【終末のワルキューレ】登場した神器一覧!ワルキューレの神器錬成(ヴェルンド)とは?

『終末のワルキューレ』は神VS人類最終闘争(ラグナロク)を描いたダーク・ファンタジー漫画です。ラグナロクでは神と人類がさまざまな神器や能力を使って戦っています。では、神と人類が使う神器にはどのようなものがあるのか?本記事では終末のワルキューレに登場する神器の所有者や能力を一覧でまとめていきます。また、戦乙女(ワルキューレ)の神器錬成ヴェルンドについても解説するため併せてチェックしてみてください。

【終末のワルキューレ】登場した神器一覧!ワルキューレの神器錬成(ヴェルンド)とは?のイメージ

目次

  1. 終末のワルキューレとは?
  2. 終末のワルキューレの神器の所有者と能力一覧
  3. 終末のワルキューレの戦乙女の神器錬成ヴェルンドとは?
  4. 終末のワルキューレの面白い魅力
  5. 終末のワルキューレの神器に関する感想や評価
  6. 終末のワルキューレの神器まとめ

終末のワルキューレとは?

終末のワルキューレの概要

『終末のワルキューレ』は月刊コミックゼノンにて2017年11月25日より連載されているダーク・ファンタジー漫画です。原作は梅村真也先生、構成はフクイタクミ先生、作画はアジチカ先生がそれぞれ務めています。コミックスは2023年8月時点で19巻が刊行されており、2021年にはアニメ化・舞台化されました。累計発行部数は2011年時点で1400万部を突破しています。

終末のワルキューレのあらすじ

ここでは終末のワルキューレのあらすじを紹介します。人類の誕生から700万年が経った頃、1000年に一度開かれる「人類存亡会議」にて、神々により人類に終末を与える決議がおこなわれました。しかし、そこに戦乙女(ワルキューレ)がやってきて、神VS人類最終闘争(ラグナロク)で人類の行く末を決めることを提案したことにより、天界が誇る最強神たちと最強の人類による13番勝負の幕があがります。

アニメ『終末のワルキューレⅡ』

終末のワルキューレの神器の所有者と能力一覧

それでは早速、終末のワルキューレの神器の所有者と能力を一覧で見ていきましょう。一覧ではミョルニル、ヤールングレイブル、方天戟、メリケンサック、三叉槍、備前長光三尺余寸、超筋外骨締廻、手袋、棍棒などの神器についてまとめていきます。

神器①ミョルニル

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「ミョルニル」は、北欧神話最強と謳われる戦神トールが所有しています。ミョルニルはトールの身の丈を上回る巨大なハンマーです。

ミョルニルは神話にもあり、ノルド語で「粉砕するもの」を意味しています。北欧神話ではドヴェルグ族が作成してトールに献上し、トールが投げれば外さずに必ず返ってくるという能力を使い、多くの巨人を倒したという話があります。また、ミョルニルの一撃はかなりの破壊力を持っており、一撃で倒せなかったのは大蛇ヨルムンガンドくらいだとされていました。

神器②ヤールングレイブル

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「ヤールングレイブル」は、ミョルニルと同じくトールが所有しています。ヤールングレイブルはミョルニルを扱うために必要な手袋です。

北欧神話では常に真っ赤に焼けているミョルニルを扱うために必要だとされていますが、終末のワルキューレではトールの力が強すぎるあまり、覚醒する前のミョルニルを振り壊さないために必要だとされていました。そのためミョルニル覚醒後にヤールングレイブルを外しています。

神器③方天戟

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「方天戟」は、個の強さでは三國時代最強と謳われる呂布奉先(りょふほうせん)が所有しています。方天戟は槍から発展した戟の一種です。槍のような刃の両側に左右対称に「月牙」と呼ばれる三日月状の刃が付いています。刃が片方だけに付いているものもあり、こちらは「方天戟」や「青龍戟」、そして「単戟」と呼ばれることがあります。

呂布が愛用したのは月牙が2枚の方天画戟とされることが多いです。終末のワルキューレでは方天戟とされており、その方天戟をヴェルンドしたのはワルキューレ四女のランドグリーズでした。ランドグリーズという名には「盾を壊す者」という意味があり、切ったり、突いたり、叩いたりとどんな使い方もできる方天戟にふさわしい意と言えます。作中ではトールのヤルングレイブルを破壊しました。

神器④メリケンサック

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「メリケンサック」は、「全人類の父」アダムが所有しています。メリケンサックは拳にはめて打撃力を強化する武器です。己の拳だけで戦うアダムにはうってつけの武器と言えます。

作中では形態変化はなく、一貫して同じ形状のままアダムの右手に着用されていました。このメリケンサックをヴェルンドしたのはワルキューレ七女のレギンレイブでした。レギンレイブの名には「神々の残された者」という意味があり、創造主によって創られた最初の人間であり天界に住んでいたアダムにふさわしい意だと言えます。

神器⑤三叉槍

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「三叉槍(トライデント)」は、ゼウスの兄の一人であり、オリュンポス12神に名を連ねる海洋神ポセイドンが所有しています。三叉槍はフォークに似た形状の漁業用の銛です。ギリシャ神話にも登場しており、ポセイドンが水源や馬を作り出すのみ使用したという話があります。また、三叉槍は古代ギリシア語で「トリアイナ」とも呼びます。

神器⑥備前長光三尺余寸

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「備前長光三尺余寸」は、「史上最強の敗者」佐々木小次郎が所有しています。備前長光三尺余寸は佐々木小次郎が好んで用いたとされる刀で、通称「物干し竿」です。本朝武芸小伝によれば90㎝以上の太刀といいます。普通の刀の長さが約70㎝くらいだったことから、かなり長い刀であることが分かります。

この備前長光三尺余寸をヴェルンドしたのはワルキューレ次女のフリストでした。フリストは二重人格者で、「震える者」と「轟かす者」という意味の二つの名が存在しています。作中ではポセイドンに備前長光三尺余寸が折られてしまったのですが、二つ名のおかげでヴェルンドすることができ、備前長光三尺余寸が二つの剣に分かれ、小次郎はそれを二刀流としました。

神器⑦超筋外骨締廻

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「超筋外骨締廻」は、相撲の2000年の歴史の中で誰しもが認める史上最強の力士、雷電為右エ門が所有しています。超筋外骨締廻は武器ではありませんでした。雷電は生まれながらに筋肉が異常発達する特異体質であったため、その強大すぎる筋肉を抑え込むために「百閉」という新たな筋肉を作り上げていました。

超筋外骨締廻はその抑えている筋肉を解放し、完全に制御する能力のことです。この超筋外骨締廻をヴェルンドしたのはワルキューレ三女のスルーズでした。スルーズの名には「強き者」という意味があり、史上最強の力士である雷電にふさわしい意だと言えます。

神器⑧手袋

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「手袋(フレック)」は、19世紀のイギリスを震撼させた「霧の殺人鬼」ジャック・ザ・リッパーが所有しています。まず、ジャック・ザ・リッパーは自分の手の内を明かさない人物で、自身の言動やさまざまな伏線で対戦相手のヘラクレスを騙すなど多彩な戦い方をして、神器が何なのかずっと謎のまま戦いを進めていました。

その戦いの中でジャックは巨大なハサミや腰にぶら下げた袋を神器だと言っていましたが、最終的に手袋が神器であると明かします。手袋は触れた物全てが神器になるという強力な能力を持っており、普通なら通用しないナイフや時計盤でヘラクレスの体に傷をつけていました。この手袋をヴェルンドしたのはワルキューレ十一女のフレックでした。

フレッグの名には「武器をガチャつかせる者」という意味があり、あらゆる物を神器にしていたジャックにふさわしい意だと言えます。ちなみにフレックはブリュンヒルデが「人類の中で一番キライなクソ中のクソのゲボカス野郎」と酷評するほどのジャックと心を合わせる気はありませんでしたが、ジャックが恐怖で無理やり心を一つにしたことで条件を満たし、ヴェルンドすることとなりました。

神器⑨棍棒

終末のワルキューレ(戦乙女)の神器「棍棒」は、ギリシャ神話の半神半人であるヘラクレスが所有しています。棍棒はヘラクレス12の試練「十二の功業」に出る化け物たちに変化する武器です。そして、化け物の種類にちなんだ技・能力を発揮します。

その技・能力というのが、ネメアのライオン、レルネのヒュドラ、ケリュネイアの魔の鹿、エリュマントス山のイノシシ、アウゲイアスの家畜小屋、ステュムパリデス沼地の怪鳥、クレタ島の牡牛、ディオメデスの人食い馬、ヒッポリュテの帯、ゲリュオンの牛、ぺスぺリデスの黄金のリンゴ、地獄の番犬ケルベロスなど、全部で12個です。

ただ、終末のワルキューレの作中では全ての技・能力が出てきておらず、ネメアのライオン、ステュムパリデス沼地の怪鳥、クレタ島の牡牛、地獄の番犬ケルベロスの4つしか登場していません。

Thumb【終末のワルキューレ】 登場キャラクター一覧!神と人類の強さ・技もまとめて紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

終末のワルキューレの戦乙女の神器錬成ヴェルンドとは?

先に終末のワルキューレの神器の所有者と能力を一覧で紹介しましたが、そもそも人類側の神器は戦乙女(ワルキューレ)の神器錬成ヴェルンドという秘術によって作られます。では、ワルキューレの戦乙女の神器錬成ヴェルンドとは何か?ここからは神器連戦ヴェルンドについて解説していきます。

神器錬成ヴェルンドとは?

神器錬成ヴェルンドとは、戦乙女(ワルキューレ)による秘術のことです。神器錬成ヴェルンドを使用することにより、ワルキューレの肉体が武器に姿を変えます。その武器のことを神の武器、つまり神器といいます。

人間が作った武器は神の武器の前では簡単に壊されてしまうため、この圧倒的な差を埋め、対等に戦えるようにしなければなりません。そこで、神器錬成ヴェルンドにより神器を作るというわけです。神器は使用する人物に適したものに変化するため、さまざまな種類が存在します。また、すべての神器には神器錬成ヴェルンドを使用するワルキューレ13姉妹それぞれの特性が宿るという共通点もあります。

負けると神器は消滅する?

神器錬成ヴェルンドをおこなうには、使用する人物とワルキューレの心が一つに重ならなければならないという条件があります。そして、ラグナロクでは人類と神のどちらも敗北すれば消滅するというルールがあり、これは神器となって使用者と一緒に戦うワルキューレにも適用されます。そのためワルキューレは使用していた人物が敗北すればその人物とともに消滅してしまいます。

Thumb【終末のワルキューレ】戦乙女(ワルキューレ)まとめ!登場したキャラと神器を紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

終末のワルキューレの面白い魅力

ここからは終末のワルキューレの面白い魅力を3つ紹介します。では、まずはじめに終末のワルキューレの荒唐無稽な世界観について見ていきましょう。

面白い魅力①荒唐無稽な世界観

まずはじめに終末のワルキューレの面白い魅力の一つとして、荒唐無稽な世界観が挙げられます。終末のワルキューレは突然神々によって人類の「終末」が決議され、神VS人類最終闘争ラグナロクが始まるという荒唐無稽なストーリー展開となっていました。ラグナロクでは生きている時代も国も異なる魅力的な豪傑たちが結集しているため、史実との関係性を考えずにエンターテインメントとして楽しむことができます。

面白い魅力②神と人間どちらが勝つのかわからない

続いて終末のワルキューレの面白い魅力の一つとして、神と人間どちらが勝つのかわからないということが挙げられます。終末のワルキューレは神と人間どちらも魅力的で個性に溢れていました。そのため人によってキャラの好みが異なることでしょう。そして、神と人間どちらが勝つのかもわからないため、最後まで緊張感を持ちながら戦いを見ることができます。

面白い魅力③キャラの背景が丁寧に描かれる

続いて終末のワルキューレの面白い魅力の一つとして、キャラの背景が丁寧に描かれるということが挙げられます。終末のワルキューレには多くのキャラが登場します。そして、一人一人の背景が徹底的に掘り下げて描かれていました。それによって神と人間の魅力が引き出され、すべてのキャラに感情移入するようになります。

Thumb終末のワルキューレが面白い!あらすじ・感想やおすすめの理由をネタバレ解説 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

終末のワルキューレの神器に関する感想や評価

ここまで終末のワルキューレの神器の所有者と能力を一覧でまとめつつ、ワルキューレ(戦乙女)の神器錬成ヴェルンドや本作の面白い魅力を紹介してきました。では、最後に終末ワルキューレの神器に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

終末のワルキューレのジャック・ザ・リッパーの神器に関する声があがっています。こちらではジャックの神器に対して、何になるのかと注目されているようです。

終末のワルキューレのジャック・ザ・リッパーの神器に関する声があがっています。どうやらこの方は、ジャックの神器「手袋」の能力が印象に残っているようです。

終末のワルキューレの神器錬成ヴェルンドに関する声があがっています。こちらでは神器錬成ヴェルンドのシーンがプリキュアに似ていると思われているようです。

Thumb終末のワルキューレの漫画あらすじをネタバレ紹介!神と人類の勝負の行方を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

終末のワルキューレの神器まとめ

本記事では終末のワルキューレに登場した神器の所有者と能力を一覧で紹介し、神器に関係するワルキューレ(戦乙女)の神器錬成(ヴェルンド)について解説してきました。終末のワルキューレの漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、神器やその所有者の活躍に注目していただければ幸いです。

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