マッシュルがつまらない・ひどいと言われるのはなぜ？評判や打ち切りの噂も調査

マッシュルは、2020年1月27日から週刊少年ジャンプにて連載されていたファンタジーバトル漫画です。漫画家・甲本一先生の初連載作品で、2023年7月3日に最終回を迎えました。マッシュルの単行本は、2023年8月時点では17巻まで発売されています。『みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞』の第5回では8位にランクインし、人気の作品として注目されました。

また、マッシュルの漫画は英語版も発売されており、2020年に公開された、日本財団の『英語で読める推奨漫画5作品』にも選出されています。その人気から、2023年にはアニメ化もされています。4月8日から7月1日まで、TOKYO MXなどの放送局にて放送され、2024年1月からは第2期の放送も予定されています。

マッシュ・バーンデッドは、魔法を使えるのが当たり前の世界で、魔法が使えない特異な体質の持ち主でした。マッシュは、育ての親レグロと共に人里離れた森の奥で生活していましたが、ある日、魔法が使えないことが魔法警察に知られてしまいます。魔法が使えない人々「魔法不全者」は、殺処分される身です。日々の筋トレによって、超人的な肉体を手に入れていたマッシュは、その筋肉によって警察を追い払います。

マッシュルは、『みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞』などにもノミネートされる人気漫画です。しかし、「つまらない」「面白くない」といった声や、「設定がひどい」といった低評価の声もあがっています。その理由の1つは、マッシュルの主人公・マッシュが、筋肉だけで無双しているという設定です。

マッシュルの世界では、魔法が使えない者は差別され、殺処分されてしまいます。マッシュルの連載が開始された当初は、そのような価値観の世界で、筋肉1つで世の中を渡り歩いていくという主人公の設定が「面白い」と人気でした。しかし、マッシュルの連載が長くなり、敵の強さも上がってくることによって、筋肉だけで戦うという設定に無理が生じてきます。

敵が強力な魔法を使って戦っているのに、マッシュルが物理攻撃のみで勝ってしまうという非現実的な展開を見た人から「ご都合展開でつまらない」「筋肉頼りの戦闘で面白くない」「筋肉無双でひどい」という声があがっています。

マッシュルが読者から「つまらない」「面白くない」と言われている理由で、最も多いのは「敵の倒し方がワンパターン」という意見です。マッシュルの主人公であるマッシュは、魔法が使えない魔法不全者です。そのため、マッシュルの作中で、マッシュは己の肉体のみで戦闘を行います。時には武器となるものを使用したりもしますが、マッシュルに登場する他のキャラクターたちのように魔法は使いません。

そのため、物語が長くなるにつれて、敵の倒し方がワンパターンになってきます。マッシュルは、少年漫画雑誌に掲載されていることもあり、戦闘シーンに注目している読者も多い作品です。マッシュルの主人公であるマッシュがいつも同じような戦い方をしていることで、読者から「つまらない」「面白くない」という声や「早く打ち切りになってほしい」という感想まで持たれることもあるようです。

「途中からマッシュが寝る」という展開が、マッシュルが「つまらない」「面白くない」と評価され、不人気作品となってしまった原因に拍車をかけています。マッシュルの物語の後半では、主人公のマッシュが倒れ、しばらくの間眠ってしまう展開となります。その期間をマッシュルの話数に換算すると、約30話近くになります。他の漫画作品でも、主人公が眠ったり怪我を負って、物語にしばらく登場しなくなる展開はあります。

しかし、約30話の間、主人公がストーリーに関わらないという展開によって、読者を飽きさせる原因となってしまったようです。マッシュルームの読者の感想では「マッシュはいつ出てくるの？」「もう打ち切りでいい」「主人公がいつまでも出てこないのはひどい」というコメントも少なくないようです。そのような物語の展開によって、マッシュルという作品を「つまらない」「面白くない」と感じるようになった人もいるようです。

近年の漫画やアニメでは、主人公が物語の始めから高い能力を持っているという設定の作品が少なくありません。マッシュルもそのような作品の1つで、主人公のマッシュが、物語序盤から超人的な肉体を持っています。そのため、ストーリーがテンポよく進んでいくというメリットがあるものの、漫画の醍醐味である「主人公の成長」という展開に欠けています。

特に、マッシュルが掲載されていた週刊少年ジャンプは「友情」「努力」「勝利」が掲載作品の三大原則として知られている漫画雑誌です。週刊少年ジャンプの読者も、そのような流れに期待している人が少なくないことでしょう。そのため、チート主人公が活躍するマッシュルを読んで「つまらない」「面白くない」と感じてしまう人が多く、不人気となってしまったのではないかと予想されます。

マッシュルを「つまらない」「面白くない」「ひどい」と感じている読者の感想では「ギャグが面白くない」という意見も見られています。マッシュルのストーリーでは、チート主人公のマッシュルが、筋肉だけで魔法に打ち勝つギャグシーンが何度も登場します。

そのようなシーンを「好き」と感じるマッシュルの読者も少なくありませんが「ギャグがシュールすぎてひどい」「子供だましのギャグでつまらない」と感じる人もいるようです。また、ギャグシーンを挟んでしまうことで、シリアスな雰囲気が壊されてしまいます。正統派のバトル漫画が好きな人は、そのようなギャグが不要に感じられるようです。

マッシュルは、2023年にアニメ化されています。2023年8月時点では、マッシュルのアニメ1期が人気だったことから、2024年にアニメ第2期の放送が決定しています。そのような人気アニメとなったマッシュルですが、一部の視聴者からは「打ち切りになるのではないか？」という意見が上がっています。

アニメ2期が制作されるほどの人気作となったマッシュルのアニメに、なぜ打ち切り疑惑が浮上しているのかというと、その理由は原作漫画が理由となっているようです。マッシュルの原作漫画は、マッシュルのアニメ1期が放送終了した2日後に完結しています。そのようなタイミングでマッシュルの原作漫画が終了したことで「原作漫画が打ち切りになったのではないか？」と心配する人もいたようです。

そのような原作の打ち切り疑惑が浮上したことで、SNSなどで「アニメも打ち切り終了になるのではないか？」というコメントが見られるようになったようです。実際にはマッシュルのアニメの打ち切り予定などはなく、告知通り2024年1月からアニメ2期が始まる予定となっています。

マッシュルの漫画は2023年7月3日に最終回を迎えました。マッシュルの原作漫画の終了について、週刊少年ジャンプを読んでいた人から「打ち切り終了だったのではないか？」という推測がされています。なぜ原作漫画に打ち切り終了疑惑が出ているのかというと、その原因は雑誌内での掲載順によるものだと考えられます。

漫画雑誌に掲載されている作品は、人気がある作品ほど前のページに掲載されます。逆をいえば、読者から「つまらない」「面白くない」「ひどい」と評価されている不人気の作品ほど、後ろのページに掲載されます。マッシュルは、一時期雑誌の後半に掲載されることが多くありました。また、週刊少年ジャンプの人気作品ランキングでも、評価が低い時期がありました。

そのような事実を見ると、マッシュルは週刊少年ジャンプの読者から「つまらない」「面白くない」「ひどい」という評価を受けていたことが分かります。そのため「マッシュルの完結理由は、打ち切りだったのではないか？」と推測する人が少なくないようです。

マッシュルは、読んだ人から「つまらない」「面白くない」「ひどい」と評価されることがあります。その理由の1つが、パクリ疑惑です。マッシュルは、いくつかの作品に似ているシーンが登場しており、その作品の1つに『鬼滅の刃』の名前があげられています。マッシュルの作中では、マッシュの友人のフィンが、兄弟のレインと一緒に戦うシーンが登場します。

そのシーンが、鬼滅の刃の主人公・炭治郎と、妹の禰豆子との連携プレーに似ているという意見が見られています。そのようなシーンが登場したため、一部の読者から「マッシュルは鬼滅のパクリ」という評価がされるようになり、「つまらない」「ひどい」という感想につながってしまったようです。

「マッシュルがパクリ作品でひどい」という感想のなかには「NARUTO（ナルト）に似ている」という意見もあります。ナルトに似ていると言われているのは、ランスがドットを庇うシーンです。このシーンが「少年時代のサスケが、ナルトに向けて放たれた敵の攻撃を代わりに受けたシーンに似ている」と評価されています。

また、マッシュルのパクリ疑惑作品として、ワンパンマンの名前もあがっています。マッシュルがワンパンマンに似ているといわれている原因は、絵柄です。マッシュルの作中には、デフォルメされたキャラクターが度々登場します。その時のキャラクターの目の形が、ワンパンマンの絵柄に似ています。そのような理由から「マッシュルはワンパンマンのパクリなのでは？」という声があがっているようです。

マッシュルは「ハリーポッターにも似ている」といわれています。ハリーポッターと似ている点は、作中に登場する球技です。ハリーポッターには、空飛ぶ箒に乗って羽の生えた球を追いかける「クィディッチ」という競技が登場します。マッシュルには、そのクィディッチによく似た「ドゥエロ」という競技が登場しました。また、魔法学校が舞台という設定も似ています。

上記では、マッシュルが「つまらない」「ひどい」と言われている理由について紹介してきました。次に、こちらではマッシュルが「面白い」と言われている理由を紹介します。マッシュルが「面白い」と言われている理由の1つは、主人公のキャラクターです。主人公のマッシュは、筋肉とシュークリームにしか興味がないキャラクターです。そのような極端な性格が、読者に思わずツッコミを入れさせてしまう魅力を持っています。

マッシュルの主人公マッシュは、魔法が使えない代わりに超人的な肉体を持っています。魔法が絶対的な存在の世界で、筋肉を駆使して次々と魔法を打ち破っていく姿が「痛快だ」と評判となっています。また、そのような主人公のチート能力によって「安心して見ていられる」という評価にもつながっています。

『マッシュルがつまらない・ひどいと言われる理由』の項目では、ギャグシーンが低評価につながっていると紹介しました。しかし「ギャグシーンがマッシュルの面白い魅力」だと感じている読者も多いようです。マッシュルにはテンポのいいギャグシーンが多く、シンプルな絵柄やセリフが多すぎないといった部分も、そのようなギャグシーンを引き立てています。分かりやすく、クスッと笑えるギャグが面白いと人気です。

マッシュルは、ストーリーだけではなく、登場キャラクターも人気となっています。そのため、キーホルダーなどのグッズがいくつも発売されています。こちらの方は「おねむたん」フィギュアシリーズのマッシュルのキャラクターたちがかわいいとコメントされています。

マッシュルは、似ている作品がいくつかあり、パクリ疑惑が浮上しています。そのような評価が「つまらない」「面白くない」「ひどい」という感想につながっていますが、人によっては「オマージュされていて面白い」と感じることもあるようです。

こちらの方は、アニメのマッシュルに好きな声優が出ていたことから、作品を見始めたようです。アニメのマッシュルが面白かったことで、原作漫画を揃える人も少なくないようです。マッシュルの単行本は、第18巻で完結する予定となっているので、まだ原作漫画を読んだことのない人は、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか？

以上、週刊少年ジャンプで連載されていたファンタジーバトル漫画・マッシュルの「つまらない」「面白くない」「ひどい」という感想を紹介してきました。マッシュルが「つまらない」と評価されている理由は、主に「戦い方がワンパターン」「主人公が登場時ないシーンが多い」「他作品のパクリ要素が多い」などです。

ギャグシーンについては「面白い」という意見と「つまらない」という意見に分かれており、テンポのいいギャグや、シュールなギャグが好きな人には好評となっています。マッシュルの原作漫画は2023年7月に完結しており、次巻となる第18巻で最終回となる予定となっています。また、アニメも2024年1月から第2期が放送開始する予定となっているので、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか？