【東京リベンジャーズ】タイムリーパーは結局何人？タケミチ以外のキャラは誰？

「東京リベンジャーズ（東リベ）」は、圧倒的人気を誇るヤンキー漫画です。同作品はタイムリープの要素の色濃いサスペンス漫画として、社会現象ともいえる大ヒットを記録しました。東京リベンジャーズの謎の一つは、タイムリーパーが花垣武道（タケミチ）の他に誰がいたのかということです。この記事では、東リベのホームレスなどのタイムリーパー、佐野万次郎（マイキー）と佐野真一郎がどのように関わったのかなどを紹介します。

東京リベンジャーズ（東リベ）は、2017年から2022年まで、週刊少年マガジンに連載されました。同作品のコミックスは、全31巻です。また、2023年10月現在フルカラー版コミックスが、18巻まで刊行されました。他にもキャラクターブックが3冊、キャラクター名鑑1冊が発売中です。東京リベンジャーズはスピンオフ漫画、テレビアニメ版、実写映画版、舞台版、ミュージカル版など多種多様なメディアミックスが展開されています。

2017年の東京で、花垣武道（タケミチ）は底辺の生活をしていました。ある日、彼は中学時代の彼女だった橘日向（ヒナ）が、反社の抗争に巻き込まれて亡くなったことを知ります。失意のタケミチは、駅のホームにいた時何者かに突き落とされました。その時に彼は、12年前の過去に戻ることができるタイムリーパーになったのです。タケミチは、タイムリーパーとしての能力を使って、ヒナの未来を変えようと奮闘するのでした。

東京リベンジャーズ（東リベ）は、謎と伏線の多い漫画として知られています。その中でも、特にファンの関心を集めたのが、タイムリーパーが何人いたのかということでした。現在同作品のストーリーは完結しているので、タイムリーパーの人数は判明しているのです。この章では、東京リベンジャーズのタイムリーパーが何人いたのか、そして誰がタイムリーパーであるのかについて、5項目に分けてネタバレを交えながら取り上げます。

東京リベンジャーズ（東リベ）の大きな謎の一つだったタイムリーパーについて、何人いたのかをネタバレしますと4人でした。何人いたのかが関心事だったと同時に、タイムリーパーが誰だったのかも多くのファンの注目を集めたのです。タイムリーパーが誰だったのか、その候補として稀咲鉄太や半間修二、そして三途春千夜など何人かのキャラクターが挙がりましたが、彼らは違いました。次に、誰がタイムリーパーだったか紹介します。

東京リベンジャーズ（東リベ）の主人公タケミチは、同作品を通してのタイムリーパーでした。彼は、誰かに駅のホームから突き落とされた時に、タイムリーパーとなりました。そして、元カノだったヒナの命を救うために、過去を変える決心をするのです。ヒナの死に東京卍會が関係していることを知った彼は、ヒナの弟の直人との握手をトリガーにして何度もタイムリープを繰り返し、ヒナ生存のためのミッションに果敢に挑みました。

ちなみに、タケミチのタイムリープ能力は彼が小学6年生の時に佐野真一郎と出会い、彼から能力を引き継いだことが判明しており、橘直人以外の人間と握手しても過去に行ける証左となっています。

2人目のタイムリーパーは、佐野真一郎です。佐野真一郎は、マイキーの兄で初代黒龍総長でした。彼は非常に家族思いの青年で、マイキーが自宅で起こした事故で植物状態になりやがて亡くなることに耐えられなかったのです。そのため、佐野真一郎はタイムリーパーであるホームレスのおっさんを探して殺害し、能力を手に入れました。佐野真一郎は過去に戻りマイキーを救うことに成功したものの、数年後に羽宮一虎に撲殺されるのです。

ホームレスのおっさんは、東京リベンジャーズの時間軸の中では最も古いタイムリーパーです。ホームレスが、どのような経緯で能力を得たのか、その詳細は明かされていません。また、ホームレスのそれまでの人生や、タイムリーパーとしてのトリガーも不明です。ホームレスは、登場してすぐに佐野真一郎に殺されてしまいました。そのため、タイムリープして元に戻り、ホームレスになることを防ぐなどの対策も取れなかったのです。

マイキーもタイムリーパーの一人です。彼は、タケミチが10回目のタイムリープを果たした10年前の過去で、関東卍會を結成していました。黒い衝動が原因で、マイキーはどのような未来でも闇落ちしています。それを防ぐべくタケミチは二代目東京卍會を結成して、マイキーとの最終決戦に臨みました。

タケミチとのタイマン勝負で、マイキーは彼を日本刀で刺してしまいました。瀕死のタケミチから握手を求められたマイキーは、黒い衝動から解放されて握手に応じたのです。その瞬間亡くなったタケミチが1998年へタイムリープしました。そして、現在の記憶を持っている小学生のマイキーと再会します。マイキーもタイムリーパーとなったのです。2人は、新しい世界線を創るために動き出しました。

東京リベンジャーズ（東リベ）のタイムリープの仕組みや条件を、考察紹介します。同作品におけるタイムリープは、どこの時代へどこの場所にでも行ける能力ではないことが示唆されました。例えばタケミチは、12年前の東京にしか戻れないし、佐野真一郎はマイキーが死ぬ前の過去にしか戻れなかったのです。しかしながら、タケミチの10回目のタイムリープは10年前だったことなど、完結してもなお謎が残されました。

東京リベンジャーズでタイムリーパーが過去へ戻るには、トリガーが必要であることが判明しています。タケミチのトリガーは、当初橘直人でした。その後、タケミチはマイキーの闇落ちを防ぐためにタイムリープしますが、その時のトリガーはマイキーで、目的が変わるとトリガーも変わることが窺えます。佐野真一郎は、投身自殺を図った時に三途春千夜と握手したことで能力が出たことから、三途がトリガーだと示唆されました。

タケミチは、9回目のタイムリープでヒナの生存を確定させました。その結果、トリガーの橘直人も未来に納得したので、タケミチが彼と握手をしてもタイムリープできなくなっています。このことから、多くのファンの間で、「誰がタイムリーパーだとしても、目的が達成されるとその能力がなくなるのではないか？」と分析されていました。

この章では、東京リベンジャーズ（東リベ）のタケミチのタイムリープ後の未来について、ネタバレを交えて取り上げます。タケミチは、誰かに駅のホームから突き落とされた直後に、12年前の東京渋谷に中学生の姿でタイムリープしました。紆余曲折を経て過去の橘直人と握手した彼は、2017年の未来に戻れています。その時のタケミチは、澁谷駅の医務室にいました。

2回目のタイムリープで、タケミチはマイキーと龍宮寺堅（ドラケン）に出会っています。この時の彼のミッションは、マイキーと稀咲鉄太との出会いを阻止することでした。ミッションを達成して戻って来た未来では、千堂敦が東京卍會の幹部になっていたのです。そして、千堂敦は自分がタケミチを突き落とした犯人であることと、ドラケンが2005年8月3日に亡くなったことを伝えて飛び降り自殺しました。

タケミチは、ドラケンの死を阻止するべく、3回目のタイムリープをしました。ここで彼は、東京卍會と愛美愛主の「8・3抗争」を知ります。タケミチは、抗争前に一旦現代へと戻り、未来の長内信高から抗争の詳細を聞き出しました。

4回目のタイムリープを果たしたタケミチは、8・3抗争を阻止すべく動き、ドラケンの死を回避することに成功しました。ところが、戻って来たタケミチの未来では、千堂敦が故意に起こした自動車事故でヒナが死亡してしまいます。また、ドラケンが死刑囚になっており、タケミチは面会しました。そして、稀咲鉄太の暗躍を知ったのです。

タケミチは、5回目のタイムリープで、東京卍會へ加入しようとします。そして、弐番隊への加入を果たしますが、東京卍會は芭流覇羅との抗争へ動き出していました。情報収集のために一度現代へ戻ったタケミチは、ドラケンからマイキーが芭流覇羅のトップになったことを聞きます。

6回目のタイムリープを行ったタケミチは、東京卍會と芭流覇羅の抗争「血のハロウィン」に身を投じます。場地圭介を助けようとしたものの、彼は亡くなりました。東京卍會の勝利となった状況を踏まえて彼が現代へ戻ると、東京卍會の最高幹部になっていたのです。そして、目の前で稀咲が松野千冬を殺害しました。その後、タケミチは殺人教唆で橘直人に逮捕され、自分が千堂敦に指示してヒナを殺させたことを知り絶望します。

タケミチが逮捕されたことで、彼はタイムリープした後容易に戻れなくなりました。7回目のタイムリープでは、彼が黒龍十代目総長の柴大寿、その弟で東京卍會弐番隊副隊長の八戒と関わっていきます。これが、やがて東京卍會と黒龍の抗争「聖夜決戦」となりました。聖夜決戦を乗り切り、現代に戻って来たタケミチは、マイキーが闇落ちしてドラケン、三ツ谷隆、千冬、八戒ら東京卍會の元メンバーを殺害したことを知ります。

マイキーも橘直人に射殺されたことで、タケミチは8回目のタイムリープを敢行しました。過去では、稀咲が暗躍しており、彼が加入し黒川イザナ率いる天竺が勢力を伸ばしています。東京卍會と天竺の抗争が決定すると、タケミチは一度現代へ戻り橘直人とともに動きますが、柴大寿との再会後に鶴蝶に撃たれて2人とも瀕死の重傷を負いました。タケミチは、すぐに9回目のタイムリープを行いますが、ミッション達成まで戻れません。

タケミチは9回目のタイムリープで、東京卍會と天竺の抗争「関東事変」を東京卍會の勝利に終わらせることができました。そして、稀咲鉄太が死亡します。また、佐野エマと黒川イザナも亡くなりました。現代へ戻ったタケミチは、ヒナとの結婚を控え、マイキー以外の仲間たちも幸せに暮らしています。マイキーは、日本最大の反社組織の梵天の首領となっており、タケミチを呼び出して拳銃で彼のことを撃ちました。

タケミチはマイキーを救うべく、投身した彼と握手をして10年前の過去に戻りました。そして、マイキー率いる関東卍會、梵、六波羅単代との「三天戦争」後に、二代目東京卍會を結成し、関東卍會との最終決戦に臨んだのです。タケミチは、マイキーとのタイマン勝負で日本刀で刺され死亡しましたが、2人ともども1998年の東京にタイムリープしたことで、新しい世界線が発生しました。

この章では、東京リベンジャーズ（東リベ）のタイムリーパーに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。タイムリーパーは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、東京リベンジャーズの原作漫画をリアルタイムで読んでいた方のツイートです。当時の最新話を読んで、タケミチを殺害したマイキーがタイムリーパー能力を受け継いで全てを救うのではないかと考察していました。

こちらは、東京リベンジャーズの大ファンだと思われる方のツイートです。コミックス31巻を読んで、ハッピーエンドで良かったこととホームレスのタイムリーパーが謎のまま終わってしまったという感想をつぶやいています。

こちらは、東京リベンジャーズの原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品を途中まで読んだ友人に、終盤にホームレスのタイムリーパーが出てくることを伝えたとつぶやいています。

この記事では、東京リベンジャーズ（東リベ）に登場するタイムリーパーにスポットを当ててきました。ストーリーの完結に至るまでの重要な伏線だったといわれるタイムリーパーに注目して、東京リベンジャーズを見てください。