【BLEACH】ユーハバッハはなぜ残火の太刀を使わない？元柳斎から奪った経緯は？

本記事では、「ユーハバッハはなぜ残火の太刀を使わない？」という疑問を考察していきます。ユーハバッハは圧倒的な強さを持つ敵キャラクターですが、成長した黒崎一護との戦いに敗れました。ユーハバッハが残火の太刀を奪った経緯や、メダリオンの情報をまとめていきます。

「ユーハバッハはなぜ残火の太刀を使わない？」という疑問を考察する前に、まずは「BLEACH」の基本情報を紹介していきます。BLEACHは2001年から2016年まで連載されていた漫画で、全74巻で完結しました。アニメは2012年で終了していましたが、2022年からは「千年血戦篇」の放送がスタートしています。千年血戦篇では、「烈火の炎」「幽遊白書」などの作品に携わっている「阿部記之」が監督を務めています。

BLEACHの主人公は黒崎一護です。黒崎一護は強い正義感を持つ高校生で、普通の高校生活を送っていましたが、虚と呼ばれる化物の襲撃を受けてしまいます。また、朽木ルキアから死神の力を分け与えられたため、死神代行として現世を守ることになりました。黒崎家は医院を営んでいますが、BLEACHの読み切り版では葬儀屋の設定になっています。

BLEACHのユーハバッハは、滅却師で構成された「見えざる帝国」の皇帝です。遥か昔に「光の帝国」を建国して現世を制圧していましたが、滅却師と対立した初代護廷十三隊に敗北しました。そのため、深手を負っていましたが、尸魂界の影の中に異空間を作って逃げ込み、星十字騎士団と共に尸魂界を襲撃しています。身長は2メートルで、自身が信じる「平和」を実現させるために行動しています。

BLEACHのユーハバッハは、滅却師の始祖です。また、黒崎一護の母親は滅却師のため、黒崎一護はユーハバッハの血を受け継いでいることが判明しました。ユーハバッハは「自らの魂の欠片を他者に与える能力」を持つため、「聖文字」を与えたメンバーで「星十字騎士団」が作られています。千年血戦篇で黒崎一護に倒され、最終回では魂の残骸が残っていましたが、黒崎一勇の手で完全に消滅させられました。

ここからは、「ユーハバッハはなぜ残火の太刀を使わない？」という疑問を考察していきます。ユーハバッハは元柳斎から残火の太刀を奪いましたが、黒崎一護に敗れるまで能力を使用しませんでした。ユーハバッハの滅却師の能力や、メダリオンに関する情報もまとめていきます。

BLEACHの山本元柳斎重國は、護廷十三隊の一番隊隊長と総隊長を務めているキャラクターです。若い頃は「丿字斎」「十字斎」と呼ばれていましたが、護廷十三隊が創設後に「元柳斎」の名に変わりました。また、単純に最強であることが総隊長を務めている理由のため、純粋な戦闘能力は更木剣八よりも上と言われています。藍染惣右介との戦いで「一刀火葬」を放ち、引き換えに左腕を失いました。

元柳斎の始解は「流刃若火」です。流刃若火は最古の斬魄刀で、解放と共に刀身が炎に包まれる特徴があります。卍解は「残火の太刀」で、発動時には刀身を包んでいた炎が消える特徴があります。ですが、熱量は始解を遥かに凌駕しているため、刀身に触れるだけで体が消滅することが分かりました。更には、発動中は尸魂界が異常乾燥に見舞われるため、長時間の使用は難しいと言われています。

「ユーハバッハはなぜ残火の太刀を使わない？」という疑問ですが、身を滅ぼすことが使わない理由と予想されています。残火の太刀は炎熱系最強の斬魄刀で、刀身に触れさせるだけで相手を消滅させることができます。そのため、ユーハバッハが更なる強さを手に入れていますが、気候を変えるほどの高温を放っているため、使用すればユーハバッハの体も消滅する可能性があります。

元柳斎の残火の太刀には、「東西南北の技」があります。残日獄衣は「一千五百万度の炎の鎧を纏う技」で、近づくものを全て消滅させると話していました。そのため、元柳斎には炎の耐性があり、炎の耐性が無い者には残火の太刀を使用できないと予想されています。また、長時間使用すれば尸魂界が滅びると言われているため、元柳斎以外には使いこなせないことが分かります。

滅却師は「血装」という能力を持っており、防御時には「静血装」を発動しています。元柳斎が残日獄衣を発動した時には、ユーハバッハが「静血装が無ければ灰になっていた」と発言しているため、ユーハバッハには炎の耐性が無いことが分かります。滅却師の血装は、攻撃と防御の両方ができないため、残火の太刀の使用には大きなデメリットがあるようです。

「ユーハバッハはなぜ残火の太刀を使わない？」という疑問ですが、死神嫌いのプライドが使用しなかった理由と予想されています。ユーハバッハは1000年前に初代護廷十三隊と戦っており、元柳斎に圧倒される形で敗北しました。また、ほとんどの滅却師を滅ぼされているため、ユーハバッハは死神に対して復讐心を抱いています。そのため、死神嫌いが残火の太刀を使用しなかった理由と予想されています。

BLEACHの「星十字騎士団」は、見えざる帝国の戦闘部隊です。ユーハバッハが死神絶滅を目指して設立しており、作中で隊長格の卍解を奪っています。1000年前に星十字騎士団のメンバーは殺されていますが、本編で新しい星十字騎士団が組織されているため、新メンバーには死神に対する復讐心は無いことが分かります。そのため、星十字騎士団のメンバーは卍解を使用したと予想されています。

滅却師は隊長格の卍解を奪っていますが、物語途中に取り戻されています。また、普段の滅却師は霊子拡散能力を抑制しており、「滅却師最終形態」で抑制を解除できます。卍解よりも滅却師最終形態の方が強いため、卍解を無理して使用する必要はないことが分かります。そのため、卍解の強奪は死神を絶望させるための手段で、戦闘能力を向上させるための手段ではないと予想されています。

ユーハバッハの聖文字は「A」で、聖文字の能力は「全知全能」です。全知全能は「あらゆる未来を見通し改変する能力」のため、自身に都合の悪い未来は全て書き換えることが可能です。黒崎一護との戦いでは、自身の死を改変させて復活していますが、「静止の銀」を撃ち込まれたことで能力が無効化されました。そのため、チート能力を持つユーハバッハは、元柳斎の残火の太刀を使う必要がなかったと予想されています。

滅却師の「滅却師完聖体」は聖文字が強化される能力で、「卍解を奪った状態では発動できない」という短所があります。そのため、ユーハバッハが全知全能を使用する際には、残火の太刀が邪魔になっていた可能性があります。また、浦原喜助の「侵影薬」で卍解は奪還されており、卍解が滅却師を攻撃する様子が描かれていたため、ユーハバッハは残火の太刀を使用できなかった可能性があります。

滅却師は「メダリオン」と呼ばれる金属板を持っており、メダリオンの「メダライズ」で卍解を奪っています。そのため、死神は戦う術を無くしていましたが、浦原喜助の侵影薬が死神を虚化させ、滅却師から卍解を取り戻しています。ユーハバッハは兵主部一兵衛に圧倒されていたため、兵主部一兵衛との戦いでメダリオンを壊されたと予想されています。

前述したように、ユーハバッハは「未来を見通す能力」を持っています。そのため、ユーハバッハは「卍解が奪還される未来」を見ていたことで、残火の太刀を使用しなかったと予想されています。また、浦原喜助を「特記戦力」の1人に挙げているため、卍解を奪還される未来を予測していた可能性があります。

ユーハバッハは死神絶滅を目標に掲げており、尸魂界を支配するために侵攻を行っていました。残火の太刀は尸魂界を滅ぼす可能性があるため、安全のために使い慣れていない能力を使用しなかった可能性があります。また、黒崎一護との戦いに敗れていますが、残火の太刀を使用すれば黒崎一護に勝てたという意見が挙がっています。

「なぜ残火の太刀を使わない？」という疑問を考察した後は、ユーハバッハが元柳斎から残火の太刀を奪った経緯を解説していきます。元柳斎は最強の死神ですが、ユーハバッハとの戦いに敗れて死亡しました。「残火の太刀を奪ったのは何巻？」という疑問もまとめていきます。

BLEACHの元柳斎は、コミック58巻で残火の太刀を奪われています。直前には、一番隊副隊長の雀部長次郎忠息が殺されており、長次郎が卍解を奪われたことが判明しました。また、ドリスコールが長次郎の卍解を使用しましたが、激怒した元柳斎に体を真っ二つにされて死亡しています。

千年血戦篇の序盤で、元柳斎はユーハバッハを倒しています。ですが、元柳斎が倒したユーハバッハは「ロイド・ロイドがコピーした偽物」で、卍解を奪われた元柳斎は体を真っ二つに斬られて死亡しました。他の隊長格も卍解を奪われており、救援に駆けつけた黒崎一護はユーハバッハに圧倒されたため、死神側の完全敗北で序盤の戦いは幕を下ろしています。

「なぜ残火の太刀を使わない？」という疑問を考察した後は、残火の太刀と天鎖斬月の共通点をまとめていきます。また、藍染惣右介との戦いで、元柳斎の残火の太刀が未公開だった理由を考察していきます。

黒崎一護の卍解は「天鎖斬月」です。天鎖斬月は漆黒の刀身が特徴的な卍解で、死覇装も卍解の一部であることが分かっています。当初は、スピードと剣術だけの卍解でしたが、物語途中から「月牙」を使用するようになりました。また、千年血戦篇でユーハバッハに敗れたため、二刀の斬月を一つに纏めた「真の斬月」が作られています。

ほとんどの斬魄刀は、卍解発動時に大きくなる特徴がありますが、天鎖斬月は卍解発動時に小型化する特徴があります。また、「元柳斎/残火の太刀」「兵主部一兵衛/しら筆一文字」「阿散井恋次/双王蛇尾丸」も小型化するため、残火の太刀と天鎖斬月は似ているという意見が挙がっています。天鎖斬月の強さは黒崎一護の身体能力に由来するため、天鎖斬月よりも残火の太刀の方が強いと予想されています。

藍染惣右介は五番隊の元隊長で、物語序盤に護廷十三隊を裏切りました。元柳斎はワンダーワイスと戦っており、藍染は流刃若火を封じるためにワンダーワイスを作っているため、藍染との戦いで元柳斎は残火の太刀を使用できなかったと予想されています。また、尸魂界を滅ぼすほどの卍解のため、味方を巻き込まないために使用しなかった可能性があります。

「なぜ残火の太刀を使わない？」という疑問を考察した後は、BLEACHのユーハバッハに関する感想をまとめていきます。ユーハバッハは最強の敵キャラクターのため、読者から様々な感想が挙がっているようです。ユーハバッハと残火の太刀に関する感想もまとめていきます。

本記事で紹介したように、ユーハバッハが残火の太刀を使わなかった明確な理由は不明のため、「ユーハバッハはなぜ残火の太刀を使わないのか気になる」という感想が挙がっています。また、「卍解を奪うメダリオンがチート過ぎる」という感想も挙がっています。

元柳斎の残火の太刀は派手な卍解のため、「残火の太刀はかっこいい」という感想が挙がっています。また、刀身に触れさせるだけで勝利できるため、「残火の太刀は強すぎる」「活躍する姿をもっと見たかった」という感想も挙がっています。

ユーハバッハが残火の太刀を使用しなかった理由は不明ですが、使用できる可能性もあるため、「残火の太刀を使うユーハバッハを見たかった」という感想が挙がっています。また、元柳斎は卍解を奪われて死亡しているため、「ユーハバッハとの真っ向勝負を見たかった」という感想も挙がっています。

本記事では、「ユーハバッハはなぜ残火の太刀を使わない？」という疑問を考察していきました。残火の太刀は最強クラスの強さを誇る卍解のため、ユーハバッハが使わなかったことを疑問に感じている読者がいるようです。また、ユーハバッハが残火の太刀を使用したら黒崎一護は負けていたという意見が挙がっています。ユーハバッハが登場した千年血戦篇を読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。