【スラムダンク】三井寿と宮城リョータの仲と喧嘩の理由は？映画で明かされた出会いとは？

本記事では、スラムダンクに登場した三井寿と宮城リョータの仲を解説していきます。2人は原作漫画で喧嘩をしていますが、映画で意外な出会いが描かれました。2人の喧嘩の強さや、アニメで声を演じた声優を紹介していきます。

三井寿と宮城リョータの仲を知る前に、まずは「スラムダンク」の基本情報を紹介していきます。スラムダンクは1990年から1996年まで連載されていた漫画で、全31巻で完結しました。シリーズ累計発行部数は1億7000万部を突破しており、ジャンプ歴代最高部数653万部を達成した号で巻頭カラーを飾っています。作者の井上雄彦は鹿児島県出身で、あとがきで「続きはやりたい」とコメントしています。

スラムダンクの主人公は桜木花道です。桜木花道は赤木晴子に一目惚れしたことでバスケットボール部に入部し、少しずつバスケットボールに魅了されていきます。赤木剛憲は1年生の時から全国制覇を夢見ており、当初は部員との間に壁ができていましたが、個性的な面々が集まったことで全国出場を決めました。また、三井寿は挫折後に不良になっていましたが、安西光義と再会したことでバスケットボール部に戻っています。

三井寿は湘北高校の3年生で、ポジションはシューティングガードです。天性の才能を持っており、3Pシュートを得意にしていますが、スタミナ面に大きな不安を抱えています。また、中に切り込む能力も持つため、赤木剛憲が「バスケセンス抜群」と言っていました。作者はただの不良で終わらせる予定でしたが、三井寿に感情移入したことでメンバーに加えたとコメントしています。

宮城リョータは湘北高校の2年生で、ポジションはポイントガードです。168センチの小柄な体格ですが、全国区の選手を抜き去る優れたスピードを持っています。山王工業との試合後に新主将に就任していますが、同時期に渡米したことが判明しました。また、三井寿も部に残っていたため、「目の上のたんこぶ」と考えています。

ここからは、スラムダンクに登場した三井寿と宮城リョータの仲を解説していきます。三井寿と宮城リョータは物語途中に登場したキャラクターで、三井寿がバスケットボール部に波乱を起こしました。2人が喧嘩した理由と、三井寿の宮城リョータに対する考えをまとめていきます。

三井寿は中学生時代に神奈川県大会のMVPに選ばれており、安西光義に恩返しをするために湘北高校に入学しました。ですが、怪我で部活を休むことになり、赤木剛憲の活躍を目の当たりにして不良になってしまいます。作中では、不良仲間と共に体育館に乗り込んでいますが、安西光義と再会したことで「バスケがしたい」という想いを打ち明け、騒動後にバスケットボール部に復帰しました。

三井寿は不良仲間と騒動を起こしていますが、騒動を起こす前から宮城リョータに因縁を付けています。三井寿は期待の新人としてバスケットボール部に入部していたため、同じような扱いを受けていた宮城リョータに嫉妬していました。そのため、バスケットボール部を壊すために騒動を起こしていますが、大好きなバスケットボールを本気で嫌いになることはできませんでした。

体育館の騒動が起こる前に、三井寿は宮城リョータを屋上に呼び出しています。複数人に囲まれた宮城リョータに勝ち目はありませんでしたが、「頭の三井寿だけは倒す」と考えて集中攻撃を行っています。この時に前歯を折られた三井寿と、袋叩きにされた宮城リョータは病院送りになりました。

宮城リョータは物語途中に退院しており、彩子と一緒に歩いていた桜木花道が彼氏と勘違いして大喧嘩になりました。その後も体育館で喧嘩をしていましたが、「お互いに届かない恋をしている」と気付き、翌日に突然仲良しになっています。桜木花道は宮城リョータを「リョーちん」と呼んでおり、宮城リョータは桜木軍団以外で名前呼びをする関係になりました。

三井寿は挫折して不良になっていますが、喧嘩が強い訳ではありません。宮城リョータは不良ではありませんが、高い身体能力を持つため、三井寿よりも宮城リョータの方が強いと予想されています。また、宮城リョータは大人数に囲まれた状態で三井寿を倒しているため、三井寿は喧嘩が弱いという意見が挙がっています。

鉄男は三井寿の不良仲間で、長髪とタンクトップが特徴的なキャラクターです。襲撃事件で宮城リョータと流川楓を圧倒しており、一時は桜木花道も苦戦を強いられていました。ですが、途中でパンチを見切られ、桜木花道に圧倒される形で敗北しています。そのため、バスケットボール部の喧嘩最強は桜木花道で、宮城リョータの喧嘩の腕はそこまで高くないと予想されています。

三井寿は襲撃事件を起こしていますが、安西光義と再会した時に想いを吐露しています。その後、バスケットボール部に復帰しており、宮城リョータとは何事もなかったように和解していました。宮城リョータは「一番過去にこだわっているのはアンタだ」と言っていたため、三井寿の気持ちを理解していたのかもしれません。また、全国に行くには三井寿の力が必要と考えていた可能性があります。

湘北高校のバスケットボール部は、お互いの力が上手く作用すれば、山王工業高校を倒すほどの爆発力を発揮できます。ですが、スタメンの5人は仲良しという訳ではないため、宮城リョータは三井寿に対して友達のような感情は抱いていない可能性があります。また、全員が全国を目指していたため、チームメイトとしては信頼していたと予想されています。

仲と喧嘩の理由を知った後は、三井寿と宮城リョータの出会いを解説していきます。原作漫画の三井寿と宮城リョータは敵対していましたが、映画で意外な出会いが描かれました。宮城リョータが三井寿の誘いを断った理由をまとめていきます。

2022年12月には、映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開されています。原作漫画では、宮城リョータが三井寿に絡まれているため、2人は高校で出会ったと思われていました。ですが、映画で2人が出会ったのは中学生時代であることが判明しています。そのため、原作漫画よりも映画の方が2人の関係性が深くなりました。

宮城リョータは沖縄県出身で、兄からバスケットボールを教わっていました。ですが、兄が事故で亡くなり、母親との関係が悪化してしまいます。その後、神奈川県に引っ越しましたが、感じの悪い自己紹介をしたことで同級生から暴行を受けました。また、野外のバスケットコートで黙々と練習しており、その時に中学2年の三井寿と出会っています。

三井寿は宮城リョータに「1on1の相手をする」と言いましたが、宮城リョータは誘いを断りました。中学生時代の宮城リョータは精神が不安定になっていたため、三井寿に対して苛立ちを感じたと予想されています。その後、2人は安西光義の教えを受けるために湘北高校に入学しているため、安西光義が2人を繋いでいます。

仲や映画での出会いを知った後は、スラムダンクで三井寿と宮城リョータの声を演じた声優を紹介していきます。スラムダンクはアニメと映画で声優が変更されているため、三井寿と宮城リョータの声は2人の声優が演じています。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

スラムダンクのアニメで三井寿を演じたのは、声優の置鮎龍太郎です。置鮎龍太郎は福岡県出身で、1989年から声優活動を行っています。幼少期に「伝説巨神イデオン」を見ており、その頃にキャラクターの声真似をしていたと話しています。また、親からは大学進学を勧められていましたが、目的が無かったことで養成所に入所しました。

声優の置鮎龍太郎は、「新機動戦記ガンダムW」「戦国BASARA」「名探偵コナン」「鋼の錬金術師」などのアニメでキャラクターの声を演じています。「地獄先生ぬ〜べ〜」で初めて主人公を演じており、2023年の声優アワードでは助演声優賞を受賞しました。

スラムダンクの映画で三井寿を演じたのは、声優の笠間淳です。笠間淳は広島県出身で、2010年代から声優活動を行っています。中学生時代に見たアニメが声優に興味を抱いたきっかけで、デビュー前は中国新聞社に勤務していました。プライベートでは、バスケットボールを趣味にしています。

声優の笠間淳は、「オーバーロード」「ゴールデンカムイ」「ストライク・ザ・ブラッド」「ガンダムビルドダイバーズ」などのアニメでキャラクターの声を演じています。デビューして5年ほどは端役を演じており、2018年頃から名前のあるキャラクターを演じる機会が増えました。

スラムダンクのアニメで宮城リョータを演じたのは、声優の塩屋翼です。塩屋翼は鹿児島県出身で、1972年から声優活動を行っています。小学生時代に劇団ひまわりに入団しており、「海のトリトン」の主役でアニメデビューしました。過去には、「春空亭つばさ」の名前で落語の公演も行っています。

声優の塩屋翼は、「科学忍者隊ガッチャマン」「ジョジョの奇妙な冒険」「ブレンパワード」「まじかる☆タルるートくん」などのアニメでキャラクターの声を演じています。中学生時代に「海のトリトン」に出演しており、1話毎に6時間の収録を行っていたと話しています。

スラムダンクの映画で宮城リョータを演じたのは、声優の仲村宗悟です。仲村宗悟は沖縄県出身で、2015年から声優活動を行っています。ミュージシャンを目指して上京しており、友人の舞台を見たことが声優になったきっかけと話しています。中学生時代はハンドボール部に所属しており、特技にはスポーツを挙げています。

声優の仲村宗悟は、「戦翼のシグルドリーヴァ」「氷属性男子とクールな同僚女子」「王子の本命は悪役令嬢」「ブルーロック」などのアニメでキャラクターの声を演じています。デビュー1年目は端役を演じており、「アイドルマスター SideM」の出演で知名度を上げました。2019年の声優アワードで新人男優賞を受賞しています。

仲や映画での出会いを知った後は、三井寿と宮城リョータに関する感想をまとめていきます。2人は人気キャラクターのため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した2人の喧嘩や出会いに関する感想をまとめていきます。

本記事で紹介したように、スラムダンクの映画では三井寿と宮城リョータの出会いが描かれています。原作漫画では、宮城リョータが三井寿に絡まれているシーンから始まっているため、「2人の出会いが意外」という感想が挙がっています。また、宮城リョータは三井寿との出会いに救われた部分があるため、「2人の関係性が深い」という感想も挙がっています。

三井寿は波乱を起こしていますが、心の奥ではバスケットボールに対する気持ちを捨てきれていなかったため、「三井寿の喧嘩エピソードが泣ける」という感想が挙がっています。また、湘北高校は仲良しチームではありませんが、選手としてはお互いを信頼しているため、「湘北高校の関係がかっこいい」という感想も挙がっています。

宮城リョータは小柄なイケメンキャラクターのため、「宮城リョータはかっこいい」という感想が挙がっています。また、強敵のポイントガードとマッチアップすることが多いですが、その度に活躍を見せているため、「宮城リョータは選手としてもかっこいい」という感想が挙がっています。

本記事では、スラムダンクに登場した三井寿と宮城リョータの仲を解説していきました。2人は喧嘩をしていますが、選手としてはお互いを信頼しているため、2人の関係が好きという意見が挙がっています。2人の活躍エピソードを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。