ブルーロックに作画崩壊シーンはある？アニメと原作漫画の評価・評判は？

「ブルーロック」とは、週刊少年マガジン誌上にて2023年9月現在連載中のサッカー漫画です。「史上最もイカレたサッカー漫画」の異名を付けられるほどぶっ飛んだ内容で大ヒットし、テレビアニメ版も放映されて人気と支持を得ました。この記事では、ブルーロックのアニメ版の作画崩壊を中心に紹介しながら、同作品のアニメ制作会社、ブルーロックの原作漫画の累計発行部数や原作者、アニメ版を観た方の感想や評価を取り上げます。

ブルーロックの原作漫画は、週刊少年マガジン誌上にて2018年に連載開始し、2023年9月現在連載中です。同作品の単行本は、26巻まで刊行されました。原作の第1話で、実在のサッカー選手に対して不適切な表現があったことで物議を醸したことがありますが、斬新な世界観が内外で高評価され、2021年に第45回講談社漫画賞の少年部門を受賞しています。また、スピンオフ漫画「-EPISODE凪-」も別冊少年マガジンにて連載中です。

ブルーロックのテレビアニメ版は、2022年10月から2023年3月まで、全24話が放映されました。放送終了後に、2期の制作が発表されています。テレビアニメ版は、ブルーレイが発売されているほか、Amazon Prime VideoやNetflixなど複数の有料動画配信サービスで視聴することも可能です。また、「-EPISODE凪-」を原作にしたアニメ映画版が、2024公開予定であり、多くのファンを喜ばせました。

日本フットボール連合は、日本代表の2018年W杯の成績を受けて、長らく言われ続けてきた決定力不足解消に乗り出しました。そのためには、代表をW杯優勝に導けるストライカーが必要不可欠であり、300人のユース世代のFWの中から世界一のストライカーを養成する青い監獄プロジェクトを立ち上げたのです。主人公の潔世一は、プロジェクト参加者の一人ですが、彼らが集められた施設ブルーロックの異様な雰囲気に戸惑いました。

史上最もイカレたサッカー漫画ブルーロックのテレビアニメ版は、分割2クールが主流の昨今では珍しいとされる連続2クールで放映されました。アニメ版は、原作漫画に忠実なストーリー展開でアニメファンや声優ファンに広くアピールし、大ヒットを収めています。しかしながら、一方で作画崩壊を指摘する声も多く見受けられたのです。この章では、ブルーロックのアニメ版の作画崩壊シーンを検証しながら、制作会社を紹介します。

ブルーロックのアニメ版の作画について評価や評判を調査したところ、高い評価が多いことがわかりました。しかし、第21話「俺がいない」のみ、作画崩壊を指摘する声が大きいとのことです。下の画像は、全て21話のシーンであり、インターネット上を中心に「作画崩壊ではないか」と話題になりました。左上は、糸師凛が倒れて肘をついている場面ですが、表情が彼らしくなく「一瞬誰だかわからない」という感想が多かったのです。

右上の画像は、潔世一と糸師凛が競り合うシーンですが、ともに白目をむいていることと、潔世一の右手が糸師凛の局部を触っているように見えることで、作画崩壊だといわれました。また、左下の画像は、凪誠士郎が後頭部にタオルを敷いて横になっているシーンです。この時の彼の顔が、「普通の時とは違い太って見える」という感想を持たれたとされていて、作画崩壊の一つとして挙げられました。

最後に紹介する右下の画像は、千切豹馬が走るシーンですが、「表情や身体のパースがおかしい」という評価が見受けられました。なぜ21話だけ突出して作画崩壊が話題になったのか、その理由については明らかにされていません。

ブルーロックのテレビアニメ版の制作会社は、株式会社エイトビットといいます。同社は、株式会社サテライトのCG班に在籍していた葛西励が、「マクロスF」などを担当したスタッフを伴って2008年に創業しました。創業当初は、日本のアニメ作品の制作システム一般的とされるグロス請けを中心に活動していましたが、2011年のテレビアニメ作品「IS〈インフィニット・ストラトス〉」で元請を担当し、実績と業績を伸ばしたのです。

• ヤマノススメシリーズ
• 少年メイド
• 転生したらスライムだった件シリーズ
• 推しが武道館いってくれたら死ぬ
• 魔法科高校の劣等生シリーズ
• SYNDUALITY Noir

エイトビットが制作を手掛けた主なテレビアニメ作品を、上記しました。漫画やライトノベル、ゲームを原作とする作品がほとんどで、原作ファンから高い評価を得ている制作会社とされています。また、「今後は自社でオリジナルアニメを制作してほしい」と待望するファンが、多いとのことです。

テレビアニメ版2期とスピンオフ作品-EPISODE凪-の映画化が決定しているブルーロックは、アニメ版の人気もさることながら、原作漫画が圧倒的な人気を誇っていることで有名です。ほとんどノーマークの状態で連載が開始されましたが、現在では掲載誌週刊少年マガジンの看板作品の一つに成長しました。この章では、ブルーロックの原作漫画について、コミックスの累計発行部数と原作者の金城宗幸とノ村優介を取り上げていきます。

ブルーロックの原作漫画コミックスの累計発行部数は、2022年8月時点で1000万部を突破するメガヒットを記録していました。2023年9月現在、累計発行部数は2800万部を突破しています。約1年間で倍増となっており、原作漫画の面白さ、テレビアニメ版の大ヒットなどの相乗効果が理由に挙げられました。

ブルーロックは、2名体制で制作されるサッカー漫画です。原作担当は、漫画原作者の金城宗幸でした。1987年に大阪府で生まれた彼は、京都精華大学マンガ学部マンガプロデュース科を卒業後、漫画家を目指しました。その後、紆余曲折を経て「第7位」という作品で「平成22年度上半期赤塚賞」で佳作を受賞し、2011年に「神さまの言うとおり」で原作者デビューしました。金城宗幸の代表作には、「僕たちがやりました」があります。

ブルーロックの作画を務めているのは、漫画家のノ村優介です。1987年生まれのノ村優介は、「週刊少年マガジン新人漫画賞」の第79回で特別奨励賞、第85回で佳作をそれぞれ受賞しました。漫画家デビュー作は、週刊少年マガジン2013年18号に掲載された読み切り作品「砂人の皇」です。代表作品に、蔵人幸朗原作のSFホラー漫画「ドリィ♡キルキル」があります。

この章では、ブルーロックのテレビアニメ版の作画崩壊に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。同作品の作画崩壊は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、ブルーロックの原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品のテレビアニメ版について、内容は面白いのに作画崩壊がひどいという評価をつぶやいていました。

こちらは、ブルーロックのテレビアニメ版を熱心に観ていると思われる方のツイートです。アニメ版の第21話を観て、作画がめっちゃ崩壊しているという感想を持ちました。

こちらは、ブルーロックの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品のテレビアニメ版の作画崩壊について、作画崩壊ではなく原作漫画のエゴ剥き出しの必死さを描いた演出だと評していました。

この章では、ブルーロックのテレビアニメ版の作画崩壊にスポットを当ててきました。同作品のアニメ版の作画は高評価されていますが、なぜか第21話の作画崩壊が多くのファンから指摘されています。是非一度、ブルーロックのアニメ版を観て、作画の状態を確認してください。