2019年10月20日公開
2019年10月20日更新
【SAO】PoH(プー)の正体はヴァサゴ・カザルス?最後や死亡について考察
ソードアート・オンライン・通称SAOは、絶大な人気を誇っているライトノベル作品です。2012年からはテレビアニメも放送されており、その他にもメディアミックスが盛んなヒット作品です。ここでは、そんな大人気のライトノベル・SAOに登場するPoHについての情報を詳しく紹介していきます。SAOに登場するPoHというキャラクターの正体がヴァサゴ・カザルスなのかや、最後や死亡についても考察していきます。
PoH(プー)とは?
ソードアート・オンライン(SAO)の作品情報
ソードアート・オンライン(SAO)に登場するPoHの正体や最後について詳しく考察していく前に、ソードアート・オンライン(SAO)という作品についての情報を詳しく紹介していきます。
ソードアート・オンライン(SAO)の概要
ソードアート・オンライン(SAO)は、日本のライトノベル作家である川原礫による作品です。当初、ソードアート・オンライン(SAO)は、2002年の第9回電撃ゲーム小説大賞に応募する為に執筆されています。しかし、応募規定の枚数を大幅に超える作品となってしまったため、久里史生の名義で自身のウェブサイト上で公開される事になりました。2002年11月から、2008年の7月までウェブサイト上での連載は続きました。
ソードアート・オンライン(SAO)の連載中、執筆した「アックセル・ワールド」が第15回電撃小説大賞を受賞します。その際、ソードアート・オンライン(SAO)も担当編集の目にとまることになり、電撃文庫から商業作品として出版されることが決定しました。商業化されるにあたって、ウェブサイト上で連載されていたソードアート・オンライン(SAO)は公開を取り下げています。
ライトノベルとして人気を博したソードアート・オンライン(SAO)は、メディアミックスも盛んです。コミカライズ版やパロディ4コマ漫画なども刊行され、2012年からはテレビアニメも放送されています。その後、第2期・第3期も続々と制作されています。その他にも、PSP用ゲームソフト「ソードアート・オンライン インフィニティ・モーメント」が発売されたり、スピンオフ作品が刊行されたりしています。
ソードアート・オンライン(SAO)のあらすじ
ここで紹介するPoHが登場するソードアート・オンラインのあらすじを紹介していきます。ソードアート・オンライン(SAO)の舞台は西暦2022年の世界です。世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」は、1000人ものベータテストを経てサービスを開始しました。1万人を超えるプレイヤーたちは、ソードアート・オンライン内で完全なる仮想世界を楽しんでいたのでした。
しかし、ある時ゲームマスターである茅場晶彦が現れ、プレイヤーたちが自発的にログアウトすることは不可能であることを告げます。更に、「浮遊城アインクラッド」という舞台の最上階100層のボスを倒すことのみが脱出の方法であり、ソードアート・オンライン内で死亡したプレイヤーは、現実世界の肉体までも死亡してしまうと言います。プレイヤーの一人で主人公のキリトは、ゲームを攻略して脱出するべく奔走していきます。
PoH(プー)のプロフィール
PoHは、SAOアインクラッド編に登場しているキャラクターです。アインクラッド編にて登場した、PKギルドである「ラフィン・コフィン」の頭領です。PoHというキャラクターについては、アインクラッド編ではその正体も分からず終わってしまいます。しかしその続編アリシゼーション編にもPoHは登場しており、そこでついに決着がつくことになりました。
PoH(プー)の正体はヴァサゴ・カザルス?
正体は傭兵のヴァサゴ・カザルス
ソードアート・オンラインのPoHの正体は、傭兵のヴァサゴ・カザルスです。犯罪集団や傭兵企業に身を置いているヴァサゴ・カザルス。そんな彼は、アメリカ人と日本人の両親を持つハーフです。
ヴァサゴ・カザルスの生い立ちや過去
ヴァサゴ・カザルスの生い立ちを紹介します。ヒスパニック系の母親と日本人の父親の間に生まれたヴァサゴ・カザルスは、愛情を知らずに育っていきます。ヴァサゴ・カザルスの父親が、息子のドナーにさせる為に別の女性に産ませたのがヴァサゴ・カザルスだったのです。成長した後は、韓国系の組織に入って暗殺者となったヴァサゴ・カザルスは、20歳になるまでに9人を始末したという過去を持っています。
ソードアート・オンライン内でも、PKを躊躇わなかったのはこう言った生い立ちだったからなのです。ヴァサゴ・カザルスは、PoHとして10人目のターゲットを、ソードアート・オンラインのプレイヤーとします。自分が直接手を下して証拠を残さないために「ラフィン・コフィン」を創立したのです。SAOをクリアした後でも、PKの快感を忘れられずにアメリカの民間軍事企業の教官となっています。
SAOにてキリトとアスナを手にかけたいという思いを持っていたヴァサゴ・カザルスは、アンダーワールドをめぐる戦いで、行方が分からなかったキリトとアスナと巡り会う事になります。
PoH(プー)の最後や死亡
PoH(プー)の最後①樹の姿に
PoHの最後や死亡について紹介していきます。PoHはアメリカの傭兵側の勢力としてSAOにログインします。韓国軍・中国人プレイヤーを騙して、アンダーワールド勢力とぶつけ同士討ちさせることを目論んだPoH。止めに入ったアスナと戦闘になります。PoHのメイトチョッパーはプレイヤーの死を吸って強力になるため、とんでもない強さになっていました。
しかし、覚醒したキリトの二刀流の前に敗れることになります。キリトの二刀流・スキルコネクトに倒されたPoH。SAO時代から続いてきた因縁に決着がつく最後となりました。その後、PoHはログアウトした後でも、キリトとアスナを狙い続けると捨て台詞を吐いています。しかし、キリトはそうはさせませんでした。キリトの夜空の剣の能力により、姿を樹に変えられてしまったのです。
PoH(プー)の最後②現実世界の肉体も死亡
キリトの夜空の剣により、姿を樹に変えられてしまったPoH。更に、その後STLが現実世界の1000倍の時間に加速されてしまいます。その結果、PoHは200年もの時間をアンダーワールドの樹の姿として過ごすことになったのです。フラクトライトは10年ほどは活動を続けていたようですが、30年経つ頃には知的活動をほぼ停止しています。最後には魂の摩耗に耐えられず、現実世界の肉体も老人のようになって死亡しました。
PoH(プー)に関する感想や評価
ソードアートオンライン18巻試し読みしてきた、いいね、PoHがいいキャラしてる
— しずく (@shiz_0965) August 5, 2016
ソードアート・オンライン(SAO)に登場するPoHについての感想や評価をいくつか紹介していきます。PoHに関しての感想としては、良いキャラをしているという感想が多いです。ソードアート・オンライン(SAO)において手ごわい敵として登場しているPoHですが、その壮絶な過去や冷酷さなど、敵キャラクターとして良いキャラをしていると評されています。
ソードアートオンラインで好きなキャラクターがPoHじゃないなんて…… 狂ってるぜ……
— えーみるん@(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ ) (@amirn_) August 2, 2012
ソードアート・オンライン(SAO)において、PoHが好きなキャラクターだという人も多いです。敵キャラクターとして、主人公のキリトとアスナを狙う恐ろしい相手であるPoH。しかし、良いキャラをしているという声もあるように、敵キャラクターとしてとても魅力に溢れているのです。PoHが手ごわい事で、キリトとの因縁のバトルでも盛り上がりやすく、ソードアート・オンライン(SAO)を盛り上げてました。
ソードアートオンライン18巻
— 鬼ちゃん (@Ganuron1130) August 11, 2016
PoHとカブリエルとの決着がつきました。さすがはキリト👍
もう一度アンダーワールドに行くことになり宇宙怪獣を撃退します。
もう感動作だわ。
次回は知性間戦争、これは前から話はありましたね。新章が楽しみ😆 pic.twitter.com/XmeL4OLToN
ソードアート・オンライン(SAO)のPoHに関しての感想では、主人公のキリトとの対決がとても盛り上がったという感想も多いです。SAO時代から続く因縁についに決着がついたシーンは、多くのファンから高評価を得ました。
PoH(プー)の正体と最後まとめ
ここでは、大ヒットを記録したライトノベル・ソードアート・オンライン(SAO)に登場するPoHというキャラクターについての情報を詳しく紹介しています。PoHの正体はヴァサゴ・カザルスという傭兵で、ソードアート・オンライン内でPKギルド「ラフィン・コフィン」を創立し、キリトとアスナを狙っていました。SAO時代からアンダーワールドまで続く因縁の強敵であったPoH。
その最後は、キリトによって倒され、夜空の剣の力でアンダーワールドの樹に変えられてしまうというものでした。時間の加速によって魂が摩耗し、現実世界の肉体も死亡するという最後になっています。是非ソードアート・オンライン(SAO)をチェックして、キリトとPoHの因縁の対決を楽しんでみてください。