【刃牙】マウス三兄弟（リップ・トゥース・タング）の強さは？かませと呼ばれる理由は？

｢地上最強の親子喧嘩｣を描いた漫画『刃牙シリーズ』の『範馬刃牙』には、マウス三兄弟というキャラが登場しています。マウス三兄弟とは、｢リップ｣・｢トゥース｣・｢タング｣が名前の三つ子であり、漫画『範馬刃牙』の監獄編で初登場しました。マウス三兄弟は武術の素人であるため、柔道の黒帯や格闘技のプロライセンスを持っていません。しかし、マウス三兄弟の強さはアイアン・マイケル以上であり、警察署長に高く評価されています。

また、マウス三兄弟は連携技の達人であり、｢キング・オブ・コンビネーション｣と呼ばれています。しかし、マウス三兄弟はゲバルに呆気なく倒されたため、｢弱い｣や｢噛ませ犬｣といわれています。本記事では、漫画『範馬刃牙』の監獄編に登場するマウス三兄弟について、名前や強さ、弱い・噛ませ犬といわれる理由などを紹介します。まずは、漫画『刃牙シリーズ』の作品情報と物語のあらすじを簡単にまとめたので紹介していきます。

マウス三兄弟が登場する『刃牙シリーズ』とは、｢秋田書店｣の｢週刊少年チャンピオン｣で連載中の格闘漫画です。漫画『刃牙シリーズ』は1991年から｢週刊少年チャンピオン｣で連載されており、『グラップラー刃牙』・『バキ』・『範馬刃牙』・『刃牙道』・『バキ道』・『刃牙らへん』といったタイトルが各部に付けられています。漫画『刃牙シリーズ』の作者は板垣恵介といい、漫画『餓狼伝』を手掛けた漫画家として知られています。

漫画『刃牙シリーズ』はシリーズの累計発行部数が8500万部を超えるほど高い人気を博しており、『疵面-スカーフェイス-』や『拳刃』、『ガイアとシコルスキー』などの外伝漫画が数多く制作されています。また、漫画『刃牙シリーズ』はこれまで、テレビアニメ化やOVA化、ゲーム化などのメディア展開も行われています。そのため、漫画『刃牙シリーズ』は2023年8月現在、｢週刊少年チャンピオン｣を代表する格闘漫画となっています。

第1部の『グラップラー刃牙』は範馬刃牙の少年時代を描いた作品であり、第2部の『バキ』は地下闘技場戦士と死刑囚の戦いをテーマとしています。また、第3部の『範馬刃牙』は｢地上最強の親子喧嘩｣がテーマとなっており、第4部の『刃牙道』は格闘家と宮本武蔵の戦いが描かれています。そして、第5部の『バキ道』は相撲がテーマの作品であり、第6部の『刃牙らへん』は範馬刃牙の周囲にスポットを当てた作品となっています。

本記事で、名前や強さ、弱い・噛ませ犬といわれる理由などを紹介するマウス三兄弟とは、漫画『刃牙シリーズ』に登場するキャラです。マウス三兄弟は漫画『範馬刃牙』の監獄編で初登場した三つ子であり、3人全員が同じ見た目をしています。また、性格や体格も同じとなっており、マウス三兄弟は見分けがつきません。マウス三兄弟は連携技が作中最強クラスであり、唇・舌・歯の｢キング・オブ・コンビネーション｣を体現しています。

そのため、マウス三兄弟は｢リップ｣・｢トゥース｣・｢タング｣という名前が付けられており、周囲に｢マウス（口）｣と呼ばれています。しかし、マウス三兄弟の本当の名前は一切不明となっています。漫画『範馬刃牙』の監獄編で、マウス三兄弟はアリゾナ州立刑務所の署長に命じられ、アイアン・マイケルを再起不能にします。しかし、マウス三兄弟は3人目のアンチェイン・ゲバルに完敗し、そのまま作中から退場してしまいました。

上述で紹介した通り、漫画『範馬刃牙』の監獄編に登場するマウス三兄弟は、抜群のコンビネーション能力を持っています。マウス三兄弟の連携技の強さはアイアン・マイケル以上であり、｢リップ｣・｢トゥース｣・｢タング｣という名前が付けられています。しかし、マウス三兄弟はとある理由で、読者に｢弱い｣や｢噛ませ犬｣と評されています。ここからは、マウス三兄弟の強さや弱い・噛ませ犬といわれる理由について、紹介していきます。

名前が｢リップ｣・｢トゥース｣・｢タング｣のマウス三兄弟は、格闘技の素人です。また、マウス三兄弟は個人の戦闘力が非常に低く、柔道の黒帯や格闘技のプロライセンスを一切持っていません。しかし、マウス三兄弟は唇・舌・歯の｢キング・オブ・コンビネーション｣を体現しており、連携技の強さが作中トップクラスとなっています。普通、素人はプロボクサーやプロレスラーなどの格闘家に勝つことが出来ません。

しかし、プロボクサーやプロレスラーなどの格闘家は個人戦に特化しており、集団戦を苦手としています。マウス三兄弟は格闘技の素人であるものの、集団戦に誰よりも特化しています。そのため、素人のマウス三兄弟は実戦の強さが一流格闘家を超えており、連携技で元ヘビー級統一王者のアイアン・マイケルを打ち破りました。ちなみに、マウス三兄弟は卑怯な集団戦や連携技を｢戦いの美学｣としており、一切後ろめたさを感じていません。

漫画『範馬刃牙』の監獄編に登場するマウス三兄弟は、格闘技の素人であるものの、3人合わせた時の強さが一流格闘家以上となっています。実際、マウス三兄弟は得意の連携技で翻弄し、元ヘビー級統一王者のアイアン・マイケルを滅多打ちにしています。これを見ると、マウス三兄弟は漫画『刃牙シリーズ』で最強の三兄弟だといえるでしょう。しかし、マウス三兄弟はなぜか、読者に｢弱い｣や｢噛ませ犬｣と評価されています。

マウス三兄弟が｢弱い｣や｢噛ませ犬｣といわれる理由は、ゲバルとの戦いが関係しています。漫画『範馬刃牙』の作中で、マウス三兄弟はアイアン・マイケルを倒した後、ゲバルと対峙します。当初、マウス三兄弟は余裕の表情を浮かべ、得意の連携技でゲバルを翻弄しようとしました。しかし、マウス三兄弟はゲバルの戦い方に翻弄され、完敗してしまいます。これが理由で、マウス三兄弟は｢弱い｣や｢噛ませ犬｣といわれるようになりました。

確かに、マウス三兄弟はアイアン・マイケルを打ち破った実力者です。しかし、マウス三兄弟の強さはゲバル以下であり、範馬刃牙や花山薫といった主要キャラクターに遠く及びません。また、マウス三兄弟はゲバルに敗北した後、漫画『刃牙シリーズ』で一度も再登場していません。さらに、マウス三兄弟は漫画『刃牙シリーズ』でモブキャラとして扱われています。そのため、マウス三兄弟が再登場する可能性は非常に低いと考えられます。

漫画『範馬刃牙』の監獄編で、国際ボクシング協会の会長はアリゾナ州立刑務所の署長に賄賂を渡し、アイアン・マイケルの身体を破壊するようお願いします。賄賂を貰ったアリゾナ州立刑務所の署長は、マウス三兄弟を招集し、アイアン・マイケルの撃破を命令しました。その後、マウス三兄弟は刑務所の広場でアイアン・マイケルと対峙します。この時、刑務所の看守はアイアン・マイケルに勝てる訳がないと考えていました。

しかし、マウス三兄弟は元ヘビー級統一王者のアイアン・マイケルの強さが一般男性の3.2倍だと分析し、3人同時に余裕の表情を浮かべます。そして、マウス三兄弟は抜群のコンビネーションを活かし、アイアン・マイケルを滅多打ちにしました。この時、アイアン・マイケルは自身の背中を守るため、壁のコーナーに逃げ込みます。しかし、アイアン・マイケルはマウス三兄弟の同時攻撃に対応出来ず、そのまま倒れてしまいました。

漫画『範馬刃牙』の監獄編で、元ヘビー級統一王者のアイアン・マイケルに勝利したマウス三兄弟は、彼の手の腱を切ろうとします。すると、3人目のアンチェイン・ゲバルがでんぐり返しをしながら現れ、マウス三兄弟は驚きます。ゲバルの出現に驚いたマウス三兄弟は、すぐに冷静さを取り戻し、アイアン・マイケル戦と同じ戦法で彼を倒そうとしました。しかし、マウス三兄弟はゲバルに突然小便をかけられ、大混乱してしまいます。

これにマウス三兄弟は激怒し、ゲバルを壁のコーナーに追いやります。そして、マウス三兄弟は上・左・右の三方からゲバルに攻撃しようとしました。しかし、マウス三兄弟はゲバルの強烈なアッパーカットを食らい、1人が戦闘不能になります。この時、マウス三兄弟のリーダー・リップはゲバルの強さに恐怖し、その場から逃げ出してしまいます。これにより、マウス三兄弟は完全崩壊し、漫画『刃牙シリーズ』の作中から退場しました。

2023年8月現在、漫画『刃牙シリーズ』はシリーズの累計発行部数が8500万部を超えており、格闘漫画で特に高い人気を博しています。この人気から、漫画『刃牙シリーズ』はアニメ化が度々行われています。漫画『刃牙シリーズ』は声優陣が豪華な作品として知られており、原作と同じく高い人気を博し続けています。ここからは、漫画『刃牙シリーズ』のアニメでマウス三兄弟を演じた声優について、紹介していきます。

漫画『刃牙シリーズ』のアニメで、マウス三兄弟を演じた声優は、日本の男性声優である山寺宏一です。アニメでマウス三兄弟を演じた山寺宏一とは、1961年の6月17日に宮城県で生まれた男性声優であり、｢やまちゃん｣や｢バズーカ山寺｣といった名前で知られています。2023年8月現在、山寺宏一は声優事務所の｢アクロスエンタテインメント｣に所属しており、ものまねタレントやラジオパーソナリティとしても活動しています。

元々、山寺宏一は大学生協で声優の本と出会い、声優業を志しました。声優を志した山寺宏一は、養成所で演技を学び、1985年にOVA『メガゾーン23』の中川真二役でデビューします。その後、山寺宏一は『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』のギュネイ・ガス役や『アンパンマン』のジャムおじさん役を担当し、一躍注目を集めます。そして、山寺宏一は1989年にアニメ『らんま1/2』で響良牙を演じ、大ブレイクすることになりました。

• 1988年のアニメ『アンパンマン』：ジャムおじさん役、チーズ役、カバオくん役
• 1989年のアニメ『らんま1/2』：響良牙役
• 1991年のアニメ『ドラゴンボールZ』：天津飯役
• 1995年のアニメ『新世紀エヴァンゲリオンシリーズ』：加持リョウジ役
• 2000年のアニメ『陽だまりの樹』：手塚良庵役
• 2002年のアニメ『攻殻機動隊シリーズ』：トグサ役、笑い男役
• 2004年のアニメ『かいけつゾロリシリーズ』：ゾロリ役

• 2006年のアニメ『蒼天の拳』：霞拳志郎役
• 2008年のアニメ『ヤッターマン』：ナレーション役、ヤッターワン役、他
• 2011年のアニメ『ルパン三世シリーズ』：銭形警部役（2代目）
• 2012年のアニメ『ソードアート・オンラインシリーズ』：茅場晶彦役
• 2013年のアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』：アベルト・デスラー役
• 2015年のアニメ『ドラゴンボール超』：ビルス役
• 2020年のアニメ『ハクション大魔王2020』：ハクション大魔王役

漫画『範馬刃牙』に登場するマウス三兄弟には、マウス三兄弟が好きといった感想が多く寄せられていました。マウス三兄弟は本当の名前が不明であり、プロフィールも詳しく分かっていません。また、名前不明のマウス三兄弟は活躍シーンが少なく、漫画『範馬刃牙』の監獄編で退場してしまいました。しかし、マウス三兄弟は喋り方や戦い方が非常に面白く、漫画『刃牙シリーズ』で高い人気を博しています。

漫画『範馬刃牙』に登場するマウス三兄弟には、マウス三兄弟を雑魚キャラ扱いする感想も多く寄せられていました。マウス三兄弟はコンビネーション能力が作中トップクラスです。しかし、マウス三兄弟はゲバルの引き立て役であり、呆気なく作中から退場してしまいました。そのため、マウス三兄弟は多数の漫画『刃牙シリーズ』ファンに｢弱い｣や｢噛ませ犬｣と評価されています。

漫画『範馬刃牙』に登場するマウス三兄弟には、山寺宏一の演技が凄いといった感想も多く寄せられていました。漫画『範馬刃牙』に登場するマウス三兄弟は、それぞれ違う声で1語ずつ話して他人と意思疎通をとっています。当初、声優の山寺宏一はマウス三兄弟を音声化出来ないと語っていました。しかし、山寺宏一はアニメでマウス三兄弟を見事に演じきり、多数の視聴者を驚愕させました。

本記事では、漫画『範馬刃牙』に登場するマウス三兄弟について、名前や強さ、弱い・噛ませ犬といわれる理由などを紹介しました。確かに、マウス三兄弟はアイアン・マイケル以上の強さを持ったキャラクターです。しかし、マウス三兄弟はゲバルの強さを引き立て、そのまま作中から退場してしまいました。また、漫画『刃牙シリーズ』で一度も再登場していないため、マウス三兄弟は監獄編を代表する噛ませ犬だといえるでしょう。