【スラムダンク】池上亮二はディフェンスに定評がある？実力や活躍シーンは？

池上亮二とは、「ディフェンスに定評のある池上」と評されるセリフが非常に有名な、スラムダンクに登場するキャラクターです。ここでは、スラムダンクに登場した陵南の選手・池上亮二について、魚住ら他のキャラクターとの関りや身長などのプロフィール、「ディフェンスに定評のある池上」と称される活躍シーンを紹介します。まずはじめに、池上亮二が登場するスラムダンクの作品情報を紹介します。

スラムダンクとは、1990年に週刊少年ジャンプにて連載をスタートさせた漫画作品です。当時では珍しく、バスケットボールを題材としたスポーツ漫画作品です。高校バスケを題材とした、新しいスポーツ漫画として注目されたスラムダンクは、高い画力による白熱の試合シーンや、魅力的なキャラクターたちの熱い青春物語が大人気となり、社会現象となる程のブームを巻き起こした漫画作品です。

スラムダンクは1990年から1996年までの6年間の間、週刊少年ジャンプにて連載され、最終回では史上初となる単独表紙を飾りました。全276話掲載されたスラムダンクは、単行本は31巻まで刊行されています。シリーズの累計発行部数は全世界で1億7000万部を突破しており、日本を代表する少年漫画作品として高い人気を誇っています。その人気の高さから、コミックスは新装版や完全版も刊行されました。

スラムダンクは1993年にテレビアニメ化されており、テレビ朝日系列で1996年まで放送されました。劇場アニメも90年代に数作公開されましたが、連載終了から20年以上経った2022年に、新作アニメーション映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され注目を集めました。

スラムダンクのあらすじを紹介します。スラムダンクの主人公は、赤い髪とリーゼントが特徴的な大柄な高校生・桜木花道です。桜木花道は中学校時代に50人もの女子に振られており、女性にもてないことを嘆いていました。過去に好きだった女子の想い人がバスケ部だったことから、バスケットボールが大嫌いな桜木花道でしたが、バスケ部のマネージャー・晴子に一目惚れし、嫌いだったバスケ部の門を叩くことになります。

スラムダンクに登場するキャラクター・池上亮二の身長などのプロフィールを紹介します。スラムダンクの池上亮二は、神奈川県の私立陵南高校バスケ部に所属している選手で、副主将を務めている三年生です。池上亮二が登場するシーンの「ディフェンスに定評のある池上」というセリフが非常に有名で、脇役ながらスラムダンクを象徴するシーンのキャラクターと言われる陰の人気キャラクターです。

池上亮二の身長は183㎝、体重は74㎏です。スラムダンクは高校バスケを題材にしているため、登場するキャラクターはほとんどバスケットボールの選手であり、身長が高いキャラクターは珍しくありません。中には身長が2メートルを超えるキャラクターも登場しており、183㎝という池上亮二の身長は平均的と言えます。特に飛びぬけて身長が高い訳ではない池上亮二ですが、高いディフェンス力が評価されているプレイヤーです。

池上亮二は陵南バスケ部でフォワード、ガードを務める、ディフェンスに特化した実力者です。性格も非常に落ち着いており、感情的になりやすい主将の魚住や、天才肌ゆえにマイペースすぎるエースの仙道とは、また違ったタイプでチームを引っ張っていく頼りになる選手でした。

スラムダンクに登場する池上亮二の身長・体重などの基本プロフィールに続いて、「ディフェンスに定評のある池上」と言わしめる実力について考察していきます。まず、スラムダンクという作品で登場した名台詞の中でも、高い知名度を誇る「ディフェンスに定評のある池上」というセリフから考察します。この「ディフェンスに定評のある池上」というセリフは、試合を観戦中の観客が発したセリフです。

スラムダンク作中で「ディフェンスに定評のある池上」というセリフが登場したのは、陵南対海南の試合でした。池上亮二が所属する陵南高校は、インターハイ予選で神奈川県最強の実力と評される名門・海南高校と対戦します。海南と互角に渡り合った陵南でしたが、海南の天才シューター・神の3Pシュートによって、海南ペースになっていきます。この局面で海南の点を抑え込むため、投入されたのが池上亮二でした。

神を抑える為に出場した池上亮二の姿を見て、観戦中の観客がどよめき発したのが、「ディフェンスに定評のある池上」というワードでした。このセリフから、池上のディフェンス力の高さと実力は、神奈川県内である程度知られていることが分かります。

スラムダンクに登場する池上亮二の実力は、作中でも「ディフェンスに定評のある池上」と評価されています。神奈川県内でも屈指の強豪と言われる綾南バスケ部において、三年生の池上亮二は副主将を任され頼りにされている存在です。作中でも試合の重要な局面で活躍を見せており、メインのキャラクターではないものの、陵南バスケ部を支える陰の実力者として評価されています。

スラムダンク作中での、池上亮二の活躍シーンを紹介します。スラムダンク作中で、主人公の桜木花道が所属する湘北高校バスケ部が、初めて陵南バスケ部と対戦したのは練習試合でした。湘北との練習試合では、初登場した池上亮二は桜木花道に「変な頭」と言っており、まだ名前の分からない脇役キャラクターでした。その後、試合中に陵南の主将・魚住が「池上」と呼びながらパスを出し、名前が判明しています。

湘北との練習試合では、湘北のエース・流川楓が活躍を見せます。流川楓は一年生ながら優れたセンスを持つ天才的な選手で、陵南の選手を数名華麗に抜き去っていきます。池上亮二も流川楓を抑えようとしますが、スピードについていけませんでした。湘北との練習試合では、池上亮二はまだ脇役の一人というイメージが強く、大きな活躍はなく終わってしまいます。

スラムダンク作中では、池上亮二のいる陵南バスケ部は、湘北高校と二度対戦しています。二度目の戦いは決勝リーグでのことでした。決勝リーグ湘北戦では、池上亮二は主人公の桜木花道とマッチアップしています。高校でバスケを始めたばかりの桜木花道は、まだ素人同然の実力でしたが、高い素質を秘めており急成長していきます。池上亮二は最初は桜木花道を抜き去りますが、湘北の主将・赤木のプレッシャーに押されてしまいます。

何度か桜木花道を抜いた池上亮二でしたが、その後調子が出てきた桜木花道にブロックされてしまいます。また、湘北のシューター・三井をフリーにして3Pシュートを入れられていました。決勝リーグ湘北戦では、失態も多かった池上亮二ですが、三井を再起不能に追い込んでいます。池上亮二がスタミナに劣る三井をマークした結果、三井は脱水症状を引き起こします。結果的に湘北にとって大きな戦力ダウンとなりました。

スラムダンク作中で「ディフェンスに定評のある池上」という名セリフが登場したのが、決勝リーグ海南戦でした。池上亮二はこの海南戦で大きな活躍を見せています。互角の戦いだった陵南対海南ですが、陵南は残り9秒の時点で2点差をつけられていました。池上亮二はこの局面で、必死にボールをキープする牧からスティールしています。

牧からのスティールは仙道ですら諦めかけており、ファインプレーとなりました。池上亮二が牧からスティールしたことで、逆転のチャンスを作り出すことが出来ました。陵南対海南は延長戦にもつれ込みますが、陵南は惜しくも敗退してしまいます。

スラムダンクのアニメオリジナルで描かれたのが、陵南・翔陽混成チーム戦です。インターハイの前に湘北を激励する目的で行われた試合で、池上亮二も出ています。綾南・翔陽混成チーム戦では、池上亮二は明確な目標ができた流川楓に、全く歯が立たなくなってしまいます。一方まだ成長途中の桜木花道に対しては、シュートをほとんど打たせない活躍を見せています。

スラムダンクの池上亮二と関係の深いキャラクターの情報を紹介していきます。まず、魚住純は池上亮二と共に陵南バスケ部を支える主将です。池上亮二と魚住はバスケ部で3年間一緒に戦ってきた仲間で、お互いを信頼しています。

魚住も自分とは性格の違う池上亮二のことを、「違うタイプのリーダー」だと評価しています。魚住と池上亮二が引退する時には、感極まって上手く話せなくなった魚住は、池上亮二に挨拶を変わるように頼んでいました。魚住の性格をよく理解している池上亮二は、あっさり引退の挨拶を変わっています。

池上亮二が所属する陵南バスケ部の監督が、田岡茂一です。田岡は神奈川県一と言われるほど、厳しい練習をさせることで知られる監督です。試合中選手に発破をかけるため、「練習を思い出せ」と声をかけた所、選手たちは思い出しただけで泣きそうになった程でした。インターハイ予選では、池上亮二に湘北の小暮のマークを甘くして良いと指示しますが、これが原因で小暮にシュートを決められてしまいます。

チームが敗退した際には、インタビューで「敗因は私」「選手は最高のプレーをした」と語っており、選手を庇う良い監督というキャラクターです。この名セリフが有名となり、人気のあるキャラクターでもあります。

池上亮二と関係のあるキャラクターで、小暮公延は湘北バスケ部に所属する三年生です。湘北バスケ部にとって縁の下の力持ちといった人物で、主将の赤木と共にチームメンバーをまとめる存在です。実力は他のレギュラーメンバーに少し劣っているため、池上亮二は彼のマークを甘くしますが、その結果シュートを決められてしまいます。

スラムダンクのアニメで池上亮二の声を担当した声優情報を紹介します。池上亮二の声を務めたのは、人気声優の緑川光です。緑川光はスラムダンクのメインキャラクター・流川楓の声も担当しています。緑川光は1968年5月2日生まれ、栃木県出身の日本の男性声優です。青二プロダクションに所属して活動しています。

緑川光が演じた主なキャラクターを紹介します。緑川光は、新世紀GPXサイバーフォーミュラの新条直輝、南国少年パプワくんのシンタロー、新機動戦記ガンダムWのヒイロ・ユイ、遊☆戯☆王の海馬瀬人、血界戦線のツェッド・オブライエン、ワンパンマンのガロウ、プラチナエンドのバルタなどのキャラクターの声も担当しています。

スラムダンクに登場する池上亮二に関しての感想や評価をいくつか紹介します。池上亮二に関しての感想では、他のメインキャラクターよりも好きだといった感想が見られています。池上亮二はスラムダンクに登場するキャラクターの中では、登場シーンも少なくあまり掘り下げられておらず、脇役といった立ち位置です。それでも、印象深い活躍シーンがある池上亮二は、陰の人気キャラクターとなっています。

池上亮二に関しては、かっこいいと評価する声も挙がっています。池上亮二はスポットライトの当たる目立ったキャラクターではありませんが、作中でもディフェンス力を活かした活躍を見せ、かっこいいキャラクターとして人気を集めていました。

スラムダンクに登場する池上亮二に関しては、作中での活躍シーンを評価している声も多く見られています。池上亮二はミスをしてしまうシーンも多いですが、湘北の三井という戦力を削ったり、海南の牧相手にスティールを決めたりと、高い実力を見せつけた存在です。

ここでは、スラムダンクの池上亮二について、身長・体重などの基本プロフィールから、活躍シーンまで詳しくまとめました。池上亮二は身長183㎝、体重74㎏、陵南バスケ部の副主将でポジションはフォワード、ガードでした。池上亮二は陵南の監督・田岡や主将の魚住から頼りにされている実力者でしたが、湘北の小暮をフリーにした結果、シュートを決められていました。

スラムダンク作中でアニメオリジナルを含めると陵南は湘北と三度対戦しており、池上亮二は高いディフェンス力で活躍していました。是非スラムダンクをチェックして、陰の人気キャラクター・池上亮二の活躍シーンに注目してみて下さい。