【スラムダンク】水戸洋平はバスケ部に入る予定だった？入らなかった理由は三井？

「バスケ部に入る予定だった？」と注目されている水戸洋平について、プロフィールや活躍、名言などを深掘りする前に、「スラムダンク」の作品情報を紹介していきましょう。

「スラムダンク（SLAM DUNK）」は、高校のバスケットボール部を描いた井上雄彦（いのうえたけひこ）の人気漫画です。漫画「スラムダンク」は、1990年10月に週刊少年ジャンプで連載を開始しました。連載した当初は「バスケ漫画は不作」といわれていましたが、すぐに面白いと人気を獲得し、1996年6月に惜しまれつつも最終回を迎えた人気作品です。

漫画「スラムダンク（SLAM DUNK）」は、「面白いバスケットボール漫画」と人気を獲得し、1993年にアニメ化しています。アニメも漫画と同様に人気を獲得し、1996年まで全101話が放送されました。一方、漫画「スラムダンク」は、1995年にジャンプ歴代最高部数653万部を達成し、ジャンプ史上初最終回で単独表紙を飾り注目を集めました。

漫画「スラムダンク」は、完結後も人気が衰えることなく、2006年に「日本のメディア芸術100選」でマンガ部門1位に選出されました。「スラムダンク」の人気は日本のみならず、韓国や中国といった海外でも人気を獲得し、2023年2月には全世界シリーズ累計発行部数が1億7000万部を突破しています。最終回から26年後の2022年12月には、映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され、人気を集めています。

桜木軍団として、中学生のころ喧嘩に明け暮れていた桜木花道は、湘北高校に入学します。長身の花道は入学直後、同級生の晴子に「バスケはお好きですか？」と声をかけられます。このことがきっかけで晴子に一目惚れした花道は、晴子の気を惹くためにバスケ部に入ることに。バスケ部に入る前はルールも知らなかった花道が、バスケ部に入部し、成長していく姿を描いた高校バスケットボール漫画です。

• 名前：水戸洋平（みとようへい）
• 所属高校：湘北高校
• 学籍：1年7組
• 身長：167センチ
• 体重：59キロ

「バスケ部に入る予定だった？」と話題を集めている水戸洋平は、主人公の桜木花道の中学からの同級生であり、一番の理解者です。水戸洋平は、桜木軍団という不良軍団のリーダーかつ参謀役的存在で、バスケ部に入部せずにアルバイトをしています。水戸洋平は期末テストで赤点を2つ取るなど勉強は出来ませんが、冷静な判断力を持ち、聡明な一面をもつキャラクターです。

仲間思いで優しい性格の持ち主で、「売られた喧嘩は買うが、無駄な争いはしない」といった信念を持っています。正義感が強く、弱い者いじめは絶対しないといったまっすぐで頼りになる明るい性格の高校生です。桜木軍団の中では花道の次に喧嘩が強く、上級生からも一目置かれています。

水戸洋平のプロフィールをネタバレしたところで、水戸洋平がバスケ部に入る予定だったのかについても考察していきましょう。結論からいうと、「水戸洋平は、花道と同じくバスケ部に入る予定で考えられていたキャラクターである」と、作者の井上雄彦が明かしています。バスケ部では、花道の相棒のような存在になる予定だったことも明かされましたが、結果的に水戸洋平はバスケ部に入部していません。

バスケ部に入る予定で考えられていた水戸洋平が、なぜバスケ部に入部しなかったのかについても、深掘りしていきましょう。水戸洋平がバスケ部に入部しなかった理由も井上雄彦は語っており、三井が原因であることが明かされています。三井は不良として登場させる予定だったものの、バスケ部襲撃事件を描くにあたり、「なぜバスケをこんなにも憎んでいるのか」を考えるようになったようです。

そこで、「三井はただの不良ではなく、バスケに挫折した天才プレイヤー」といった設定を思いついたと語っています。一度バスケに挫折し、不良仲間とつるむようになりますが、襲撃事件の結果、バスケ部に復帰する形になり、水戸洋平がバスケ部に入るといった当初の設定は描かれなかったようです。

水戸洋平がバスケ部に入部しない理由になった三井こと三井寿（みついひさし）は、湘北高校に通う3年生です。三井は、中学生時代にチームを県大会優勝に導いて、MVPも獲得している天才プレイヤーでした。安西先生の元でバスケがしたいと湘北高校バスケ部に入部しますが、怪我でインターハイ予選を逃してしまいます。このことがきっかけで、幽霊部員と化し不良仲間とつるむようになりました。

その後、三井はバスケ部に所属する宮城と桜木に報復するためにバスケ部を襲撃します。しかし、三井は桜木軍団にやられてしまい、「バスケがしたい」という本心を打ち明けます。三井は心を入れ替えて、バスケ部に復帰。バスケ部に復帰した三井は、長かった髪をショートにし、SG（シューティングガード）として活躍しています。

水戸洋平がバスケ部に入る予定があったことが判明したところで、「スラムダンクはヤンキー漫画になっていた可能性もあった？」といった点も深掘りしていきましょう。スラムダンクといえば、日本を代表する世界的に人気のバスケットボール漫画です。しかし、スラムダンクの連載当初は「バスケットボールをテーマにした漫画は、人気が出ない」と言われていました。

そのため井上雄彦は、「連載が続くように、保険をかけて不良要素や恋愛要素を盛り込んだ」と語っています。そのため、バスケ漫画として人気が出なければ、当時人気を集めていたヤンキー漫画になっていた可能性は十分にあったと考えられています。

水戸洋平と関係するキャラについても、深掘りしていきましょう。水戸洋平と関係するキャラの1人目が、桜木花道（さくらぎはなみち）です。桜木花道は、スラムダンクの主人公であり、水戸洋平とは中学生の頃からの友人です。中学生時代は桜木軍団として一緒に喧嘩に明け暮れていました。水戸洋平は花道の良き理解者であり、バスケを頑張る花道のことを良い距離感で応援しています。

桜木花道は、湘北高校に通う1年生で、スラムダンクの主人公です。桜木花道は、中学生時代は桜木軍団のメンバーと一緒に喧嘩ばかりして、恐れられていました。負けず嫌いで生意気かつ気性が激しいですが、実は優しくて繊細な一面も持っているキャラクターです。桜木花道は、晴子に一目惚れして、バスケ部に入ることを決めています。

バスケ部に入部する前は、きちんとしたルールも知らない初心者でしたが、持ち前の身体能力と188センチという高身長を活かしながら才能を伸ばしていきます。先輩や監督にもタメ口で接し、失礼な態度を取るため、嫌われることも多いです。一方で、真面目にバスケ練習に励む努力家であり、仲間想いな性格も相まって、チームメイトからは可愛がられています。

水戸洋平と関係するキャラの2人目が、高宮望（たかみやのぞみ）です。高宮望は、湘北高校の1年生で、水戸洋平と同じく桜木軍団に所属しているメンバーの1人です。高宮望は、桜木軍団の中で一番背が低く、メガネをかけたパンチパーマで、ぽっちゃりした体型をしています。

高宮望は、見た目通りの大食いキャラクターで、バナナが大好きなキャラクターです。高宮望は、花道によくイタズラをして頭突きをされていますが、花道の試合になると一番応援しています。高宮望は、ドジでお茶目な人物で、桜木軍団の中では一番コミカルに描かれているムードメーカー的存在のキャラクターです。

水戸洋平と関係するキャラの3人目が、堀田徳男（ほったのりお）です。堀田徳男は、湘北高校の3年生で、水戸洋平たちの2歳年上の先輩です。堀田徳男は、184センチの高身長で、黒のリーゼントヘアをしています。堀田徳男は不良であり、湘北高校の番長として周囲から一目置かれているキャラクターです。水戸洋平たちが入学すると、桜木軍団に不良仲間を絡ませていました。

バスケ部の三井とは親友で、三井と一緒にバスケ部を襲撃し、桜木軍団と対峙しています。そのため、水戸洋平たちとは対立関係だったキャラクターです。しかし、バスケ部襲撃事件後は、三井を救ってくれた水戸洋平たちには、恩を感じて感謝しています。堀田徳男は、親友の三井を応援するために試合に出向いており、花道を応援する桜木軍団とバスケの試合を通して仲良くなっています。

水戸洋平と関係するキャラの4人目が、大楠雄二（おおくすゆうじ）です。大楠雄二は、湘北高校の1年生で、水戸洋平と同じく桜木軍団に所属しているメンバーの1人です。大楠雄二は、高身長で、金髪のリーゼントパーマといった目立つ髪型をしています。

強面で喧嘩っ早い性格をしており、苛つきやすい短気なキャラクターです。一方で、桜木軍団の中では常識がある方であり、高宮が常識外れな行動をしたときは、注意もしています。しかし、すぐに喧嘩を買ってしまうため、水戸洋平からよく諌められているキャラクターです。

水戸洋平と関係するキャラの5人目が、野間忠一郎（のまちゅういちろう）です。野間忠一郎は、湘北高校の1年生で、水戸洋平と同じく桜木軍団に所属しているメンバーの1人です。野間忠一郎は、黒のリーゼントヘアで、ひげを生やしています。

老け顔で高校生に見えない外見をしており、三井の不良仲間の鉄男から「ひげ」と呼ばれたキャラクターです。野間忠一郎は、水戸洋平を含めた桜木軍団からは「チュウ」と呼ばれています。鉄男からリンチされても、体育館の場所を決して明かさなかった仲間思いでとても優しい性格をしたキャラクターです。

水戸洋平がバスケ部に入る予定があったことが判明したところで、水戸洋平の喧嘩の強さについてもネタバレしていきましょう。水戸洋平は、中学生のときから桜木花道とつるんでおり、喧嘩に明け暮れていました。そのため、周囲からは「ワル」と一目置かれており、喧嘩も強いことが分かります。一方で、「売られた喧嘩は買うものの、喧嘩が好きなわけではなく、自ら喧嘩を売る」ことはしません。

水戸洋平は、上級生を倒したり、不良だった三井と喧嘩をして、ボコボコにしています。その上、水戸洋平がボコボコにやられているシーンは描かれていないため、とても喧嘩が強いのではないか？と考察されています。

宮城リョータと喧嘩するシーンは描かれていませんが、一度、桜木軍団のメンバーが宮城リョータをからかったことがありました。一触即発の雰囲気になりますが、水戸洋平は、「お互いのためにはならない」と喧嘩を止めています。そのため、どちらが喧嘩が強いかは判明していません。

宮城リョータの喧嘩の強さについても、考察していきましょう。宮城リョータは、湘北高校の2年生であり、バスケットボール部のポイントガード。宮城リョータは、168センチと小柄ですが、高い身体能力を活かしてプレーするスピードが持ち味の選手です。

湘北高校バスケ部の問題児ともいわれており、過去には三井と喧嘩をして停学処分になっていました。宮城リョータは、高い身体能力で喧嘩も強く、飛び蹴りで花道をふっとばしたり、三井の歯を折ったことがあります。こういったことから、宮城リョータもとても喧嘩が強いと考えられます。

水戸洋平のプロフィールや他のキャラクターとの関係性などを深掘りしたところで、水戸洋平の今までの活躍や名言についてもネタバレしていきましょう。

水戸洋平の活躍の1つ目が、「桜木軍団として喧嘩に明け暮れる」です。水戸洋平は、桜木軍団の花道・高宮・大楠・野間と一緒に喧嘩に明け暮れる中学生活を送っていました。「売られた喧嘩は買う」というスタイルで、同学年には敵なしといった喧嘩上手です。高校に入学してからも桜木軍団は健在で、仲間と一緒に高校生活を送っていました。

水戸洋平の活躍の2つ目が、「バスケを始めた花道を応援する」です。桜木軍団として過ごしていた花道が、高校で晴子に一目惚れしたことがきっかけで、バスケ部に入ることになりました。バスケ部に入部した当初は、「喧嘩っ早い花道が、バスケ部を続けられるのか？」と冷やかすような目で見ていました。

しかし、花道は、真面目に練習に取り組んでいきます。身体能力を活かして成長していく本気の姿を見た水戸洋平たちは、本気で応援するようになりました。「花道が失敗する姿を見に来た」と試合を観戦する理由を付けて、本気になれるものを見つけた花道を見守りながら応援しています。

水戸洋平の活躍の3つ目が、「乱闘騒ぎの泥をかぶる」です。花道がバスケ部に入部し、しばらくすると三井が堀田たちと一緒にバスケ部を襲撃しにやってきます。花道が本気になれば相手を倒せますが、バスケ部員として乱闘騒ぎに参加すれば、インターハイ出場も取り消されるかもしれません。

そこで、水戸洋平たちはバスケ部に乗り込んで、三井たちと対峙します。水戸洋平は、三井と喧嘩をしていく中で、「本当はバスケ部に戻りたい」という本心を知りました。その後、その場に訪れた教師に騒動を説明する際、水戸洋平は「三井がバスケ部に戻りたいと言ったことに腹がたち、喧嘩をした」と説明します。

その結果、水戸洋平は、三井や花道、バスケ部が不利にならないように、自ら乱闘騒ぎの泥を被るという活躍をしています。水戸洋平たちは3日間の謹慎処分を受けましたが、三井はバスケ部に復帰し、バスケ部もお咎めなしでした。

水戸洋平の活躍の4つ目が、「花道の成長を見守る」です。乱闘騒ぎも落ち着き、三井も無事にバスケ部に復帰したあと、水戸洋平は花道の成長を見守り続けています。花道が安西先生から「ショート2万本」を命じられた時は、シュート練習に付き合うなど花道を献身的にサポートします。また、試合には必ず応援に行くなど、本気になれるものを見つけた花道の成長を応援し続けるのでした。

水戸洋平の活躍をネタバレしたところで、水戸洋平の名言についても深掘りしていきましょう。水戸洋平の名言の1つ目が、「やっちまいました…」です。この名言は、乱闘騒ぎを聞いて駆けつけた教師に水戸洋平が言った言葉です。

バスケ部が不利にならないように、機転を利かせた名言で、このことがきっかけで乱闘騒ぎの泥をかぶります。「とっさに機転を利かせて仲間を守ろうとする水戸洋平の姿がかっこいい」といった感想が上がっている名言です。

水戸洋平の名言の2つ目が、「バスケット選手に…」です。この名言は、花道が出場したインターハイの全国大会を観戦しにいった時の名言です。水戸洋平たちは、花道が出場した試合を観客席から応援してました。そんな中、試合中に花道は相手からラフプレーを受けて、挑発されます。

「喧嘩っ早い花道が手を出すのではないか？」と桜木軍団は慌てますが、花道は必死に怒りを抑えて試合に戻りました。そんな花道の姿を見て、水戸洋平が言った言葉がこの名言です。この名言は、「花道のことをよくわかっている水戸洋平らしいセリフ」といった感想が上がっており、人気を集めています。

「スラムダンク」の水戸洋平は、バスケ部には入部していないものの高い人気を集めているキャラクターです。「バスケット漫画だけど、バスケ部ではない水戸洋平が一番かっこよくて好き」といった声も。映画「THE FIRST SLAM DUNK」は試合を中心にした物語のため、水戸洋平の出番は少なく、「映画でもう少し水戸洋平を見たかった」といった声も上がっています。

水戸洋平は、桜木軍団の一員であり、中学生時代は喧嘩に明け暮れていたキャラクターです。しかし、不良ではなく、売られた喧嘩は買うといったスタイルであり、決して喧嘩が好きなわけではありません。その上、仲間思いで、バスケ部に入部した花道を一生懸命応援しています。こういった水戸洋平の姿を見たファンからは、「仲間思いで、花道を純粋に応援する姿がかっこいい」といった声があがっています。

水戸洋平はバスケ部には入部していないものの、「スラムダンクやバスケ部には欠かせないキャラクター」といった声も上がっています。「水戸洋平は、花道のことを一番理解しているキャラクターで、バスケ部ではない目線から、花道を支えていく姿がかっこいい」といった声が上がる人気キャラクターです。

水戸洋平は、バスケ部には入部していませんが、「仲間思いで、花道やバスケ部を支えていてかっこいい」と評価されているスラムダンクの人気キャラクターです。水戸洋平のプロフィールはもちろん、バスケ部に入部しなかった経緯や、活躍などを見て気になった方は、一度「スラムダンク」を見てみてはいかがでしょうか？