【SAO】ラフィン・コフィンのメンバー一覧！リーダーや討伐作戦の内容は？

『ソードアート・オンライン』にはプレイヤーを殺して快楽を得る殺人集団「ラフィン・コフィン」が登場します。ここからはラフィン・コフィンのメンバーやリーダー、ラフィン・コフィン討伐作戦の内容と現在をまとめていきます。それではまず、ソードアート・オンラインの作品情報から見ていきましょう。

『ソードアート・オンライン』は川原礫先生によるライトノベルを原作としたアニメ作品です。公式略称は「SAO」。アニメ制作はA-1 Picturesが務めています。アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品としてアニメ化されており、アニメ化発表後は2012年7月から12月にかけて放送されました。

本記事で紹介するラフィン・コフィンは、SAOのアインクラッド編で初登場しました。SAOのアインクラッド編は茅場晶彦によるデスゲーム「ソードアート・オンライン（SAO）」の開始から約2年近くが経過していました。最前線は浮遊城アインクラッドの第74層まで達しています。孤独なソロプレイヤーとして最前線で戦っていたキリトは、ひょんなことから最強ギルド「血盟騎士団」の副団長アスナとパーティーを組むこととなり…

ラフィン・コフィンとは、SAO内で積極的にPK（プレイヤーキル）をおこなうレッドプレイヤーたちで組織されたギルドのことです。略称はラフコフ。SAOのプレイヤーたちは望んでデスゲームに参加したわけではないため、どのようなことがあろうともプレイヤーのHPを0にしない不文律がありました。

HPが0になりゲームオーバーになれば、現実世界でも本当に死んでしまうからです。しかし、プレイヤーたちがその不文律を守る中で、一部のプレイヤーたちがPKを煽動するなど不穏な動きを見せた結果、このラフィン・コフィンが結成されることとなりました。ラフィン・コフィンは殺人をして快楽を得る集団としても知られており、これまでに100人以上のプレイヤーを殺害したとされています。

プレイヤーを殺害することを目的にしているラフコフは、プレイヤーの対立を煽って殺し合いを仕向けたり、プレイヤーが触れるアイテムなどに毒などを仕込んでおき、行動不能にしたうえで殺したりするなど残虐極まりない手段でプレイヤーを殺していきます。そのようなラフィン・コフィンの意味は、LaughingCoffinの訳から「笑う棺桶」となっています。そのシンボルマークは棺桶に不気味な笑顔です。

1人目に紹介するラフィン・コフィンのメンバーは、ザザです。ザザはガンゲイル・オンライン（GGO）における「死銃事件」の実行犯の1人であり、ファントム・バレット編でラフコフのトップ3の1人であったことが明かされています。通称「赤眼のザザ」。刀剣の一種「エストック」の達人で、これまでにジョニーと組んで10人を超えるプレイヤーを殺害しています。ラフコフ討伐作戦ではキリトと対峙するも敗北していました。

2人目に紹介するラフィン・コフィンのメンバーは、ジョニー・ブラックです。ジョニー・ブラックはザザ同様GGOにおける「死銃事件」の実行犯の1人であり、ラフコフのトップ3の1人でもあります。毒ナイフ使いです。気配を消すスキル「忍び足（スニーキング）」で相手の背後に忍び寄り、毒を塗った短剣で喉を掻き切るという暗殺者じみたやり方でPKをおこない、プレイヤーを殺害していました。

3人目に紹介するラフィン・コフィンのメンバーは、クラディールです。クラディールはギルド「血盟騎士団」のメンバーであり、副団長のアスナを護衛する任務を受けていました。しかし、アスナに対して度を過ぎた監視をしたり、彼女と仲良さげなキリトを敵視したりするなど任務を越えた執着を見せたため、アスナ本人から任を解かれてしまいます。ラフコフともつながっており、それを利用してキリトの殺害を計画していました。

4人目に紹介するラフィン・コフィンのメンバーは、モルテです。モルテはラフコフの原型であるPK集団のスパイで、第3層からギルド「ドラゴンナイツ・ブリゲード」に参加しています。元べータテスターでもあり、その時の経験を活かしてギルドのリーダーであるリンドに情報を提供していましたが、その裏では密かに殺し合いに発展するように仕掛けていました。キリトを合法的にPKしようとしたこともあります。

5人目に紹介するラフィン・コフィンのメンバーは、ルクスです。ルクスはSAO生還者の女性プレイヤーで、SAO時代にラフラフと遭遇し、命と引き換えにギルドの下部組織に従属することを強制されています。ラフコフ討伐作戦後は運良く処罰を逃れたものの、現実世界への帰還後も犯した罪を償えなかったために心の傷が癒えずにいました。

SAOのラフィン・コフィンのリーダーはPOH（プー）です。本名は「ヴァサゴ・カザルス」。アインクラッド編の「圏内事件」で初登場しています。整った顔立ちと強烈なカリスマ性、デスゲームに自ら飛び込むという異常性を持ち合わせていました。また、数ヵ国語を話すこともできることから、かなり賢いことがうかがえます。武器は「友切包丁（メイト・チョッパー）」という魔剣クラスの大型ダガーです。

多くの犯罪者プレイヤーを誘惑し、彼らを洗脳して狂的なPKに走らせています。POH自身もすさまじい剣技とPKを成功させるたびにスペックが上昇する武器により、数多くのプレイヤーを殺害してきました。殺戮の前の決めセリフは「イッツ・ショウ・タイム」です。ちなみにPOHの本名であるヴァサゴ・カザルスは、旧約聖書に登場するソロモンが封印した72体の悪魔のうちの1体の名前となっています。

最悪最凶キャラPOHですが、実はキリトとは因縁があり何度も対峙しています。

POHはその美貌と美声によって多くのプレイヤーを誘惑していましたが、キリトにはそれが全く通用しなかったのです。第5層でキリトの殺害に失敗して以降、彼に強く惹かれるようになっています。「唯一、無条件に信じられる男。この男を自分の手で殺せば、直後に自分を殺してもいい」というキリトに対する印象から、その惹かれっぷりをうかがい知ることができます。

ゲーム攻略が後半にさしかかってきたところで、ゲーム攻略の妨害を懸念した攻略組がラフィン・コフィン討伐隊を編成しました。討伐隊は聖竜連合が軸となり、そこにキリトやアスナも参加しています。討伐隊と言ってもあくまで殺すのではなく捕縛を想定していたため、殺しの快楽に溺れたラフコフメンバーの狂気に圧倒され、多くの死亡者が出るという最悪の結果となってしまいました。最終的にラフコフは21人、攻略組は11人が死亡します。

ラフコフ討伐作戦後、SAO内ではラフコフの幹部であるザザとジョニー・ブラックが捕縛されました。そして、SAOがクリアされた後はラフコフのメンバーも現実世界に帰還しています。しかし、彼らの中にはSAOにおけるPKの快楽に溺れて現実世界で殺人衝動を燻ぶらせる者もおり、いまだに心がSAOに閉じ込められた状態でした。

SAO（ソードアート・オンライン）のラフィン・コフィンのメンバーの現在に関する声があがっています。こちらではラフコフメンバーの現在状況が予想されているようです。

SAO（ソードアート・オンライン）のラフィン・コフィンのクラディールに関する声があがっています。こちらではクラディールの属性に注目されているようです。

SAO（ソードアート・オンライン）のラフィン・コフィンのPOHに関する声があがっています。こちらではSAOの劇場版にてPOHとラフコフとの関係が垣間見えたことをとても喜ばれているようです。

本記事ではSAO（ソードアート・オンライン）のラフィン・コフィンについて、メンバーやリーダー、討伐作戦の内容などを交えてまとめてきました。SAOのアニメを視聴する際は、本記事のまとめを参考にしつつ、ラフィン・コフィンのメンバーやリーダーの活躍に注目していただければ幸いです。