【マッシュル】3本線があるキャラは？1本・2本などあざの本数の意味や違いは？

『マッシュル』に登場するキャラクターには、顔に1本や2本、3本と線（あざ）が付いています。マッシュルの魔法界では顔にあざが多く付いている人物ほど強いとされていました。では、顔のあざにはどのような意味があるのか？ここからはマッシュルのキャラの顔についている1本線・2本線・3本線の意味や違い、サモンズ・セコンズを解説し、3本線があるキャラを一覧形式で紹介していきます。

『マッシュル』は『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて、2020年9号より2023年31号まで連載されていたシュール・ギャグ漫画です。第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞（8位）を受賞し、日本財団の英語で読める推奨漫画5作品の中の1つに選ばれるなど高い評価を得ています。2023年にはテレビアニメ化されており、第1期が2023年4月8日より7月1日まで放送されました。なお、第2期が2024年1月より放送中です。

ここではマッシュルのあらすじを紹介します。誰もが当たり前のように魔法が使える世界「魔法界」において、魔法が一切使えない魔法不全者は殺処分の対象となっていました。

そのような世界の中で、主人公マッシュ・バーンデッドは魔法が一切使えなかったため、人里離れた深い森の奥にて養父レグロ・バーンデッドとともに静かに暮らしていました。しかしある日、マッシュがシュークリームを買いに街へ向かったことで、魔法不全者であることがバレてしまい…

マッシュルに登場するキャラクターには、一部を除いて顔に線が入っています。この線はマッシュルではあざと呼ばれており、魔法の才能を表すとされていました。その才能に伴い、線の数も1本、2本、3本と増えていきます。ほとんどのキャラは1本線で、2本または3本あるキャラは少ないです。ちなみに前述のあらすじでは、マッシュの正体がバレていましたが、その原因はマッシュの顔にあざが入っていなかったからでした。

マッシュルに登場するキャラの顔に付いているあざは、魔法の才能または魔法が使える証を表していることが分かりました。そもそもマッシュルの魔法界は魔法を使えるということは常識となっており、たとえば人間が立って歩くのと同じようなものです。そして、あざが魔法の才能を表すとすれば、3本線はかなりの才能を有していると予想されます。では、ここから3本線の意味と3本線があるキャラを紹介していきます。

前述したようにマッシュルの魔法界では1本線の者が多いです。2本線の者は10万人に1人の確率で生まれるとされています。

そして、3本線の者は神に選ばれた才能を持つとされていました。ただし、3本線の者は生まれた時から3本あったわけではなく、後発的に発現しています。しかし、3本線になる確率は2本線で生まれるよりもさらに少ないです。その反面、1本線はもちろん、2本線の者よりも強力な魔法を扱うことができます。それにともない、3本線を持つキャラは化け物じみた強さを有していました。

希少価値の高い3本線があるキャラクターですが、主にイーストン魔法学校の生徒の中で最も優秀な生徒に贈られる称号「神覚者」を持つキャラクターや、魔法界を震撼させる犯罪組織・邪悪な淵源（イノセント・ゼロ）に関係するキャラクターが3本線に到達しているようです。では、以下にて3本線があるキャラクターを一覧形式で確認してみましょう。

• レイン・エイムズ
• イノセント・ゼロ
• ドミナ・ブローライブ
• セル・ウォー
• ウォールバーグ・バイガン
• レヴィ
• ランス・クラウン
• デリザスタ

マッシュルの魔法界では顔のあざの本数が多ければ多いほど魔法の才能がある、つまり強さの指標として用いられていましたが、実はそれがそのまま勝敗につながるわけではありません。実際に2本線のアイアン・シルバよりも1本線のシュエン・ゲツクの方が魔法の使い方が上手くて強いと評されていました。

では、ここからマッシュルの1本線・2本線の意味や違いを詳しく見ていきましょう。また、ここまで1本線・2本線・3本線などと顔の本数に触れてきましたが、果たして4本線は存在するのか？4本線の存在や意味についても言及するため併せてチェックしてみてください。

1本線は1線魔導師とされています。ほとんどの人間は1本線で、実際にイーストン魔法学校の教師もみな1本線でした。1本線は2本線よりも能力的に不利なところが多いですが、鍛え方によっては強くなれるケースもあります。また、線の数で勝敗が決まるわけではないため、1本線が2本線に勝つこともありました。

2本線は2線魔道師とされています。その数はかなり少なく、10万人に1人の割合で存在するようです。2級魔導士は1線魔道師よりも強力な魔法を使えるばかりか、基本的な魔法の威力も底上げされています。また、2線魔道師を見ていると、魔法の熟練度も違うようです。作中で2級魔導士師として登場したのは、レイン・エイムズやランス・クラウン、マギア・ルプス、マーガレット・マカロンを始めとした神覚者たちでした。

ここまで1本線、2本線、3本線の意味をそれぞれ解説してきましたが、そこで気になるのが4本線の存在です。では、4本線の存在は存在するのか？についてですが、結論から言うと、2023年8月時点では無いです。そもそも4本線よりも線の本数が少ない3本線ですら「神に選ばれた才能」と言われています。

そのため、4本線が仮にあったとすれば、もはや神に等しいレベルの才能じゃないと得られないと言えるでしょう。仮に4本線の者が誕生するとすれば、それはイノセント・ゼロの中からではないでしょうか？イノセント・ゼロは力を得るためには手段を選ばないため、最終的に4本線に辿り着けるのかもしれません。

先に1本線・2本線・3本線の意味や違いを解説しましたが、実は顔の本数によって使える魔法が異なります。その魔法はサモンズやセコンズ、サーズなどと呼ばれていました。そこで、ここからはサモンズやセコンズ、そしてサーズの意味や特徴、使用者を解説していきます。

サモンズとは杖に秘められた真の力を解放する魔法のことです。3本線を持つ者だけが発動可能で、レインのように普段2本線の者が使う場合は3本線となります。魔法はアダマス、ポセイドン、アレス、クロノス、ウラノス、アテナ、へパイトス、ネメシスの8つがありました。魔法の使用者については次のとおりです。

• アダマス（磁石の神）：レヴィ
• ポセイドン（水の神）：ドミナ・ブローライブ
• アレス（戦の神）：レイン・エイムズ
• クロノス（時の神）：イノセント・ゼロ
• ウラノス（天空の神）：ウォールバーグ・バイガン
• アテナ（武の神）：デリザスタ
• へパイトス（鉄の神）：セル・ウォー
• ネメシス（星の神）：ランス・クラウン

セコンズはかなりの高等技術が必要とされる魔法のことです。2本線の中でも限られた者しか発動することができません。発動すると使用者の周囲に魔法で具現化された物体が展開されます。魔法名とその使用者については次のとおりです。

チェンジズセコンズ・バタフライサニタテムズ：フィン・エイムズ
グラビオルセコンズ・トゥーチャーポール：ランス・クラウン
リオネスセコンズ　ハーム・パペット：アベル・ウォーカー
アクセレイズセコンズ・フォースフィールド：アビス・レイザー
マッドロスセコンズ・マッドロス・デビルス：ワース・マドル
サウンズセコンズ・デスゴング：マーガレット・マカロン
トリオフォート・ガーディアンセコンズ：キングルス
マグネッツライトニングセコンズ・インヴァリアブルレールガン：レヴィ

サーズとは、神の力を具現化させた超高等魔法のことです。サーズを使うとほぼ無敵状態となり、主人公のマッシュでも手こずるほどでした。このサーズを扱えるのはウォールバーグ・バイガン、レナトス・リボル、ドミナ・ブローライブ、エピデム、ライオ・グランツの5人のみ。サーズの魔法名と使用者については次のとおりです。

• ポセイドンアンガスインクラネーション：ドミナ・ブローライブ
• スペーズサーズ・ウラノスインクラネイション：ウォールバーグ・バイガン
• アンデッツサーズ・タナトスインクラネイション：レナトス・リボル
• オリハルコスサーズ・シーシュポスインクラネイション：エピデム
• ライツサーズ・ヒュペリオンインクラネイション：ライオ・グランツ

前述したようにマッシュの顔には線（あざ）が入っていませんでした。しかし、物語途中からマッシュの顔に線が入っています。実はこの線は偽物です。マッシュは線が無く魔法が使えないため、魔法界において処分対象となる存在「魔法不全者」でした。そこで、マッシュの養父であるレグロ・バーンデッドは、マッシュを森から出さないようにして、社会を管理する魔法局の人間に処分されないようにしていました。

一方、マッシュは自分が処分されるような存在であることを知らなかったため、レグロの森から出てはいけないという言いつけを破り、シュークリームを買いに街へ出かけてしまいます。そして案の定マッシュは警察官のブラッド・コールマンに正体がバレてしまいました。ブラッドはマッシュを捕らえるため、マッシュたちの住む家を訪れます。しかし、レグロはマッシュを連れて行かせまいとブラッドに抵抗します。

そこで、ブラッドはマッシュをかくまった罪としてレグロを殺そうとしますが、そのタイミングでトレーニングを終えて帰路についたマッシュが現れ、ブラッドをあっさりと返り討ちにしました。ただし、ブラッドはこのままだとレグロともども追われ続けるため、マッシュがイーストン校に入学して神覚者になるように進言し、マッシュもそれを了承します。マッシュの顔に線が入ったのはその後のことでした。

イーストン校に入学することとなったマッシュですが、当然のことながら顔に線が入っていないとすぐに魔法不全者であることがバレて捕まってしまいます。そこで、ブラッドは偽物の線を用意し、マッシュを一本線の人間としてイーストン校に入学させました。結果的に校長のウォールバーグ・バイガンには入学試験時にバレてしまいますが、マッシュの性格に好感を抱いていたため、見逃しています。

ここまでマッシュルの1本線・2本線・3本線・4本線などあざの本数の意味や違い、サモンズ・セコンズ・サーズ、マッシュのあざなどを解説しつつ、3本線があるキャラを一覧形式で紹介してきました。では、最後にマッシュルの3本線に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。感想では3本線・4本線を基準に計った魔法の威力、アベル・ウォーカーやフィン・エイムズの顔の線の本数に関する声があがっていました。

マッシュルの強さの指標に関する声があがっています。どうやらこの方は、キャラの顔のあざの本数を魔法威力の指標にされているようです。また、3本線・4本線のあるキャラが放つ魔法が最強クラスであると捉えられていることがうかがえます。

マッシュルの3本線のキャラに関する声があがっています。どうやらこの方は、アベルの顔の線の本数は何本なのかと気になっているようです。

マッシュルのフィン・エイムズの線に関する声があがっています。どうやらこの方は、フィンの顔の線が3本か4本になると予想されているようです。ちなみに感想で触れられているフィンの兄は、3本線の神覚者レイン・エイムズでした。

本記事では3本線があるキャラを一覧で紹介し、1本・2本などあざの本数の意味や違い、サモンズ・コモンズ・サーズなどを解説しました。マッシュルに登場するキャラの顔の線（あざ）は、魔法の才能、魔力量を表しています。マッシュルの漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、キャラの顔のあざに注目していただければ幸いです。