モブサイコ100最終回の感想とあらすじをネタバレ!漫画の評価・評判は?

アニメ化はもちろん、実写ドラマや舞台にまでなった人気漫画『モブサイコ100』。大人気となった『モブサイコ100』ですが2017年12月に完結しました。最終回については、ファンから「泣いた」「感動した」という感想が数多くあげられています。では、モブサイコ100の最終回とは一体どんなものだったのでしょうか?今回の記事ではモブサイコ100の最終回について、ネタバレを交えてあらすじを紹介。最終回の評価や感想についても紹介していきます。

モブサイコ100最終回の感想とあらすじをネタバレ!漫画の評価・評判は?のイメージ

目次

  1. モブサイコ100の漫画とは?
  2. モブサイコ100最終回のあらすじネタバレ
  3. モブサイコ100の主要な登場人物
  4. モブサイコ100の漫画の魅力
  5. モブサイコ100最終回を読んだ感想や評価は?
  6. モブサイコ100最終回の感想まとめ

モブサイコ100の漫画とは?

モブサイコ100の作品情報

大人気漫画『モブサイコ100』。人気絶頂の中、2017年12月に物語が完結しました。今回の記事では高い評価を受けている人気漫画『モブサイコ100』の最終回について、ネタバレを交えながらあらすじや、ファンからの感想、評価について紹介。どのように物語が完結したのかについて触れていきます。しかし、まず最終回の内容や感想、評価について触れる前に、モブサイコ100という作品がどのようなものだったかについて見ていきましょう。

モブサイコ100は元々裏サンデーというWEB漫画サイトにて連載されていました。連載が開始されたのは2012年の4月。独特の絵柄とそのストーリー展開から注目を集め、2016年7月時点でコミック累計発行部数は120万部を突破しました。そしてその人気からアニメ化が決定。2016年7月にはアニメが放送開始となりました。また、その後実写ドラマ化、舞台化まで果たしています。

モブサイコ100の作者

モブサイコ100の作者は1986年生まれの漫画家ONEさんです。ONEさんはアシスタント経験などなく、個人のサイトで漫画を連載していました。そんな中、2009年にウェブコミック投稿サイトへ、読み切り漫画『ワンパンマン』を投稿すると、これが大ヒット。この大ヒットを受けて、自身のサイトで『ワンパンマン』を連載することを決めたそうです。

『ワンパンマン』の人気はかなりのもので、2015年には1日10万アクセスを超える大ヒット作品となりました。モブサイコ100を連載し始めたのは2014年。このモブサイコ100の連載がONEさんが正式に漫画家として活動する初めての作品となったようです。

その後も大ヒットを続けた『ワンパンマン』は作画に村田雄介さんを迎え、『隣のヤングジャンプ』で連載を開始。両作品共に多くのファンから高い評価を受ける大人気の漫画となりました。

モブサイコ100とワンパンマンとの違い

ONEさんの大ヒット作品となった『ワンパンマン』と『モブサイコ100』。この作品には共通点があります。その共通点とは「主人公がとにかく強い」というもの。ワンパンマンの主人公であるサイタマは、ヒーローとして怪人と戦う日々を送っていますが、強すぎるあまり、どの戦いもワンパンチ(ワンパン)で終わらせてしまいます。一方モブサイコ100の主人公である影山茂夫は超能力者。

人には無い能力を有している上、同じく超能力を持っている人間の中でも最強と言える実力を持っています。共通する部分が多く見えるモブサイコ100とワンパンマンですが、もちろん大きな違いが存在します。それは、主人公が「教える立場に立っているか、教えられる立場に立っているか」という点。

ワンパンマンの主人公であるサイタマは、目立たないながらも地道にヒーロー活動を続ける人物として描かれています。物語の中には、万能感をもったヒーローも登場しますが、サイタマの実力を見て唖然とする場面も。見下していたサイタマに諭されるシーンが数多く描かれている作品となっています。それに対しモブサイコ100の主人公である影山茂夫ことモブは、自分自身に対して全く自信を持っていません。

それどころか、自分の能力を上手くコントロールできず苦悩する場面が度々描かれています。その為モブは、超能力を持っていない友人たちに助けられることも。モブサイコ100では、モブが周囲の人間に対して感謝し、超能力に頼らず自分自身が魅力的な人間になれるように努力する様子が描かれています。

共通点の多いワンパンマンとモブサイコ100ですが、こうした「主人公が教える立場に立っているか、教えられる立場に立っているか」という点や、「主人公が自分自身の持っている能力を積極的に使おうとしているか否か」という点が両作品の違いとなっています。

モブサイコ100の最終回に至るまでのあらすじ

ここからはモブサイコ100の最終回にいたるまでのあらすじをネタバレを交えながら簡単に紹介していきます。既に触れていますが、モブサイコ100の主人公は影山茂夫(通称モブ)という中学2年生の少年です。モブは超能力をもっているものの、その能力をコントロールできなくなる事があり、力のコントロールを覚える一環として霊幻新隆(れいげんあらたか)が経営する「霊とか相談所」のアルバイトをしてすごしていました。

アルバイト中で超能力を使用することがあるものの、モブ自身は超能力に頼りながら生きる事を良く思っておらす、勉強もスポーツも出来ない自分自身を変えようと努力しはじめるところから物語が始まります。

自分を変えようと努力を続けるモブですが、強大な力を持っていることが原因で様々な事件に巻き込まれてしまいます。ある時は悪霊に憑りつかれてしまった宗教団体と対立したり、またある時はモブと同じく超能力をもった集団に目を付けられ、対立せざるを得ない状況に追い込まれることも。更にモブは意識を失った際、超能力を暴走させ、事故を起こしてしまう事もありました。そうした事件を通じてモブは物語の中で徐々に成長していきます。

モブが自分自身を変えたいと思う理由は色々あったようですが、その理由の1つとして幼馴染の「ツボミちゃん」があげられます。ツボミちゃんに対してモブは昔から憧れを持っており、ツボミちゃんに振り向いてほしいと思っていました。昔はツボミちゃんに対して超能力を見せ、気を引こうとしていたモブですがある日「(超能力を見るのに)飽きた」と言われ「超能力は不要な物」と考えるようになったのです。

様々な事件を通じ、超能力とは別の「人間として」の強さを身につけつつあったモブでしたが、ある日憧れだったツボミちゃんが転校してしまうということを知ります。

居てもたっても居られなくなったモブはツボミちゃんへ告白することを決意。日時を指定し、ツボミちゃんへ渡す花束を用意して、待ち合わせ場所へと向かおうとします。非常に簡単ではありますが、これがモブサイコ100の最終回までのあらすじとなります。

TVアニメ『モブサイコ100』公式サイト

モブサイコ100最終回のあらすじネタバレ

最終回ネタバレ:サタン化したモブ

ここからはモブサイコ100の最終回のあらすじについてのネタバレ紹介となります。物語の核心に触れるネタバレを含みますので、ネタバレが苦手な方は充分ご注意ください。ツボミちゃんへの告白を決意したモブですが、待ち合わせ場所へと向かう最中、子供を庇って事故に遭ってしまいます。

以前から、意識を失った際に超能力を暴走させてしまう「何か」がモブの中にいる描写がなされていました。今回のこの交通事故によってモブは意識を失いますが、その際、ついにその「何か」が起き出してしまいます。

昔から憧れていたツボミちゃんへの告白を心に決めていたモブ。起き上がった「何か」は、その目的を果たす為に約束の場所へと向かいます。これだけを見ると何も問題ないように見えますが、モブの代わりに起き上がった「何か」には超能力を抑制しようとする意志は全くありません。

それどころか、邪魔なものを全てなぎ倒して待ち合わせ場所へ向かおうとするので、周囲の建物などに甚大な被害を及ぼしてしまいます。深層心理下では本来の人格であるモブが、懸命にその暴走を止めようとしますが、もう1つの人格に飲み込まれる状態となってしまい、何1つできる事がありません。

待ち合わせ場所へと向かう「何か」は、竜巻のように超能力で街を破壊しながら進んでいきます。しかし、そこへモブと普段から親交のあったメンバーが現れ、暴走するモブを止めようと動き始めます。これが最終回に至るまでのネタバレあらすじとなります。

最終回ネタバレ:花沢現る

ここからはいよいよ最終回のネタバレあらすじとなります。暴走するモブの前に、最初に現れたのは花沢輝気(通称テル)でした。テルはモブと同じく超能力者。モブには敵いませんが、それでも超能力者の中ではかなりの実力者です。初対面の時にはモブと対立したテルでしたが、モブサイコ100の物語を通じて友人となります。そんなテルはモブの優しさを知っている為、優しく話しかけました。

「やめよう。今日はもう引き返すんだ。キミのためだ。」暴走するモブによって、街では地震が発生し、建物が倒壊するなどの異変が起きています。災害レベルの被害をもたらすモブを前に、それでもテルは何とか説得を試みました。しかし、暴走するモブは聞く耳を持ちません。深層心理下のモブには言葉は届いていたのですが、意識を取り戻すことはありませんでした。

暴走したモブはテルの語り掛けには答えず、超能力を使用してテルへ攻撃。テルも超能力を駆使して自分の身を守ろうとしますが、モブの暴走から街の人達を守る為にも超能力を使用していた為、キャパシティーオーバー。鼻から出血が始まってしまいます。そんな状態でもテルは「本当は止めてほしいんだろ?」とモブの心に寄り添おうとしました。

しかし残念ながらサタン化したモブには敵いません。モブの暴走を止められないことを悟ったテルですが、それでもただでは倒れませんでした。「甘く見るなよ…僕は…僕は影山君の…ライバルだ!」と宣言。モブの心根の優しさを知っているテルは、モブが人を人を傷つけてしまわないよう、意識を失いながらも街の人々を一斉に超能力で避難させたのです。

最終回ネタバレ:影山飛雄の弟・律

引き続きモブサイコ最終回のネタバレあらすじとなります。街の人々を避難させ、意識を失ったテル。次に現れたのはかつてモブと対立した超能力者集団『爪』のボスであった鈴木総一郎とその息子であるショウでした。鈴木親子もテルと同じく超能力者であり、総一郎に至ってはかつてモブを苦戦に追いやったほどの実力者です。しかしながら、そんな総一郎でさえ暴走したモブを止めることはできませんでした。

総一郎はモブと戦い続ける事自体を恐れたりはしませんでしたが、このままでは息子であるショウを失いかねないと判断。息子を守る為やむ追えずその場を離れたのです。そしてその後モブの前に現れたのは、モブの弟である律でした。律は1度、暴走したモブによって大怪我を追ってしまった過去を持っています。その為「兄さんじゃない別の何か…いつ『それ』が出てくるのかずっと怯えてた」と語り始めます。

しかし、律は晴れやかな表情で「やっとわかったんだ。別に怖い何かではなく…それも兄さんの一部なんだってことを」を打ち明けます。さらに続けて「遠慮はしない」「帰ったら2人でゆっくり話そう」とモブに語り掛け正面から暴走するモブと対立。しかし、残念ながら暴走したモブには手も足も出ません。攻めあぐねていた律ですが、暴走したモブが、ツボミちゃんへ渡す予定だった花束を気に掛けていることに気付きます。

同時に、今まで自分が兄と同等の力が欲しいと願っていたのは、いざという時に兄の暴走を食い止められるような人間になりたかったからだ、ということに気付きます。そしてその直後、暴走していたモブが手にしていた花束へ攻撃。律の攻撃によって、ツボミちゃんへと渡す予定だった花束は破壊されてしまいました。花束を破壊されたモブは項垂れ、その場に跪いてしまいます。

しかし、それでもモブの暴走は止まりません。破壊された花束を見て項垂れていたモブでしたが、なんと超能力で破壊されたはずの花束を復元してしまいます。一方律は、体力を使い果たし、結局その場から離れてしまいました。

最終回ネタバレ:霊幻新隆

友人や兄弟が止めようとするものの、モブの暴走は一向に収まりません。それどころか、深層心理下では、暴走するモブの人格に、本来の穏やかなモブの人格が吸収されつつありました。いよいよツボミちゃんの下へと暴走モブが近づいていきますが、そんな時にモブの前に現れたのは、モブのアルバイト先の所長であり、モブの「師匠」でもある霊幻新隆(れいげんあらたか)でした。

霊幻は超能力も何もない一般人ですが、超能力者である部下、芹沢に守ってもらいながらモブの近くまで来ていたのです。モブの近くに来た霊幻は「モブと2人だけで話したいことがある」と、芹沢を置いてモブが巻き起こす竜巻の中心部へ。何度も何度も吹き飛ばされ、負傷しながらモブの目の前までやってきました。

しかし暴走したモブは師匠である霊幻の言葉にすら聞く耳を持ちません。それどころか、超能力で霊幻を薙ぎ払おうとします。霊幻は超能力を持っていない為、モブの攻撃を直接受けてしまうとひとたまりもありません。しかし、そんな時上級悪霊でありながらも、モブの友人でもあった幽霊『エクボ』が霊幻の体へと憑依し、その身を守ったのです。

エクボはそのままサタン化したモブへと語りかけますが、やはりモブはその言葉へも反応を示しません。するとエクボに憑依されていた霊幻は、エクボへ「席を外してくれ」と要請。霊幻の身を案じながらも、エクボがその場を離れると突然「俺は何の力もないんだ!持ってないんだ!」と自分が霊能力者でないことをモブへ告白します。

これまで物語の中でモブが、霊幻が超能力や霊能力といった力を持っていない事に気付いているような描写はなされていましたが、明確に霊幻がその事を言葉にしたことはありませんでした。カミングアウトした霊幻は今までモブを利用していた事や、「師匠」と呼ばせていたことをモブへ謝罪。更に「二面性なんて誰にだってある」とモブに語り掛けます。

そして「もう俺がいなくても大丈夫だ」「そろそろ受け入れてやれ。自分を!」と、なんとモブの背中を押したのです。最終的にそれがきっかけとなり、モブは暴走状態から普段の穏やかなモブへと戻りました。そしてそれを見ていた霊幻とエクボはツボミちゃんとの待ち合わせ場所である公園へと向かうモブを見送りました。

しばらくすると、モブが公園から戻り、霊幻とエクボへフラれてしまったと告げます。霊幻は「何!?」と驚きますが、エクボはモブが竜巻を起こしていたにも関わらず、ツボミちゃんがそんな中帰宅もせずにモブを待ち続けていたことに驚きを隠せずにいました。フラれたモブは悲しさのあまり泣きだしますが、そんなモブを「これからだ」と霊幻とエクボが慰めます。

ここまでがモブサイコ100の第100話のネタバレあらすじとなります。しかし、この100話は正確に言うと物語の最終話ではありません。おまけ要素のようなものとして、モブサイコには101話があります。101話は中学2年から3年へと進級したモブの日常から始まります。モブが所属していた肉体改造部は部員数が増え、佐川という部員が部長を務めるようになっていました。

学校の帰り道では、電柱に登ったまま降りられなくなってしまった猫を発見。肉体改造部に所属していたからか、超能力を使わずに電柱に登れるようになったモブは、猫を助けようとします。しかしながら今度はモブが電柱から降りられなくなることに。傍にいた律によって助けられることとなります。このシーンについては「モブは超能力をつかえなくなったのでは?」と疑問を持つファンも出たようでした。

無事電柱から降りられたモブは律と共に「霊とか相談所」へと向かいます。事務所の扉を開けると、そこには芹沢とトメの姿が。どうやらトメは「霊とか相談所」でアルバイトとして働いているようです。そしてその後、鈴木ショウを始め、モブの知り合いが続々と事務所へと集まってきます。

そうした中で、ようやく霊幻とエクボが事務所へと戻ってきました。どうやら依頼を受け、外出していたようです。しかし、事務所の中は真っ暗。何かあったのかと怪訝な表情で事務所へと入っていく霊幻。するとそこには誕生日ケーキを用意したモブたちの姿が。モブたちが事務所へと集まったのは、霊幻の誕生日祝いをするためだったようです。

突然の出来事に涙目となる霊幻。しかし、その時トメは手にしていたケーキを落としそうになってしまいます。すると、ケーキは一旦空中でぴたりと止まり、そのまま霊幻の顔面へ。ケーキまみれとなってしまった霊幻は「誰だ今やったのは!?」と声を荒げますが、事務所内のメンバーは大爆笑。そんなやりとりを見て、モブも心からの笑みを浮かべていました。これがモブサイコ100の最終回ネタバレあらすじとなります。

モブサイコ100 (@mobpsycho_anime) | Twitter

モブサイコ100の主要な登場人物

影山茂夫(モブ)

ここまでで、大人気漫画となったモブサイコ100の最終回についてネタバレを交えながらあらすじを紹介しました。ここからはモブサイコ100で活躍した主要な登場人物について紹介していきます。まず最初に紹介するのは漫画『モブサイコ100』の主人公である影山茂夫。「かげやましげお」と読みますが、茂夫を音読みした「モブ」というのがあだ名となっています。

あらすじ紹介部分で既に触れていますが、モブは勉強やスポーツなどではパッとしたところがありません。しかし、実は超強力な超能を持っています。しかし、過去超能力を暴走させ、事故を起こした過去が。その経験から「生きていくのに超能力は必要ない」という考えを持っています。

超能力に頼らず、人間的な魅力を磨いていきたいという意志から、学校では『肉体改造部』に所属。一方、学校外では霊幻が運営する「霊とか相談所」でアルバイトをしており、時給300円で悪霊の除霊を担当しています。

師匠と慕う霊幻との約束で、基本的には超能力を人に向けて使用することはありません。しかし、感情が100%を超えて爆発すると、超能力が暴走してしまう事も。モブサイコ100という漫画は、こうしたモブの成長を中心に描かれた物語となっています。懸命に自分自身を磨こうとする姿が描かれているので、ファンの多くから「応援したくなる」といった感想や評価があげられています。

影山律

続いて紹介する主要キャラクターはモブの弟・律(りつ)です。モブとは1歳違いのキャラクターで、実の兄であるモブとは対照的にスポーツ万能・成績優秀なキャラクターとして登場しました。しかし同時に、かなり負けず嫌いな面も。モブとは異なり、超能力を持っていない人物でもありましす。

幼い頃、暴走したモブが起こした超能力による事故に巻き込まれ、重傷を負った経験があり、その事がトラウマとなっていた描写もなされています。基本的には兄思いの良い弟なのですが、そうした経験もあってモブが暴走しないよう、どこか遠慮がちに接していました。しかし物語の途中で超能力が開化。それからはモブに対しても遠慮することがなくなりました。

モブサイコ100の中ではモブを気に掛け、優しく接する姿が多く描かれていた為、ファンから「理想の弟」という感想や評価があげられていました。

花沢輝気

3番目に紹介する主要キャラクターは花沢輝気(はなざわてるき)です。通称はテル。登場当初は黒酢中学の裏番長で、モブと敵対するキャラクターとして登場しました。成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗なキャラクターであり、さらにモブと同じく超能力を持った人物でもあります。しかしその為、当初は超能力を持たない人間を「凡人」と言って見下していました。

しかしそれは「超能力以外の事で自分に自信が持てない」というコンプレックスの裏返し。モブと対立し、暴走したモブの力を目の当たりにした事によって、自分も凡人だったと考え直すようになります。また、モブとのやり取りをきっかけに、性格も大きく変化しました。同時にモブの良き友でありライバルという立ち位置に就くことになります。

最終回では暴走したモブによってボロボロになりながらも、モブへ超能力を向けませんでした。更に、気絶しながらも、街の人達を超能力で守り抜き避難させています。多くのファンからはボロボロになりながらも街の人達を守り抜いたテルに対し「かっこいい!」といった感想や評価が数多くあげられていました。

霊幻新隆

次に紹介するのはモブのアルバイト先の所長であり、師匠である霊幻新隆(れいげんあらたか)です。幼い頃、超能力を上手く使いこなせなかったモブが「霊とか相談所」へ相談に来たことがきっかけとなり、モブの支障となりました。しかし、実際には霊幻は超能力どころか霊能力も持っていません。「霊とか相談所」に依頼にくる人物は皆、頭痛や肩こりが原因で悩んでおり、マッサージの施術等を行うことによって対応していたのです。

やっている事は詐欺ではあるものの、本物の悪霊が絡んだ事件についてはモブの能力で解決し、その他の問題については必ずきちんと解決し、さらに依頼料もかなり良心的なところから、依頼者と対立したり、訴訟されたりといったこともありません。超能力を持ってはいないものの、心理戦にとても強く、口先だけで敵対者を丸め込むことも。

喧嘩も強く、首元に刃物を突き付けられた際も反撃して撃退したこともありますが、基本的には暴力によって物事を解決することを望まず、まずは言葉によって相手を説得しようとする傾向があります。その為、ファンからは「詐欺師なのにかっこいい」「かっこいい大人」という感想や評価が多くあげられています。

エクボ

最後に紹介する、人気漫画モブサイコ100の主要キャラクターはエクボです。エクボは上級悪霊であり、初登場の際には、とある人物に憑りつき『(笑)かっこわらい』という宗教団体の教祖として登場しました。モブを強引に教団へと入団させようとしたため、モブと対立。結果力の大半をモブに払われてしまいました。エクボは神になる事を目指しており、モブとの対立後はモブを利用して神になる事を目標に活動を開始します。

相手が中学生であろうと、自分の野望の為に利用しようとする冷淡な性格をしているようにも見えますが、有事の際にはモブへ手を貸す姿が多く描かれていました。実力ある超能力者の体に憑依することはできませんが、一般人への憑依はお手の物。憑依した人間の肉体能力を100%引き出すことができるという能力を有しています。

ネタバレとなりますが、物語の途中で自身の持つ野望の達成のために一時モブと決別したこともありました。しかし、自分自身の本当の望みが「友達が欲しかった」ということだったと気付き、モブと和解。その後モブの為に尽力する姿が描かれました。モブとの和解のシーはモブサイコ100でも名シーンとして評価が高く、「泣いた」「エクボの友情に感動した」という感想や評価が多くのファンからあげられることとなりました。

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モブサイコ100の漫画の魅力

モブサイコ100の魅力①迫力あるストーリー

「面白い」という感想や評価があげられている人気漫画作品『モブサイコ100』。では、モブサイコ100がそこまで高く評価されている理由はいったいどんなところにあるのでしょうか?ここからはモブサイコ100について「面白い」という感想や評価が多い理由や魅力について紹介していきます。まず最初に紹介する魅力の1つは『迫力あるストーリー』です。

モブサイコ100という漫画は、主人公であるモブが事件に巻き込まれ、その事件を通じて成長していく姿が描かれています。モブは超能力者である為、巻き込まれる事件は決して小さなものではありません。その為ストーリーは自然と迫力あるものとなってきます。この迫力あるストーリー展開が、ファンから「おもしろい!」という感想や評価を受ける理由の1つとなっているようです。

モブサイコ100の魅力②独特な絵

続いて紹介するモブサイコ100の魅力は『独特な絵』。モブサイコ100の絵柄はかなり特徴あるものだとファンの間では有名で、「○○という漫画の絵に似ている」といった感想があげらる事がありませんでした。モブサイコ100の作者であるONEさんが手掛ける『ワンパンマン』については、作画は村田雄介さんが担当していますが、ファンの中には「ONEさんの絵の方がしっくりくる」という感想をあげる方も。

万人受けする絵柄ではないようですが、こうした独特の絵柄も、ファンの多くが「面白い」と感想や評価をあげる理由の1つとなっているようです。

モブサイコ100の魅力③登場人物たちの心の内

3つ目に紹介するモブサイコ100の魅力の1つは『登場人物達の心の内側を描いている』というものです。モブサイコ100では迫力あるバトルシーンも多く描かれていますが、登場人物達の葛藤等、心理描写もバトルシーンと同様とても丁寧に描かれています。

こうした心理描写が描かれている為か、モブサイコ100を読んだ方々からの感想には「泣けた」「感情移入した」というものが非常に多く見られます。モブサイコ100について「面白い」という感想や評価が多いのは、キャラクター達の心理が丁寧に描写されているのも理由の1つとなっているようです。

モブサイコ100最終回を読んだ感想や評価は?

ここまででモブサイコ100の最終回についてネタバレを含むあらすじや、キャラクター達について紹介してきました。モブサイコ100という漫画は、実に多くのファンから「面白い」という感想や評価を受けているようです。では、モブサイコ100の最終回についてはどうでしょうか?ここからはモブサイコ100の最終回を実際に読んだ方々の感想や評価を紹介していきます。

まず最初に紹介する感想・評価は「最終回で泣いてしまった」というものです。最終回のあらすじネタバレ紹介で触れていますが、モブサイコ100の最終回は大団円となっています。そうしたハッピーエンドに感動し、泣いてしまったというファンは沢山いらっしゃるようです。

続いて紹介する感想・評価は「作家さんの凄さを感じた」というものです。「最終回に感動した」という感想と同時に、作者であるONEさんの凄さを感じたというファンの方も多いようです。ONEさんがモブサイコ100とは別に連載している『ワンパンマン』も大人気の漫画となっていますので、作者であるONEさんの技量に驚きを感じているファンも多くいらっしゃいます。

最後に紹介する感想・評価は「泣いた」「キャラクターに感動した」というものです。モブサイコ100には実に様々なキャラクターが登場します。あらすじネタバレ紹介でも触れていますが、そのほとんどが最終回に登場。更に、かつて敵対していたキャラクターも、モブを助けようと動く様子を見せています。そうした様子に感動して泣いてしまった、というファンもかなりいらっしゃるようです。

モブサイコ100最終回の感想まとめ

今回の記事では、大人気漫画『モブサイコ100』の最終回について、感想や評価、あらすじをネタバレを交えながら紹介しました。モブサイコ100の最終回については、とても評価が高く、「泣いてしまった」「感動した」という感想をあげているファンの方々がとても多くいらっしゃいます。

「アニメ版しか見ていない」という方で、もし今回のモブサイコ100の感想まとめを読んで、最終回が気になりはじめたという方がいらっしゃるようでしたら、是非原作版モブサイコ100を読んでみて下さい。「感動した」と感想をあげている他のファンの方々と同じように、感動できるかもしれません。

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