【ワールドトリガー】バッグワームとはどんなトリガー?使用者やカメレオンとの違いは?

バッグワームはボーダーの正隊員のほとんど全員が装備しているトリガーですが、それはどのようなものなのでしょうか?当記事では「ワールドトリガー(ワートリ)」に登場するバッグワームについて、その特徴や主な使用者を紹介していきます。さらに、バッグワームを使用するメリットやデメリットを考察していきます。そして、バッグワームと似たトリガーといわれるカメレオンやバッグワームタグとの違いを考察し、バッグワームの使用方法も紹介していきます。

【ワールドトリガー】バッグワームとはどんなトリガー?使用者やカメレオンとの違いは?のイメージ

目次

  1. バッグワームとはどんなトリガー?
  2. バッグワームの使用者
  3. バッグワームのメリットやカメレオンとの違い
  4. バッグワームの使用方法
  5. バッグワームに関する感想や評価
  6. バッグワームまとめ

バッグワームとはどんなトリガー?

ワールドトリガーの作品情報

当記事では「ワールドトリガー」のバッグワームとは、どのようなトリガーなのかをみていき、その特徴や使用者について紹介していきます。さらに、バッグワームのメリット、デメリットをみていき、カメレオンやバッグワームタグとの違い、その使用方法なども考察していきます。まず、ここでは「ワールドトリガー」の作品情報を紹介していきます。

ワールドトリガーの概要

「ワールドトリガー」は略称「ワートリ」で親しまれている、葦原大介先生の大人気SFバトルアクション漫画です。2013年~2018年にかけては集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載されていました。その後、2019年からは同社の月刊誌である「ジャンプスクエア」に移り、2023年8月現在も連載中です。

また、テレビアニメは1st~3rdシーズンが、2014年~2022年にかけて放送されていました。さらに「ワールドトリガー」の原作漫画のコミックは26巻(2023年8月現在)まで発売され、他にゲーム化やヴォイスコミック化、舞台化などもされています。

ワールドトリガーのあらすじ

異世界に通じる門(ゲート)をくぐり、近界民(ネイバー)が地上に降り立つという現象が三門市で発生します。近界民たちの脅威に市民が晒される中、防衛機関のボーダーの隊員たちが現れ、街を救いました。それから数年後、ボーダー隊員となった三雲修は、空閑遊真というミステリアスな少年と出会います。実は遊真の正体は近界民であり、人探しの目的で三門市に来たのです。修の運命は遊真との出会いにより、大きく変化を始めます。

バッグワームの特徴

「ワールドトリガー」に登場するバッグワームは、身に着けることでトリオン体の反応を消すことができ、レーダーに映らなくなるマント型の隠密トリガーです。ちなみに、バッグワームの名前の由来は、英語の「bagworm」という「蓑虫」を意味する単語だと考えられています。このバッグワームはネイバーとの戦いではあまり活躍できませんが、さまざまなシーンで使用できることから、ランク戦での必須アイテムとされています。

例えば、ボーダーには戦闘員以外に、オペレーターというポジションの隊員がいます。オペレーターは戦闘員が行動しやすいように敵の居場所を教えたり、視覚支援をしたりする役割を担っています。つまり、オペレーターは敵側の隊員がどこにいるのかを把握しているのですが、バッグワームを身に着けているときには、オペレーターに居場所を知られないという利点があるのです。

また、サーチという特殊なトリガーも存在していますが、それを使用しても隠密トリガーであるバッグワームを着用した隊員の居場所を把握することはできません。そのように便利なトリガーのため、バッグワームはボーダーの正隊員はS級隊員以外の全員が装備しており、使用していない隊員はほとんどいません。次に、バッグワームの主だった特徴を紹介していきます。

特徴①スナイパーがよく使う?

ボーダーの正隊員のほとんどの全員が使用しているバッグワームですが、特に狙撃手(スナイパー)に重宝されています。狙撃手は一度撃つたびに移動するほど、敵側に自分の居場所を知られることを危惧しています。しかし、バッグワームを使用すれば、敵側に居場所を知られません。そのため、狙撃手はバッグワームを多用しており、戦闘開始前からそれを身に着け、戦闘中に外すことは基本的にありません。

特徴②起動中はトリオンを消費する

バッグワームはノーマルトリガーという扱いであるため、起動中にトリオンを消費します。戦闘開始から終了まで起動していて、だいたいアステロイドを10回撃った分くらいのトリオンを消費するといわれています。

ちなみに、バッグワームタグという、トリオンの消費量が少ないものも存在します。それはバッグワームの派生品であり、少し特殊なバッグワームとされています。そして、バッグワームはその特性から、特殊工作兵(トラッパー)や観測手(スポッター)が使用することが多くなっています。バッグワームとバッグワームタグの違いについては、後ほど詳しく紹介していきます。

特徴③バッグワームの色は変えられる

バッグワームは色を変えることも可能です。草の多い場所なら緑色、雪の環境下では白の迷彩にするなど、戦闘中に臨機応変に色を変えることが可能です。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

バッグワームの使用者

使用者①東春秋

バッグワームの代表的な使用者として名前があがるキャラ、1人目の東春秋についてみていきます。東春秋は東隊を率いる隊長で、ポジションは狙撃手(スナイパー)です。彼はバッグワームの最も巧みな使用者として知られ、後ほど紹介する変わり身の術など、狙撃手としての立ち回りや隠密行動が巧妙なことで知られています。

実際、東春秋が本気で隠密行動をとれば、ボーダーのトップクラスの実力者であっても、見つけるのは不可能と判断して早々に諦める、といわれているほどです。

使用者②空閑遊真

バッグワームの代表的な使用者として名前があがる2人目のキャラ、空閑遊真についてみていきます。空閑遊真は作中のもう1人の主人公であり、ポジションは攻撃手(アタッカー)です。彼は攻撃力や機動力に加え、タイミングを見極める戦術眼など、あらゆる能力を兼ね備えています。

そして、バッグワーム奇襲の使い手として知られ、作中では敵を一撃で倒す巧妙な奇襲を披露しました。一騎打ちよりも、乱戦の中で力を発揮できるキャラであるといわれています。

使用者③二宮隊のメンバー

他に、バッグワームの代表的な使用者として名前があがっている、二宮隊のメンバーについてみていきます。二宮匡貴率いる二宮隊は、バッグワームを作中で、最もスタイリッシュに着こなしている隊であるといわれています。バッグワームはデザインの多少の変更が可能であり、隊によって少しずつデザインが異なっています。

実際、東春秋率いる東隊は雪の天候に合わせ、バッグワームを白い迷彩柄に変えて着用していました。その中でも、二宮隊は使用環境に関係なく、バッグワームの襟を立てたスタイリッシュなデザインに変更しており、ファンの間でもかっこいいと話題になっています。

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バッグワームのメリットやカメレオンとの違い

バッグワームのメリット

まず、ボーダーの正隊員のほとんど全員が装備しているほど、隊員たちに重宝されているバッグワームの主だったメリットを紹介していきます。

メリット①戦術の幅が大きく変わる

バッグワームはボーダーの正隊員の中で、S級隊員以外のほとんど全員が装備しているトリガーです。特に、敵側の狙撃手に見つかれば危険となるポジションの隊員にとって、バッグワームは生命線ともいえる存在になります。

そのことから、バッグワームはボーダーの戦術の基盤を支えるトリガーとされ、使用することによって隠密行動や奇襲など、戦術の幅が大きく変わるとして重宝されています。

メリット②オペレーターへの嫌がらせができる

バッグワームのメリット2つ目として、オペレーターへの嫌がらせができることが挙げられています。オペレーターの重要な任務は情報処理ですが、バッグワームを着用したり、消したりすることで、オペレーターの処理する情報を増やし、気を散らせることできます。

東春秋の教え子たちはそのことを教わっており、作中で披露していました。このように、バッグワームによって、オペレーターに圧をかけることも攻撃の1つとなり得ることが分かっています。

バッグワームのデメリット

基本的にバッグワームは、戦闘開始のときから身に着けていることが多いです。それは一度でも外せば、敵側に位置を特定されてしまうからです。しかし、隊員の中には戦闘の途中からバッグワームを身に着ける人もいます。その理由として、以下で紹介するバッグワームの2つのデメリットが挙げられています。

デメリット①つけているときは攻撃用のトリガーを使えない

バッグワームには、着用中に攻撃用のトリガーを使用できないという弱点があります。木虎藍や三雲修が使用するスパイダーというトリガーはバッグワームと併用ですが、射手(シューター)や銃手(ガンナー)はバッグワーム着用中に撃つことができません。

デメリット②気候の影響を受けやすい

雨のイメージ画像

他に、バッグワームには気候や天候に左右されやすいという弱点があります。バッグワームはリアルなマント型のトリガーであり、布で作られています。そのため、雨に濡れたり、強風に吹かれたりすると動きにくくなってしまいます。

さらに、鉛弾(レッドバレット)という、物質に触れると、おもりのようになってその動きを邪魔するトリガーがあります。バッグワームは物質化しているため、レッドバレットの攻撃も防ぐことができないと考えられています。こういったデメリットから、隊員によっては戦闘開始からずっとバッグワームを身に着けているわけにいかないようです。

バッグワームとカメレオンやバッグワームタグとの違い

バッグワームは身に着けることで、敵のレーダーに映らなくなるという特徴を持つ隠密トリガーですが、作中では他にカメレオンという隠密トリガーも登場します。バッグワームとカメレオンの違いをみていくと、バッグワームにはトリオン体の反応を消すことで、レーダーに映らなくなる効果があります。

一方、カメレオンは透明化することで、敵から見えなくなる効果を発揮するトリガーです。バッグワームは身に着けていても、目で見てその姿を確認することができます。一方、カメレオンを使用すると敵から見えなくなりますが、レーダーには映ってしまうのです。さらに、このような違いを持つバッグワームとカメレオンは性質上、同時使用ができません。

次に、バッグワームとバッグワームタグの違いについてみていきます。バッグワームタグはバッグワームの派生品ですが、その特性には明確な違いがあります。前述の通り、バッグワームタグはバッグワームと比べ、トリオンの消費量が少ないという利点があります。しかし、バッグワームタグをメイントリガーかサブトリガーにセットすると、セットした側の他のすべてのスロットが使用できなくなる、というデメリットがあります。

そのため、バッグワームタグは直接的な戦闘に不向きであり、戦いを目的としていない隊員しか使用しません。そういった理由から、ほとんど隊員が使用しているバッグワームと違い、バッグワームタグはボーダーの中でも、直接戦闘に加わらない特殊工作兵(トラッパー)や観測手(スポッター)が使用することが多くなっています。

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バッグワームの使用方法

使用方法①隠密行動

隠密行動はバッグワームの最も基本的な使い方として知られています。戦闘ではいかに敵に見つからずに動き、潜伏しながら、自分が有利になれるポジションを取ることができるかどうかが重要な鍵となります。特に、狙撃手は純粋な狙撃の技術よりも、いかにうまく立ち回るかの方が重要視されます。

また、バッグワームとカメレオンを使い分けている風間隊の隠密行動は、その2つのトリガーを切り替えるタイミングが絶妙なことで知られています。

使用方法②変わり身の術

変わり身の術は東春秋がB級ランク戦のラウンド7で使用し、ボーダーの隊員たちを驚かせた極めて特殊なバッグワームの使用方法です。

それはバッグワームを身に着けるのではなく、狙撃銃にひっかけてセットし、自分自身はダミービーコンの中に隠れます。そして、敵が近づいてきたら狙撃銃を消し、バッグワームが動いて敵が反応したら、狙撃銃を取り出して敵を攻撃するというものです。敵に接近されればアウトという狙撃手が1対1で戦い、結果的にヒュースが撃破されました。

使用方法③奇襲

「バッグワーム奇襲」は、バッグワームによって姿を隠しながら敵に近づき、一撃で討ち取る戦い方です。まるで暗殺者のようなその奇襲は、主に敵の狙撃手や射手との射程、間合いを埋めるため、戦術眼と機動力に優れた攻撃手が多用しています。「バッグワーム」の使用者で紹介した空閑遊真の他に、王子隊隊長の王子一彰や嵐山隊の木虎藍も、作中で巧みなバッグワーム奇襲を披露しています。

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バッグワームに関する感想や評価

「ワールドトリガー」に登場するバッグワームに関して、漆間隊の隊長である漆間恒のバッグワーム姿がかっこいいと評価されています。

襟立てがスタイリッシュとファンの間でも話題の二宮隊のバッグワームに関して、かっこいいと言う感想となっています。

こちらも二宮隊のバッグワームに関して、二宮隊の隊長である二宮匡貴が着用している襟立てバッグワームがかっこいいという感想となっています。

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バッグワームまとめ

以上、人気漫画「ワールドトリガー」の特徴や使用者を紹介し、メリットやデメリットをみてきました。そして、バッグワームは狙撃手(スナイパー)がよく使う隠密トリガーで、起動中はトリオンを消費し、色を変えられることが分かりました。さらに、さまざまなシーンで使用でき、戦術の幅が大きく変わるなどのメリットがあることが分かりました。

また、デメリットとして、攻撃用のトリガーと併用できないことや、気候の影響をうけやすいことなどが分かったでしょう。さらに、カメレオンやバッグワームタグとの違いも考察し、隠密行動や変わり身の術、奇襲といった使用方法がありました。

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