【ブルーロック】新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）とは何？メンバーは？

こちらの記事では、アニメ化もされている人気サッカー漫画『ブルーロック』に登場する、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）の情報を紹介していきます。新世代世界11傑の確定メンバーや、今後メンバー入りしそうなブルーロックの登場キャラクターを、考察を交えながら紹介します。

既に新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）に選ばれているメンバーキャラは『ブルーロックの新世代世界11傑のメンバー・キャラ』、今後新世代世界11傑に選ばれそうなキャラクターの考察は『ブルーロックの新世代世界11傑になるメンバーを予想考察』の項目の中でチェックしてみてください。

まずは、こちらの記事で紹介するサッカー漫画・ブルーロックの作品概要と物語のあらすじを紹介します。ブルーロックの作品情報をおさらいしたい人は、下記の『ブルーロックの作品情報』の項目に目を通してみてください。

「史上最もイカれたサッカー漫画」という異名を持つブルーロックは、週刊少年マガジンにて連載中のスポーツ漫画作品です。連載が開始されたのは2018年の35号からで、2023年9月時点では26巻までコミックが刊行されています。ブルーロックの原作者は、『神さまの言うとおり』や『僕たちがやりました』などの原作漫画のストーリーも手掛けている金城宗幸先生で、作画はノ村優介先生が担当しています。

ブルーロックのコミックスは累計発行部数が2800万部を突破する人気を誇っており、スピンオフ漫画のほか、テレビアニメや舞台も制作されています。ブルーロックのテレビアニメは、2022年10月9日から翌年の3月26日まで第1期が放送されました。ブルーロックのアニメは視聴者からの評判が高かったことから、今後第2期が制作される可能性の高い作品として注目されています。

ワールドカップで優勝を目指す日本フットボール連合は、世界に通用する選手メンバーを育てるべく「青い監獄プロジェクト（ブルーロック）」を立ち上げました。そのメンバーの1人として、高校生選手の潔世一が選ばれました。潔は「失格したら日本代表となる資格を失う」という過酷な条件のなか、自分のなかに眠る才能を開花させ、ストライカーとして成長していきます。

新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）の確定メンバーの紹介や、今後新世代世界11傑のメンバーになるキャラクターの考察をする前に、まずは新世代世界11傑について解説します。新世代世界11傑とは、ブルーロックの作中に登場する用語で、国際サッカー連盟（PIFA）が選出した11名の若手選手のことです。

新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）のメンバーは、各国で活躍している選りすぐりのメンバーで、FW・MF・DF・GKのそれぞれのポジションで活躍している選手が選ばれます。現実でも、国際サッカー連盟（FIFA）が世界で活躍するサッカー選手11名を「ワールドベストイレブン」として表彰しており、その制度をモデルにしていると考察されます。

こちらの項目では、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）の確定メンバー3人を紹介していきます。新世代世界11傑のメンバーキャラ1人目は、スペインのサッカーチーム「レ・アール」で活躍する糸師冴です。青い監獄のメンバーたちにも名前を知られている若手選手で、潔のライバル・糸師凛の兄でもあります。ポジションはMFで「自分より得点力がない物はFWと認めない」と口にしています。

弟の糸師凛と同様に他人に対して不遜な態度をとることが多く、マスコミに対してもその態度は変わりません。しかし、高い実力を持っていることや、チームプレーを大事にしていることから、サッカーに対する真面目な思いゆえの態度であると考察できます。年齢は18歳で、日本の若手選手のなかで最も実力のある選手として数えられています。

新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）の確定メンバー2人目は、ドイツの「バスタード・ミュンヘン」に所属するミヒャエル・カイザーです。ミヒャエル・カイザーはFWとして活躍している選手で、彼が所属するバスタード・ミュンヘンには、世界ナンバーワンFWだといわれているノエル・ノアも在籍しています。しかし、ノエル・ノアに劣らないFWメンバーとして活躍し、チームに貢献しています。

ミヒャエル・カイザーは潔と同じ空間認識能力の持ち主で、前身のバネを使って強力なシュートを放つ「カイザーインパクト」も駆使します。その実力は、世界ナンバーワンプレイヤーであるノエル・ノアに「俺をも凌ぐ」と言わせるほどです。またミヒャエル・カイザーには、どのようなボールでもミヒャエル・カイザーに繋げるMF・ネスがついています。

ミヒャエル・カイザー自身の能力と、ネスのサポートによって、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）のメンバーキャラのなかでも、トップクラスの強さを誇っています。ブルーロックの作中では、青い監獄の最終選考・新英雄大戦で潔を苦戦させました。

「主役喰い（エースイーター）」の異名を持つドン・ロレンツォも、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）の1人です。イタリアのチーム「ユーヴァース」のチームメンバーで、DFを担当しています。普段は守備を任されていますが、敵のボールを奪うと、そのまま敵陣に乗り込んでいく戦法をとることもあります。

ミヒャエル・カイザーと対峙した際には、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）のなかでもトップレベルとされる彼の攻撃を止め、周囲を驚かせました。ドン・ロレンツォは、全て金歯という目を惹く見た目をしています。ストレードチルドレンとして暮らしていたドン・ロレンツォはある日、スターストライカーのマルク・スナッフィーに拾われます。

しかし、彼を信用できなかったドン・ロレンツォは、マルク・スナッフィーに「ボロボロの歯を金歯にしてほしい」と言い、彼を試します。マルク・スナッフィーは、その要求を快諾し、ドン・ロレンツォの歯は全て金歯に治療されました。そして、ドン・ロレンツォはその日から、マルク・スナッフィーを「未来をくれるクレイジーな大人」として信頼するようになりました。

上記では、現在判明している新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）のメンバーキャラについて紹介してきました。次に、こちらの項目では潔世一やジュリアン・ロキといった、今後新世代世界11傑に選出されると予想される人物について考察していきます。潔世一やジュリアン・ロキ意外に、誰がメンバーキャラとして選ばれるのか気になっている人は、こちらの考察に目を通してみてください。

新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）に今後加わる可能性が高いメンバー考察、1人目はフランスチーム「P・X・G」のFWを務めるジュリアン・ロキです。ジュリアン・ロキは、ブルーロックの主人公・潔世一と同じ17歳という若さで、ワールドカップの代表入りをはたした選手です。ジュリアン・ロキの実力は、青い監獄のコーチ・絵心甚八に「新世代No.1超新星」と言わせるほどのものです。

ジュリアン・ロキは、神速神童（ゴッドスプリンター）という異名を持っています。その異名通り、ジュリアン・ロキは他の選手を寄せ付けない圧倒的なスピードを持っています。ブルーロックの作中では、5対5の試合をした際に、ジュリアン・ロキが1人で5人抜きする姿を見せました。弱冠17歳にして世界レベルの戦いをするジュリアン・ロキを見て、青い監獄のメンバーは世界レベルの高さを知ることになりました。

ブルーロックの読者から、潔世一やジュリアン・ロキと並んで、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）の1人になると考察されているのは、潔のライバルの1人である糸師凛です。糸師凛は、兄の糸師冴が世界プレイヤーとして活躍しており、弟である糸師凛もそれに匹敵する才能を持っています。

青い監獄には、特技を活かしたプレーをする選手が多く所属していますが、糸師凛は技術や身体能力など、全ての能力が高水準の万能型プレイヤーとして活躍しています。初めて登場したシーンでは、時間差で蹴り上げた2つのボールを空中で命中させる驚異のコントロール能力を披露しました。

ブルーロックの主人公・潔世一も、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）に選ばれると考察されることが多いキャラです。潔世一は、物語序盤では青い監獄の参加メンバーのなかで、実力は最低レベルと判断されていました。しかし、試合を重ねていくごとに空間認識能力や相手の視界から外れる技術を身につけます。

その成長を見ていた参加者からは「適応能力の天才」と評価されています。また、欠点だった基礎能力も青い監獄でのトレーニングによって底上げされ、他の参加メンバーたちに追いついています。U-20日本代表戦では、糸師凛の最良のパートナーとして認められました。

青い監獄の実力で2位となった士道龍聖も「新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）のメンバーになるのではないか？」と予想されているキャラです。士道龍聖は、青い監獄の参加者に暴力をふるったり、粗野な言動が目立つ人物です。しかし、勝負に対しての執着心は人一倍で、ゲームでは得点をしっかりと獲得します。味方として共闘した糸師冴に認められるほどの実力を持っています。

ブルーロックのスピンオフ作品『ブルーロック-EPISODE 凪-』で主人公を務める凪誠士郎は、敵のパスをカットして得点を稼ぐスタイルのプレイヤーです。しかし、その戦法が使えない試合では、武器である高い身体能力も発揮できません。イングランドチームの指導者は、潜在能力は飛び抜けて高いものの、1人では能力を発揮できない状態でいる凪誠士郎を「育てたい」と注目しているようです。

今後、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）に選出される可能性のあるキャラ6人目は、青い監獄のメンバーで年俸ランキング1位を獲得した選手・馬狼照英です。一時は思うようなプレーができないでいた馬狼照英ですが、イタリア棟の指導者であるスナッフィーの指導によって、独自のシュートを編みだします。元々高い能力を持つ選手でしたが、青い監獄の試験によってさらに実力を身につけました。

糸師冴のモデルの可能性が高い選手は、レアル・マドリードの下部組織で、初めての日本人合格者となった中井卓大選手です。中井卓大選手は、幼い頃からレアル・マドリードの下部組織で選手育成の練習を受けています。

同じように、糸師冴も世界有数の名門クラブチームであるレ・アールに才能を認められ、18歳という若さで世界に通用する選手として練習に励んでいます。そのような共通の環境や、糸師冴の所属している「レ・アール」というチーム名が「レアル・マドリード」に似ているという点からも、糸師冴のモデル選手が中井卓大である可能性は高いと予想されます。

ミヒャエル・カイザーのモデルだと考えられる人物は、3人います。3人ともドイツのサッカーチーム「バイエルン・ミュウヘン」に所属していた選手で、名前のモデルになったと予想される人物は、フランツ・ベッケンバウアー選手とミヒャエル・バラック選手です。この2名はポジションがMFのため、プレイスタイルに関してはFWとして活躍していた、ロベルト・レヴァンドフスキ選手をモデルにしていると予想されます。

ブルーロックのコミック26巻まででは、新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）のメンバーは3名確定しています。そのうちの1人が糸師冴です。こちらの方は、推しである新世代世界11傑の糸師冴のサインがあると知って、喜びの感想をツイートされています。

ブルーロックはスポーツ漫画のため、リアル感を出すためにキャラクターたちの汗まで描写しています。しかし、こちらの方は、新世代世界11傑のキャラクターたちが汗をかいていないことに気づいたようです。世界レベルのプレイヤーの能力を表現するため、作者はあえて汗を描いていないと予想されますが、違和感を覚える読者も少なくないようです。

新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）のメンバーは現在、糸師冴、ミヒャエル・カイザー、ドン・ロレンツォの3名が判明しています。まだ3名しか公開されていないにもかかわらず、3人それぞれが濃い個性を持っていることから、読者からは「全員揃ったらどうなるのか？」と興味を持たれているようです。

以上、ブルーロックに登場する新世代世界11傑（ワールドベストイレブン）について紹介してきました。コミックス26巻まででは、糸師冴、ミヒャエル・カイザー、ドン・ロレンツォの3名が新世代世界11傑のメンバーであると判明しています。また、今後メンバーに加わるキャラクター候補として、主人公の潔世一や、天才プレーヤーのジュリアン・ロキの名前があがっています。