【BLEACH】黒崎一護と朽木ルキアの関係を考察！結婚相手はなぜ井上織姫？

『ONE PIECE』『NARUTO』に並び、人気漫画雑誌・週刊少年ジャンプの2000年代代表作と言われたBLEACH（ブリーチ）。こちらの記事ではそんな人気漫画『BLEACH（ブリーチ）』に登場する主人公・黒崎一護と、死神の少女朽木ルキアの関係についてご紹介していきます。その前にまずは黒崎一護と朽木ルキアが登場する作品『BLEACH（ブリーチ）』の作品概要と簡単なあらすじをご紹介します。

• 作者：久保帯人
• 出版社：集英社
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ
• レーベル：ジャンプ・コミックス
• 発刊期間：2001年8月7日～2016年8月22日
• 巻数：全74巻

BLEACH（ブリーチ）は漫画家・久保帯人先生が週刊少年ジャンプで連載していた作品で、国内累計発行部数9000万部を突破した大人気作品です。海外での売上げを含むと1億2000万部を達成しており、国内だけではなく海外でも人気を呼ぶ作品となりました。

BLEACH（ブリーチ）は2001年8月から週刊少年ジャンプで連載が開始されましたが、作品の元となったのは週刊少年ジャンプの増刊号・赤マルジャンプに掲載された読み切り作品で、2001年のWINTER号に収録されています。

BLEACH（ブリーチ）はアニメ化もされており、2004年10月5日～2012年3月27日の間に全366話で放送されました。また2022年10月からは『BLEACH（ブリーチ） 千年血戦篇』が開始されると情報公開がされています。

霊感が強い少年・黒崎一護。ある日黒崎一護は日常に蔓延る悪霊たちを退治する朽木ルキアという少女に出会います。自らを死神と名乗る朽木ルキアは虚と呼ばれる悪霊と戦いますが、家族を傷つけられた黒崎一護が虚に立ち向かっていった際に、黒崎一護を庇って怪我を負ってしまいます。動けなくなった朽木ルキアは、その後黒崎一護に一時的に力を貸し与え、黒崎一護に死神代行をするようにと言うのでした。

• 年齢：15歳（死神代行消失篇：17歳）
• 身長：174センチ（死神代行消失篇：181センチ）
• 体重：61キロ（死神代行消失篇：66キロ）
• 血液型：AO型
• 誕生日：7月15日（蟹座）
• 好きな食べ物：チョコレート、辛子明太子
• 斬魄刀：斬月
• 卍解：天鎖斬月
• 声優：森田成一

黒崎一護はBLEACH（ブリーチ）に登場する主人公の少年。オレンジの髪色をしていたり常に眉間に皺を寄せぶっきらぼうな態度をすることが多いため不良と間違われやすいですが、正義感があり優しい一面も持つ好青年です。しかしその容姿から不良に絡まれることが多く、幼少期から習っていた空手や恵まれた運動神経から返り討ちにすることもしばしば。

また学業の成績も良く、派手な見た目もあってか周囲にそのことが知られた時は意外だという反応をされました。『BLEACH（ブリーチ）』のアニメでは森田成一さんが黒崎一護の声優をつとめ、実写映画では福士蒼汰さんが演じられています。

黒崎一護の家族は父親の黒崎一心と妹の黒崎遊子、同じく妹の黒崎夏梨の3人家族です。母親の黒崎真咲は他界しています。黒崎一護が朽木ルキアと出会ってからは朽木ルキアが居候という形で同居し、そこに改造魂魄も加わっています。物語の最後には同級生の井上織姫と結婚しており、一勇という名前の息子を授かっています。

朽木ルキアと出会う前から元々霊感が強かった黒崎一護。そのため虚のことが見えており死神・朽木ルキアと虚の戦いに巻き込まれてしまいます。その際に死神の力を持たずに虚に立ち向かって行った黒崎一護は虚の攻撃を受けそうになりますが、朽木ルキアが黒崎一護を庇ったことで黒崎一護は助かります。

しかし朽木ルキアの傷は深く、それ以上黒崎一護を守り切れないと悟ったため自分の死神の力を黒崎一護に貸し与えることにしました。その時黒崎一護が朽木ルキアの力を思った以上に吸収してしまったため、朽木ルキアは死神の力をほとんど失ってしまいました。そして力が戻るまで、黒崎一護が朽木ルキアの代わりに死神代行として虚と戦うことになったのでした。

• 年齢：不明
• 身長：144センチ
• 体重：33キロ
• 血液型：不明
• 誕生日：1月14日（山羊座）
• 好きな食べ物：キュウリ、白玉
• 斬魄刀：袖白雪
• 卍解：白霞罸
• 声優：折笠富美子

朽木ルキアは黒崎一護が初めて出会った死神で、黒崎一護に死神の力を与えた少女です。見た目は黒崎一護と同じくらいの年齢に見えますが、死神のため実際には100年以上生きています。黒崎一護の学校に潜入した際にはクラスメイトに「美少女転校生」と言われているため、美しい容姿をしていることが判明しています。性格は真面目で思いやりがある反面、短期で繊細な一面も持ちあわせています。

幼い頃は流魂街の治安が劣悪な街で育ちましたが、大貴族・朽木家の養子となったことで環境が一変します。しかしそのことがきっかけとなり、後に結婚する幼なじみ・阿散井恋次と疎遠になることになってしまいます。結婚相手・阿散井恋次の話では、幼い頃は寿命が縮まりそうなほど料理の味が酷かったと語っていますが、その後料理の腕も上達し「旨い」と言わせるほどになりました。

黒崎一護が一番初めに出会った死神・朽木ルキア。朽木ルキアは死神たちが住む流魂街の中でも治安が悪い"戌吊"という場所で幼少期を過ごしました。その時には後に結婚相手となる幼なじみの阿散井恋次や他の子供たちと一緒に生活していましたが、ある日、死神の中でも大貴族として知られている朽木家の養子として迎え入れられることになります。

初めは冷たい態度の義兄・朽木白哉に思うことがあったり、朽木家に引き取られたことで回りの人々からも敬遠されるようになってしまった朽木ルキア。また幼なじみだった阿散井恋次とも距離ができてしまい辛い立場になっていきます。

しかし、朽木ルキアが朽木家に迎え入れられた理由が生き別れとなった姉が朽木白哉に最期に残した願いだったこと、朽木白哉が姉と結婚し彼女を大切に想っていたことなどを知ります。普段冷たい朽木白哉に対しての負の感情があった朽木ルキアですが、そういった過去を知ることができ、朽木ルキアは朽木白哉への気持ちを少しずつ変えていくのでした。

『BLEACH（ブリーチ）』の物語1話から登場し、黒崎一護を支え続けた相棒・朽木ルキア。漫画やアニメでは一番初めに主人公と出会ったヒロインが主人公の恋愛相手となる結末が多い傾向にありますが、『BLEACH（ブリーチ）』では朽木ルキアは主人公の黒崎一護ではなく、幼なじみの阿散井恋次と結婚することになります。

阿散井恋次と結婚した後には、朽木ルキアと阿散井恋次は苺花という娘を授かり幸せに暮らしているようです。また小説『BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』では朽木ルキアと阿散井恋次の結婚式の様子が描かれているので、朽木ルキアの結婚が気になっている人は手に取ってみてはいかがでしょうか？

『BLEACH（ブリーチ）』の最終回では黒崎一護はクラスメイトの関係だった井上織姫と、朽木ルキアは幼なじみの関係だった阿散井恋次と結婚し、それぞれ幸せな家庭を築きました。しかし、物語の序盤に登場し黒崎一護のサポートをしたり共に行動していた朽木ルキアのことをヒロインだと思っていた人も多かったようです。

この結末を残念と感じた『BLEACH（ブリーチ）』ファンも多かったようですが、物語の中では朽木ルキアと黒崎一護が恋愛関係をほのめかすシーンなどは描かれていなかったため、初めから朽木ルキアはヒロインポジションのキャラクターでは無かった可能性が高いのではないかと考えられます。

• 年齢：15歳→17歳
• 身長：157センチ
• 体重：45キロ→49キロ
• 血液型：BO型
• 誕生日：9月3日（乙女座）
• 好きな食べ物：チーズ、バター、甘い物
• 部活：手芸部
• 声優：松岡由貴

井上織姫は黒崎一護が通う空座第一高等学校のクラスメイトで、その明るく朗らかな性格から学校の中ではアイドル的な存在として扱われることもある女の子。元々は霊感の殆ど無い普通の体質でしたが、黒崎一護と関わっていくうちに霊能力が発芽し妖精を言霊によって扱う能力を開花させます。黒崎一護に対しては「5回生まれ変わっても同じ人を好きになる」と断言するほど強い愛を持っています。

最終回で結婚し子も儲けた黒崎一護と井上織姫。その恋愛関係はいつから始まったものだったのでしょうか？『BLEACH（ブリーチ）』の物語を辿っていくと、井上織姫は初期の頃から黒崎一護のことを気に掛けており、可能性としては物語が始まる前から好意を寄せていた可能性も考えられます。井上織姫が愛染の元へ行く際には黒崎一護への強い想いを口にしているため、その時には既に黒崎一護のことを好きだったことが分かります。

最終回では夫婦関係となったことが判明した黒崎一護と井上織姫。しかし本編では黒崎一護が井上織姫に恋愛感情を抱いているとはっきり分かるシーンは見当たりません。黒崎一護がいつ井上織姫にプロポーズをしたのかということも公式からは語られていませんが、黒崎一護が井上織姫に告白をしようと悩む姿は小説『BLEACH WE DO Knot ALWAYS LOVE YOU』に描かれています。

『BLEACH（ブリーチ）』の最終回で夫婦関係になったことが判明した黒崎一護と井上織姫。さらには一勇という息子がおり、まだ子供ながら死神の能力に目覚めており、その強さは『BLEACH（ブリーチ）』のラスボス・ユーハバッハが未来に向けて放った攻撃をかき消すほどのものでした。

黒崎家は黒崎一護の父親・黒崎一心も死神のため、親子3世代に渡って死神の力を引き継いでいます。このシーンは、その過程でどんどん死神の能力が強くなっているのではないかと思わせます。また『BLEACH（ブリーチ）』の最終回ラストシーンでは朽木ルキアと阿散井恋次の娘・阿散井苺花も登場しており、黒崎一勇と阿散井苺花が次の物語の主人公であるような描写があるため、作品ファンから新連載の期待を持たれています。

『BLEACH（ブリーチ）』の物語で黒崎一護をサポートした朽木ルキア。第1話から登場していたためヒロインポジションなのではないかと考えられていましたが、最終回では幼なじみの阿散井恋次と結婚し、黒崎一護とは恋愛関係になりませんでした。『BLEACH（ブリーチ）』の物語中にもキスシーンなどを含めた恋愛要素は登場しておらず、真の相棒ポジションを貫いています。

物語の最終回で結婚したことが判明した黒崎一護と井上織姫。井上織姫が黒崎一護に想いを寄せていることは物語中に描かれていましたが、それに黒崎一護が応えたり、恋愛関係が進むようなシーンは登場していません。しかし、物語の中の恋愛要素として井上織姫が黒崎一護にキスをしようとする場面が登場しました。

そのシーンというのは、ウルキオラに脅されて一緒に藍染の元へ連れて行かれる前に、井上織姫が眠っている黒崎一護に会いにいった場面です。この時、井上織姫はキスしようとしますが、結局寝ている黒崎一護にキスすることなく部屋から出て行きます。このシーンは原作27巻の142話に収録されています。

『BLEACH（ブリーチ）』の物語の中で第1話から登場したことから、作品ファンの間で主人公・黒崎一護のヒロインとなるのではないかと想われていた朽木ルキア。最終的には別々の相手と結婚しましたが、お互いの運命を変えた相手という関係はファンの間で好評となっているようです。

黒崎一護と井上織姫の子供・黒崎一勇。そして朽木ルキアと阿散井恋次の娘・苺花。黒崎一護と朽木ルキアは『BLEACH（ブリーチ）』の物語で相棒として活躍しましたが、その子供たちも新連載で相棒、もしくはヒーローとヒロインの関係になるのではないかと注目を集めています。

恋愛関係ではないからこそ『BLEACH（ブリーチ）』の物語を盛り上げてくれたという声も多い黒崎一護と朽木ルキア。ファンの感想では「恋愛関係ではなくて残念だった」という意見も上がっていますが、「最後まで相棒のままの関係でいてくれて良かった」という声も同じくらいあるようです。

以上、『BLEACH（ブリーチ）』に登場する主人公・黒崎一護と、死神の少女・朽木ルキアの関係についてご紹介してきました。黒崎一護と朽木ルキアはそれぞれ別のキャラクターと結婚しており、黒崎一護は一勇、朽木ルキアは苺花という子供を授かっています。物語の中でも2人の間に恋愛を思わせるシーンはなく、最後まで相棒としての立ち位置を貫いています。

また黒崎一護の結婚相手はクラスメイトの井上織姫となりましたが、井上織姫は黒崎一護のことを物語り序盤から意識しており、もともと朽木ルキアではなく井上織姫がヒロインとして登場する予定であった可能性が出ています。

小説『BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』は朽木ルキアの結婚式の物語となっており、黒崎一護が井上織姫へ告白することに対しての悩みも描かれているので、2人の恋愛事情が気になった人は小説『BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』も手に取ってみてください。