【モブサイコ100】エクボが復活した理由は？霊幻に憑依したその後や最後は？

モブサイコ100に登場するエクボとは、モブに付き纏っている人魂の姿の悪霊です。2022年に放送されたモブサイコ100のアニメ3期では、エクボが新樹を利用して人々を洗脳し、モブと対立するエピソードが描かれました。この記事では、エクボの最後や復活した理由、その後などを紹介します。また、エクボの強さや能力、生前の姿や目的などを考察しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

エクボの死亡や最後・その後などを紹介する前に、モブサイコ100の作品情報を紹介します。モブサイコ100は、内気な中学生・モブが望まない超能力の才能に振り回されながら、なんとか青春を送ろうとするSFコメディ作品です。作者のONE先生による独特のシュールなギャグが人気を博しています。また、超能力者同士のバトルアクションもダイナミックで面白いと高く評価されています。

モブサイコ100とは、2012年から2017年までウェブマンガ配信サイト「裏サンデー」で連載されていた、ONE先生の漫画作品です。ONE先生にとっては「ワンパンマン」に次ぐ2作目の連載作品です。モブサイコ100の単行本は、小学館から全16巻が刊行されています。2016年7月時点で累計発行部数が120万部を突破する人気を博しています。ボンズ制作で3度のアニメ化がされており、2022年に3期が放送されて完結を迎えました。

超能力の才能を持つ内気な中学生・モブは、友達のいない学校生活を送っていました。放課後は師匠と呼んでいる霊幻新隆（れいげんあらたか）の元で、超能力を使った除霊のバイトをする日々でした。そのような自分を変えたいと一念発起したモブは、肉体改造部に入部することを決意します。しかし、超能力とは距離を置きたいという願いとは裏腹に、人並外れた超能力を持つモブは様々な怪奇現象に巻き込まれていきます。

エクボとは、人魂の姿をした悪霊です。元々は宗教団体「（笑）」の教祖に取り憑いていた上級悪霊でしたが、モブに除霊されたことで弱体化します。モブの人並外れた超能力の強さを目の当たりにして、利用するために付き纏うようになります。弱体化後の外見は緑色の人魂で、ほっぺが丸く赤くなっていることが特徴的です。悪霊として常に悪巧みをしていますが、性根は優しく、面倒見の良いところがあります。

エクボが初登場したのは、モブサイコ100のコミックス1巻6話「集いへの誘い」です。モテる秘訣を教えてくれるという口車に乗せられたモブは、新興宗教団体「（笑）」の集会へと連れて行かれます。そこで登場した教祖に取り憑いていたのが、悪霊のエクボでした。エクボは人々の信仰の力を吸い取って上級悪霊にまで成長していましたが、モブに倒されます。

モブに倒されたエクボは、人々を洗脳して得たほとんどの力を失い、人魂の姿にまで弱体化します。しかし、エクボは目の当たりにしたモブの力を自分の野望のために利用できると考えました。それからエクボはモブに付き纏うようになります。一緒に過ごしていくうちに、エクボはモブのお人好しぶりや優しさを知ります。そして、モブもなんだかんだで助けてくれるエクボと気の置けない仲になっていきます。

それでは、モブサイコ100やエクボについて簡単に紹介したところで、次にエクボの最後や死亡、復活した理由やその後を紹介します。

モブサイコ100のアニメ3期では、エクボとモブの決裂が描かれます。「爪」編でモブが鈴木統一郎と戦った際に生まれた巨大なブロッコリーが、一部の人間に神樹として信仰されるようになります。人々に君臨する神になるという野望を捨てていなかったエクボは、これを利用して「ヘルメット教」を興します。モブを引き入れようとしますが、すげなく断られて決裂します。姿を消したエクボは街中の人を洗脳し、事態は深刻化します。

街の異変を止めるため、モブは神樹の中に潜り込みます。そこには神樹の力を取り込み、「（笑）」の教祖だった頃よりも力を増した「神エクボ」がいました。そして、モブとエクボの戦いが始まります。ここでは、神樹編のモブとの戦いの果てにエクボが死亡したかどうかや、最後を紹介します。また、エクボの復活の理由やその後なども紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

神樹の中でエクボは、神樹の力を得て最高にまで高めた力をぶつけますが、モブは反撃しませんでした。また、着ているTシャツを遠慮せずにダサいと指摘してくるエクボを、モブは友達として改めて信頼します。モブは超能力を解いて完全に無防備になり、100％の信頼を見せました。そのようなモブの姿を見て、エクボは本当は神になりたかったのではなく、友達が欲しかったことを自覚します。

エクボは戦うことをやめ、力尽きたモブを神樹の外に運び出そうとします。その時、統制を失った神樹が暴走を始め、モブを取り込もうとします。エクボは神樹と戦い、洗脳の能力を使って意識のないモブや他の人々を外に逃します。モブが家で意識を取り戻した時には、ニュースで神樹が空に浮かび上がり消えていったと報じていました。モブは最後なにが起きたかを覚えていませんでしたが、エクボのおかげだと直感して涙を流します。

こうして、神樹編の最後にてエクボは死亡したことが示唆されました。その後、モブはエクボを探して街中を探し回りますが、見つかることはありませんでした。それでは、次に死亡したエクボの復活について紹介します。

神樹編の最後で死亡したと思われていたエクボですが、モブサイコ100の終盤にて復活します。モブが事故で気絶してしまい、「？？？％」の暴走状態でツボミちゃんとの待ち合わせ場所に向かっている時のことでした。何者も止められないモブの前に、霊幻新隆に取り憑き復活したエクボが登場します。

エクボが復活できた理由は2つありました。1つ目は、モブがずっとエクボの復活を願っていたためでした。2つ目は、暴走状態のモブの生み出した巨大なエネルギーの渦に引き寄せられたためでした。それでは、エクボが復活した理由を紹介したところで、次に最終回でのエクボやその後を紹介します。

無事復活したエクボは、モブサイコ100の最終回にて、霊幻新隆の誕生日会に参加している姿が描かれています。霊幻新隆とエクボが除霊の依頼から帰ってくると、モブや律などがサプライズの誕生日会を準備して待っていました。霊幻新隆の顔に誕生日ケーキがぶつかり、エクボを含めたみんなが大笑いする場面で最終回は幕を下ろします。エクボは友達として、モブや霊幻新隆たちとこれからも過ごしていくことが示されています。

霊幻新隆を主人公に据えたモブサイコ100のスピンオフ作品「REIGEN」にて、最終回のその後のエクボが描かれています。エクボは「霊とか相談所」を手伝っており、新しくバイトに入った暗田トメのサポートをしたりしています。それでは、エクボの死亡や最後、復活やその後を紹介したところで、次にエクボの強さや能力を紹介します。

モブサイコ100に登場するエクボの強さや能力を紹介します。神樹の力を取り込んだエクボは、数多くの超能力者が登場するモブサイコ100のキャラクターの中でも、屈指の強さを誇る悪霊です。また、弱体化している時でも便利な能力でモブたちをサポートしています。そのようなエクボの能力が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

エクボの能力の1つ目は、悪霊を食べることです。エクボは弱い悪霊程度なら、食べて除霊することができます。便利なため、「霊とか相談所」の依頼の除霊に使われることもあります。エクボが悪霊をムシャムシャ食べている姿を、霊幻新隆が「気持ち悪っ」と言って怒られているシーンもあります。

エクボの能力の2つ目は、憑依した人間の超能力を操ることです。一見、強力な超能力者の能力も使用することができて強いようですが、実はそこまで万能ではありません。超能力者は強力であればあるほど潜在意識にプロテクトがかかっています。そのため、乗っ取りは滅多に成功しません。ただし、本人の同意が得られている場合は別です。

エクボの能力の3つ目は、憑依した人間の潜在意識を引き出すことです。人間の脳は普段、体への負担を抑えるために100％の力を出すことを制限しています。しかし、エクボが憑依した状態だと100％の身体能力を引き出すことができます。

エクボが憑依すると、その体の頬にはエクボと同じ、丸くて赤いほっぺのマークが浮かび上がります。このマークは他の人には見えないため、潜入などにも便利な能力です。

上で紹介したように、エクボは人間の体に憑依することができます。しかし、弱体化してからはその能力にも制限があります。まず、モブのように強い能力者の体は乗っ取ることができません。また、普段から運動していない人の100％の身体能力を引き出してしまうと、体を負傷する場合があります。それでは、エクボの能力や強さを紹介したところで、次にエクボの生前の姿や目的を紹介します。

モブサイコ100に登場する、エクボの生前の姿や目的を考察します。悪霊であるエクボが生前どのような人物だったのか、なぜ死亡したのかなどは作中で一切語られていません。ここでは、そのようなエクボの生前の姿を、現在の性格や野望などから考察します。また、読者から人気のある守衛エクボと呼ばれる姿や、エクボの目的も紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

悪霊として登場したエクボには、生前の記憶がありません。しかし、「神になりたい」という野望で教祖になっていたことから、生前は人に認められたいという承認欲求が強かった可能性があります。悪霊になるほどその思いは強く、人に認められずに人生を終えてしまった可能性があります。しかし、エクボは悪霊になっても面倒見が良く優しいところがあるため、生前も優しい性格だったと推測されます。

守衛エクボというのは、「爪」の第七支部にモブたちが潜入した際、エクボが守衛に憑依した姿のことです。黒いスーツを着てスタイリッシュな姿や、エクボが身体能力を100％引き出したことによる華麗なアクションが、ファンの間でかっこいいと人気があります。

エクボの目的は、元々は神になって人々の上に立つことでした。そのために新興宗教「（笑）」を設立して教祖になりますが、モブに野望を打ち砕かれます。その後はモブを利用しようと一緒に行動しているうちに、相棒のようなポジションになります。神樹編にて神になりたい野望がなくなっていることに気付き、本当は友達が欲しかったことを自覚します。それでは次に、モブサイコ100のエクボに関する感想や評価を紹介します。

これはモブサイコ100の神樹編にて、意識を失ったモブを守るために、エクボが自分を犠牲にするシーンが泣けるという感想のツイートです。それまでエクボは、モブのことを利用しているだけだと言い張りながら一緒に過ごしてきました。しかし、最終的には大切な友達のモブを守るために、自分を犠牲にします。自分が死亡する最後の時までモブを心配させないように笑顔でいる、エクボらしさと優しさが泣ける名シーンとなりました。

これは、モブサイコ100の終盤にて、エクボが復活するシーンが感動したという感想のツイートです。神樹編にて、エクボは死亡したと思われていました。しかし、暴走するモブの前に立ち塞がった霊幻新隆の体に乗り移り、復活します。誰も止めることのできなかったモブですが、復活したエクボの一言で立ち止まらせることに成功します。エクボが復活したことを喜ぶツイートが、他にも多くみられました。

これはモブサイコ100の神樹編にて、エクボとモブの仲直りから最後のシーンまでを高く評価するツイートです。モブはエクボの夢だった計画に誘われた時に適当にあしらったことを謝り、エクボは友達が欲しかったことを自覚します。モブとエクボのすれ違いは解決しますが、その後神樹の暴走によりエクボは姿を消します。このツイートの他にも、神樹編でのこのエピソードに感動したという感想が多くみられました。

モブサイコ100のエクボは、神樹編にてモブと対決し、お互いに友達だということを認めて仲直りします。しかし、神樹の暴走でエクボは死亡したことが示唆されます。物語の終盤にて、暴走するモブの前に復活したエクボが現れます。その後、エクボは「霊とか相談所」を手伝いながら、モブたちと友達として毎日を過ごします。このまとめでエクボに興味を持った方は、モブサイコ100のマンガやアニメを見てみてはいかがでしょうか？