【スラムダンク】陵南高校のメンバー一覧！エース仙道や魚住など主要キャラは？

本記事では、スラムダンクに登場した陵南高校のメンバーを一覧で紹介していきます。陵南高校は湘北高校のライバルで、メンバーがかっこいいという意見が挙がっています。キャラクターのプロフィールやポジションを一覧でまとめていきます。

陵南高校のメンバーのプロフィールを見る前に、まずは「スラムダンク」の基本情報を紹介していきます。スラムダンクは1990年から1996年まで連載されていた漫画で、全276話で完結しました。作者の井上雄彦は鹿児島県出身の漫画家で、1988年の「楓パープル」でデビューしています。高校生時代はバスケットボール部に所属しており、高校の終わり頃から漫画家を意識し始めたと話しています。

スラムダンクの主人公は桜木花道です。桜木花道は赤髪がトレードマークの不良で、告白した50人の女性全員に振られてしまいます。また、50人目の女性が「バスケ部の小田が好き」と言ったことでバスケットボールが嫌いになりましたが、赤木晴子に一目惚れしたことでバスケットボール部に入部しました。当初は不純な動機でバスケットボールをしていましたが、次第に面白さを感じ、山王工業高校との試合で才能を開花させています。

陵南高校は神奈川県の高校です。神奈川県ではバスケットボールの強豪校で知られていますが、海南大附属高校と翔陽高校が圧倒的な強さを誇るため、全国大会の出場経験はありません。また、魚住純と仙道彰が入部したことで飛躍的な成長を遂げ、優勝候補の一角と予想されていましたが、湘北高校との試合に敗れて全国出場を逃しています。ユニフォームの色は濃青と白で、横断幕には「勇猛果敢」と書かれています。

ここからは、スラムダンクに登場した陵南高校のキャラクターを一覧で紹介していきます。陵南高校は全国大会の出場を逃していますが、魚住純や仙道彰は全国レベルの能力を持っています。キャラクターのプロフィールとポジションを一覧でまとめていきます。

魚住純は陵南高校の主将で、ポジションはセンターです。1年生の時点で199センチの長身を持ち、作中では202センチに成長しているため、「ビッグ・ジュン」の異名を付けられています。県内で一番でかい中学生として鳴り物入りでバスケットボール部に入部しましたが、体力と技術面が劣ることで陰口を叩かれていました。そのため、一時は退部を考えていましたが、監督の言葉を受けて全国を目指すことを決意しています。

魚住純は巨体を活かしたパワープレイを得意にしていますが、精神面が脆い部分があるため、神奈川県予選で5ファールを受けて退場しています。また、練習試合で赤木剛憲に圧倒されたため、一からフットワークを鍛え直すことを決め、作中では2人のライバル関係が描かれています。予選敗退後は板前の修業を始め、周りが見えなくなった赤木剛憲を鼓舞しています。

仙道彰は陵南高校のエースで、センターとポイントガード、シューティングガードをこなす器用さを持っています。東京の中学からスカウトされて陵南高校に入学しており、1年生時は点取り屋でしたが、パスの面白さを覚えてからプレイスタイルが変化しました。桜木花道と流川楓のダブルチームを抜き去るスピードを持ち、神奈川県予選ではベスト5に選出されています。

仙道彰は天才的な技術とゲームメイキング能力を持つキャラクターですが、気分屋という短所があるため、危機感を持たないと集中力が起きない様子が描かれています。また、桜木花道の才能をいち早く見抜いており、「自分を倒したいなら死ぬ気で練習しろ」と進言しました。全国大会後には主将に就任していますが、頻繁に部活をサボっていることが分かりました。

福田吉兆は陵南高校の2年生で、ポジションはパワーフォワードです。中学2年生からバスケットボールを始め、高校入学当初は同級生の中で一番下手でしたが、仙道彰を意識して急激な成長を遂げました。ディフェンスは苦手にしていますが、高い身体能力と粘り強さを持つため、陵南高校のスコアラーとして活躍しています。また、監督が指導方法を間違えたことで、フラストレーションが溜まって暴力事件を起こしました。

福田吉兆は繊細な性格をしているため、叱られるよりも褒められることで伸びる特徴があります。また、上下関係に厳しいですが、後輩の桜木花道からは「フクちゃん」「フク助」と呼ばれています。新主将の仙道彰は頻繫に部活をサボっているため、主将交代の噂が浮上しており、福田吉兆は「実力的に自分が次の主将」と考えています。

池上亮二は陵南高校の3年生で、ポジションはフォワードです。陵南高校の3年生部員は2名のみで、池上亮二は副主将を務めています。武里高校戦まではスタメンでしたが、予選途中で福田吉兆が復帰したため、以降はスコアラーをマークするシックスマンとして活躍しています。他校からは「ディフェンスに定評のある池上」と呼ばれ、監督は「陵南でディフェンスが一番上手い」と話していました。

湘北高校との試合で、池上亮二は三井寿をマークするために出場しました。徹底マークを受けた三井寿は脱水症状を起こすまで疲弊し、途中で木暮公延と交代しています。また、予選後には引退しており、アニメでは混成チームに参加していました。

越野宏明は陵南高校の2年生で、ポジションはポイントガードです。負けん気が強い性格をしており、監督はチームを盛り上げるムードメーカーと話しています。湘北高校との試合では三井寿とマッチアップしていますが、ディフェンスを「チョロい」と評されていました。174センチという小柄な体型のため、努力でスタメンを勝ち取ったと予想されています。

越野宏明は気が強い性格をしているため、桜木花道に喧嘩腰の態度を見せ、桜木花道からは「小僧」と呼ばれています。また、新主将の仙道彰が練習をサボっているため、心の中で「事実上キャプテンは俺」と考えていました。

スラムダンクの植草智之は、陵南高校の2年生です。ポジションはポイントガードで、監督が「ミスが少なくバスケットをよく知っている選手」と話していました。常に落ち着いた性格をしており、湘北高校との練習試合では仙道彰との連携を見せています。また、新主将の仙道彰が練習をサボっているため、心の中で「次期キャプテンのダークホース」と考えていました。

スラムダンクの相田彦一は、陵南高校の1年生です。関西弁を喋る大阪人で、ポジションはポイントガードです。他校の情報収集を日課にしており、有名選手をチェックしたマル秘ノートを持っています。小柄な体格に劣等感を抱いていましたが、宮城リョータが翔陽高校の長身選手を翻弄する姿に感動し、以降は宮城リョータのような選手を目指すと考えるようになりました。

スラムダンクの菅平は、陵南高校の1年生です。宮城リョータが「身長は桜木くらい」と言っており、相田彦一は「同学年の期待の戦力」と話していました。ポジションがセンターのため、4ファウルになった魚住純と交代で出場していますが、赤木剛憲に圧倒される様子が描かれています。

魚住純と仙道彰のプロフィールを見た後は、陵南高校の監督を紹介していきます。神奈川県の絶対王者は海南大附属高校ですが、陵南高校は海南大附属高校よりも練習が厳しいと言われています。監督のプロフィールと声優を紹介していきます。

陵南高校の監督は田岡茂一です。田岡茂一の年齢は41歳で、10年以上の監督歴を持っています。気が短く厳しい性格をしているため、試合中に手を抜いた選手を怒鳴りつける特徴があります。また、思い出すだけで気分が悪くなるほどの厳しい練習を行っていますが、練習を耐え抜いた選手に絶大な信頼を寄せています。湘北高校には敗れていますが、魚住純を神奈川県トップクラスのセンターに育て上げた手腕を持っています。

高頭力は海南大附属高校の監督です。高校時代の田岡茂一は「神奈川に田岡あり」と言われるほどの名選手で、高頭力とはライバル関係でした。自身は両者の関係を「今の仙道彰と流川楓のようなもの」と話していますが、選手はまったく信じていません。また、湘北高校は選手層の薄さが弱点と考えていましたが、控え選手の木暮公延に3Pを決められて敗北しているため、試合後に「敗因は自分」と話していました。

スラムダンクのアニメで田岡茂一を演じたのは、声優の石塚運昇です。石塚運昇は福井県出身で、1984年から声優活動を行っていましたが、2018年に食道癌で亡くなりました。学生時代の山岳部で芝居に興味を抱き、アルバイト先でスカウトを受けて声優活動を開始しています。実家はバイクショップを経営しており、過去には「劇団薔薇座」に所属していました。

声優の石塚運昇は、アニメ「ワンピース」で「ボルサリーノ」というキャラクターを演じています。ボルサリーノは海軍大将の1人で、「黄猿」と呼ばれているキャラクターです。体を光に変化させる「ピカピカの実」の能力者で、ルフィを圧倒する強さを見せています。石塚運昇はその他にも、「ポケットモンスター」「機動戦士ガンダム00」「ヨルムンガンド」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

魚住純と仙道彰のプロフィールを見た後は、スラムダンクのアニメで陵南高校のキャラクターを演じた声優を紹介していきます。スラムダンクは1993年から1996年にアニメが放送されており、出演声優は大御所になっています。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

スラムダンクのアニメで魚住純を演じたのは、声優の岸野幸正です。岸野幸正は東京都出身で、1970年代から声優活動を行っています。生年月日は1955年10月21日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。過去に「劇団薔薇座」に在籍しており、これまでに「ヒートガイジェイ」「金田一少年の事件簿」「超魔神英雄伝ワタル」「怪盗セイント・テール」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

スラムダンクのアニメで仙道彰を演じたのは、声優の大塚芳忠です。大塚芳忠は岡山県出身で、1980年代から声優活動を行っています。生年月日は1954年5月19日で、所属事務所は「クレイジーボックス」です。幼い頃から漫画が好きで、アルバイト先でテレビ局のプロデューサーと出会ったことが、演技の道に進むきっかけになりました。スラムダンクのアニメでは、湘北高校の番長の堀田徳男の声も演じています。

声優の大塚芳忠は、「転生したらスライムだった件」「NARUTO」「バキ」「最遊記シリーズ」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューして3年ほどは端役を演じており、「重戦機エルガイム」「機動戦士Ζガンダム」の出演で知名度を上げました。洋画作品では、アンディ・ガルシアやキーファー・サザーランドの吹き替えを担当しています。

スラムダンクのアニメで福田吉兆を演じたのは、声優の石川英郎です。石川英郎は兵庫県出身で、1993年から声優活動を行っています。生年月日は1969年12月13日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。高校卒業後に音楽大学の声楽科に進学しており、オペラに必要な芝居の勉強をするために養成所に入所しています。

声優の石川英郎は、「金色のコルダ」「BLEACH」「NARUTO」「リングにかけろ」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。青二塾を経て青二プロダクションに所属しており、「企業向けのビデオ」が最初の仕事と話しています。また、UWFインターナショナルのリングアナウンサーをしていました。

スラムダンクのアニメで池上亮二を演じたのは、声優の緑川光です。緑川光は栃木県出身で、1988年から声優活動を行っています。生年月日は1968年5月2日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。幼少期に見た「機動戦士ガンダム」が声優を目指したきっかけで、自身は「新機動戦記ガンダムW」の主人公を演じています。また、「両親の反対を押し切って声優になった」と話しています。

声優の緑川光は、「烈火の炎」「ハートキャッチプリキュア！」「ドラゴンボール」「僕のヒーローアカデミア」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューして3年ほどは端役を演じており、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」で初めて名前のあるキャラクターを演じました。スラムダンクのアニメでは、湘北高校の流川楓の声も演じています。

スラムダンクのアニメで越野宏明を演じたのは、声優の里内信夫です。里内信夫は京都府出身で、1980年代から声優活動を行っています。生年月日は1958年2月11日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。建築家の村野藤吾に師事し、1987年には建築事務所を開設しました。声優では「ドラゴンボールGT」「マシュランボー」「ワンピース」「美少女戦士セーラームーン」などの作品にも出演しています。

スラムダンクのアニメで植草智之を演じたのは、声優の塩屋浩三です。塩屋浩三は鹿児島県出身で、1982年から声優活動を行っています。生年月日は1955年8月18日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。幼少期に子役の活動を行っており、これまでに「獣神ライガー」「ドラゴンボール」「ゲゲゲの鬼太郎」「機動戦士ガンダムSEED」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。

スラムダンクのアニメで相田彦一を演じたのは、声優の小野坂昌也です。小野坂昌也は大阪府出身で、1985年から声優活動を行っています。生年月日は1964年10月13日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。俳優を目指して青二塾に入塾しており、声優では「美少女戦士セーラームーン」「カードキャプターさくら」「はじめの一歩」「テニスの王子様」などの作品にも出演しています。

スラムダンクのアニメで菅平を演じたのは、声優の辻谷耕史です。辻谷耕史は東京都出身で、1986年から声優活動を行っていましたが、2018年に脳梗塞で亡くなりました。小学生時代に聞いた「G線上のアリア」が芸能に興味を抱いたきっかけで、生前には「無責任艦長タイラー」「精霊の守り人」「機動戦士ガンダムF91」「魔法遣いに大切なこと」などの作品にも出演していました。

魚住純と仙道彰のプロフィールを見た後は、スラムダンクで描かれた陵南高校のモデルを紹介していきます。スラムダンクは選手や高校にモデルが存在すると言われています。

陵南高校のモデルは、神奈川県立鎌倉高等学校と予想されています。神奈川県立鎌倉高等学校は神奈川県鎌倉市の高校で、「鎌高」「県鎌」と呼ばれています。1928年に4年生の女学校として創立し、1948年に共学に変わりました。有名な進学校で、スラムダンクのOPで描かれた踏み切りが近くにあります。

スラムダンクの湘北高校のモデルは、都立武蔵野北高校と予想されています。都立武蔵野北高校は東京都武蔵野市の高校で、地元民からは「ムサキタ」と呼ばれています。1978年に創立し、2007年に進学指導推進校に指定されました。偏差値は65で、偏差値全国ランキングでは587位にランクインしています。バレー部や水泳部は全国大会に出場していますが、バスケットボール部が全国に出場した経験はないようです。

魚住純と仙道彰のプロフィールを見た後は、スラムダンクの陵南高校に関する感想をまとめていきます。陵南高校と湘北高校の試合は人気エピソードのため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。陵南高校のキャラクターに関する感想を一覧でまとめていきます。

体格が似ている魚住純と赤木剛憲は、神奈川県センターのライバル関係のため、「2人のライバル関係が熱い」という感想が挙がっています。また、魚住純の大根のかつらむきで赤木剛憲は自分を取り戻しているため、「2人の友情が泣ける」という感想も挙がっています。

仙道彰は全国区のプレイヤーですが、作中では全国に出場していないため、「全国で活躍する仙道彰を見たい」という感想が挙がっています。また、日本代表に選ばれる実力を持つため、「キャラクターのその後が気になる」という感想も挙がっています。

福田吉兆は繊細な性格をしており、褒められると体を震わせるほどに喜ぶため、「福田吉兆が可愛い」という感想が挙がっています。また、「陵南高校のバスケットボール部はチームバランスが良い」という感想も挙がっています。

本記事では、スラムダンクに登場した陵南高校のキャラクターを一覧で紹介していきました。陵南高校と湘北高校は、全国が決まる大事な試合でぶつかっているため、両者の戦いが面白いという意見が挙がっています。陵南高校の活躍エピソードを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。