【無職転生】ミミルはカウンターアローのヒーラー！悲惨な最後と死亡理由は？

こちらの記事では、近年話題となっている転生ものアニメのなかでも、高い人気を誇っている作品『無職転生』に登場する、ミミルの情報を紹介していきます。無職転生には、多くのキャラクターが登場します。こちらの記事では、そのような無職転生のキャラクターの1人である、ミミルについてまとめました。

「ミミルが、どのようなキャラクターなの忘れてしまった」「ミミルがどのキャラクターなのか分からない」という人は、詳しくは『無職転生のミミルはカウンターアローのヒーラー』の項目でプロフィールを紹介しているので、確認してみてください。また、『無職転生のミミルの悲惨な最後と死亡理由』の項目では、ミミルが死亡する原因となったスノウバッファローというモンスターや最後のシーンを紹介しています。

ほかにも、ミミルがいなくなった後の冒険者パーティー「カウンターアロー」の様子についても解説しています。まずは、下記の項目でミミルが登場した作品・無職転生の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。無職転生が連載されていたメディア媒体や作者、アニメの作品概要や物語のあらすじをおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

ミミルや、彼が所属していた冒険者パーティー・カウンターアローが登場したのは、理不尽な孫の手先生によるライトノベル・無職転生です。無職転生は、小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていた作品です。小説家になろうにて無職転生が連載開始されたのは2012年11月から2015年4月までの間で、2014年からは書籍版も刊行されました。また、書籍版も2022年11月に完結し、全26巻で発売されています。

無職転生の本編が完結した後には、番外編である『無職転生 〜蛇足編〜』が小説家になろうに掲載開始され、書籍化もされています。無職転生の書籍版は、2023年10月時点でシリーズ累計発行部数1300万部を記録しており、その人気から漫画版やアニメも制作されています。漫画版は、本編の内容にそったものの他に、4コマ漫画や無職転生の登場キャラクターのスピンオフ作品など、5作品が制作されています。

また、無職転生はアニメも人気となっており、2024年1月には第3期の放送が予定されています。無職転生のアニメは、原作小説に沿った内容が「面白い」と評価されているほか、視聴者からは「声優が豪華」「作画が綺麗」という声もあがっています。ニコニコ動画や大手のアニメ評価サイトでは、面白いアニメとして話題にあがることも多い作品です。

学生時代の出来事がトラウマとなり、引きこもりとなった無職の男は、ある日交通事故にあいます。男が次に目を覚ますと、そこは剣と魔法が存在する世界でした。新たな世界に転生し、ルーデウスと名付けられた男は、愛情深い両親や魔法の師、友人と出会い、健やかに成長していきました。ある日、原因不明の大規模転移事件が発生したことで、ルーデウスは見知らぬ土地に転送されてしまいます。

ミミルは、カウンターアローという冒険者パーティーの一員として無職転生の物語に登場しました。カウンターアローは、無職転生の主人公であるルーデウスが大規模な転移事件に巻き込まれた際に、故郷・ブエナ村に辿り着くまでの間に出会ったパーティーの1つです。

当時のルーデウスは、想いを通じ合わせた相手・エリスが失踪した直後だったため、生きる気力や覇気を失っていました。その時、馬車で相乗りしていたカウンターアローのメンバーに声をかけられたことで、行動を共にすることになります。

カウンターアローには、ルーデウスに声をかけた女戦士・スザンヌのほかに、気の強い弓使いの少女・サラ、カウンターアローのリーダーで魔術師のティモシー、屈強な体格の魔法戦士・パトリス、そしてカウンターアローのヒーラー兼ムードメーカーのミミルがいました。下記では、ルーデウスが出会ったカウンターアローの回復担当、ミミルについて紹介します。

ミミルは、ルーデウスがエリスに逃げられ、半ば鬱状態になっていた際に出会った冒険者パーティー・カウンターアローに所属していた人物です。カウンターアローでは、ヒーラーとして仲間たちの傷を癒やす役割を担っていました。ミミルは楽天家な性格をしており、戦闘時以外でもカウンターアローの仲間たちの気持ちを盛り上げ、癒やす人物でした。

見た目はヒーラーらしく靴まで届く長いローブを着用し、緑色の短髪が特徴的な男性です。語尾に「っす」という言葉をつけるのが口癖です。カウンターアローの仲間うちでは「逃げ足が1番速い」と言われていましたが、スノウバッファローの群れに遭遇した際に逃げ遅れ、死亡の最後を迎えます。

カウンターアローは、仲間を大切にするパーティーだったこともあり、ミミルがスノウバッファローによって死亡の最後を迎えた後にルーデウスが再会した際には、暗い雰囲気が漂っていました。戦闘時は、回復役として重宝されていますが、攻撃魔法を使うこともできます。無職転生のアニメでは、沢城千春さんが声優を務めています。

ミミルは、スノウバッファローの群れに襲われ死亡の最後を迎えます。しかし、冒険者としての能力が低いわけではありませんでした。ミミルのヒーラーとしての能力は、無職転生の書籍版で描かれています。ミミルは、カウンターアローのヒーラーとして回復役を担当していたこともあり、治癒魔法は中級レベルのものを使うことができます。また、初級レベルではありますが、解毒魔法も会得していました。

ヒーラーながら、ミミルは攻撃魔法も使用できます。ミミルの攻撃魔法を見ることができるのは、カウンターアローがギルドからスノウドレイクの鱗の採取の依頼を受けた時です。スノウドレイクの鱗を採取するため、カウンターアローのメンバーは、ある洞窟に向かいます。

そこにはスケルトンとレイスというモンスターがおり、ミミルたちは何度も生き返り、死亡することのないスケルトンに苦戦していました。死亡することのないスケルトンを倒すには、もう1匹のモンスター・レイスを先に死亡させる必要があります。しかし、カウンターアローの他のメンバーが使用した火魔術では、レイスは復活してしまいます。

そこで、レイスを倒すために使用されたのが、ミミルの神撃魔術でした。神撃魔術は、何度も生き返る幽霊系のモンスターを消滅させることができる魔法です。ミミルは、神撃魔術「エクソシストレート」をスケルトンとレイスに放ち、モンスターたちを死亡させることに成功しました。

絶望の淵にいたルーデウスに声をかけ、ルーデウスに気力を取り戻させるきっかけを与えたカウンターアローですが、彼らに悲しい事件がふりかかりました。その事件とは、ミミルがスノウバッファローに襲われて死亡の最後を迎えたことです。

このミミルがスノウバッファローに襲われた事件は、ルーデウスがカウンターアローと離別した後に起こりました。ギルドでカウンターアローを見かけたルーデウスは、カウンターアローのメンバーがいつもより少ないことに気が付きます。

そこで、カウンターアローに事情を聞くと、スノウバッファローの群れに襲われたことで、ミミルが死亡の最後を迎え、弓使いのサラも行方不明になっていることを明かされました。ミミルはスノウバッファローの群れによって死亡の最後を迎えたものの、サラはまだ生きている可能性があると知って、ルーデウスはサラを探しにいくことにしました。

サラを探している最中に、ルーデウスはスノウバッファローの群れと鉢合わせます。スノウバッファローはルウーデウスにとっては大した敵ではなく、1人で群れを殲滅することができました。その後、ルーデウスはスノウバッファローたちが食べた残りだと思われる骨の山を見つけます。ルーデウスは、その中にミミルの頭部があることに気づきました。

短い間とはいえ、一緒に過ごした者の最後を見たルーデウスは、胸を締め付けられます。「せめて、仲間の元に返してあげたい」と考えたルーデウスは、頭部だけとなったミミルを袋に入れます。そして、まだ生きている可能性があるサラを探しに歩みを進めるのでした。

ミミルが悲惨な最後を迎えた後も、カウンターアローは活動を続けていました。ルーデウスは、パーティーメンバーとして同行はしていなかったものの、同じ街の冒険者としてカウンターアローと交流していました。カウンターアローと親交を深めていくうちに、ルーデウスはカウンターアローの弓使いの少女・サラと仲良くなっていきます。出会った当初、サラはルーデウスの暗い雰囲気や礼儀に欠けた態度から、彼のことを嫌っていました。

しかし、ルーデウスが本来の明るさを取り戻していくうちに、サラはルーデウスに好意を寄せるようになったのでした。ルーデウスもまた、気の強いサラに、エリスの面影を重ねていました。そして、サラがルーデウスをデートに誘ったことで、2人の関係は進展するかと思われました。しかし、ベッドの中でルーデウスが行為をやめてしまったことで、サラは「最悪」と言って部屋を出て行ってしまいます。

サラとの行為で、EDとなっていたことが判明したルーデウスは、体質改善をしようと試みます。その道のプロに任せることになったルーデウスは、娼館に訪れますが、結果は伴いませんでした。そして、娼館を出たところでサラの悪口を言っていたところを、サラ本人とその仲間であるスザンヌに聞かれてしまいます。いたたまれなくなったルーデウスは、街で知り合った冒険者と共に、ローゼンバーグを離れることを決意します。

無職転生のアニメで、冒険者パーティー・カウンターアローのミミルを演じたのは、沢城千春さんです。公開されているプロフィールでは、1987年12月20日生まれのB型であるとされています。出身は東京都で、声優の沢城みゆきさんとは姉弟であると明かされています。声優デビューしたのは2013年で、これまでに『ツキプロ』の七瀬望や『A3！』の摂津万里などの声を演じています。

• ミミル（無職転生）
• 七瀬望（ツキプロ）
• アルゴン（SHOW BY ROCK!!#）
• 島直樹（遊戯王VRAINS）
• 式島律（Caligula-カリギュラ-）
• 二階堂蓮（ケンガンアシュラ）
• 摂津万里（A3！）
• ナインハート（メイプルストーリーブラックヘヴン）
• 九条壮馬（スタンドマイヒーローズ）
• 影縫照（アイドルファンタジー）

エリスに去られ、どん底の精神状態にあったルーデウスに手を差し伸べたのが、冒険者パーティー・カウンターアローでした。ミミルはカウンターアローの一員として登場しますが、活躍するシーンが少なかったため、作品を見た人から「誰？」といわれることが少なくないようです。

無職転生の原作小説を読んだことのある人のなかには「ミミルの髪色が思っていたよりも緑色だった」という感想を持つ人もいたようです。無職転生の世界では「エメラルドグリーンの髪」という特徴を持つ、スペルド族という種族がいます。ミミルの髪色がその色に近かったことで「スペルド族と何か関係のある人物なのでは？」と頭をよぎった人もいたようです。

無職転生を見た人のなかには「いつの間にかミミルがいなくなっていた」と感じた人も少なくないようです。ミミルは、スノウバッファローの群れとの戦いで死亡しました。最後のシーンは描かれておらず、登場シーン自体も少なかったため、なぜいなくなったのか見逃してしまったという人もいるようです。

以上、無職転生に登場するキャラクター・ミミルについて紹介してきました。ミミルは、エリスに去られて無気力になっていたルーデウスに手を差し伸べた冒険者パーティー・カウンターアローのヒーラーです。治癒魔法以外に、アンデッド系モンスターを倒すことのできる神撃魔術も会得していました。しかし、スノウバッファローの群れに襲われたことで、死亡の最後を迎えました。