【魔法使いの嫁】チセの腕は治る？ドラゴンの呪いをかけられた理由や解く方法は？

こちらの記事では、『魔法使いの嫁』の主人公・チセが受けたドラゴンの呪いについて紹介していきます。なぜチセの左手と腕がドラゴンの呪いにかかってしまったのか、その理由を知りたい人や、チセの左手と腕にかけられたドラゴンの呪いが治るのかを知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

他にも、魔法使いの嫁のアニメでチセの声を演じた声優、種﨑敦美さんのプロフィールや代表作、作品を見た人の感想・評価なども紹介しています。まずは、下記の項目で魔法使いの嫁の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。魔法使いの嫁の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

魔法使いの嫁は、月刊コミックガーデンにて連載中の漫画作品および、原作漫画を元に製作されたアニメや舞台作品です。魔法使いの嫁の作者は、ヤマザキコレ先生で、2014年に連載が開始されてから2023年8月時点までに19巻まで単行本が刊行されています。魔法使いの嫁は、前述したアニメや舞台の他にも、ドラマCDが制作されたり、交通機関とコラボをするといった人気も見せています。

交通機関とのコラボは、日暮里・舎人ライナーの日暮里駅にて開催されました。こちらの企画では、魔法使いの嫁のメインキャラクターであるエリアスの着ぐるみとの撮影会や、グリーティングなどが行われました。アニメは、魔法使いの嫁の原作漫画と同じくらい人気となっています。魔法使いの嫁のアニメは2017年10月から放送が開始され、第1期が全24話で公開されました。

魔法使いの嫁のアニメは第1期が人気だったことから、2023年4月から第2期が放送されています。魔法使いの嫁のアニメ第2期は2023年4月6日から6月22日までの間に第1クールが放送され、同年の10月から第2クールが放送されることも発表されています。

羽鳥智世（チセ）は、仲の良い両親と弟に囲まれ幸せな少女時代を過ごしていました。しかし、ある日突然父親が弟を連れて失踪してしまったことで、母親はノイローゼとなってしまい、その日常は崩れます。母親が自殺をし、1人となってしまったチセは、未来に希望を持てないまま成長します。そしてある日、チセは謎の男に闇オークションを薦められ、言われるままにオークションの商品として出品されることになります。

羽鳥智世（チセ）は、赤い髪と緑の瞳を持つ、魔法使いの嫁の主人公です。幼い頃に父親と弟が失踪し、母親がノイローゼとなって自殺してしまい、未来に希望を持てないまま毎日を送っていました。そのような彼女のもとに、闇オークションの話が舞い込んできたことで、彼女の生活は一変します。闇オークションでエリアスという人物に落札されたチセは、彼の「弟子」兼「嫁」となりました。

チセが、日本人には珍しい赤髪と緑の目をしていたのは、彼女の体質が原因でした。チセは「夜の愛し仔（スレイ・ベガ）」と呼ばれる体質の持ち主で、妖怪や怪異などを呼び寄せる能力を持っていました。魔法使いのエリアスは、チセのその体質に目をつけ、彼女を手元に置くことにしたのでした。

魔法使いの嫁の序盤では、生きることに興味を示さない様子だったチセですが、エリアスと出会って「死にたくない」という気持ちを持つようになっていきます。どこか無気力に見えるチセですが、自分より人を助けることを優先する優しさや頑固な一面も持っています。魔法使いの嫁の作中では、そのような性格が原因となり、左手と左腕にドラゴンの呪いをかけられてしまいます。

チセの、左手と左腕のドラゴンの呪いの現在の状況を解説します。現在、チセの左手と左腕のドラゴンの呪いは、治るほどではないものの、中和され人間の腕の形に戻っています。ドラゴンの腕のような形になっていたチセの左手と左腕が、なぜ治る兆しを見せているのかというと、その理由はカルタフィルスの呪いが関係しています。

チセが左手と左腕にかけられたドラゴンの呪いは、腕の形がドラゴンの腕のようになるだけではなく「再生させながら死へ向かう呪い」という効果もあります。カルタフィルスは「不死の呪い」をかけられており、それを解こうとしています。そのため、チセが持つドラゴンの呪いの効果「再生させながら死へ向かう呪い」によって、死ねる体になりたいと考えました。

そして、カルタフィルスはチセと取引をし、お互いの片眼と腕を交換しました。その結果、カルタフィルスは寿命のある体を手に入れ、チセの腕はドラゴンの腕の形から、人間の腕の形へと変化しました。しかし、チセにかけられたドラゴンの呪いは完全には治ることができませんでした。腕の形は治ったものの、左腕は黒く変色してしまいます。また「再生させながら死へ向かう呪い」の効果も、完全には治ることはありませんでした。

魔法使いの嫁の作中で、チセはドラゴンの呪いによって左手と左腕がドラゴンのような形になり、「再生させながら死へ向かう」という効果までつけられてしまいました。このドラゴンの呪いは治るのでしょうか？2023年8月時点までの魔法使いの嫁の物語では、その答えはまだ出ていません。しかし、可能性としては治る可能性が高いのではないかと予想されます。

その理由には、チセが主人公だからという理由の他にもいくつかあります。チセの左手と左腕が治ると予想される理由は、下記の『考察③学院でドラゴンの呪いを解くヒントが見つかる？』『考察④移植で誰かに呪いを引き継ぐ？』『考察⑤チセの父親と弟が呪いを解く？』の3つの項目で紹介するので、目を通してみてください。

チセのドラゴンの呪いが治ると予想される理由の1つ目は、チセが魔術師の学院に入学したからです。これまでの魔法使いの嫁は、エリアスとの生活が中心に描かれていました。しかし、そこに学院生活という新たな舞台を設けたことで、チセの魔術に対しての知識が増えていくことが予想されます。

なぜ、わざわざ物語の舞台を移したのか、その理由をメタ視点で考えると、これまでの物語の中で発生した問題を解決するためだと考察できます。そのため、魔法使いの嫁の新たな章『学院編』では、チセにかけられたドラゴンの呪いを解くための、大きな手がかりが見つかる可能性が高いと予想されます。

チセのドラゴンの呪いが治ると予想される2つ目の理由は、移植で誰かに呪いを引き継ぐことができる可能性があるからです。チセは、カルタフィルスの「不死の呪い」を分けてもらったことで、ドラゴンの呪いを弱めることができました。そのような結果から、魔法使いの嫁の世界に存在する呪いは、他人にうつすことができると証明されています。

そのため、他の人物にドラゴンの呪いを引き継げば、チセにかかったドラゴンの呪いは、直すことができるのではないかと予想されます。しかし、チセの性格を考えると、本人の意思で他人に呪いをうつす可能性は低いでしょう。この方法でドラゴンの呪いを治す場合、チセが眠っている間に、他の誰かがチセの呪いを別人に引き継がせる必要があるでしょう。

チセにかけられたドラゴンの呪いを解くことができると予想される理由として、チセの父親と弟の存在があげられます。チセは、幼い頃から他人には見えないものが見える体質でした。しかし、そのような存在たちから実害を受けたことはほとんどありません。その理由は、チセの傍にいた父親と弟が「守り男」と呼ばれる人物だったからです。

守り男は「あちら側のモノ」をはね除ける力を持っています。その力がどのようなものかは、現在の物語では不明な点が多いものの、今後、チセに降りかかる災厄を取り払う能力なのではないかと予想されます。そのような設定を踏まえると、チセの父親と弟が、ドラゴンの呪いを解く鍵となる可能性があります。

チセがドラゴンの呪いにかかってしまったのは、闇オークションに出されたドラゴンの雛を助けようとしたことが原因です。恐怖や怒りで暴走してしまったドラゴンの雛を落ち着かせようとして、チセはドラゴンの雛から発せられた負の念を自分の体に吸収しました。しかし、チセは魔力の生産と吸収を自分の身体で行える体質の持ち主です。そのため、予想以上に負の念を受け取ってしまい、ドラゴンの呪いにかかってしまったのでした。

ドラゴンの呪いを受けたチセは、左腕が異形の形になってしまいます。黒く巨大化し、爪の生えた手は、まさにドラゴンの腕のようでした。また、ドラゴンの呪いにかかったチセは、腕の形が変わっただけではなく「再生させながら死へ向かう呪い」という、寿命を早める効果も身につけてしまいます。

ドラゴンの呪いは、腕の形を変化させるだけではなく、チセの体をも蝕んでいきます。竜の国の管理者を務めるリンデルは、チセの腕を見て「遅かれ早かれ身が壊れる」と口にしています。その発言から、ドラゴンの呪いには腕の形を変えたり寿命を縮めるだけではなく、体の機能を停止させる効果があるのではないかと予想されます。

カルタフィルスが持つ「不死の呪い」を分けてもらったことで、ドラゴンの腕のようになったチセの左手と左腕は、人間の腕の形に戻すことができました。しかし、黒く変色した腕の色は元には戻りませんでした。そのため、チセは普段、黒い手袋をして腕の色を見えないようにしています。

カルタフィルスの不死の呪いでドラゴンの呪いを弱まらせたことで、チセの腕は人間の腕の大きさに戻りました。しかし、大量の魔力を使うと、再びドラゴンの腕のような形に変化してしまいます。ドラゴンのような腕になった際には、黒いトゲのようなものがいくつも発生します。

種﨑敦美さんは、『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャーや、『約束のネバーランド』のムジカなどの代表作を持つ声優です。公式プロフィールでは、大分県出身で9月27日生まれ、血液型A型の身長157センチであることを公表されています。所属事務所は東京俳優生活協同組合です。第14回声優アワードでは助演女優賞を受賞されています。

• 羽鳥智世（魔法使いの嫁）
• アーニャ・フォージャー（SPY×FAMILY）
• ムジカ（約束のネバーランド）
• 雛鶴（鬼滅の刃）
• 乾紗寿叶（その着せ替え人形は恋をする）
• 千嵐帆呼（明日ちゃんのセーラー服）
• レディ・ナガン（僕のヒーローアカデミア）
• フリーレン（葬送のフリーレン）
• 五十嵐響子（アイドルマスターシンデレラガールズ）

チセはスレイ・ベガという体質の持ち主で、妖精や怪異をひきつける能力を持っています。しかし、ドラゴンの呪いを受けてしまったことで「その体質に変化が起こったのではないか？」と予想する読者の姿が見られています。

こちらの方の感想では、ドラゴンの呪いを受けたチセの腕を見て「D.Gray-manのアレンみたいな腕になった」というコメントを述べられています。また、他の方のツイートでは「片手だけゴツくてかっこいい」という意見も見られています。

カルタフィルスの呪いを分けてもらったことにより、以前よりも強い力を手に入れたチセですが「諸刃の剣にならなければいいけれど」と、心配する漫画読者やアニメ視聴者の姿が見られています。今後、ドラゴンの呪いにかかった腕がどのような変化を遂げるのか、注目している人も多いようです。

以上、魔法使いの嫁の主人公・チセの腕について紹介してきました。チセは、闇オークションに出品されたドラゴンの雛を助ける際に、ドラゴンの呪いをうけてしまいます。ドラゴンの呪いを受けたことで、左手と左腕はドラゴンの腕のような巨大な姿となり、寿命が縮む効果も付属されてしまいました。現在は、カルタフィルスの「不死の呪い」を分けてもらったことでドラゴンの呪いが弱まり、人間の腕の形に戻っています。

しかし、寿命が縮む効果と黒く変色した腕の色は戻らないままとなっています。チセにかけられたドラゴンの呪いが今後どうなるかは不明となっていますが、学園生活やチセの父親と弟の存在が鍵となり、呪いを解くことができる可能性があると予想されます。魔法使いの嫁は、2023年10月からアニメ2期の第2クールが放送予定となっているので、気になる人は公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか？