もののがたりは面白い？アニメ化決定で話題のバトル漫画の感想・評価を紹介

アニメ化決定で話題のバトル漫画『もののがたり』。本作はネット上で「面白い」という声が多くあがっています。では、漫画『もののがたり』の面白い魅力とは何なのでしょうか？ここからは、漫画『もののがたり』の面白い魅力やアニメ化情報を紹介していきます。また、漫画『もののがたり』の登場人物も紹介するので併せてご覧ください。それではまず、「面白い」と話題の漫画『もののがたり』の作品情報から見ていきましょう。

• タイトル：もののがたり
• ジャンル：青年漫画、バトルアクション、オカルトファンタジー
• 作者：オニグンソウ
• 掲載誌：ミラクルジャンプ、ウルトラジャンプ
• 発表号：2014年5月号～2016年1月号(ミラクルジャンプ)、2016年2月号～(ウルトラジャンプ)
• 巻数：既刊13巻

『もののがたり』とは、和歌山県出身の漫画家・オニグンソウによるオカルトファンタジー漫画です。ミラクルジャンプにて2014年5月号から2016年1月号まで連載された後、2016年にウルトラジャンプへと週刊誌を移行しています。2021年11月時点で13巻が刊行されており、同時期にメディアミックスとしてテレビアニメ化が発表されました。

漫画『もののがたり』のあらすじをネタバレしていきます。ここでは「付喪神」と「岐兵馬や長月ぼたんの共同生活」といった要素を元にネタバレしていくので、面白いと言われる魅力を知る前にぜひチェックしてください。

『もののがたり』の主人公・岐兵馬は、付喪神と呼ばれる存在の声を聞く役目を持つ「塞眼(さえのめ)」という一族・岐家の次期当主でした。そもそも付喪神とは、霊魂がはびこる別世界「常世(とこよ)」から現世(うつしよ)へ迷い込んだ「マレビト」という存在が、古びた器物に憑りついて受肉した状態のことをいいます。

つまり、マレビトは現世に神隠しされたようなものです。そして、付喪神となって悪行に走る者や元の場所に帰りたいと望む者、そして現世に馴染もうと努力する者などさまざまな特徴を持った人物たちがいました。そんな付喪神たちの声を聞いて導く役目を持つ岐兵馬ですが、彼は付喪神と対話する気がありませんでした。

そのため、付喪神を見つけるたびに有無を言わさず強制封印してしまうのです。では、なぜ兵馬はこれまどまで冷たい対応をしているのか？それは付喪神に対して憎悪を抱いているからです。かつて兵馬は付喪神に兄と姉を殺されてしまっています。

それ以降、兵馬は付喪神を強制封印する日々を送っていたのですが、ある日、その行為に頭を抱えた祖父の造兵が兵馬に対して荒治療を施すことにします。それというのが、特例と呼ばれている付喪神たちが人間と共棲している家に、お目付き役という名目で居候させてもらうというものでした。

付喪神が住む家に居候させてもらうこととなった兵馬は、人間と付喪神が共棲する長月家を訪れます。すると、兵馬は6人目の婚礼調度の付喪神に出迎えられますが、せっかく歓迎されたのにも関わらず、兵馬は付喪神たちに喧嘩を吹っ掛けてしまいました。こうして、兵馬と付喪神のバトルが開始されます。

しかし、ちょうどそのタイミングで長月家の主である長月ぼたんが帰宅しました。さらに、兵馬は戦いを止めようとした付喪神たちの一斉攻撃によってぼたんの目の前で意識を失うこととなるのでした。こうして、付喪神に憎悪を抱く兵馬と付喪神に浸るぼたん、そして付喪神たちの三者交わる共同生活がスタートします。

面白いと話題のバトル漫画『もののがたり』は、付喪神と呼ばれる存在の声を聞く役目を持つ、「塞眼(さえのめ)」という一族・岐家の次期当主である岐兵馬を主人公に据えた物語が展開されていました。そして、ヒロインとなるのは婚礼調度たちと共に暮らす長月ぼたんです。ここからは、兵馬とぼたんの特徴を踏まえ、漫画『もののがたり』の面白い魅力に迫ります。

『もののがたり』の面白い魅力の一つに「バトルシーン」があります。作中では塞眼である兵馬と付喪神の迫力のあるバトルシーンをメインに、付喪神同士のバトルや塞眼同士のバトルシーンが描かれていました。そして、バトルを繰り広げる付喪神はそれぞれが備えている特性を活かして戦っています。

主人公の兵馬と婚礼調度たちはというと、とある秘密により多くの敵から狙われているぼたんを守るべく命懸けて戦っており、その時の兵馬と婚礼調度たちは非常にかっこいいです。先に真面目過ぎるゆえに怖い雰囲気を纏っていました兵馬とそんな彼と関わるようになったぼたんや婚礼調度たちの関係をネタバレありで紹介していましたが、兵馬はぼたんと婚礼調度たちと一緒に過ごしていくうちに徐々に性格が柔らかくなっていました。

続いて『もののがたり』の面白い魅力の一つに「恋愛模様」があります。先に兵馬と婚礼調度たちがぼたんを守るべくバトルを繰り広げるとお伝えしましたが、そのバトルとバトルの間で恋愛に発展する様子が描かれていました。恋愛模様が描かれるのは兵馬とぼたんです。二人とも恋愛に不器用なため、あまり恋愛関係が発展しませんが、それがまた一つの魅力だと言えます。

漫画『もののがたり』は迫力のあるバトルシーンとバトルとバトルの間に描かれる恋愛模様が面白い魅力となっていました。そして、遂に漫画『もののがたり』はアニメ化が決定します。では、アニメ『もののがたり』が放送されるのはいつなのか？ここからはアニメ化情報と放送日について見ていきましょう。

漫画『もののがたり』は2021年11月に発売された、ウルトラジャンプ12月号にてアニメ化されることが発表されました。本作はバトルシーンや作画、恋愛模様が「面白い」と人気が高く、アニメ制作を希望する声が多かったため順当な結果だと言えるでしょう。

ウルトラジャンプ12月号にてアニメ化されることが発表されたわけですが、そこで気になるのがアニメの放送日です。しかし、残念ながら具体的な放送日や声優キャストなどの情報はまだ発表されていません。

漫画『もののがたり』は2021年11月に発売された掲載誌「ウルトラジャンプ」の12月号にてアニメ化発表がおこなわれましたが、放送日はまだ未発表となっています。そこで、アニメ『もののがたり』が放送される前に登場人物の特徴をおさえておきましょう。ここでは全部で10人の登場人物を紹介。それではまず、漫画『もののがたり』の登場人物である岐兵馬から見ていきます。

漫画『もののがたり』の登場人物である岐兵馬(くなとひょうま)は、本作の主人公です。ネタバレしたことで分かる通り、兵馬は塞眼の一人ではあるものの兄と姉を付喪神に殺された恨みから亡き兄と姉の引手を用いた戦法を取っています。性格は真面目で頑固。ただ、付喪神という存在を正しく認識するために長月家で過ごすうちに多少は性格が柔らかくなっています。

漫画『もののがたり』の登場人物である長月ぼたん(ながつきぼたん)は、本作のヒロインです。主人公の兵馬とは一歳違いの20歳で、京都の大学に通っている大学生。友達からは名前をもじった「ぼんちゃん」というあだ名で呼ばれています。ネタバレでもお伝えした通り、羽織・匣・鏡・硯・結・薙といった6人の婚礼丁度と呼ばれる付喪神と暮らしていました。

漫画『もののがたり』の登場人物である門守大樹(かどもりたいじゅ)は、塞眼京都支部代表の門守家の当主です。付喪神のことを道具もしくは化物として見ていないような合理的な考え方をしているため、造兵には「狸親父の皮を被った猛禽」と評されています。実際に捕まえた付喪神を札によって意思のない操り人形にして使役していました。ちなみに、幼い頃のぼたんに一度だけ会ったことがあります。

漫画『もののがたり』の登場人物である門守椿(かどもりつばき)は、門守大樹の娘です。典型的なバトルジャンキーの少女で、兵馬の兄・隼人と姉・鼓吹を殺した付喪神を戦う相手として追っています。さらに、のちに付喪神の手にかかって死亡するも、自我を保ったまま人外の存在となって復活するというタフさも持ち合わせていました。ちなみに、ぼたんを溺愛している婚礼調度の結とは一緒に喫茶店に行く仲です。

漫画『もののがたり』の登場人物である門守松太(かどもりしょうた)は、大樹から松と呼ばれている椿の長兄です。符術を用いた戦闘が得意。

漫画『もののがたり』の登場人物である門守梅吉(かどもりうめきち)は、大樹から梅と呼ばれている椿の次兄です。衣服の使い方だけでなく、封印術を用いた肉弾戦も得意としていました。

漫画『もののがたり』の登場人物である岐造兵(くなとぞうへい)は、兵馬の祖父であり岐家の現当主です。本作の魅力をネタバレした際にお伝えした通り、対話をせずに付喪神を封印する兵馬に頭を抱えていた結果、兵馬を｢人と共存している付喪神｣の例として長月家に居候させて学ぶ機会を作るなど付喪神と対話することを基本としています。

漫画『もののがたり』の登場人物である岐隼人(くなとはやと)は、兵馬の兄です。一人称は「俺様」。一人称から高慢な性格が窺えますが、それ相応の実力の持ち主であり自他ともに戦闘の天才と言われています。どうやら、16歳の頃には既に現岐家当主である造兵の実力を越えていたようです。

漫画『もののがたり』の登場人物である八衢黒檀(やちまたこくたん)は、八衢家の代表です。岐家側からは不信感を抱かれており、そのきっかけとなったのが、八衢の部下が婚礼調度をぼたんから引き離す際に兵馬たちを襲撃したことです。好戦的な性格をしているため、敵意を向けた相手には容赦なく攻撃命令を下しています。

漫画『もののがたり』の登場人物である羽織(はおり)は、眼鏡をかけた女性の姿をしている羽織の付喪神です。婚礼調度の中ではまとめ役を務めており、常に笑みを絶やさない温和さと冷静沈着な性格をしています。好きなお酒はウイスキー。作中では兵馬をぼたんの婿にさせることに熱心でした。

それでは最後にアニメ化決定で話題のバトル漫画『もののがたり』について寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。感想や評価では、主に「伏線の張り方」、「回収の仕方」、「登場人物の魅力」、「物語の展開」といった要素について触れられていました。

アニメ化されたバトル漫画『もののがたり』の物語内容と作画に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は漫画『もののがたり』の物語内容と作画を高く評価しているようです。感想では「面白い上に絵がうますぎ」「戦闘シーンもうまい」「推しの顔が良すぎる」と言われているので、物語と作画、戦闘シーン、登場人物といった要素に注目してみると良いでしょう。

アニメ化されたバトル漫画『もののがたり』の魅力に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は『もののがたり』が面白いと好評のようです。また、本作の作者であるオニグンソウさんが手掛けた漫画『ヒトガタナ』にも注目されているようなので、『もののがたり』を好む方は『ヒトガタナ』もチェックしてみると良いかもしれません。

アニメ化されたバトル漫画『もののがたり』の伏線の張り方や回収の仕方、登場人物の魅力といった魅力に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は漫画『もののがたり』の展開が凄いということで本作の物語を高く評価しているようです。当記事では本作の伏線についてネタバレしていないので、興味のある方は漫画を読んで伏線に注目してみると良いでしょう。

アニメ化決定で話題のバトル漫画『もののがたり』は面白いのか？ということで、ストーリーのネタバレありで面白さを考察しつつ、ネット上に寄せられた感想や評価をまとめてきました。ネット上に寄せられた感想や評価では、「作画がうますぎ」「展開が凄い」「面白い」と好評。

やはり、本作は読者を惹きつける迫力のあるバトルシーンやバトルとバトルの間にある恋愛模様が面白いのかもしれません。興味のある方はぜひこれを機に漫画『もののがたり』をご覧になってみてはいかがでしょうか？