【ブルーロック】ワイルドカード(敗者復活)とは何?目的や生き残ったメンバーは? 

漫画『ブルーロック』のワイルドカードの謎を解明します!発行部数2800万部超を誇る人気漫画『ブルーロック』の作中で、突然新たなシステム導入が発表されます。読者も何が起きたのかわからず戸惑いを隠せませんでした。そこでこの記事では、ワイルドカード(敗者復活)を特集し、その目的や内容を解説した上で、唯一の生き残りとされる國神が歩んだ軌跡に迫り闇堕ち問題などを考察していきます。

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目次

  1. ブルーロックとは?
  2. ブルーロックのワイルドカードとは何?目的は?
  3. ブルーロックのワイルドカードで生き残ったメンバー
  4. ブルーロックの國神が脱落した理由
  5. ブルーロックのワイルドカードに関する感想や評価
  6. ブルーロックのワイルドカードまとめ

ブルーロックとは?

『ブルーロック』のワイルドカードとはどんなシステムなのでしょうか?ワイルドカードは、『ブルーロック』の作中に突然現れたので、戸惑っている方も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では、ワイルドカード(敗者復活)とはどのような仕組みなのか、ワイルドカードの目的や内容、そして生き残ったメンバーの闇堕ちなどについて解説していきますが、まずはその前に『ブルーロック』の作品情報をお届けしましょう。最初に『ブルーロック』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

ブルーロックの概要

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『ブルーロック』(BLUELOCK)は、金城宗幸の原作、ノ村優介の作画によって創作された日本のサッカー漫画です。この作品は、講談社の「週刊少年マガジン」で2018年第35号から連載がスタートし、現在も連載は続いています。その後講談社コミックスから刊行された単行本の発行部数は、2023年8月時点で2800万部を突破しています。また、2021年5月には第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞しました。

また、『ブルーロック』のメディア展開には、2022年10月から2023年3月にかけて放送されたテレビアニメのほか、2023年5月には舞台作品も上演されました。

ブルーロックのあらすじ

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2018年、FIFAワールドカップで日本代表がベスト16に進出しました。この快挙を受けて、日本フットボール連盟は悲願のW杯優勝に向けてプロジェクト・青い監獄を立ち上げます。そして、世界一のストライカーを養成する施設ブルーロックが建設されました。全国から300人のユース層のFWが集められ、生き残りをかけた過酷なトレーニングが行われ、その中には無名の高校生FW・潔世一も含まれていました。

ブルーロック

ブルーロックのワイルドカードとは何?目的は?

ワイルドカード(敗者復活)とは?

ここからは、この記事のメインテーマである『ブルーロック』のワイルドカード(敗者復活)の話題に移ります。

『ブルーロック』のワイルドカード(敗者復活)とは、ブルーロック入寮テストの二次選考2ndステージで敗北し、なおかつ相手に選ばれなかった選手が挑戦するステージを指します。このワイルドカードは、いわゆる敗者復活戦を意味し、絵心甚八コーチが自ら参加者たちに語ったシステムです。絵心はワイルドカードを「裏ルート」と称し、このステージではこれまでとは全く異なる考え方・心構えを選手たちに要求したのです。

ワイルドカード(敗者復活)の内容と目的

次に、ワイルドカード(敗者復活)の内容と目的を解説します。まず、ワイルドカード(敗者復活)の内容ですが、ワイルドカードの肝は、主人公の潔世一が憧れるドイツのサッカー選手、ノエル・ノア級の選手を生み出すことにあります。

ワイルドカードの具体的な方法は明らかにされていませんが、ワイルドカードは、数値や肉体的な要素を駆使して、ノアに限りなく近いプレイヤーを作り出すことを目指しています。しかし、ワイルドカードに挑む選手たちは、すべての面でノアに遠く及ばないことは明白です。そのため、過酷なサバイバルを乗り越える必要があったのでしょう。

ワイルドカードの主な目的は、上述の通りノエル・ノアという世界最高のプレイヤーのコピーを作ることです。ワイルドカードの目的は、『ブルーロック』単行本の19巻でノア自身が言及していたことから、ノア自身にも共有されていました。また、二次選考50位だった國神も、彼の反応からこの目的を理解していたことがうかがえます。國神は、『ブルーロック』の単行本25巻で、両利きに矯正されたことを話していました。

ワイルドカード(敗者復活)は今後も登場する?

次に、ワイルドカード(敗者復活)が今後も登場してくるのかどうかについて考察してみましょう。今後のストーリー展開で、ワイルドカードの登場が増えていく可能性は高いと考えられます。その理由は、ワイルドカードに関する内容の詳細が依然として不明であるためです。

ワイルドカードについて、具体的には「敗者復活システムであること」と「ノエル・ノアのコピー作成実験」としか内容については明かされておらず、選手たちがどのような内容のトレーニングを行い、どのような考え方を叩きこまれたかについての説明がないためです。今後は、ワイルドカードにおけるトレーニング内容や目的とする考え方が明らかにされていくことでしょう。

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ブルーロックのワイルドカードで生き残ったメンバー

ワイルドカードで生き残ったメンバーは國神

ここからは、ブルーロックのワイルドカードで生き残ったメンバーに焦点を当てて解説します。ワイルドカード(敗者復活)を制し、唯一生き残ったのは國神錬介でした。彼は敗者復活戦の勝者として、最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」に参戦する権利を獲得しました。ノエル・ノアのクローンとして復活した國神の選択先は当然ドイツであり、潔世一たちと共にこの戦いに挑むこととなったのです。

次に、國神の脱落から敗者復活戦での再起までの経緯を紹介します。果たして、脱落して敗者復活戦で復活するまでにはどのような道のりがあったのでしょうか?一次選考を突破した國神は、二次選考の1stステージをクリアして2ndステージに進みます。千切と凪に見放された御影と組み、さらに3rdステージに進出しました。そこで凛チームに負けて蜂楽を取られた上で、勢いに乗った潔世一たちとの対戦に臨みます。

國神は、潔チームの馬狼を抑え健闘しましたが、惜しくも敗北を喫します。千切を奪われ、國神は凪に見捨てられた御影に頼らざるを得ませんでしたが、何とか生き残ろうと踏ん張ります。新たな選手獲得をしたい國神は、マッチングルームで士道龍聖が他の選手たちに暴行を加える光景に出くわします。國神は士道を制止し、御影の提案に従って彼らとの試合に挑むことになりました。

國神は、士道の並外れた能力の前に敗北し、夢だった世界一のストライカーの座を逃してしまいます。士道の「自分を壊せない人間に爆発は起こせない」という言葉が胸に突き刺さり、國神は敗北原因について自問自答を繰り返しました。やがて、廊下に矢印が示されているのに気付きます。矢印は外への出口と敗者復活戦の選択肢に分かれていました。國神は、敗者復活戦で最後の賭けに出る覚悟を決めました。

國神はワイルドカードで復活後闇堕ち?

國神はワイルドカードで復活後闇堕ちしてしまったのでしょうか?國神は、敗者復活戦を突破した後、最終選考となる新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)に参戦します。そして、相手にドイツを選択したことで潔たちとの再会を果たしました。潔は再会後、すぐに闇堕ちを思わせる國神の変化に気付きます。敗者復活戦での激戦が彼を変えてしまったのか、ブルーロックの色に染まったエゴイストに変わっていたのです。

潔はドイツの選手たちとのトレーニングについていけませんでしたが、國神は驚くほど自然に馴染み、さらにドイツの選手を蹴落とすとレギュラーポジションを獲得しました。彼は、自身の肉体とエゴだけを頼りにゴールを狙うマシンと化してしまったようでした。以前の國神とは全く違う人物であり、明らかに闇堕ちしたことが伺えました。おそらく、敗者復活戦で地獄を見て、闇堕ちしてしまったのでしょう。

國神の復活後の活躍

國神は、2次セレクションでの敗退後、自ら進んでワイルドカード(敗者復活)の道に進む決断をしました。他のセレクションで敗北した多数の選手の中で、國神はただ1人ワイルドカードで生き残りました。

『ブルーロック』11巻で初めてワイルドカードの存在が明らかになり、17巻の終盤ではワイルドカードのゲートから現れる國神の姿が描かれています。性格は大きく変わり、ヒーローになる夢を抱いていた若者とは思えないほど闇堕ちし、冷酷な印象を与える人物になっていました。

最終選考である「ネオ・エゴイストリーグ」の開始直前、國神はドイツチームへの参加を確定させます。このチームは個人の能力ランキングに基づいてスタメンを決定する方式を採用しており、國神はブルーロックのメンバーの中で唯一、上位ランキングの3位となっていました。他のブルーロックメンバーが下位に集中していたことから、ドイツチームの強さと復活後の國神の高い身体能力を改めて知らしめる結果となりました。

その後、國神はネオ・エゴイストリーグの初戦から、ドイツチームのスタメンとしてフィールドに立ちました。この試合で、ワイルドカードの目的が明らかにされ、國神は右足でもシュートを打つ能力を身につけていました。

國神はすぐに2つのゴールを決め、入札価格は4,700万円に達します。この金額は、ブルーロックランキングで歴代5位になります。この調子で進めば、國神が上位に食い込むことは確実であり、日本代表としての活躍を目にする日もそう遠くないのではないでしょうか?

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ブルーロックの國神が脱落した理由

理由①潔・凪・馬狼に敗北する

國神は2次セレクションの「ライバルリーバトル」で敗北し、その結果、戦いから脱落し闇堕ちしました。このライバルリーバトルの特徴は、「勝利したチームが負けたチームから1人の選手を選び取る」というものでした。チームが5人になるまで、勝ち続けて相手チームから選手を奪っていくことになります。チームが敗北した上、相手に選ばれなかった選手が脱落し闇堕ちするルールです。國神はこのルールで脱落したのです。

それでは、國神の脱落し闇堕ちしたシーンを振り返ってみましょう。彼は千切・玲王とチームを組み、対戦相手を探して試合を続ける流れになりました。そして、ブルーロックの風呂場で偶然にも潔たちと再会することになります。過去の思い出話が交わされる中、國神たちと潔たちが3人で試合を行うことに決まりました。國神の不屈の精神に感銘を受けた読者も多かったことでしょう。

理由②士道・五十嵐に敗北する

後が無い状況に立たされた國神と玲王は、2対2のマッチングルームで驚きの光景を目撃します。士道龍聖が対戦を拒否する相手に暴力を振るっているのです。國神は暴力を食い止めようと介入しますが、その結果、士道から試合を申し込まれてしまいます。國神は気が進みませんでしたが、玲王が応じたことで試合が成立しました。

試合の詳細は不明ですが、士道が明らかに優勢であったことは確かです。2次・3次セレクションが終了し、進出した選手たちが一堂に会する場面が描かれます。しかしながら、その中には國神の姿は見当たりませんでした。その後、國神は「EXIT(脱落)」か「ワイルドカード(敗者復活)」の二者択一を迫られていました。当然のことながら、國神はワイルドカードの選択肢を選びました。

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ブルーロックのワイルドカードに関する感想や評価

ここまで『ブルーロック』のワイルドカード特集をお届けしてきましたが、最後にワイルドカードに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、リベシティでブルーロックの話題が盛り上がっていたという投稿者のツイートからです。ワイルドカードの目的、すなわち「ノエル・ノアのコピーを作る」という絵心コーチの考えがよくわからないと言います。しかし、この記事の経緯を読めば理解できるかもしれません。

続いて紹介するツイートでは、ワイルドカード参戦前後の國神の変化を映画作品を使って表現しています。アイアンマンとバッドマンの違いを分析すれば、ワイルドカードで受けた影響がわかるのでしょうか?

最後に紹介するのは、ワイルドカードの詳細が知りたいという方のツイートになります。國神をブルーロックの中で唯一良心あるキャラクターと位置づけ、そんな彼の良心を根こそぎ奪ったワイルドカードに強い興味を抱いたようでした。

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ブルーロックのワイルドカードまとめ

この記事では、「『ブルーロック』のワイルドカード(敗者復活)とは何?」と題して、ワイルドカードの目的や内容、そして戦いを終えて生き残ったメンバー、國神の闇堕ちなどについて考察してきました。

まとめのイメージ

ワイルドカードとは、入寮テストの二次選考2ndステージで敗北し、かつ相手に選ばれなかった選手が挑戦する敗者復活戦のことです。ノエル・ノアという世界最高のプレイヤーのコピーを作ることを目的としていますが、ワイルドカードに挑む選手はノアの足元にも及ばない実力しかなかったため、別人に変えてしまうほどの過酷なサバイバルを乗り越えなければならない内容となっていました。

このワイルドカードで唯一生き残ったのが國神錬介でした。國神は、ワイルドカードを突破した後、最終選考となる新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)でドイツを選択し、そこで潔世一と再会します。潔は、自らの肉体とエゴだけを頼りにゴールを狙うマシンと化し闇堕ちした國神の変貌ぶりに愕然とするのでした。

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