漫画で、コミックスは全31巻が発売されています。

2021年4月にはテレビアニメが始まり、その後、2023年1月から第2期のテレビアニメが放送されました。2023年10月からは、すでに第3期のテレビアニメも放送されています。東京リベンジャーズはテレビアニメだけでなく、実写版映画や舞台、ミュージカルなどにもなっています。実写版映画は第3作まで上映済みで、原作の血のハロウィン編までが描かれています。

東京リベンジャーズのあらすじ

26歳のフリーターであるタケミチ(花垣武道)は、ニュースでかつての恋人であるヒナ(橘日向)が死亡したことを知ります。その翌日、タケミチは電車のホームに突き落とされ、同時に中学時代にタイムリープしました。タケミチはヒナの死を回避するため、東京卍會に入って未来を変えようとします。そこでさまざまな仲間と出会ったタケミチは、ヒナだけでなく仲間たちの未来のためにも奮闘するようになるのでした。

東京リベンジャーズ テレビ東京アニメ公式

東京リベンジャーズは中学生では無理がある?

東京リベンジャーズに登場する主なキャラは、中学生という年齢設定になっています。しかし、東京リベンジャーズには中学生では無理がある描写が多く、年齢設定がおかしいといわれることがあります。ここでは、東京リベンジャーズの年齢設定がおかしいといわれる理由についてまとめていきます。

年齢設定がおかしい理由①ガタイが良い

現実世界での中学生男子の平均身長は、中学2年生で160.2cm、中学3年生でも165.5cmです。中学生男子の平均体重を見てみると、中学2年生で50.6kg、中学3年生で55.5kgとなっています。高校生に比べるとまだ小柄なイメージが強く、大きくなったとはいっても一目で子供であることがわかります。では、東京リベンジャーズに登場するキャラの身長と体重はどの程度でしょうか?

主人公であるタケミチ(花垣武道)は、中学2年の時点で身長165cm、体重55kgでした。これは中学生男子の平均値と近い数値で、年齢設定に無理があるとはいえません。しかし、東京リベンジャーズには、タケミチよりも遥かにガタイの良いキャラが何人も登場します。中でも身長が高いことで知られているキャラが、東京卍會の副総長であるドラケン(龍宮寺堅)です。ドラケンはまだ中学3年生であるにも関わらず、身長が185cmもあります。

体重も75kgと大人顔負けの体格で、さすがに中学生には見えません。また、中学2年生の柴八戒は、身長は183cmとドラケンよりやや低めですが、体重はなんと78kgもあります。中学3年生のパーちん(林田春樹)は身長は164cmと平均的ですが、体重は80kgもあり柴八戒よりも重いです。他にも、東京リベンジャーズに登場するキャラは身長が170cmを超えるキャラが多く、中学生の割にはガタイが良すぎておかしいといわれています。

年齢設定がおかしい理由②力が強すぎる

東京リベンジャーズの年齢設定がおかしい理由のふたつ目は、キャラの力が強すぎることです。特にマイキーやドラケンの力は凄まじく、ドラケンは敵を10メートル以上も吹き飛ばしたこともあります。マイキーの強さはさらに化け物じみていて、しがみついてきた敵2人を、左足一本でまとめて蹴り倒しています。

大人であっても、足に人がしがみつけば身動きが取れなくなります。それを2人まとめて蹴り飛ばしてしまうのですから、マイキーの筋力は桁外れだといえるでしょう。マイキーやドラケンの力の強さには、中学生でここまで強いのはおかしいという声が上がっています。

年齢設定がおかしい理由③抗争に命をかける

東京リベンジャーズでは、チーム同士の抗争がメインとして描かれています。中学生で抗争というのもなかなかに無理がある話ですが、この抗争にはナイフや拳銃といった武器まで登場します。東京リベンジャーズのキャラはチーム同士の抗争に命をかけていて、血のハロウィンでは馬地圭介の自害シーンまでありました。

いくらチームを大事にしているとはいえ、普通の中学生が抗争に命をかけるとは考えにくいです。こういった凄惨な抗争シーンも、東京リベンジャーズの年齢設定がおかしいといわれる理由のひとつです。

年齢設定がおかしい理由④大人顔負けの名セリフ

東京リベンジャーズには、読者を感動させる数々の名セリフが登場します。それらの名セリフは、大人であってもなかなか口にできないような素晴らしいものばかりです。現実世界では高校生でもまだまだ幼さが残る年齢であり、中学生は大人から見れば完全に子供です。そのような子供が大人顔負けの名セリフを口にすることで、年齢設定がおかしいといわれることもあります。

年齢設定がおかしい理由⑤バイクを乗り回す

東京リベンジャーズといえば、キャラが乗っているバイクにも注目が集まっています。東京リベンジャーズのキャラたちは中学生であるにも関わらず、250ccや400ccのバイクを乗り回しています。これらのバイクを買うためにはかなりのお金が必要となり、大人でも気軽に買えるものではありません。

バイクのメンテナンスなど後々にかかる費用も莫大で、現実的に考えても中学生が所持できるものではないでしょう。大型バイクは重量もあるため、中学生が1人で扱うのも無理があります。もちろん免許が取れるはずもなく、バイクを乗り回すシーンだけでも年齢設定がおかしいと思う人は多いでしょう。

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東京リベンジャーズの中学生設定の理由や最終章

東京リベンジャーズにはバイクや抗争シーンなど、年齢設定が中学生だとおかしいと思われる描写が数多く存在します。もしも年齢設定が高校生であれば、これほどまでの違和感は覚えなかったでしょう。では、なぜ東京リベンジャーズのキャラは高校生ではなく、中学生に設定されたのでしょうか?ここでは、東京リベンジャーズのキャラが中学生に年齢設定された理由や、最終章のキャラの年齢についてまとめていきます。

東京リベンジャーズの中学生設定の理由

東京リベンジャーズのキャラが中学生設定である理由については、作者からの公的な発表はありません。考えられる理由のひとつとして、キャラの魅力をより一層引き立てたいという作者の意図があったのではと推察できます。中学生は高校生よりも精神的に幼く、弱々しい感じがあります。

そういった中学生が自分より強い敵に立ち向かっていく様子は、読者に感動を与えることでしょう。主人公の成長を強く感じさせるために、高校生ではなく中学生に年齢設定した可能性があります。

東京リベンジャーズの最終章では高校生キャラに?

東京リベンジャーズは、24巻から最終章に突入しました。これまでは12年前にタイムリプしていたタケミチが、最終章では10年前にタイムリープするようになります。そのため、過去のキャラたちも年齢が2歳上がり、高校生になっていました。キャラが高校生になったことで、無理がある描写や違和感が減りました。高校生になったキャラたちは髪型が変わったり、大人っぽくなったりしていました。

東京リベンジャーズの映画では年齢設定が違う?

東京リベンジャーズは、実写版の映画が上映されています。実写版の映画では、キャラたちの年齢設定が原作と異なります。原作では中学生に年齢設定されていたキャラたちですが、実写版映画では高校生になっていました。実写版の俳優はすでに成人した大人であるため、さすがに中学生を演じるには無理があると考えられたのでしょう。

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東京リベンジャーズのその他のツッコミどころ

ここまでは、東京リベンジャーズのキャラの年齢設定がおかしい理由について見てきました。東京リベンジャーズは年齢設定だけでなく、他にもツッコミどころが多いことでも有名です。年齢設定がおかしい理由に続いて、東京リベンジャーズのその他のツッコミどころに関してまとめていきます。

ツッコミどころ①警察に通報されない

東京リベンジャーズでは、パーちん(林田春樹)や羽宮一虎など警察に捕まったキャラもいます。しかし、チームの抗争中やマイキーたち中学生がバイクを乗り回しているときには、警察は一切姿を現しません。普通は中学生がバイクを乗り回していれば、すぐにでも通報されるはずです。

また、抗争が終わった後に警察が来ることはありますが、抗争中に警察がやって来ないことはどう考えても不自然です。東京リベンジャーズの抗争はかなり激しいため、現実世界であればこちらもすぐに通報されるでしょう。中学生がバイクに乗っても、どれだけ大きな抗争が起きても警察が来ないことに、「おかしい」とツッコミが入ることが多いです。

ツッコミどころ②銃を持っている

東京リベンジャーズでは、抗争中に黒川イザナがマイキーに銃を向けたことがあります。黒川イザナは中学生ではなく高校生ですが、高校生だとしても学生が日本で銃を持っていること自体があり得ない話です。この銃はどこから入手したのかと、多くの読者からツッコミが入っていました。また、イザナが軽々と銃を扱っている姿も、同じく「無理がある」と突っ込まれています。

ツッコミどころ③マイキーとタケミチが同時にタイムリープ

東京リベンジャーズの最終章では、タケミチだけでなくマイキーも一緒に過去にタイムリープしてしまいました。タケミチはマイキーと一緒に未来を変えるべく努力し、ハッピーエンドを迎えました。この展開にはさすがに無理があるとの感想が相次ぎ、ご都合主義すぎる最後に不満を覚えたファンもいたようです。

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東京リベンジャーズに関する感想や評価

東京リベンジャーズのキャラたちの年齢を知らなかった人からは、彼らがまだ中学生であったことに驚きの声が上がっていました。漫画の内容から、メインキャラたちが高校生だと思っていた人も少なくないようです。ただ、年齢設定に無理はあっても、作品自体は面白いという感想が多く見られました。

東京リベンジャーズの主人公であるタケミチは、ヒーローとは真逆の弱い人間です。しかし、弱いからこそ努力を重ね、大事な人や仲間のために成長していきます。タケミチが成長する姿には「感動した」との声が多く、多くの人が勇気をもらったようです。

東京リベンジャーズの最終回に関しては、賛否両論ありました。あまりにもご都合主義的な展開に「ひどい」という感想を持つ人もいれば、「ハッピーエンドで良かった」と満足している人もいました。ただ、ほとんどの人が、「最後は駆け足だった」という印象を抱いたようです。

東京リベンジャーズは、ヤンキー漫画としての色合いが濃く出ている作品です。しかし、実際に内容を見てみると、タイムリープなどヤンキー以外の要素も含まれていることがわかります。東京リベンジャーズをただのヤンキー漫画だと誤解していた人も、実際に漫画を読んでその面白さに気づくことが多いようです。

東京リベンジャーズには面白いという感想が多く寄せられていますが、中には「つまらない」という感想も見られました。全体的につまらないと感じた人もいれば、最初は良かったが徐々につまらなくなったと感じている人もいました。また、原作は面白いけれど、実写版の映画がつまらなかったという感想もありました。

すでに完結した東京リベンジャーズには、「伏線が大量に残っている」というコメントが多く上がっていました。東京リベンジャーズはサスペンス漫画でもあるため、作中には多くの伏線が登場しました。しかし、数々の伏線が回収されないまま物語が終わってしまったため、伏線未回収が気になる人もいたようです。

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東京リベンジャーズは中学生では無理があるのかまとめ

東京リベンジャーズの年齢設定がおかしいといわれる理由や、年齢設定以外のツッコミどころなどをまとめました。東京リベンジャーズは中学生がバイクを乗り回したりまるで暴力団のような抗争を繰り広げるなど、年齢設定に無理がある描写が多く登場します。

そのため、年齢設定がおかしいといわれがちですが、作品が面白いことに変わりはありません。東京リベンジャーズを読むときは年齢設定にこだわらず、フィクションとして作品の世界を思いっきり楽しみましょう。

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