【チェンソーマン】ビームの「チギャウ」シーンはいつ？かわいい名セリフ集

チェンソーマンのビームはサメの魔人で、チェンソーマンをこの上なく敬愛するキャラです。ビジュアルだけでも非常にインパクトがありますが、彼のチェンソー様に対する絶対的な服従心や発するセリフも、かなり強烈なものとなっています。そんなビームの「チギャウ」のシーンがかわいいと、ファンの間で話題となっているようです。本記事では、話題のチギャウのシーンが何話で見れるのか、ネタバレで解説していきます。

ビームが登場するチェンソーマンは、デビルハンターたちの凄まじい戦いを描いたホラーアクション作品です。原作者の藤本タツキ先生ならではの個性的なキャラクターと、独特の世界観が特徴で、幅広い年齢層から注目を集めています。チェンソーマンは、第1部「公安編」と第2部「学園編」に分かれている漫画です。

公安編は2019年第1号から2021年第2号まで、「週刊少年ジャンプ」にて連載されました。学園編は2022年7月より「少年ジャンプ+」にて連載中です。2022年11月放送の「アメトーーク」で、累計発行部数が2000万部を超えたことが発表されています。

主人公の少年デンジは、父親が借金を残して死亡したため、肩代わりをすることになります。ポチタと共にデビルハンターをしながら生計を立てますが、借金は一向に減りません。ある日、彼はゾンビの悪魔によって殺されましたが、ポチタが心臓になったことで生き返ります。その際に、チェンソーの悪魔の能力を獲得しました。デンジは悪魔でありながら人々のために敵と戦い、しだいにヒーローのようになっていきます。

チェンソーマンのビームは、「サメの悪魔」が人間の死体に憑依をした魔人です。頭の上部が、サメの頭と背ビレの形になっています。公安対魔特異4課に所属しており、デンジとバディを組みました。パワーが血を飲み過ぎてしまい、血抜きをするため一時的に離脱します。その際に、パワーの代わりにデンジのバディになりたいと、名乗り出たのがビームでした。

デンジのことを「チェンソー様」と呼んで非常に慕っており、初対面のときは異様なほど興奮します。デンジからは「男は嫌いだ」と言われますが、互いにお気楽な性格のため馬が合うようです。いつもハイテンションの調子者で、会話も成り立たないほど凶暴な面も見られます。戦闘時は自分を犠牲にしてもデンジを庇うなど、彼の前ではかわいい忠犬のようになります。

ビームがチェンソーマンで初登場をしたのは、サムライソード編でした。特異課がサムライソードのテロの標的とされ、多くの死亡者が出て人員不足になります。そのため、特異1～4課が合併することとなり、テロリストを倒すために、ビームたち魔人も合流しました。デンジはサムライソードを制圧し、パワーもゾンビ軍団を倒します。しかし、テロリストと戦う際に、血を飲み過ぎたパワーは一時的に離脱しなくてはなりませんでした。

そのときに、パワーの代理で喜んでやって来たのが、チェンソーマンを崇拝するビームでした。初対面のときから非常にハイテンションで、デンジにいきなり抱きつきます。そして、しばらくの間、彼はデンジのバディとなりました。デンジの言うことなら絶対に服従すると、マキマがビームのことを語っているシーンがあります。

サメの魔人であるビームの名前の由来は、「智天使ケルービーム」だといわれています。日本ではケルビムという名前で、呼ばれることが多いようです。ケルビムとは神殿の奉仕者としての天使のことだと、旧約聖書において考えられています。人間、獅子、牡牛、鷲の4つの顔と、4枚の翼をつけた姿で表されているそうです。

他にもチェンソーマンの物語には、天使の名前が由来しているキャラが、以下のように8体登場しています。この者たちは、チェンソーマンの信者の可能性が高いです。もしかすると、自分たちは神と仰いでいるチェンソーマンの使徒であると、主張しているのかもしれません。

【登場悪魔と由来の天使】

• セラフィム：熾天使セラフィム
• ビーム：智天使ケルービーム
• ガルガリ：座天使ガルガリン
• ドミニオン：主天使ドミニオン
• ヴァーチェ：力天使ヴァーチャー
• パワー：能天使パワー
• プリシン：権天使プリンシパリティ
• エンジェル：天使エンジェル

サメの魔人ビームのチギャウがかわいいと、ファンの中で話題になっています。なぜ彼はチギャウと発したのでしょうか？ここでは、サメの魔人ビームのチギャウが、何話で登場するのかを紹介します。また、チギャウのかわいいシーンの内容を、くわしく解説していきます。

ビームのかわいいチギャウが見れるシーンは6巻49話です。あらすじをネタバレすると、アキは未来の悪魔の能力を使って、レゼの攻撃をかわしながら戦います。レゼの爆発の威力は圧倒的で、少しでも間違うと即死でしょう。アキが大ピンチの状況に陥ったとき、暴力の魔人が救ってくれました。

しかし、レゼ側にも台風の悪魔の応援が登場します。人間の血をとって復活したデンジは、レゼのように能力を応用しようと思いつきました。そして、彼はビームへサメになるよう指示を出します。

ボムの応援に来た台風の悪魔が大暴れをして、その場は荒れて混沌化しました。ボムと台風の悪魔に応戦するため、ビームは「チェンソー様の戦い方」をデンジに伝えます。チェンソーのチェーンを使って悪魔化したビームを調教し、機動力を確保しようという作戦でした。ところが、デンジは少し違った解釈をした様子です。自分の提案とは全く違う行動をするデンジに対して、ビームは「チギャウ…チギャウ…」と異を唱えました。

その場にいた天使の悪魔も、「違うんじゃないか？」とツッコミを入れます。ただ、サメの魔人ビームにとって、チェンソーマンがすることは全て正解なのです。無理矢理にデンジの行動に納得するビームは、彼を乗せて走り出します。「チギャウ」というビームの様子が、非常にかわいいシーンだったと、ファンの間で盛り上がったようです。

サメの魔人ビームのかわいいシーンは、チギャウだけではありません。彼のかわいいキャラクターが光るシーンは数多くあります。ここでは、ビームのかわいい名セリフや名シーンを、いくつかピックアップして紹介していきます。

マキマに紹介されて、デンジとバディが初めて対面するシーンのときでした。「チェンソー様！」と嬉しそうに叫び、デンジに抱きつこうとします。しかし、デンジに「触るんじゃねぇ、男は嫌いだ」と言われてしまいました。それでも、彼はめげずに愛を込めて言ったセリフです。

チェンソー様のバディになれて、彼の嬉しい気持ちが伝わってきます。マキマいわく、彼はデンジの言うことなら絶対に何でも聞くそうです。デンジの言うことが絶対で、最高、最強と心から思っていることがわかります。

サメの悪魔だけに、水があると非常に嬉しいようです。普段デンジのバディとして行動する際は、目立たないように地面の下を泳ぎながら付いて行きます。この日は雨が降り出したため、「水だ！水だ！」と思わず地上に飛び出すほど喜びました。そのシーンでのセリフが、無邪気でかわいいと評判です。

ビームがあまりにも喜ぶため、デンジから「ビーム、てめえはひっそりしてろよ！人にバレたら表を歩けないだろ！」と一括されました。すると、「ア」と言って両手で口を塞ぎます。まるで、やんちゃな子が叱られたようで、悪魔なのにかわいいと思わせるシーンでした。

レゼとの戦いで敗れたデンジは、普通の悪魔なら死んでいる状態から、血を与えられて復活します。彼の復活を目の当たりにしたビームから出たセリフです。チェンソー様が大変な状態のときでも、「すげえ」を連発して感動するビームが印象的でした。彼の頭の悪いところと純粋さがわかる、かわいいシーンとなっています。

デンジはクァンシの魔人であるロンを人質にとりますが、一瞬の隙を突かれてしまい、不利な状況となりました。すると、デンジを取り押さえていたロンを、ビームが跳ね飛ばして窮地を救います。その際に、ロンへ言い放ったセリフです。

また、「アイツはバケモンだ。逃げっぞビーム」というデンジのセリフに便乗して、「バケモンめ、このバケモン！」と言い捨てて逃亡しました。サメの魔人ビームも負けないくらい化け物じみていますが、相手を「バケモン」と呼ぶお調子者ぶりに、笑いを誘うシーンです。同時に、ビームがデンジを想う強い気持ちも伝わってきます。

サンタクロースはチェンソーの心臓を渡す対価に、闇の悪魔の肉片をもらう契約をしていました。デンジたちはサンタクロースによって、地獄へ落とされてしまいます。地獄へ落ちた者たちは皆腕を奪われており、闇の悪魔に太刀打ちできません。デビルハンターたちは、次々と倒されていきました。

倒れていたデンジにビームは自分の血を与えて、復活のワイヤーロープを引きながら放ったセリフです。このときに、サメの魔人ビームは、闇の悪魔に身体を引き裂かれて、死亡してしまいました。

サメの魔人ビームはサンタクロース編で、闇の悪魔との戦いに敗北して死亡します。デンジを盲目的に慕う姿がかわいい人気キャラで、彼が死亡して残念がるファンの声が多く上がりました。彼は死亡する直前に「どうか蘇って…オレ達の願いを…」という気になるセリフを放っています。ここでは、そんなビームの活躍シーンや、再登場する可能性があるのかなどを解説していきます。

公安襲撃編で、サムライソードたちテロリストの制圧作戦に、特異4課所属の人外隊員として参加したのが初登場シーンです。ヤクザの本拠地であるビルに突入し、多くのゾンビたちを掃討する活躍を見せました。その際に、ゾンビの血を大量に飲んでしまったパワーは、血抜きが必要となり一時的に離脱します。

パワーの代理として、デンジとバディを組んだのがビームでした。以前からデンジのことを敬愛していたため、舞い上がり抱きつこうとします。デンジに「男は嫌いだ」と拒絶されてもめげずに、チェンソー様と慕っていました。サメの魔人は目立つ姿をしているため、いつも地中に潜ってパトロールをしています。

レゼ編のビームの活躍といえば、49話の「サメハリケーン」と50話の「シャクネード」は外せません。レゼとデンジの戦いが本格的になった際、台風の悪魔が登場し猛烈な風が吹き荒れます。自分の力を応用するというビームの提案で、デンジは何とかステージに辿り着きました。

そして、「チェンソーのチェーンを壁に引っかけて移動する」という進言をしたのです。しかし、デンジへ正確に伝わらなかったようでした。デンジはチェンソーのチェーンを手綱にして、サメ化したビームにまたがりました。「チギャウ、チギャウ」と言っていたビームですが、チェンソー様のやることは全て彼にとって正解です。

素直に従ったビームは、デンジを乗せて台風の悪魔の中へ突っ込みました。見事に台風の悪魔を倒したものの、レゼから爆撃を受けて戦闘不能となります。二人は海に落ち、海岸へ打ち上げられました。目覚めたビームは、レゼに首を折られたデンジのスターターロープを引いて復活させます。

パワーがデンジのバディに復活してからは、ビームはお役御免となります。しかし、その後もビームの活躍はありました。クァンシの取り巻き魔人であるロンに、デンジが拘束されます。すると、床から突然にビームが現れて、ロンを跳ね飛ばし彼を救いました。その後、トーリカの作戦にはまり、デンジは呪いの悪魔に殺され、ビームも蹴り飛ばされて意識を失います。

デンジとビームが目を覚ますと、地獄に落ちていました。闇の悪魔に襲撃されて、ビームは両腕を失ってしまいます。このままでは、チェンソーの悪魔の心臓を奪われてしまうと悟った彼は、自分の血をデンジに飲ませて復活させました。

それと同時に、闇の悪魔によって身体をバラバラにされてしまったビームは、死亡してしまいます。その後、ビームの死体はマキマに回収されて、彼女のマンションの廊下に置かれました。そこでビームをはじめ特異課の魔人と悪魔たちは、チェンソーマンの眷属だったことが判明します。

サメの魔人ビームは、チェンソーマンについてよく知っており、初対面のときから「チェンソー様！」と敬愛していました。チェンソーマンが戦闘中にチェーンを使って移動していたことや、足が速かったことなども知っています。天使いわく、悪魔は完全に死亡することはなく、死と転生を繰り返して、地獄と人間界を行き来しているそうです。そして、死ぬ前の記憶は喪失するのがほとんどですが、ビームにはまだある様子でした。

地獄で生まれ変わったビームをはじめ眷属たちは、早くここから抜け出したいと思っていたのでしょう。地獄から救出してくれるチェンソーマンは、彼らにとって英雄のような立場だったと考察します。

サメの魔人ビームは、死ぬ間際に「俺たちの願いを叶えるために」と言いながら、自分の血をデンジに与えました。しかも、「俺の願い」ではなく、「俺たちの願い」と言っています。つまり、デンジに対する願いはビーム一人だけでなく、他の誰かとの共通の想いであることが考察できます。

ビームを含む特異4課の悪魔と魔人たちは、チェンソーマンの眷属でした。おそらく、彼らは過去にチェンソーマンと、非常に近しい関係だったのでしょう。ただ、なぜビームにだけ過去のチェンソーマンの記憶があるのか、眷属とは具体的に何を示すのかは、明らかにされていません。

闇の悪魔に殺された後の10巻83話にて、マキマがデンジへ眷属の説明をしているシーンで再登場します。とはいえ、ビームはバラバラにされている状態だったため、首から上だけが描かれていました。そのため、1部では完全復活をしていません。

悪魔は死亡すると転生して、地獄と人間界を行き来するという繰り返しです。そのことから考察すると、たとえビームが復活しても、同じ姿でない可能性があります。彼だけが過去のチェンソーマンの記憶があるという謎や、眷属の意味を解明するためにも、2部での再登場を期待しましょう。

サメの魔人ビームは初めて会った瞬間から、「チェンソー様」と叫んで抱きつくほど、デンジを敬愛しています。チェンソーマンに従順で、ストレートに愛情表現をしていました。マキマいわく、普段は会話にならないほど凶暴な性格をしているそうです。ただ、デンジを前にすると、純粋で底抜けに明るく、かわいいシーンも多く見られました。

ハイテンションになりすぎて、デンジに注意されるお茶目な一面もあります。デンジのためなら命も顧みず盾になり、彼への忠誠心は非常に高いです。最後は彼を守るために、命を落としてしまいます。

サメの魔人である彼は、壁の中や地面など、水の中でなくても泳ぐことが可能です。頭部が異色であるため、地上に出て民間人に姿を見せることができません。ビームはどこででも泳げる能力を使って、地中に潜りながらパトロールを遂行しています。サメの魔人の能力は、天井から上部へ突き抜けることも可能であり、急襲にも活用できます。

他にも、短時間ではありますが、悪魔の姿にもなることが可能です。ビームは悪魔化によって、本来の力を発揮できるのだと考察します。悪魔化すると、口の中に人間が入るほど大きくなり、デンジを飲み込んでレゼの爆発攻撃から守っていました。

作戦を提案したビームは、デンジのとった行動に最初は「チギャウ、チギャウ」と言っていました。しかし、後半はヤケクソのように「正解！正解！正解！正解！」と言って、すごい勢いで走り出したシーンが最高という感想が上がっています。「忠サメすぎて、ホントにかわいい」という声も多くありました。

ビームの｢チギャウ！チギャウ！｣のシーンが好きすぎて、定期的に見に行きたくなるというファンの声があります。このシーンのビームの実直さとかわいさに、大変癒されるという感想も上がっていました。彼が人気キャラになったのは、このチギャウの影響が大きいと考察します。

ビームのチギャウのシーンが面白くて、毎回爆笑してしまうという感想があります。チェーンが口に挟まっているため、「チガウ」ではなく「チギャウ」と言うところが、ウケるポイントという声もありました。緊迫するシーンがある中、ビームの面白くてかわいいキャラで和むというファンも多いようです。

チェンソーマンに登場するサメの魔人ビームは、チェンソーマンが大好きで崇拝している人物です。普段は会話が成り立たないほど凶暴な性格ですが、デンジの前では絶対的に服従しています。自身が進言した提案と全く違ったことをされ「チギャウ」と言ったものの、結局は「正解！」とデンジに従っているシーンは最高の評価を得ています。

ビームのセリフには、チェンソー様への強い想いが感じられます。少しバカっぽいけれど実直で無邪気なところが、かわいいと言われる理由でしょう。