【チェンソーマン】パワーの名言・名セリフ集!おバカな迷言や感動シーンも紹介

「チェンソーマン」に登場するパワーの名言や名セリフを、一覧にしてまとめています。彼女ならではのおバカな迷言や、感動の名シーンも紹介するため必見です。また、デンジと悪魔の契約をして死亡したパワーは、第二部で復活するのか気になる点も考察!転生をした魔人には、過去の記憶はないことについても、くわしく解説しています。チェンソーマンのパワー役を務めたアニメ声優や、本作の感想や評価もネタバレで載せています。

【チェンソーマン】パワーの名言・名セリフ集!おバカな迷言や感動シーンも紹介のイメージ

目次

  1. チェンソーマンのパワーとは?
  2. チェンソーマンのパワーのおバカな名言・名セリフや名シーン集
  3. チェンソーマンのパワーの感動の名言・名セリフや名シーン集
  4. チェンソーマンのパワーのかわいい魅力
  5. チェンソーマンのパワーの復活はある?
  6. チェンソーマンのパワーの声優
  7. チェンソーマンのパワーに関する感想や評価
  8. チェンソーマンのパワーの名言一覧まとめ

チェンソーマンのパワーとは?

「チェンソーマン」のパワーは、主人公デンジのバディとなる血の魔人です。非常に利己的な言動で、いつも周囲を振り回しています。しかし、臆病でかわいい一面もあり、憎めない性格をしています。本記事では、パワーの個性溢れた名言や名セリフ、名シーンを一覧にして紹介します。彼女の魅力が前面に出た名言をピックアップしているため、ぜひチェックしてみてください。

チェンソーマンの作品情報

チェンソーマンの概要

パワーが登場するチェンソーマンは、藤本タツキ先生が描いたダークファンタージーと、ホラーアクションを盛り込んだ漫画作品です。第1部「公安編」が週刊少年ジャンプにて連載後、2022年7月からは少年ジャンプ+にて第2部「学園編」が連載されています。

第1部は、チェンソーマンであるデンジを主軸としたストーリーが展開されました。第2部では、主人公をデンジから三鷹アサへバトンタッチしており、さらにホラー色の強い内容が特徴となっています。2022年10~12月には、テレビアニメ版がテレビ東京系列ほかにて放映されました。

チェンソーマンのあらすじ

主人公のデンジは親が残した借金を返済するために、相棒のポチタと共に、デビルハンターとして働いていました。ある日、ゾンビの悪魔の策略によって、ヤクザに身体をバラバラに切り刻まれ、殺されてしまいます。すると、一緒に殺された悪魔のポチタが、自分の心臓をあげる代わりに、夢を叶えて欲しいと提案したのです。そして、デンジはポチタと契約を交わし、チェンソーマンとして復活します。

パワーのプロフィール

チェンソーマンのパワーは、デンジのバディとして活躍するデビルハンターで、血を操る能力を持っている血の魔人です。自分の血から刃やハンマーなどの武器を、作ることができます。また、他人の外傷を止血することも可能です。若くてハツラツとしており、見た目も可愛らしい女性です。瞳孔に十字の模様が入っており、頭頂部から角が2本生えているのが特徴となっています。

角は血を大量に飲み過ぎると4本に増えるため、定期的に血抜きをしている様子です。見た目と凶暴性を、バランス良くキープしています。プライドが高くわがままな性格をしており、非常に見栄っ張りです。ただ、マキマに対してだけは恐れている様子で、何でも素直に従います。人間のことは見下しており、自分より弱い相手には強気です。

臆病な一面もあり、自分より強い相手には、まったく立ち向かおうとしません。虚言癖もあり、自分でついた嘘を真実のように思い込む傾向にあります。また、野菜嫌いで偏食がひどく、風呂にもほとんど入らずトイレも流さないなど、厄介な面も多くあるようです。ただ、早川家で共同生活をするうちに、少しは改善されていました。一人称は「ワシ」で、語尾に「じゃ」とつけて老人のように話すクセがあります。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

チェンソーマンのパワーのおバカな名言・名セリフや名シーン集

チェンソーマンに登場するパワーのおバカな名言と名セリフを、一覧にしてまとめています。パワーはかわいい見た目に反して、話し方が乱暴だったり、虚言癖があり平気で嘘をつくことのある魔人です。彼女の個性的なキャラが垣間見れる名シーンも、一覧にして紹介しています。

パワーの名言①「どうじゃ!!ワシの手柄…」

チェンソーマンの5話にて、パワーがナマコの悪魔を討伐した名シーンで登場するセリフです。ナマコの悪魔を紛糾し血まみれになりながら、「ガハハハハハ!!」と高笑いをして喜んでいました。現場に駆け付けたマキマは、民間が手を付けた悪魔を公安が殺すことは、業務妨害となり逮捕されることを伝えます。

自分の手柄だと自慢していましたが、公安としては取るべき行動ではありませんでした。名言一覧の中で、パワーの自分勝手で純粋な子どもを彷彿とさせる姿が、垣間見えたセリフです。

どうじゃ!! ワシの手柄じゃ!! ガハハハハハ!!

パワーの名言②「きょっ こいつが殺せって…」

民間人が目を付けていたナマコの悪魔を、公安のパワーが討伐したことで、マキマに注意を受けます。続けて、「すぐ興奮しちゃうし、デビルハンターには向いてなかったのかな?」というセリフで指摘されました。すると、彼女はデンジから命令されたのだと嘘をつきます。

デンジは驚いて、そんなことは言ってないと反論しました。しかし、パワーは「この人間が悪魔を殺せと言ったんじゃア!!本当じゃあ!!」と、言い張ります。名言一覧の中でも、パワーの虚言癖が顕著に表れたセリフと名シーンです。

きょっ こいつが殺せって言ったんじゃあア~ はあ~!?

パワーの名言③「ホレ!どうした!…」

チェンソーマンのデンジが、胸を触らせてもらうという希望が叶うときの名シーンです。パワーはニャーコが悪魔にさらわれたことを、デンジに話します。そして、彼がニャーコを救ったら、胸を触らせてくれることを約束したのです。この約束はコウモリの悪魔の元へ、デンジを差し出すという罠でした。ところが、パワーとニャーコは、コウモリの悪魔に食べられてしまいます。

胸を触らせてもらう約束を果たしてないため、デンジはコウモリの悪魔と対峙したのです。デンジが見事に勝利をして、いよいよ念願が叶うことになりました。その際に、パワーが言い放ったセリフです。名言一覧の中で、自分がかわいいと自覚していることが分かるセリフとなっています。また、約束通り胸を触らせてもらったデンジは感動するどころか、「こんなものか…」と落ち込んでいました。

「ホレ!どうした!うれしいじゃろ!揉め揉め!」

パワーの名言④「ワシは暇だからノーベル賞を…」

チェンソーマンの永遠の悪魔から、森野ホテルに閉じ込められたときの名シーンになります。デンジはパワーのセリフを聞いて、「いつも通りっすね」と言い、姫野は「なら良かった」と頷いていました。

ホテルの8階から出れずに、みんながパニックで頭がおかしくなっているとき、パワーだけはいつも通りだったのです。つまり、パワーは普段から頭がおかしいため、「いつも通り」と言われているのでしょう。名言一覧で、パワーが最強キャラであることが納得できるセリフです。

ワシは暇だから ノーベル賞を考えておった! ノーベル賞を発明すれば 人間はワシにひれ伏すじゃろうて! そのあとは ノーベル賞を踏み台に ワシは総理大臣になる!

パワーの名言⑤「ワシらは頭を使って戦えば…」

チェンソーマンの公安対魔特異課の壊滅と再編成にあたり、最重要課題はデンジとパワーの戦力化でした。二人を預かったのは、姫野が師匠と呼んでいる岸辺です。デンジとパワーのネジの吹っ飛び具合を確認したあと、岸辺はそのまま二人を抱きしめて頸の骨バッキンをします。

次に献血用の血液を飲ませて復活させたら、喉をスッパリと切りました。二人を殺しては生かす、「殺しの千本ノック」です。気が付けば陽も暮れており、デンジが「俺は今日何回殺された?」と言いました。これを明日も続けるのかと、二人は落胆します。殺しの千本ノックを終わらせるのは、岸辺を返り討ちにするしかありません。その際に、パワーが言ったセリフになります。

岸辺は超強いけれど、酒で頭がダメになっていると言いたい放題です。そして、デンジも自分が頭良くなってきた気がすると、同意していました。もちろん、二人の大きな勘違いです。名言一覧で、パワーの頭が悪そうでおバカなセリフとして注目されました。

「ワシらは頭を使って戦えばいいんじゃ!!」

パワーの名言⑥「ワシの名はパワー!!…」

パワーとデンジの目の前に、ゾンビの大群が登場した名シーンでのセリフです。二人はサムライソードを追っており、体力を温存するために、できるだけ戦闘は避けたいところでした。最初はゾンビたちに気づかれていなかったため、デンジは声を出さないで静かに先へ進もうとします。すると、自分たちよりゾンビのほうが弱いと確認したパワーは、作戦を無視して大声でこのセリフを言い放ちました。

また、彼女はゾンビの大群へ一人で突進し、デンジに「ついてこい、後ろは任せる」と叫び、張り切っている様子です。しかし、デンジはお構いなしに、パワーを追い越して先に進みました。一覧の中でも、特にパワーらしさが前面に出た微笑ましい名シーンです。

「ワシの名はパワー!!コイツらなら勝てる…勝負じゃ!!」

パワーの名言⑦「ウヌの車じゃ…」

チェンソーマンのコベニが買ったばかりの新車を、パワーが勝手に運転したところ、デンジと黒瀬を轢いて殺してしまいます。やらかしてしまった彼女が、すかさずコベニに対して言った名セリフです。人を轢き殺しておきながら、まったく悪びれることなく責任を押し付けていました。

ところが、後になってパワーが轢き殺した黒瀬は、敵国からの刺客だったことが判明します。すると、彼女は敵の正体に気づいていたのは自分だけだったと豪語し、手柄を取り返そうとしました。あまりにも自分勝手な言動に、呆れるどころか、かわいいとさえ思えるような一覧の名言です。

ウヌの車じゃ ワシのせいじゃない

パワーの名言⑧「恐いから一緒に…」

チェンソーマンのパワーは、お風呂はたまにしか入らないし、トイレもたまにしか流さない派だと発言しています。早川家に居候しにやって来てからは、しっかりと躾けられたのか、言われなくてもお風呂に入るようになりました。しかし、闇の悪魔と戦闘したあと、彼女は恐怖で幼児退行してしまいます。その際に登場したセリフです。

彼女は、一時的に一人でお風呂に入れなくなりました。デンジとパワーは一緒に入浴しましたが、まったくエッチな気持ちにならなかったため、彼自身も驚きます。二人はすっかり兄妹や家族のような関係へ、変化していることが分かる一覧の名シーンです。この頃、パワーはお風呂だけでなく、すべての日常生活をデンジと早川にサポートしてもらいます。

恐いから一緒にお風呂入ってえ...

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チェンソーマンのパワーの感動の名言・名セリフや名シーン集

パワーの発言はエキセントリックで常軌を逸しているため、全てが迷言ともいわれています。ただ、一覧の中には心に残る感動の名言などもあるのです。ここでは、一覧の中でも、特に感動する名言、名セリフや名シーンを、いくつか紹介していきます。

パワーの名言①「ウヌの気持ちわかったぞ…」

パワーには友達のニャーコがいました。目の前でニャーコが食べられてしまった際に、パワーが言った一覧の感動するセリフです。過去にデンジが、「ポチタをもう撫でれん」と言っていたことを、彼女は思い出します。自分も大切な友達を失うという同じ立場になって、デンジ(人間)の気持ちを理解したのです。感動のセリフを言ったのも束の間、パワーはコウモリの悪魔に食べられてしまいました。

ポチタに対する気持ちを理解したという感動の言葉を聞いて、デンジは彼女のことを考えます。そして、「パワーは俺と一緒だ!」と勝手に解釈していました。デンジの心に火がついたようで、頭からチェンソーを出して戦闘モードに入ります。これまで、価値観の違いから、何かといがみ合っていた二人です。しかし、同じ境遇に立ったことで、お互いの想いが同調し、助け合いたいという気持に発展した感動の名シーンでした。

ウヌの気持ちわかったぞ 酷い気分じゃな

パワーの名言②「デンジはワシのバディ…」

絶体絶命となったデンジを救うために、ポチタに頼まれてパワーが復活する感動の名シーンです。マキマに殺されたパワーは、デンジの体内でポチタと会います。ポチタに「デンジを助けて欲しい」と言われて、当たり前のように返したパワーのセリフに、感動したファンも多かったでしょう。

そして、パワーはチェンソーマンの中から、血の悪魔となって飛び出してきました。彼女は「マキマは雑魚!」と強気の発言をして立ち向かい、マキマはゾンビの悪魔を呼び出して襲わせます。パワーはチェンソーマンの体を抱えて逃げようとしましたが、マキマに再び撃ち抜かれました。チェンソーマンを引き渡すよう言われると、パワーは「仰せのままにぃー」と観念して差し出したのです。

ちなみに、銃の悪魔を討伐する際にも、自分の意志表示として、この感動のセリフが登場しました。バディという関係が、強い絆で結ばれていることがわかります。感動のセリフを2回も言ったのにもかかわらず、すぐに裏切るパワーが彼女らしくて憎めません。本作は次々とメインキャラが死亡していく内容のため、復活できるパワーにも感動したというファンもいました。

デンジはワシのバディじゃからな!

パワーの名言③「デンジは……ダメ…」

マキマからチェンソーマンの体を引き渡すように命令されて、一度は従いました。しかし、パワーはデンジとのさまざまな思い出を回想して、マキマに反旗を翻します。彼女はマキマに絶対勝てることはないと理解していても、命令に逆らってチェンソーマンを連れて逃げ出しました。

大量のゾンビに襲われるパワーは、「命は平等に軽い、ワシの命もじゃ」と言います。その際に、続けて言った感動のセリフです。パワーにとって、デンジは初めてできた友達でした。傷ついた体を引きずりながらデンジを逃がし、ゴミ箱に逃げ込みます。何よりも自分第一で生きてきたパワーが、最後に自分の命より大切なものを知る感動の名シーンとなりました。

デンジは…… ダメじゃああ…

パワーの名言④「ワシを見つけに…」

パワーは初めての友人でもあるデンジを救うために、ボロボロになりながらマキマに抵抗しました。デンジは借金返済の日々に比べると、夢のような生活ができたから、俺はもう充分だと諦めていました。そして、「パワーもいないだろ?」と続けます。パワーはいつものように「アホアホ!」と、デンジに喝を入れました。彼女はデンジがいじけていることを、感じ取ったのでしょう。

デンジは過去に、もしもパワーが死んだら泣けるのかと、自問自答していました。今、パワーに「ワシが恋しいか?」と尋ねられて、素直に「恋しいよ」と答えています。すると、パワーは血の悪魔を見つけるように促しました。悪魔は死亡すると、地獄で蘇ることになっています。ただ、そのときの血の悪魔の人格は、パワーではありません。

次に会うときは、敵同士の可能性が高いです。それでも、パワーは血の悪魔を見つけるように、彼へ託しました。血の悪魔を見つけたら仲良くなって、元のパワーに戻して欲しいと言いました。そして、契約の際に登場した感動のセリフです。「血の悪魔」としてではなく、「ワシを見つけに来てくれ」と契約するパワーに、感動と切なさを感じる一覧の名シーンとなります。

ワシを見つけに来てくれ...

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チェンソーマンのパワーのかわいい魅力

チェンソーマンのパワーは少しオツムが弱い上に、偉そうな言動が目立ち猪突猛進な性格をしています。しかし、なぜか憎めず、感動の名シーンも多く登場し、人を惹きつけるキャラクターです。第1回人気キャラ投票では、主人公やヒロインを抜いて、1位を獲得しました。ここでは、パワーのかわいい魅力を一覧にして紹介していきます。

かわいい魅力①天真爛漫な態度

チェンソーマンのヒロインといえば、マキマとパワーを思い浮かべる人も多いでしょう。クールで無表情なマキマに対して、パワーは非常に天真爛漫で表情も豊かです。天真爛漫な性格が、周囲を振り回すこともあり、落ち込んだ人を救うこともあります。

失恋をして絶望的になっていたデンジが、元気を取り戻すことができたのは、彼女の明るい笑顔だったのです。また、任務が終了したら、褒美にデンジの血を死ぬまで飲んでいいと、アキに言われました。すると、パワーはデンジに肩車をされながら、「デンジの血ィー!いやったーー!」と、手を上げて無邪気に喜びます。そのときのパワーの姿が、天真爛漫でかわいい名シーンとなりました。

他にも、デンジの肩に顎をのせたり、何気ない日常的な絡みも、本当の兄妹みたいでかわいいという声もあります。元々は自己中心的な彼女が、デンジのために誕生ケーキを用意したり、マキマに反抗して彼を守ろうとする姿も見せました。

かわいい魅力②虚言癖

パワーは虚言癖の持ち主で、時おりデンジを嘘で操ろうとします。ニャーコを助けてくれたら、胸を触らせることをデンジと約束しました。しかし、実は大きな胸の正体は、胸パットだったのです。デンジに胸を触らせるときは、正直に胸パットを外すところが、彼女の憎めないところでしょう。

彼女が嘘をつくのは、たいてい見栄をはっているときが多く、まるで小学生のようなマインドです。また、血を大量に飲むと、普段よりもさらに傲慢な態度をとってしまいます。自分を有利にするために嘘をついているようですが、子供っぽくかわいい一面が見え隠れしており、彼女の魅力にもなっています。

かわいい魅力③臆病

パワーは強気で横柄な態度をとることが多いですが、意外と臆病で繊細な面を持っています。過去には、闇の悪魔と対戦して、トラウマを植え付けられて、恐怖心から日常生活を一人で送れなくなりました。そのため、お風呂やトイレ、着替えまでも、デンジと早川のサポートが必要だったのです。

そのことが原因で、デンジが心待ちにしていたマキマとの江ノ島デートは、キャンセルとなりました。パワーは引け目を感じて、このままではデンジに嫌われてしまうと考えます。そして、自分の血を吸わせることで、許してもらおうとしました。

パワーは自分より弱い者に対しては好戦的ですが、強い者に対しては臆病になります。支配の悪魔であるマキマのことを、非常に恐れており、彼女の命令には何でも従っていました。また、普段の生意気なタメ口からは想像できないほど、丁寧な敬語で話をします。普段が乱暴な振るまいのため、たまに見せる臆病な一面がかわいく見えるのでした。

かわいい魅力④ニャーコとの関係

作中では描かれていませんが、パワーは何らかの理由で、人間の体を乗っ取って魔人となります。かつては、手当たり次第に動物を狩っては血をすすり、生き延びていました。ある日、パワーはガリガリに痩せたニャーコと出会います。当初は、ニャーコを太らせてから食べようと考えて、育てることにしました。しかし、共に過ごすうち、ニャーコに対して愛情が湧いてきます。

彼女はずっと一人で生きてきたため、孤独でした。ニャーコが彼女を孤独から救ってくれて、かけがえのない存在となったのです。パワーは動植物を食べて生きていましたが、ニャーコだけは決して食べようとしませんでした。しかし、コウモリの悪魔からニャーコを奪われてしまいます。猫を返して欲しければ、人間を連れてくるように条件を出されました。

パワーはニャーコを救い出すため、公安特異4課に入ったのです。デンジのバディとなり、パワーを取り戻してくれたら胸を揉ませてやるという提案をしました。デンジも女の胸を揉んでみたいという願いから、彼女に協力します。しかし、彼女はデンジのことを、コウモリの悪魔に捧げる生贄にしようと考えていたのです。ニャーコを必死に助けようとするパワーの姿が、かわいいと感じる名シーンとなっています。

ちなみに、デンジはコウモリの悪魔に、血を飲まれてしまいました。コウモリの悪魔は「不味い血を持ってきた罰」と言って、結局ニャーコとパワーを丸呑みしたのです。その後、デンジが奮闘して、パワーとニャーコを救出することに成功します。殺されようとしたデンジが、自分を救ってくれたことで、パワーは彼に信頼を深めることになりました。

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チェンソーマンのパワーの復活はある?

パワーの第二部での復活はある?

チェンソーマンのパワーは、物語の終盤でマキマから突然殺されてしまいます。マキマは自宅にデンジを招待し、パワーも彼の誕生日を祝うため、ケーキを持って訪れました。彼女がドアを開けた瞬間、マキマの「バン」という声と共に、指鉄砲で死亡します。何の前触れもない突然の出来事に、デンジも呆然としていました。パワーが何か間違いを起こしたり、憎まれるようなことをしたため、殺された訳ではありません。

デンジとポチタの契約を破棄させるために、彼女を殺したのです。マキマは、家族のように思っていたパワーが死ぬことで、デンジの心を壊そうとしました。そして、チェンソーマンを完全に復活させることが目的だったのです。

パワーとバディを組ませて、今まで経験したことのない友情や家族のような愛を芽生えさせ、破壊することこそがマキマの狙いでした。デンジを無感情にして、最強のチェンソーマンにしたかったのです。マキマの目的のために、パワーは最初から利用されていたのでした。

デンジはパワーの血を飲んだことがあります。そのため、彼女の血がデンジの体内に残っていました。そして、パワーはポチタを食べて、デンジの体内で血の悪魔として復活します。デンジを守るためマキマと戦い、彼女は傷だらけになりました。そして、デンジに血を与えて契約を交わし、パワーの体は完全に消滅します。彼女は「ワシを見つけに来てくれ」とデンジに言い残しており、第二部で復活する可能性も高いです

転生をした魔人に過去の記憶はない?

パワーは自分の血をデンジに与えて、死亡することになります。死亡する前に彼女は、「血の悪魔を見つけてパワーに戻す」という契約を交わしました。パワーは転生したらまたデンジのバディとして、元へ戻りたかったのでしょう。

悪魔の契約には、基本的なルールがあります。その中で、契約は両者が必ず守ること、守れなかった方は死亡するということになっています。主人公のデンジが死亡する可能性は極めて低いため、二人の契約はパワーの転生復活の伏線だと考察できます。血の魔人であるパワーは、死亡すると地獄へ行って転生をします。ただ、転生をした魔人には、過去の記憶を引き継がないため、元のパワーとして復活しないかもしれません。

実際に原作漫画の97話では、死亡した支配の悪魔が転生して再登場をします。ただ、過去の記憶はなく、まったく別人の姿で名前も異なっていました。第二部でパワーは復活するのか、どのような姿で登場するのか、非常に気になるところです。

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チェンソーマンのパワーの声優

ファイルーズあいのプロフィール

  • 本名:門田 ファイルーズ あい
  • 愛称:ファイちゃん
  • 生年月日:1993年7月6日
  • 性別:女性
  • 出身地:東京都
  • 血液型:O型
  • 事務所:ラクーンドッグ

チェンソーマンのパワー役を担当したアニメ声優は、ファイルーズあいさんです。小学校5年から卒業時までは、エジプト・ギザのカイロ日本人学校に在籍しており、中学校入学と同時に帰国しました。高校卒業後は、親の反対もあり声優の道へは進まず、絵の仕事に就職しようとグラフィックデザインの専門学校に入学しています。

しかし、3年生のときに、声優への道へ進みたい気持ちが再燃し、働いて貯金をした後、プロ・フィット声優養成所に入所しました。2019年に、テレビアニメ「ダンベル何キロ持てる?」の紗倉ひびき役で初主演を務めています。2020年には、第14回声優アワードで新人女優賞を受賞し実力が認められました。趣味は絵を描くことやホラー映画鑑賞、筋トレです。特技はアラビア語エジプト方言の日常会話、デスボイスになります。

ファイルーズあいの主な出演作品や演じたキャラ

  • 2019年:神田川JET GIRLS(~2020年 エミリー・オレンジ役)
  • 2020年:推しが武道館いってくれたら死ぬ(えりぴよ役)
  • 2020年:ミュークルドリーミー(~2022年 安西ときわ役)
  • 2021年:トロピカル〜ジュ!プリキュア(~2022年 夏海まなつ / キュアサマー役)
  • 2021年:逆転世界ノ電池少女(赤城りん役)
  • 2022年:骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中(アリアン役)
  • 2023年:魔法少女マジカルデストロイヤーズ(アナーキー役)
  • 2023年:ひきこまり吸血姫の悶々(ネリア・カニンガム役)

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チェンソーマンのパワーに関する感想や評価

パワーとデンジは出会った当初、相性が最悪でした。しかし、大切な存在であるポチタとニャーコを失いそうになったことで、お互いの気持ちを理解しようとします。他人の気持ちに寄り添おうとする演出が、非常に良かったという評価が上がっていました。また、ガリガリだったニャーコが丸々と太っていて、パワーが大切にしていたことが、よくわかるという感想も上がっています。

他にも、パワーはニャーコを助けようと人間を探していたときも、自分の思考に反する心情のため、苦悩していたのだろうと考察する人もいました。命は平等に軽いと俯瞰していながら、ニャーコを通して暖かく気持のよい大切な他者の存在を、知ったのだろうという声もあります。

デンジとパワーのバディが最高という声が、非常に多くありました。あらゆる事柄にサッパリしていて最高、シリアスなことは楽しくないから考えないと、はっきり言うのも最高という感想もあります。アホのデンジとバカのパワーの掛け合いは、見ていて楽しく本当に癒しになるというファンもいました。このバディがギャーギャー騒いでると、安心するという感想も上がっています。

チェンソーマンの2期で、パワーが転生をして再登場するのを、心待ちにしている声も多く上がっています。チェンソーマンがパワーを転生させるなら、彼女の記憶は無くならないかもしれないと、考察するファンもいます。パワーとデンジの最後のやり取りが、良かったという感想もありました。その後に転生して一発目を支配の悪魔に持って行かれて悔しい、2部でパワーとの約束を果たして欲しいという声もあります。

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チェンソーマンのパワーの名言一覧まとめ

チェンソーマンのパワーは、公安退魔特異4課のデビルハンターでデンジのバディです。好戦的で見栄っ張り、子供っぽくてナルシスト、おまけに虚言癖もあり自己中心的と、かなりひどい性格をしています。しかし、なぜか憎めず、かわいいとさえ思えてしまう魅力的なキャラクターです。名言一覧の中には、彼女の個性溢れるセリフが多くあるため、本記事をチェックしてみてチェンソーマンを見なおすのも楽しいでしょう。

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