【スラムダンク】流川楓には彼女がいる？噂の理由やプロフィール・魅力も紹介

『スラムダンク』の流川楓は、イケメンでかっこいいと評判のキャラです。だいぶ昔の作品に登場するキャラであるにも関わらず、現在でも多くのファンに愛されています。本記事では、流川楓に彼女がいるという噂の真相や、流川楓のかっこいい魅力について迫ります。テレビアニメや映画の声優も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

スラムダンクは、井上雅彦さん原作のバスケットボール漫画です。週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画で、1996年に物語が完結しています。単行本のシリーズ累計発行部数は1億7000万部を突破しており、現在でも人気が高い作品です。テレビアニメは、テレビ朝日系列で1993年から1996年まで放送されました。劇場版アニメはこれまでに4作が上映されており、5作目となる新作が2022年に上映されました。

不良少年の桜木花道は、不良仲間とともに湘北高校に進学しました。そこで赤木晴子という女生徒に一目惚れした桜木は、晴子に誘われるままバスケ部に入部します。しかし、これまでスポーツと無縁だった桜木は、バスケのルールも知りませんでした。桜木は地味な練習にイラつきながらも、徐々にバスケの実力をつけていきます。そして、リバウンドという強い武器を手に入れた桜木は、素人とは思えないほどの活躍で、湘北の勝利に貢献するのでした。

スラムダンクの流川楓は、湘北高校1年10組の生徒です。誕生日は1月1日で、身長187cm、体重75kgです。王子様のようなイケメンキャラで、多くの女性ファンが存在します。中学時代からエースとして活躍しており、数多くの高校から誘いがきていました。しかし、寝ることが大好きな流川楓は、「家に近いから」という理由だけで湘北高校を選びます。無口で無愛想な礼儀知らずですが、一応先輩には敬語を使っています。

流川楓は作中で、ずっと同じバッシュを履いています。流川楓が履いているバッシュは、ナイキのエアジョーダン5です。エアジョーダンシリーズは非常に人気が高いバッシュで、バスケットプレイヤー以外の人にも愛用者は大勢います。流川楓のエアジョーダン5は赤と黒のオリジナルカラーで、湘北ユニフォームの色とマッチしていました。

イケメンと評判の流川は、スラムダンクの作中でも女生徒から大人気です。桜木が想いを寄せている晴子も流川に恋をしていて、流川のかっこいいプレーには目をハートにしていました。しかし、当の流川はバスケ一筋で、女性にはまったく興味がありません。

作中でも彼女を作ることはなく、流川楓はバスケに明け暮れたまま物語は終わりました。それにも関わらず、流川楓には彼女がいるという噂が流れることがあります。それはなぜでしょうか？ここでは、流川楓に彼女がいるという噂の理由について、詳しく解説します。また、流川楓のモデルとなった人物についても、併せて紹介します。

スラムダンクの流川楓に彼女がいるという噂が立ったのは、スラムダンクの劇場版アニメが原因です。スラムダンクはテレビアニメが放送されて間もなく、1作目の劇場版アニメが上映されています。この劇場版アニメでは、桜木がかつてフラれた葉子という女性が出てきます。葉子はバスケ部の小田と付き合うようになり、一緒に武園高校に入学しました。

スラムダンクの劇場版アニメの1作目では、この2人の恋愛模様を軸に話が進んでいきます。葉子と小田は高校に入ってからすれ違い気味でしたが、湘北との試合を通じて絆を深めることになります。そして、ラストシーンでデートスポットである湘南平へと行き、相合い傘を書いた南京錠をフェンスにかけました。小田と葉子は向き合って会話をしており、会話の最後には葉子がズームアップされます。

その葉子の後ろをよく見ると相合い傘の落書きがあり、そこに「さやか」「かえで」という名前が書いてありました。「かえで」という名前は男女どちらにも使われますが、「さやか」は完全に女性の名前です。つまり、この落書きにある「かえで」という名前は、男性名であるということがわかります。この落書きを見つけたファンから、この「かえで」が流川楓のことではないかという声が上がりました。

そして、一緒に書かれている「さやか」という女性が、流川楓の彼女であるという噂が流れるようになったのです。ただ、この「かえで」が流川楓である確証はありません。もしも流川楓のことであったとしても、流川楓に片思いした女性が恋愛成就を願って書いてとも考えられます。

流川楓の彼女の噂が流れた理由に続き、流川楓のモデルについて見ていきましょう。流川楓のモデルとなった選手は、日本でも高い人気を誇るマイケル・ジョーダンです。マイケル・ジョーダンはNBAで活躍していたもとプロバスケットボール選手です。「バスケットボールの神様」とも称されるマイケル・ジョーダンは、数多くの功績を残しています。

流川楓は左肘に黒いアームバンドをつけており、この特徴がマイケル・ジョーダンと一致します。また、バッシュもエアージョーダン5を履いているなど、マイケル・ジョーダンとの共通点が多いです。ドリブルしている姿やシュートフォームなども、マイケル・ジョーダンとよく似ています。作中ではまだ高校生である流川楓ですが、成長したらマイケル・ジョーダンのような世界で活躍する選手になることでしょう。

イケメンでかっこいい流川楓は、作中にも現実世界にも多くのファンがいます。ここまでファンの心を掴んで離さない流川楓には、どのような魅力があるのでしょうか？ここでは、流川楓のかっこいい魅力や、これまでの活躍をまとめていきます。

流川楓と切っても切れない関係にあるのが、スラムダンクの主人公である桜木花道です。桜木は初心者でありながら「天才」を自称していて、スーパールーキーともてはやされている流川の存在を面白く思っていません。また、片思い中の晴子が流川楓を好きだということも、桜木の対抗心に拍車をかけています。2人は常に喧嘩をして、試合中でも構わずけなし合っています。

しかし、心の中ではお互いの実力を認めており、ライバルとして成長していきます。流川は練習試合で一度桜木にパスをしたことがありますが、それ以降は一度も桜木にパスを出していません。桜木のほうもどうにもならないピンチのときに流川にボールを渡したことはありますが、普段は絶対に流川にはパスしようとしませんでした。しかし、その2人が山王戦のラストでは、見事な連携プレーを見せてくれました。

山王戦のラスト数秒で、流川楓は必死にボールをゴールに運んでいました。しかし、山王の選手が追いつき、行く手を阻まれます。それでも無理やりシュートを打とうとした流川楓でしたが、ベストポジションでシュートの構えをしている桜木が目に入りました。その瞬間、流川楓はシュートを打つのをやめ、公式戦で初めて桜木にパスを出したのです。

流川楓からのパスを受け取った桜木は見事にシュートを決め、湘北は山王に逆転勝ちしました。その後、流川楓と花道はどちらからともなく歩み寄り、渾身の力ではいタッチを交わします。ずっといがみ合っていた2人が最後の最後で力を合わせたシーンには、多くのファンが胸を熱くしました。普段からかっこいい流川楓ですが、桜木の存在があるからこそ、さらに魅力を増すといえるでしょう。

イケメンでかっこいい流川楓には、「流川親衛隊」という女性だけで作られた応援団が存在します。流川親衛隊は初めは3人だけでしたが、その後徐々に数を増やし、最後には観客席の一部を埋めつくすほどの大人数になっていました。流川親衛隊はハチマキを巻いてポンポンを持ち、流川楓の応援をしています。

流川楓が出場する試合であればどこにでも駆けつけ、かっこいいプレーには涙を流しながら黄色い声援を送っていました。しかし、流川楓は流川親衛隊にはまるで興味がなく、女性たちの声援も完全無視していました。自分のファンにも我関せずなクールなところは、流川楓の魅力のひとつだといえるでしょう。

スラムダンクの流川楓はクールで無口なキャラで、作中でもほとんど喋ることがありません。無口なだけでなく無表情でもあり、何を考えているかわからないところがあります。しかし、バスケへの情熱は人一倍で、心の中では熱い炎が燃えたぎっています。

三井寿が不良仲間を引き連れてバスケ部に乗り込んできたときは、桜木と一緒になってバスケ部を守るために奮闘していました。また、バスケに関することになると非常に負けず嫌いで、自分より強い相手にはいつも以上に熱くなります。クールな流川楓がムキになる姿は、普段とのギャップが激しく魅力的です。

安西先生はバスケ界では有名な監督で、三井寿や宮城リョータは安西先生目当てで湘北高校に入りました。一方、流川楓が湘北高校を選んだ理由は「家から近い」というもので、安西先生に関しては興味がないようでした。しかし、流川楓は安西先生の作戦に異を唱えることもなく、いつも大人しく従っています。また、アメリカに行きたいと考えたときは、真っ先に安西先生に相談していました。

これらのことから、普段態度には出さずとも、安西先生のことをバスケ部の監督として尊敬していることがわかります。アメリカ行きを反対されたときも、最初は不服そうでしたが、最終的には安西先生の言う通りにしています。普段は生意気な流川楓が大人しく安西先生に従う姿には、いつもとは違う魅力を感じることができます。

スラムダンクの仙道彰は、陵南高校の不動のエースです。流川楓よりひとつ年上の2年生ですが、流川楓は本気で仙道を倒そうとしています。流川楓の実力は仙道とほぼ互角ですが、試合ではまだ仙道のほうが上をいっています。なぜかといえば、流川楓が自分の力だけで勝つことにこだわり、周りにパスを出そうとしないからです。

流川楓は全国大会に行く前、仙道に1on1を挑みました。その1on1の勝負で、仙道は流川楓にアドバイスのような言葉を送っています。試合で仙道と競う流川もかっこよくて素敵ですが、こういった良いライバル関係がわかるシーンもまた魅力的です。

山王高校の沢北栄治は、仙道彰が自分より上だと認めていた選手です。流川楓は沢北を倒して日本一の高校生となり、アメリカに行こうと考えていました。しかし、山王との試合で、これまでの自分では沢北に勝てないことを自覚します。流川楓は沢北に勝つためにプレースタイルを変え、大きく成長することができました。山王戦での沢北との対戦では、かっこいい流川楓の姿をいくつも見ることができます。

湘北のエース流川楓は、山王のエースである沢北栄治と対峙します。流川は沢北こそが仙道彰が勝てなかった相手だと悟り、沢北を超えようと必死に食らいついていきました。しかし、1on1では沢北に勝てず、敗北感を味わうことになります。それでも流川楓は落ち込むこともなく、逆に楽しそうに笑みをこぼしました。自分よりも強い相手に挑めることが、嬉しくて仕方がなかったのです。

その後、流川楓は自分で得点を決めることにこだわらず、周りの仲間たちにパスを回すようになります。攻撃パターンが増えた流川楓は、沢北と同格といえるレベルにまで到達しました。そしてついに、沢北を抜くことができたのです。流川楓と沢北が同等になったことで、試合はどちらが勝ってもおかしくない状態になっていました。最後は流川楓が桜木にシュートを託し、桜木のシュートで湘北の勝ちが決まりました。

激闘の末、山王に勝利した湘北でしたが、その次の試合ではボロ負けしてしまいました。流川楓は、山王戦のときまでは日本一の高校生になってアメリカに行くつもりでした。しかし、湘北を日本一に導けなかった流川楓は、自分が日本一の高校生であるとは思えなかったようです。流川楓はアメリカ行きを延期し、日本でバスケを続けることになりました。流川楓はインターハイでの活躍により、全日本ジュニアの合宿へ誘われます。

流川楓は全日本のユニフォームを着用しつつ、トレーニングに励んでいました。ランニングの途中でリハビリ中の桜木花道に会ったときは、「JAPAN」と書かれたユニフォームを桜木に見せびらかしていました。さらにその後の話を描いた「あれから10日後」では、アメリカ行きを視野にいれて英会話の勉強をしている流川楓の姿を見ることができます。

2022年に公開された『THE FIRST SLAM DUNK』では、湘北と山王の試合が描かれました。基本的に原作に忠実な内容だったため、流川楓の活躍も原作通りに描かれています。しかし、映画は時間に限りがあるため、山王戦のすべての内容を収めることはできなかったようです。

THE FIRST SLAM DUNKでは、山王戦の前半は大幅にカットされていました。ただ、後半は前半より詳細に描かれていたため、流川楓の活躍もしっかりと見ることができます。ラストの桜木へのパスシーンは、桜木のセリフをカットした完全無音の演出になっていました。原作でもほぼセリフのない緊迫したシーンでしたが、映画ではさらに緊迫感が増していました。

こちらの名言は、流川楓が陵南戦で仙道彰に言ったセリフです。陵南との試合で、流川楓は体力を温存するため、前半では動きをセーブしていました。後半になると流川楓は全力を出し、これまでの鬱憤を晴らすようにシュートを決めていきます。流川楓の活躍に加えて桜木のファインプレーもあり、ついに湘北は陵南からリードを奪いました。

徐々に離されていった陵南でしたが、仙道の働きでまた湘北に追いついていきます。残り4分半で8点差になったところで、仙道はメンバーに「1分間に1ゴールずつ差をつめる」と言いました。そうすれば残り30秒で追いつけると言う仙道に、流川楓はこのセリフで対抗したのでした。

アメリカ行きを安西先生に止められた流川楓は、安西先生が言う通り日本一の高校生になることを目指していました。流川楓はこれまで、エースとして自分が活躍することばかり考えていました。しかし、日本一の選手とは何かを自分なりに考え、答えを導き出したのです。流川楓は全国大会の豊玉戦で、南烈から目に肘打ちをされました。

一旦はベンチに下がった流川楓でしたが、片目がよく見えないままコートに戻ります。そして、南と対峙した際に、この名言を口にしました。南は流川楓の気合に押され、さらに良心の呵責に苦しむことになります。

こちらの名言も、流川楓が豊玉戦で言ったセリフです。片目が開けられない状態でコートに戻った流川楓は、遠近感がつかめないままファウルによるフリースローをすることになります。片目のままではシュートできないと思った流川楓は、これまでの練習を信じ、両目を閉じてフリースローを打ちました。

この名言は、流川楓が両目を閉じてシュートしたときに心の中で言ったセリフです。この言葉通り、流川楓のボールは見事にネットを通過しました。さらに流川楓はその後、「何百万本も打ってきたシュートだ」と言い、桜木花道を驚かせました。

テレビアニメや映画では、どの声優がイケメンでかっこいい流川楓の声を担当したのでしょうか？テレビアニメで流川楓を演じたのは、声優の緑川光さんです。緑川光さんはクールでかっこいいキャラを演じることが多く、流川楓のイケメンぶりにも磨きがかかっていました。

2022年に上映された新作映画では、流川楓役の声優は神尾晋一郎さんに変更となりました。これまで緑川光さんが築き上げてきたクールなイメージを継承しつつ、また違ったかっこいい声を披露してくれました。ここでは、テレビアニメと映画で流川楓を担当した、2人の声優について詳しく解説します。

初代流川楓役の緑川光さんは、1968年5月2日生まれの声優です。栃木県大田原市出身のB型で、所属事務所は青二プロダクションです。小学生の頃に観たアニメ『機動戦士ガンダム』がきっかけとなり、声優を志しました。流川楓を演じた頃からイケメンでかっこいい役柄が増えていきましたが、声優になった当初は元気な役を演じることが多かったようです。

緑川光さんはこれまで、『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ、『スレイヤーズ』シリーズのゼルガディス＝グレイワーズ、『ふしぎ遊戯』の鬼宿、『烈火の炎』の水鏡凍季也など、数々のかっこいいイケメンキャラを演じています。その他にも、『遊☆戯☆王』の海馬瀬人、『ハートキャッチプリキュア！』の砂漠王デューン、『名探偵コナン』の諸伏景光（スコッチ）などを担当しました。

流川楓の2代目声優である神尾晋一郎さんは、1982年1月13日生まれのA型です。出身地は北海道札幌市で、所属事務所は81プロデュースです。大学院卒業後はある企業に就職し、営業として働いていました。しかし、途中で声優を志すようになり、2011年にアミューズメントメディア総合学院に入学します。翌年の2012年には81プロデュースの所属となり、声優活動を開始しました。

神尾晋一郎さんは声優だけでなくマジシャンとしても活動しており、イベントやマジックバーなどで腕を磨いています。また、劇団丸福ボンバーズの劇団員として、俳優活動も行っています。2019年には、第13回声優アワードで、歌唱賞を受賞しました。神尾真一さんの主な出演アニメと担当キャラは、『あんさんぶるスターズ！』の鬼龍紅郎、『古見さんは、コミュ症です。』の片居誠、『ブルーロック』のレオナルド・ルナなどです。

インターネットで「流川楓」を検索すると、「彼女」というキーワードが出てきます。流川楓の彼女の噂を知らなかった人は、このキーワードを見て驚くこともあったようです。こちらのTwitterには、「ケータイを落とすとこだった」というコメントがあり、かなり動揺していることが見て取れます。

イケメンでかっこいい流川楓に惚れてしまう女性は、作中だけでなく現実世界にも大勢存在します。流川楓に恋している女性ファンは、自分が流川楓の彼女だと妄想して楽しむこともあるようです。また、「流川楓の彼女になる夢を見た」というコメントも多く見られました。

イケメンでかっこいいスポーツマンであれば、彼女がいてもおかしくありません。しかし、スラムダンクの流川楓は、イケメンであるにも関わらず彼女の気配すらありません。ただ、流川楓がかっこいいのはバスケをしているだけであり、普段は寝てばかりいます。イケメンであることは確かですが、日常生活ではそれほどかっこいいとはいえません。そのため、流川楓に彼女がいないのも当然だと考える人もいました。

スラムダンクの流川楓の彼女や、流川楓のかっこいい魅力、アニメの声優などについてまとめました。流川楓にはこれまで彼女がいたことはなく、今後も彼女ができる可能性は低いでしょう。彼女がいない流川楓ですが、イケメン以外にもかっこいい魅力がいくつもあります。流川楓のかっこいいセリフなどを確認しながら、もう一度スラムダンクを振り返ってみるのも良いでしょう。