もののがたりの強さランキング！人間（塞眼）キャラクターで一番強いのは誰？

月刊誌ウルトラジャンプで連載されていた人気漫画『もののがたり』。本作は人間と付喪神と呼ばれる異界の存在との戦いを描いたバトルアクション作品です。ここからはもののがたりのキャラの中で誰が一番強いのか？ということで、キャラの強さをランキング形式で紹介していきます。それではまず、もののがたりの作品情報から見ていきましょう。

『もののがたり』は漫画家・イラストレーターのオニグンソウ先生によるオカルトファンタジー漫画です。『ミラクルジャンプ』と『ウルトラジャンプ』にて連載されました。それぞれミラクルジャンプが2014年5月号から2016年1月号まで、ウルトラジャンプが2016年2月号から2023年7月号まで連載されています。

ここではもののがたりのあらすじを紹介します。大切な家族を殺され、付喪神に対して強い憎しみを抱くようになってしまった主人公・岐兵馬は、祖父・岐造兵に修行の一環として六人の付喪神を家族として愛し、共棲している少女・長月ぼたんと一緒に暮らすこととなります。こうして物語の歯車は大きく動き出し、さまざまな思惑と陰謀が交錯する絆と恋の物語が展開されていくこととなりました。

それでは早速、もののがたりのキャラの強さをランキング形式でまとめていきます。ここからはもののがたりの強さランキングTOP10～4位までを見ていきましょう。果たして誰が一番強いのでしょうか？

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP10位には、辻塵外（つじじんがい）がランクインしました。辻塵外は唐傘4体掛かりでやっと倒せる引手の付喪神です。見た目は髪の後ろで束ねているのが特徴。御三家の会合では辻家の代表である辻豊穣の護衛を務めています。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP9位には、岐造兵（くなとぞうへい）がランクインしました。

岐造兵は本作の主人公・岐兵馬の祖父です。御三家の一つである岐家の当主であり、神祓省稀人対策室の7代目室長でもあります。付喪神との戦闘では対話で諭して戦うスタイルを主としており、基本的に力づくで戦うことはありません。力づくで封じることは最終手段としています。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP8位には、岐隼人（くなとはやと）がランクインしました。岐隼人は兵馬の兄です。自他ともに認める戦闘の天才で、妹と同様に「不世出の天才」と呼ばれています。16才で当時現役だった造兵の戦闘力を越えており、造兵が追っていた付喪神を軽くいなしているシーンも描かれています。岐家の後継ぎとして塞眼に従事していましたが、唐傘の付喪神・天日に殺されてしまいました。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP7位には、八衢菫（やちまたすみれ）がランクインしました。八衢菫は八衢家の次期当主である塞眼です。黒檀と紅緋の娘。間違ったことを許せない強い正義感の持ち主ですが、正論だと思っていたことに待ったが入ると混乱してフリーズしてしまうなど融通の利かない面もあります。ぼたんの護衛を務める傍ら、秘密裏に屋敷を調査した際、何者かに襲われて意識不明に陥っていました。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP位には、岐鼓吹（くなとくすい）がランクインしました。岐鼓吹は兵馬の姉です。兄の隼人と同様に「不世出の天才」と呼ばれています。戦闘術に長けた隼人とは異なるタイプの天才であり、御三家だけが使用できる引手の力を最大限引き出すことができるとされていました。しかし、隼人とともに付喪神の保護活動中に唐傘の付喪神・天日に遭遇し、命を落とすこととなってしまいます。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP5位には、辻白百合（つじしらゆり）がランクインしました。辻白百合は、辻家の次期当主である塞眼です。次期当主たちの中ではもっとも年下でした。祭壇にて滅却される婚礼調度を助けようとするぼたんに協力し、術式の発動を妨害しています。京都塞眼の付喪神収容所を丸ごと覆うほどの天詔琴（あめののりごと）を発動し、相手の動きを封じていました。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP4位には、挂（かい）がランクインしました。挂は特定付喪神です。単体の付喪神としては最強の一角と目される実力者で、大量の武器や鎧を一度に複数個操ることができるというチート能力を持っています。江戸時代にはすでに発生していたようで、当初は戦力として特例と認められましたが、その強すぎる戦闘能力が恐れられ、現在は斎によって結界内に本人同意のもと封じられていました。

先にもののがたりのキャラの中で誰が一番強いのか？ということで、キャラの強さランキングTOP10～4位までを紹介しました。キャラの強さランキングでは、辻塵外（10位）、岐造兵（9位）、岐隼人（8位）、八衢菫（7位）、岐鼓吹（6位）、辻白百合（5位）、挂（4位）となりました。では、ここからキャラの強さランキングTOP3を見ていきましょう。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP3位には、岐兵馬（くなとひょうま）がランクインしました。岐兵馬は岐家の次期当主である塞眼です。兄と姉を殺した付喪神に強い憎しみを抱いているため、亡き兄と姉の引手を用いた戦法をとっています。基本的に塞眼としての業務と修行ばかりして過ごしてきており、東北地方で京都三大付喪神に並ぶと評される「奥羽の鬼瓦」を18歳のころに討ち滅ぼすほどの強さを持っていました。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP2位には、長月ぼたん（ながつきぼたん）がランクインしました。長月ぼたんは本作のヒロインであり、長月家の当主です。

実は自身に稀人が宿っており、「現人神（あらひとがみ）とすら成るのではないか」と祝福を求める多くの勢力、付喪神に狙われていました。また、彼女の中で眠る存在が表に出てきた際、大樹でさえ苦戦した付喪神を容易く討ち取っています。普段は大学生として京都の大学に通っていまますが、彼女の中で眠る存在が表に出てくると、すべての付喪神が平伏せずにはいられないほどの強い力を発揮します。

もののがたりの最強キャラの強さランキングTOP1位には、八衢紅緋（やちまたべにひ）がランクインしました。八衢紅緋は八衢家の代表・黒檀（こくたん）の妻である誅罰執行者筆頭です。非常に大柄な女性で、現役の塞眼最強とも言える強さを誇ります。かつては3大付喪神である雅楽寮相手に一人で立ち回ったようです。異常なまでに高い戦闘能力と、付喪神を纏いことで能力を底上げできる八衢式・纏鎧術を持っています。

ここまでもののがたりのキャラの強さをランキング形式で解説し、もののがたりのキャラの中で誰が一番強いのかを明らかにしました。では次にもののがたりの用語や見どころをネタバレありで解説していきます。

まずはじめにもののがたりの用語、塞眼（さえのめ）についてネタバレ解説します。塞眼とは、現世に迷い込み付喪神となった稀人を、境界の神である塞神の力を用いて常世に送り返すことを役目とする人間の呪術師たちのことです。正式な名称は「稀人対策室（まれびとたいさくしつ）」。塞眼の支部は京都や奥羽、信州など日本各地に存在しています。もともとは塞神の信託を受け取った者たちによって設立された組織だそうです。

続いてもののがたりの用語、付喪神（つくもがみ）についてネタバレ解説します。付喪神とは、常世へ迷い込んだ稀人が道具という器に宿り受肉した存在です。いずれも自分の憑いた器物にちなむ変化能力を持っています。基本的には人型に変化しますが、能力の高い付喪神の変化はもはや一般人とは見分けがつかないほどです。ちなみに付喪神の中でも特別な存在の付喪神のことを「三大付喪神」と呼んでいます。

続いてもののがたりの用語、御三家（ごさんけ）についてネタバレ解説します。御三家とは、塞神から付喪神を封印する力を授かった塞眼たちの直系の子孫のことです。それぞれ「岐（くなと）」「辻（つじ）」「八衢（やちまた）」の三つの家系があります。そして、それぞれが契約のもと、煽（あおぎ）や袿（うちき）などの特例付喪神を管理したり、塞眼たちを取り仕切ったりしていました。

まずはじめにもののがたりの見どころのひとつ、人間ドラマについてネタバレ解説します。本作では大切な兄姉を失い、付喪神に対して強い憎しみを抱く兵馬が、名月家への居候を機に婚礼調度をはじめとする友好的な付喪神や、付喪神に守られながら自身の宿命と戦うぼたんと関わるようになっています。

そして、兵馬は次第に付喪神への復讐心で満たされていた心境が変わっていきます。また、ぼたんも周囲に気味悪がられるなどのトラウマから、心の底では誰も信用できなかった心境に変化が生まれてきます。本作には兵馬とぼたんが互いに成長しながら仲間とも絆を深めていく人間ドラマの要素がありました。

続いてもののがたりの見どころのひとつ、唐傘の正体についてネタバレ解説します。本作の主人公である兵馬は、兄・隼人と姉・鼓吹を亡き者にした付喪神・唐傘（からかさ）を倒すことを生きる目的にしています。そのため唐傘の手がかりを求め、徐々にその存在や真相に近づいていくというストーリー展開が本作の魅力となっていました。

続いてもののがたりの見どころのひとつ、恋愛要素についてネタバレ解説します。主人公・兵馬とヒロイン・ぼたんは、互いにトラウマを抱えながらそれまで生きてきたため、誰かを愛することなど全くありませんでした。

本作ではそのような2人が一緒に過ごしていく中で、次第に心惹かれていく様子が描かれています。また、ぼたんの家族である婚礼調度の付喪神たちは、ぼたんの嫁入り道具の付喪神であるため、兵馬とぼたんの距離を縮めさせようと奔走していました。両極端な立場の兵馬とぼたんが、どのような経緯で互いに心惹かれていくのか、2人の交流にも要注目です。

ここまでもののがたりの最強キャラの強さランキングTOP10～1位までを紹介しつつ、用語や見どころをネタバレありで解説してきました。では、最後にもののがたりの強いキャラに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上ではもののがたりの最強キャラの強さランキングTOP3～1位にランクインした岐兵馬、長月ぼたん、八衢紅緋に関する声があがっていました。

もののがたりのキャラの強さランキングTOP3位に輝いた岐兵馬に関する声があがっています。こちらでは毎回苦戦するため、岐兵馬の強さ・凄さが伝わってこないと思われているようです。ほかの感想でも「毎度そこそこ苦戦するから強さが分かりにくい」と言われています。

もののがたりのキャラの強さランキングTOP2位に輝いた長月ぼたんに関する声があがっています。こちらではぼたんが強キャラであったことに驚かれているようです。ぼたんの見た目や性格からは、彼女があまり強そうには見えないということなのでしょう。

もののがたりのキャラの強さランキングTOP1位に輝いた八衢紅緋に関する声があがっています。こちらでは八衢紅緋の活躍に注目されているようです。ほかの感想でも紅緋の最強のフィジカルや黒壇との関係性などを高く評価する声があがっていることから、読者から高い人気を得ていることが分かります。

本記事ではもののがたりの最強キャラは誰なのか？ということで、ネタバレを交えながらキャラの強さをランキング化しました。もののがたりの漫画を読む際は、本記事のまとめを参考にしつつ、登場キャラの活躍に注目していただければ幸いです。