【ブルーロック】三次選考の内容・結果をネタバレ解説！ルールや脱落者は？

「ブルーロック」はワールドカップで優勝するために必要なエゴイズムに満ちたフォワードを育成するためのプロジェクトで、激しい生存競争を課せられています。この記事では、そんな「ブルーロック」の三次選考の結果やルール、脱落したキャラといったことをネタバレ解説していきます。ネタバレが多い点には注意してください。

2018年より「週刊少年マガジン」で連載されている「ブルーロック」は、2023年8月時点で累計部数は2800万部を突破している人気作品です。また、スピンオフ作品「ブルーロック-EPISODE 凪-」は2022年7月から「月間少年マガジン」に連載されていて、こちらは2023年9月時点で100万部を突破しています。将来ワールドカップ優勝へ導くためのフォワード育成を主題とする作品で、生き残りをかけた熱い戦いが描かれることが特徴です。

2021年には第45回講談社漫画賞を受賞し、2022年にはアニメ化、今後舞台化も上映予定です。キャラクター同士のエゴとエゴがぶつかり合うほか、現在の日本サッカーに否定的な描写が批判を受けたりしたことから「史上最もイカれたサッカー漫画」という異名があります。

無名の高校でフォワードとしてプレイしていた潔世一は、埼玉県高校サッカー選手権大会決勝戦で自らゴールを狙わずパスを選択した結果、ゴールが実らずに敗北し後悔しました。落胆して帰宅したところ、彼の元に日本フットボール連合から強化指定選手の通達が届いています。潔世一が向かったのはただの強化合宿ではなく、フォワード育成に特化した青い監獄プロジェクトでした。

「ブルーロック」の三次選考はの前に、「ブルーロック」の選考方法について簡単に紹介します。「ブルーロック」こと青い監獄プロジェクトでは、ワールドカップ優勝に導くための日本代表フォワードを生み出すプロジェクトで、全国から集められた300人の選手たちがしのぎを削っていきます。ブルーロックでは定期的に選考があり、そこで落ちたものはプロジェクトから去るだけではなく将来の日本代表入りの資格も失います。

一次選考、二次選考を生き抜いた者たちが挑戦する三次選考は、絵心が招待した世界選抜プレイヤーと試合をすることからスタートします。この三次選考に進んだメンバーや詳しいルールなどについては、のちの項で詳しく紹介します。

アニメ「ブルーロック」1期では、ラストに三次選考がスタートしました。それでは、漫画版「ブルーロック」の三次選考はどの巻で読めるのでしょうか？漫画版「ブルーロック」で三次選考が描かれるのは、漫画「ブルーロック」11巻から13巻までです。先ほど紹介した世界選抜との試合は、漫画「ブルーロック」11巻に描かれています。

「ブルーロック」の三次選考に残ったメンバーやキャラクターを紹介します。「ブルーロック」二次選考では35人のメンバーが勝ち残り三次選考に挑みます。

最初に三次選考に到達したキャラは糸師・蟻生・時光・蜂楽・潔の5人でした。このあとも続々と二次選考を突破したキャラクターたちが集まりますが、なかにはここまで作中に登場しないキャラクターたちもいます。三次選考に挑戦するキャラを新ブルーロックランキング順に紹介します。1位糸師凛、2位蟻生十兵衛、3位時光青志、4位黒名蘭世、5位田中信玄、7位凪誠士郎、10位御影玲王と、ベスト10のメンバーでも落選者がいます。

11位以下は、13位石狩幸雄、15位潔世一、16位蜂楽廻、18位馬狼照英、20位曽倉哲、21位清羅刃、22位柊零次、23位雪宮剣優、27位氷織羊、29位西岡初、33位乙夜影汰、44位千切豹馬とアニメでもおなじみのメンバーが名前を連ねています。50位以下は51位皿斑海琉、53位剣城斬鉄、55位志熊恭平、59位猿堂寺暁、63位二子一揮、69位烏旅人、77位日不見愛基、79位鰐間淳壱、88位我牙丸吟、95位雷市陣吾、98位柚春彦、99位七星虹郎です。

さらに、100位以下の100位劈大河、108位五十嵐栗夢、111位士道龍聖が突破し、総勢35名で三次選考へ挑みます。

ここからは三次選考で脱落するキャラを決めるノルマやルールを紹介します。三次選考は2つのブロックに分けられていて、最初のノルマは世界選抜戦です。世界選抜戦のルールは、世界選抜チーム5人とブルーロックの5人が戦う形式で、ゴールキーパーはAIが搭載されたブルーロックマンが担当します。さらに、最初に5点を取った方が勝利というルールが課せられました。

しかし、世界選抜というだけありその実力はずば抜けています。そのためか、この世界選抜戦ではただ勝敗を評価するのではなく、世界選抜チームからの評価が重要視されました。

三次選考の二次ノルマ適性試験(トライアウト)では、二次選考を突破した35人が受ける適性試験です。この適性試験では、ここまでの選考を踏まえたうえでのトップ6を2人ずつにわけて、それぞれのチームをABCに分けます。そのうえで、それぞれにほかのメンバーを3人組ませて試合を行うというルールです。この結果をもとに選ばれたキャラがU20日本代表戦の選抜メンバーになります。

二次ノルマ適性試験(トライアウト)の脱落者や結果についてはのちの項で詳しく紹介していきます。

ここからは漫画「ブルーロック」で三次選考が描かれた11巻から13巻までのあらすじをネタバレ紹介していきます。二次選考のファイナルステージで糸師凛のチームに破れた潔世一でしたが、凛が一瞬だけだが自分を超えられた敗北感を抱いたことをきっかけに、彼を引き抜くことで潔世一は三次選考にすすむことができました。

二次選考を一番最初に抜けた潔たちの前に待ち構えていたのは世界トッププレイヤーたちでした。彼らと強化合宿をする中、世界最強ストライカーたち5人との5VS5というルールで試合を行います。世界選抜相手に蜂楽のドリブル、潔のイメージ力、凛の一撃で見事に彼らから先制点を奪います。しかし、そこから本腰を入れ始めた世界選抜に圧倒されてしまいました。

世界選抜戦が終わって数日後、すべての二次選考が終わり35名で三次選考を行うことになります。そこには、ブルーロックに入ってから共に活動していたチームメンバーたちがいて再会を喜びますが、國神錬介の姿がなく潔は動揺します。しかし、國神錬介はそのころ敗者復活を目指していました。

漫画「ブルーロック」12巻あらすじをネタバレ紹介します。11巻のラストでチームZのメンバーたちと喜びを分かち合っていますが、その余韻に浸ることなくすぐに三次選考の二次ノルマの適正試験がスタートします。ここまでの成績で選ばれたトップ6が2人ずつに分かれますがそのメンバーは、凛と士道、旅人と乙夜、剣優と凪です。彼らはそれぞれA・B・Cチームとなりました。

残りのメンバーはそれぞれ誰のチームに入るよう指示され、潔は「自分が隣に立っていたい人物」という基準で凛のチームでプレイすることを選択します。凛のチームにはいった潔でしたが、問題発生します。それはトップの凛とチームメンバーになった士道の相性が最悪だったことです。しかも、対戦相手の烏と乙夜になにもさせてもらえないというピンチに見舞われました。

さらに、対戦中に息が合わない凛と士道が衝突しあうトラブルが発生します。そこで潔が2人を連動させることを意識することで戦況が改善し、チームメイトの七星と氷織を受けることでいい循環が生まれます。最後には、潔が凛と士道を超えてラストゴールを決めて勝利を収めます。

漫画「ブルーロック」13巻のあらすじを紹介します。潔のゴールで勝利を収めチームメイトが賞賛する中、凛だけは不満気でした。続く試合は凪と剣優が率いるチームCが対戦相手になります。これまで凪と一緒にプレイすることにこだわっていた玲王は、この試合でも一緒に戦います。しかしこれまでとは違い、なりふり構わずにプレイします。

さらに、全能力99点という力の彼は試合中にチームメイトの弾道が急激に落ちるジャイロシュートをコピーします。これをきっかけに「複写変化（カメレオン）」の能力に覚醒しましたが、まだまだ発展途上です。ですが、これまでと違って凪をなりふり構わず追い抜くという意識が芽生えていて、さらなる成長を遂げています。

この適性試験が終わり、絵心甚八からU-20日本代表戦に挑むレギュラー11人が発表されました。「5点奪われたら6点奪って勝つ」という目標の元に選考されたメンバーには、潔の名前もありました。ですが、士道の名前はありません。その理由は、U-20日本代表の糸師冴に指名されて引き抜かれていたためです。

「ブルーロック」三次選考の脱落者をネタバレ紹介します。三次選考で脱落したキャラクターは以下の10人です。

• 志熊恭平
• 皿班海琉
• 紬春彦
• 日不見愛基
• 猿堂寺暁
• 劈大河
• 灰地静
• 西岡初
• 田中信玄
• 曽倉哲

青森のメッシと呼ばれた西岡初や、新ブルーロックランキングで5位だった田中信玄といった前評判が高い選手でも容赦なく脱落するルールということが再認識されました。

「ブルーロック」の三次選考の結果をネタバレ紹介します。三次選考の結果でU-20の日本代表メンバーが選ばれましたが、そのスタメンになったのは我牙丸吟、千切豹馬、蟻生十兵衛、二子一揮、蜂楽廻、烏旅人、乙夜影汰、雪宮剣優、凪誠士郎、潔世一、糸師凛です、上位3位まで入ったメンバーについてはのちの項で詳しく紹介します。

また、リザーブメンバーとなったのは雷市陣吾、御影玲王、馬狼照英、時光青志、黒名蘭世、氷織羊、七星虹郎、清羅刃、柊零次、石狩幸雄、剣城斬鉄、五十嵐栗夢です。脱落せずに残ったメンバーたちは、U-20の選手たちを相手にどう戦うのでしょうか？

「ブルーロック」の三次選考で3位になったのは士道龍聖です。士道龍聖は二次選考を突破した時点での、ブルーロックランキングでは111位と、三次選考に参加したメンバーの中では最下位でした。彼が三次選考で3位になった大きな理由として考えられるのが、一次ノルマで対戦した世界選抜相手にゴールしたことではないかとされています。

また、その後のトライアウトではチームメイトの凛とぶつかり合いながらもしっかりと得点を取ったことが評価されたようです。ブルーロックプロジェクトでは簡単に脱落者が出る半面、彼のように活躍によって一気に評価を上げることも可能です。

「ブルーロック」の三次選考で2位になったのは糸師凛です。二次選考開始時と二次選考1stステージでともに1位だった彼は、三次選考ではトップクラスとはいえ1位を逃す結果になりました。三次選考における世界選抜戦では、チームメイトたちが世界一流との壁にぶつかり勝利をあきらめてしまいます。しかし、凛だけは最後まで勝負をあきらめない姿を見せました。

これまでトップ評価だっただけあり、三次選考においても士道とぶつかりあったりしましたが高い能力を見せつけました。その結果、U-20日本代表戦では彼がチームの中心人物としてセンターフォワードのポジションを任されます。

「ブルーロック」の三次選考で1位になったのは、本作の主人公である潔世一です。ブルーロックに来たばかりのころはランキング最下位でしたが、それから自分ならではの力を発揮してついに三次選考で1位になりました。潔が1位になった理由は空間認識やオフ・ザ・ボールを使った技で決勝点を決めたことが理由だとされています。

また1位通過をした潔ですが、ポジションはその持ち前の能力を発揮できるオフェンシブミッドフィールダーを任されます。

漫画「ブルーロック」のファンの中には、三次選考が作中でもとくに面白いという声がありました。

アニメ1期のラストで、三次選考がはじまりました。しかし、三次選考がはじまったばかりのところで終わったため、早く2期で三次選考のシーンを見たいという感想があります。

ここまでの選考で才能を発揮してきたブルーロックのメンバーが、世界選抜相手に通用しませんでした。世界選抜メンバーの強さに驚く声や、三次選考までイガグリが残ったことを話題にあげている方がいます。

「ブルーロック」の三次選考の結果などについてネタバレ込みで紹介しました。アニメでは三次選考がはじまったばかりで1期が終了したので、2期の序盤で放送されるようです。三次選考ではこれまで登場しないキャラや、これまで登場したキャラが覚醒する姿を見ることができます。ぜひ原作漫画「ブルーロック」で三次選考のシーンをチェックしてください。