【スラムダンク】宮益義範は海南のメガネ君！宮さんのシュート能力はピカイチ？

スラムダンクの宮益義範は、海南大学附属高校バスケットボール部に所属する3年生の選手です。体格の良い選手が多い中、彼は華奢で小柄なため、弱そうな見た目をしています。しかし、厳しい練習に最後まで諦めずに取り組み、素晴らしい技術を身につけました。そんな勤勉で努力家の彼に、読者からも絶賛の声が上がっているようです。本記事では、宮益義範にスポットを当てて、能力や活躍シーン、名言などを解説していきます。

宮益義範（宮ちゃん）が登場するスラムダンクは、1990～1996年に週刊少年ジャンプにて連載された漫画作品です。作者は井上雄彦先生で、本作はバスケットボール漫画の金字塔といわれています。第1～23巻の初版発行部数は250万部を突破しており、当時の最高記録を達成しました。

また、累計発行部数は、1億7000万部を超えています。「第40回平成6年度小学館漫画賞」では、少年部門を受賞しました。2006年には「日本のメディア芸術100選」で、漫画部門1位を獲得して高い評価を受けます。

赤髪の不良少年である桜木花道は、神奈川県立湘北高校に入学しました。高身長と筋肉、抜群の身体能力を見出され、赤木晴子からバスケット部への入部を薦められます。晴子に一目惚れをした花道は、バスケ未経験にもかかわらず、彼女目当てで入部しました。高身長の花道は、地道な練習と試合の経験を重ねながら、徐々にバスケットの才能を発揮していきます。やがて、花道は湘北バスケ部に欠かせないメンバーにまで成長しました。

スラムダンクの宮益義範（宮さん）は、海南大学附属高校のバスケ部に所属する3年生です。物静かでコツコツと努力するタイプで、近眼のため眼鏡をかけています。身長160cmで体重42kgと華奢な体格をしており、フィジカルや運動神経にはあまり恵まれていません。バスケの選手としては身長が低めで、入部した際はまったくのバスケ初心者という状態でした。

しかし、海南高校の厳しい練習に3年間耐え抜き、しっかりと基礎力を身につけます。弱音を吐くこともなくガッツのある選手で、試合に出場できなくてもベンチメンバーとしてチームに尽くしています。そんな宮益義範を同級生は「宮」、下級生は「宮さん」と呼び、彼らから信頼と尊敬をされている存在です。

宮益義範（宮さん）は身長が低めで華奢な体格をしており、運動神経も良いほうではなく足も遅いです。スポーツ選手としての才能に恵まれていない分、努力が必要でした。厳しいことで知られている海南高校の練習に、宮益義範は地道に取り組んで、技術を身につけたのです。

特に彼のシュートは、チームの中で神宗一郎に次ぐ実力者と高く評価されています。運動量はすさまじいけれど、技術的にはほぼ初心者である花道と、マッチアップするように高頭から指示されます。そして、3年間かけて身につけた技術で攻撃を封じ、花道をベンチ交代へと追い込んだのです。

宮益義範（宮さん）は、身長も高いほうではなく運動能力にも優れていませんでした。ただ、ガッツがあり海南高校の厳しい練習に励んだことで、徐々に実力をつけています。また、彼は作中で多くの名言を残していました。ここでは、宮益義範の活躍や心に残る名言を紹介していきます。

宮益義範（宮さん）は、海南高校へ入学をしてバスケ部に所属しました。海南高校のバスケ部は、県内でも最強といわれる強豪チームです。そんな中、宮益義範は身長160cmの華奢な体格の上に、運動神経にも恵まれてなかったため、少し浮いた存在でした。のちに神奈川の最強プレイヤーへと成長していく、同学年の牧紳一も存在しています。

多くの部員が「アイツと比べたら自分は…」と言って退部する中、宮益義範は諦めることなく、ただひたすら練習を続けていました。なかなか出場できる機会がありませんでしたが、練習だけは休むことなくチームのために尽くします。そんな宮益義範の姿を見て、しだいに監督や仲間たちから信頼と敬意を集めるようになりました。

宮益義範（宮さん）は3年生になり、高校生で最後のインターハイが始まりました。海南高校は順調に勝利を獲得していき、ついに決勝リーグへと駒をすすめ、湘北高校と対戦することになります。そして、対戦校の桜木花道選手に、試合を掻き乱されてしまいました。

花道は運動量こそ優れているものの、技術的にはまだ素人同然だと、海南高校の高頭力監督は見抜きます。そこで、相手を宮益義範に任せるという判断を下すのです。バスケを始めてまだ日の浅い花道は、実力のある強敵であればあるほど、負けず嫌いの性格を発揮して動きが良くなる傾向があります。宮益義範は彼の特徴を踏まえた上で、鍛え上げた技術を使い花道の攻撃を抑え込みました。

花道の強みを潰してペースを乱すことに成功し、彼を交代へと追い込んだのです。宮益義範の出番はこの時点で終わり、再びベンチに戻ります。試合は接戦となり、最後は海南高校が勝利しました。宮益義範はチームの勝利に貢献できたことを、心から嬉しく思います。彼の地道な努力が実った感動的なシーンでした。

スラムダンクの宮益義範（宮さん）は、数々の名言を残しています。バスケの選手としては身長も低めで、運動神経に優れているわけでもなかった彼が、初めて公式戦に臨むときに語った名言です。ベンチで控えることが常だった宮益義範は、「チームのために自分にできる精一杯のことをやろう」と、胸中で誓った名言となります。

これまで地道に練習を続けてきた自分の技術への信頼も、この名言の中に込められているのでしょう。そして、たとえ自分の技術が通じなくても、全力で臨むという闘志さえも名言から感じます。バスケ部に青春を捧げる高校生の姿としても、宮益義範は非常にまぶしく、作中でも心に残る名言となりました。そして、彼は見事に花道の攻撃を封じることに成功したのです。

スラムダンクの高頭力（たかとうりき）は、海南大学附属高校のバスケット部の監督です。徹底した練習で選手を鍛え上げることで知られており、同校のバスケ部は「神奈川県最強」「全国大会常連の強豪」との評価を受けるまでになります。かつては、自身も天才的な資質のあるバスケ選手として、注目を集めていました。陵南高校の田岡監督とは、当時から何度も試合で激突しておりライバル関係にあります。

40歳という年齢の割には貫禄があり、部員たちも老け顔だと思っている様子です。試合の際はベンチに座って、愛用の扇子を仰ぎながら選手を指揮します。短気な一面もあり、試合でチームが窮地に立たされると、激高して怒鳴ることも多いです。優れた才能のある選手だけに頼るのではなく、徹底した練習で技術を身につけた選手も上手に使います。

宮益義範（宮さん）が、身長も低めで運動神経も良いほうではなくても、彼の持っている技術を上手に活用しました。根気よく練習に励んでいた宮益義範のことを、貴重な戦力として評価していたのです。海南高校を混乱させていた花道を封殺するという、難しい仕事を彼に託し成功しました。総合力に長けたチーム作りを目指している監督です。

桜木花道は、湘北高校バスケットボール部に所属している自称「天才」です。しかし、入部当初はまったくのど素人でした。赤い頭髪が特徴で、伸びても髪色が変わらなかったため、地毛の可能性が高いです。高身長で筋肉質という恵まれた体格と、底なしの持久力を持っていることで、「バスケの才能がある」と赤木晴子に誘われて入部します。晴子に一目惚れをした花道は、彼女の気を引きたいためにバスケ部へ入ったようなものです。

当初はバスケのルールさえもよく理解しておらず、赤木剛憲に怒鳴られてばかりでした。その後、監督や赤木の指導により、徐々に才能を開花させていきます。花道は強敵と応戦するときは、闘志を剝き出しにして実力を発揮できるタイプです。それを悟った海南高校の高頭力監督は、宮益義範を試合に出場させます。

花道は高校入学時点で身長が188cmあり、日本人としては規格外の体格の選手です。低身長で見た目も弱そうな宮益義範に対して、花道はモチベーションを最後まで維持できませんでした。そして、宮益義範の高い技術力によって、攻撃を封じられたのです。花道は「どうしてこんなチビに勝てないんだ」とつぶやき、交代を命じられます。

• 本名：里内 信夫（さとうち のぶお）
• 出身地：京都府久世郡（現 城陽市）
• 生年月日：1958年2月11日
• 身長：171cm
• 職業：声優、吹き替え、ナレーター
• 所属事務所：青二プロダクション

スラムダンクの宮益義範（宮さん）役を担当したアニメ声優は、里内 信夫（さとうち しのぶ）さんです。青二塾大阪校の第3期生で、同期には萩森侚子さんがいます。また、東海大学工学部建築学科を卒業しました。一級建築士の資格を所持しており、建築家である村野藤吾に7年間師事していたそうです。1987年には里内建築事務所を開設しました。茶道では裏千家の金澤宗也に師事している多才な人物です。

• 1988年：キテレツ大百科（専務、侍B、記者役 その他）
• 1990年：かりあげクン（コーチ役）
• 1992年：美少女戦士セーラームーン（通行人、妖魔アカン役）
• 1996年：ドラゴンボールGT（～1997年 ギル、重役、プイプイ役）
• 2004年：名探偵コナン（水井純一役）
• 2009年：ドラゴンボール改（ドクター役）

スラムダンクの登場キャラの中で、宮さんが一番好きという声が多く見られました。最初はうまくいかなくても努力を続けて諦めなければ、結果はついてくるということを、宮さんが教えてくれたという感想もあります。宮益義範のひたむきに努力する姿に、多くの読者が勇気を与えられているようです。

スラムダンクで最も好きなシーンは、海南戦で活躍した宮益義範が「宮さん、決めてやりましたね！」と、部員たちに言われるところだというファンもいました。レギュラーメンバーでなくヒョロガリの3年生というスペックで、仲間たちから慕われている宮さんは、凄いという感想も上がっています。

才能があるわけではないけれど、コツコツと頑張るメガネキャラの宮さんに感情移入してしまうという感想があります。本作は努力、根性、友情と、少年ジャンプのテーマを完璧に表現しているという評価も上がっていました。読んだことのない人にも、おすすめできる漫画だという声もあります。

地味にコツコツ頑張っている宮さんは、桜木を止めるだけのために試合へ出場したと思っていた。ところが、3ポイントシュートを決めたり、シューターとして牧の負担を減らしたり、想像以上の活躍をして驚いたという感想が上がっています。

「さすが海南のユニホームを取った男」という声もありました。宮さんみたいな選手もいるからこそ、スラムダンクはやっぱり最高と思える。バスケは決して身長が高い人だけのものじゃないと、宮さんが教えてくれたと絶賛する人もいます。

スラムダンクの宮益義範は、身長160cmで細身の体格をしており、運動神経にも恵まれていない選手です。しかし、海南高校の厳しい練習に耐え抜き、着々と技術を身につけていく努力をします。レギュラーで試合に出場できなくても、ベンチでチームのために尽くす誠実な性格です。

そのため、徐々に監督や仲間達から、信頼と尊敬をされるようになりました。初めて公式の試合に出場した際は、桜木花道と相対して攻撃を封じ、彼をベンチ交代まで追い込みます。努力家で勤勉なキャラが人気の宮益義範にも、ぜひ注目してみてください。