【ハンターハンター】シーラとクルタ族の関係を考察!流星街出身の元幻影旅団?

クルタ族とシーラの関係は「ハンターハンター」の謎に数えられ、クルタ族を虐殺した犯人候補としてシーラの名前も浮上しました。長らく正体不明とされてきたシーラでしたが、幻影旅団の過去編にて流星街出身だったことが判明します。同時に、幻影旅団との関係も示唆されました。以下では、「ハンターハンター」から、シーラとクルタ族の関係や襲撃事件の真相、シーラの正体や幻影旅団との関係などを考察しました。

【ハンターハンター】シーラとクルタ族の関係を考察!流星街出身の元幻影旅団?のイメージ

目次

  1. シーラとは?
  2. シーラとクルタ族の関係を考察
  3. シーラの正体を考察!流星街出身の元幻影旅団?
  4. シーラとクラピカのプロフィール
  5. シーラの念能力や年齢
  6. シーラの持ち物や服装を考察
  7. シーラのその他の謎や真相を考察
  8. シーラとクルタ族の関係に関する感想や評価
  9. シーラとクルタ族の関係まとめ

シーラとは?

シーラとクルタ族の関係を考察・イメージ画像

ハンターハンターのクルタ族を語るうえで欠かせない存在であるシーラ。その正体は、クルタ族を襲撃した犯人説や虐殺現場の発見者等と考察されています。また、近年では流星街出身であり、幻影旅団との関係も明かされました。果たしてシーラとは何者なのか、本編への本格登場が期待されています。以下では、「ハンターハンター」のシーラとクルタ族の関係や襲撃事件の真相、シーラの謎などを考察しました。

ハンターハンターの作品情報

富樫義博先生の漫画「ハンターハンター」は、1998年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始された冒険活劇です。単行本は2023年8月までに計37巻が刊行、デジタル版を含めた国内累計発行部数は、2022年7月時点で8400万部を突破しました。

ハンターハンターの概要

念能力と呼ばれる特殊能力を用いたバトルや作り込まれた世界観が注目された「ハンターハンター」。原作漫画は休載が多いことで知られ、少年ジャンプ2023年4・5合併号を最後に週刊誌での連載が終了しました。今後も連載が継続することが発表されたものの、掲載形態については2023年8月時点で未定です。

ハンターハンターのあらすじ

くじら島に暮らす少年ゴン=フリークスは、まだ見ぬ父親を探すべく旅に出ます。まずは、父親と同じ職業のハンターになるべく、ハンター試験に挑戦するゴン。クラピカ・レオリオ・キルアとの出会いを経て、ゴンはハンター試験に合格します。物語は、ゴンの成長と奮闘からクラピカへ変わり、暗黒大陸を目指す旅が始まりました。船では王位継承権をはじめとする複数の戦いが起き、クラピカもその争いに巻き込まれていきます。

シーラのプロフィール

ハンターハンター0巻・クラピカ追憶編の登場人物で、クラピカ・パイロに外の世界を教えたハンター志望の女性です。世界の謎を解明する旅をしており、その過程でクルタ族の森に到達しました。おっちょこちょいな性格で、転んで足を怪我したところをクラピカとパイロに助けられました。怪我が治るまで2人に匿われ、彼らに外の世界について教えています。

その後、置手紙を残して2人の元を去ったシーラ。クラピカが森を出ている間、集落は何者かの襲撃を受け、クルタ一族が全滅する悲劇が起きました。一方、クルタの森を去ったシーラの行方は不明で、本編でも過去編を除いて未登場となっています。

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シーラとクルタ族の関係を考察

シーラとクルタ族・事件との関係を考察・イメージ画像

ハンター志望の冒険家だったシーラでしたが、一部ではクルタ族を虐殺した犯人の1人とも考察されました。しかし、シーラと虐殺事件との関係を示す伏線はなく、両者は無関係との見方もあります。どのような経緯で虐殺事件が起きたのか、事件の真相は謎に包まれています。以下では、ハンターハンターの謎であり、虐殺事件との関係が匂わされたシーラとクルタ族の関係や、虐殺現場を発見した女性の正体について考察しました。

考察①クルタ族とは?

クラピカの種族であるクルタ族は、ルクソ地方の山奥で生活を営んでいた少数民族です。クルタ族は感情が高ぶると眼が緋色になる特徴を持ち、それらは世界七大美色の1つに数えられています。また、緋の色は怒りや悲しみの感情に比例して鮮やかさを増し、死後もその色を保つことから闇市場で高値で取引されています。

一方、クルタ族は、掟によって外部との接触が禁じられているため、その実態はあまり知られていませんでした。しかし、本編の5年前に起きた、クルタ族の虐殺事件を機にその名が世界的に知られました。事件の真相はいまだ不明であるものの、犯人は緋の眼を狙っていたことが断定されています。そのため、犠牲者は緋の色を鮮やかにするため残忍な方法で殺害され、緋の眼をくりぬかれました。

考察②シーラはクルタ族の虐殺を発見?

クルタ族の虐殺は、幻影旅団との関係も示唆されるも真相はいまだ謎に包まれています。また、謎といえば凄惨な事件を発見した人物の正体も挙げられるでしょう。「クラピカ追憶編」によると、発見者は森に迷い込んだ旅の女性と言われています。ストーリーの流れから発見者の正体はシーラと推測されています。事件後、再び森に迷い込み、その道中でクルタ族の虐殺を発見した可能性が高いでしょう。

ナレーションに違和感を考察・イメージ画像

一方、シーラが発見者だと仮定した場合、ナレーションの「迷い込んだ」という表現に矛盾が生じます。彼女は一度、クルタ族の森に入っており、二度も迷い込むこと自体おかしいと感じるでしょう。しかし、クルタ族は外部の人間が見つけることが難しい森の中に住んでいます。シーラが彼らの村を発見できたのは偶然であり、一度訪れただけで彼らの村までの道のりを把握することは困難でしょう。

そのため、クルタ族の虐殺現場を発見できたのも偶然と推測され、別の目的地に向かう途中で道に迷い、事件現場を発見したと考えられます。しかし、発見者の正体はシーラ以外の冒険家やハンターだった可能性もあります。もし、シーラ以外の人間だった場合「迷い込んだ」という表現は正しいでしょう。

考察③シーラはクルタ族の虐殺に関係している?

クルタ族とシーラといえば、虐殺事件での関係が疑われ、シーラは襲撃側の人間ではと長らく考察されてきました。一部では幻影旅団に情報を送り、クルタ族を襲撃させたと考えられたものの、旅団の過去編からこの説は否定されています。または、クルタ族の緋の眼を狙う一味と手を組んでいた説も考察されました。しかし、シーラの性格からその説も否定的な見方が有力でしょう。

純粋に世界を知りたいと思い、冒険に出たシーラ。クルタ族の森に到達したのも偶然であり、そこには悪意は全くありませんでした。むしろ、彼らの窮地を救いたい一心で、森に戻った可能性もあり得るでしょう。このような考察から、シーラとクルタ族の虐殺は無関係と考える説が有力と見られます。しかし、近年明かされた幻影旅団の過去から、両者は全くの無関係とは言い難い状況になりました。

シーラは、旅団の結成前からクロロ達と行動を共にしていたものの、幻影旅団の結成前後に離脱しています。それから数年後、両者はすれ違うようにクルタ族の森を訪れたことが判明します。緋の眼ではなく、ある人物に対する報復を目的にクルタ族と戦った幻影旅団。その人物の正体こそシーラではと言われ、突然の失踪はクルタ族に殺害されたためとも考えられます。

かつて仲間だったシーラがクルタ族に殺害されたと知った幻影旅団。報復としてクルタ族を襲撃し、現在に至ったでしょう。一方、緋の眼に関しては旅団は無関係と推測され、旅団の襲撃に便乗して第三者がやったことと考えられています。

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シーラの正体を考察!流星街出身の元幻影旅団?

シーラの正体を考察・イメージ画像

「クラピカ追憶編」のみの登場だったシーラでしたが、原作漫画395話にて本編への登場を果たしました。流星街に生まれ、後に幻影旅団となるメンバーとは仲良しだったシーラ。しかし、大切な仲間の死をきっかけに、シーラは彼らの元を離れていきました。その理由は何だったのでしょうか。以下では、流星街出身と判明したシーラの正体や、幻影旅団との知られざる関係などを考察しました。

考察①シーラの正体は流星街出身の元幻影旅団?

395話では幻影旅団の過去が明かされ、純粋な演劇団から戦闘集団への変貌したいきさつが語られました。そして、長らく謎とされてきたシーラと幻影旅団との関係も判明し、シーラの出身は流星街と確定しました。一方、幻影旅団のメンバーだったかは、断定できないでしょう。幼少期からクロロ達と仲の良い友達だったシーラ。しかし、サラサが何者かに殺害されたことを受け、彼らの運命は大きく変わりました。

サラサを殺害した者への報復のため、戦闘集団になる決意を固めたクロロ達。その3年後に現在の幻影旅団が出来上がるも、そこにはシーラの姿はありませんでした。シーラが去ったのは、幻影旅団が戦闘集団としての準備を始めた頃とされ、脱退した理由は分かりません。一方、クロロ達に向けた悲しそうな不満な表情からは、サラサの仇討ちとはいえ、彼らの考えに賛同できなかったことを表しているでしょう。

そのため、シーラは現在の形態となった幻影旅団には所属しておらず、クルタ族の襲撃に関しても彼女は無関係だったと言えます。一方、脱退したとはいえ、幻影旅団にとってシーラは流星街で生まれ育った仲間と言える存在です。一度は決別したものの、仲間を大切に思う幻影旅団ならば、シーラの身に何かあったとしれば必ず報復に出るでしょう。

その結果が幻影旅団によるクルタ族への襲撃であり、流星街のやり方として誰かのために報復をしました。旅団が指す「誰か」とは、作中では明言されていないものの、過去編の流れからシーラの可能性も浮上しています。偶然とはいえ、シーラはクルタ族の森に入ってしまい、クラピカとパイロに匿われました。クルタ族の生活から、彼らは外の世界の人間に対して容赦ないと推測されます。

万が一、自分たちのテリトリー内に怪しい人物が侵入していた場合、どのような理由であってもその人間を始末するでしょう。シーラが置手紙を残していなくなったのも、クルタ族に連れ去られて殺害された可能性も匂わせています。そして、シーラの死を知った幻影旅団によってクルタ族への報復が行われたと考えられます。同時に、彼らに便乗して緋の眼を狙う別の組織によるクルタ族の虐殺も行われたでしょう。

考察②シーラの正体はパリストンの兄妹?

シーラの眼と雰囲気が似ているとの理由から、ファンの間ではパリストンの兄妹説も浮上しています。パリストンは、ハンター十二支んの「ねずみ」で、第13代ハンター協会会長に就任しています。爽やかな笑顔を振りまきながら、腹の内では策を巡らす野心家として描かれたパリストン。見た目はそっくりでも、性格の面ではシーラとは似ておらず、両者の兄妹説は否定的な見方が強いでしょう。

考察③シーラの正体はゴンの母親?

クルタ族虐殺の発見者など、シーラの正体について様々な考察が飛び交っており、その中にはゴンの母親説も含まれています。ゴンの母親はジンと別れたことが判明するも、どのような女性だったのか人物像は一切分かっていません。また、作者・富樫先生によると、ゴンの母親は「作中に登場している」ことが明かされています。

一体、誰がゴンの母親なのか、プロハンターとして活躍する女性たちが候補に挙がる中、シーラの名前も浮上しました。もし、シーラが母親だった場合、ジンとの出会いや別れた経緯も気になるでしょう。しかし、ゴンの母親の正体は、作中での情報の少なさから憶測の域を出ません。また、シーラが母親だった場合、ゴンとの年齢差が近すぎるため、ゴンの母親である可能性は低いでしょう。

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シーラとクラピカのプロフィール

クラピカのプロフィールとシーラとの関係を紹介・イメージ画像

クルタ族とシーラを語るうえで、クラピカとの交流も欠かせない要素となっています。「ハンターハンター」の主要キャラであり、暗黒大陸編での動向が注目されるクラピカ。シーラとの出会いが外の世界を知るきっかけとなり、パイルと共に森を出ることを夢見るようになりました。以下では、「ハンターハンター」からクルタ族の生き残り・クラピカのプロフィールとシーラとの関係を考察しました。

クラピカのプロフィール

ゴンの仲間である賞金首ハンターで、ハンターハンター・ヨークシン編と王位継承編の主要キャラです。幻影旅団に滅ぼされたクルタ族の生き残りであり、同胞の仇討ちと仲間の緋の眼を取り返すべくハンターとなりました。非常に頭の回転が速く、洞察力にも優れており、複雑な状況においても柔軟な思考で的確な判断を下しています。

念能力のタイプは具現化系で、右手の5本指それぞれに鎖を装着した姿が外見上の特徴です。鎖はそれぞれに異なる能力が備わり、戦闘だけでなく回復や取引にも使用されていました。また、クルタ族特有の緋の眼を発動させると、戦闘力だけでなくオーラの絶対量を上げることも可能です。緋の眼の発動時は具現化系から特質系に変化し、能力の精度が上がる一方、体力の消耗が激しいことが欠点です。

シーラとクラピカの関係は良好?

シーラとクラピカの関係を考察・イメージ画像

偶然、クルタ族の森に迷い込み、足を怪我してしまったシーラ。窮地に陥った彼女を助けてくれたのがクラピカとパイロでした。2人はシーラを洞穴へ匿い、食べ物を持ってくるなど、懸命にお世話をしました。シーラは助けてくれたお礼として、2人に外の世界やハンターを目指していることなどを話します。この事から、シーラとクラピカの関係は良好だったといえるでしょう。

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シーラの念能力や年齢

シーラの念能力や年齢を考察・イメージ画像

流星街出身や幻影旅団との関係が判明したころから、再注目が集まったシーラ。一方、シーラの現在については本編未登場であり、彼女の真相はまだ謎とされています。少女時代からハンターを夢見ていたシーラ。クラピカとの出会いから5年が経過し、彼女は夢だったハンターになれたのでしょうか。以下では、「ハンターハンター」のシーラの念能力や強さの他、シーラの年齢や名前の由来について考察しました。

シーラの念能力や強さ

プロハンターを目指していたシーラでしたが、念能力を習得していたか否かは、作中では明らかにされていません。クラピカ達と出会った頃はハンター試験を受ける前と推測され、まだ念能力を持っていないでしょう。一方、シーラがクルタ族の虐殺に関わっていた場合、念能力者だった可能性は高いと考えられます。その場合、念能力は戦闘を補助するような能力と予想されます。

シーラの年齢

シーラの年齢を考察・イメージ画像

シーラの正確な年齢は非公表であるものの、キャラデザから10代後半~20代前半と推測されます。しかし、念能力者の中には、能力を使って実年齢よりも若く見せているハンターもいます。もし、シーラが念能力者だった場合、見た目年齢を若くしていることも想定できるでしょう。

シーラの名前の由来

シーラの名前の由来を考察する・イメージ画像

膨大な伏線が張られた「ハンターハンター」では、キャラの名前に意味を持たせているケースがあります。シーラの名前は「Sheila」と変換でき、ハンガリー語で「盲目」を意味します。盲目はクルタ族の緋の眼を連想させ、シーラとクルタ族のつながりを示唆しているでしょう。一方で、クルタ族以外の事柄を表してるとの推測され、シーラの正体を示す伏線にも捉えられます。

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シーラの持ち物や服装を考察

シーラの持ち物や服装を考察・イメージ画像

クラピカ追憶編から「ハンターハンター」の重要人物として注目されているシーラ。しかし、彼女に関する情報は、本編では圧倒的に少ないです。そのため、シーラの謎は深まるばかりです。また、シーラといえば「D・ハンター」の本や、クラピカに宛てた置き手紙も挙げられるでしょう。以下では、「ハンターハンター」のシーラの持ち物や服装について考察しました。

考察①シーラのD(ディノ)・ハンターの本

D・ハンターの本を読むシーラ・イメージ画像

シーラの愛読書であり、クラピカ・パイロにもあげた「D(ディノ)・ハンター」の本。シーラがハンターを目指すきっかけとなった一冊で、本には大量の付箋が張られています。内容はハンターである主人公の冒険活劇とされるも、一部では暗黒大陸に関する記述もあると考えられています。シーラが2人にこの本を譲った理由は、彼らに外の世界を知ってほしいとの思いがあったでしょう。

一方で、クルタ族への襲撃を知っており、2人に森からの脱出を促すために譲ったとも考えられてます。シーラの事件への関与はいまだ不明ですが、クラピカの運命を変えるきっかけとなったことは間違いないでしょう。

考察②シーラの持ち物はハートマークのデザインばかり?

ハートマークをあしらった小物・イメージ画像

耳のついたカチューシャが「ネズミ」を連想させ、パリストンとの兄妹説が浮上したシーラ。彼女の持ち物のほとんどにハートマークのデザインがあしらわれています。単純にシーラの趣味と捉えられる一方、彼女の念能力を表しているとも考察されています。

考察③シーラの置手紙

置手紙を残して去ったシーラ・イメージ画像

クラピカとパイロの世話になりながら怪我の療養をしていたシーラでしたが、ある日、置手紙を残してほら穴を後にしました。直接別れを言うのが辛くて置手紙を残したと言及されるも、シーラの性格からこの行動は違和感があるでしょう。そして、シーラがいなくなった直後に、クルタ族の虐殺が起きています。もし、シーラが襲撃犯の一味だった場合、2人に対する申し訳なさからこのような別れ方をしたのでしょう。

虐殺の犯人とも考察されるシーラ・イメージ画像

一方、シーラはクルタ族に拘束され、どこかへ連れていかれた説も浮上しています。外部との交流を最低限に留めているクルタ族にとって、シーラは招かざる客人です。同時に、自分たちの居場所を外部の人間に漏らす可能性のある危険人物とも言えます。シーラを外の世界に返せば、彼女を通じてクルタ族の居場所を特定されてしまいます。

例え、シーラが健全な人物であったとしても、どのような形でクルタ族のことが漏れるのか分かりません。自分たちの安全を守るため、シーラを始末したと考えられます。しかし、シーラに手をかけたことは、彼女と関係のあった幻影旅団の怒りを買ったでしょう。さらに、幻影旅団との繋がりから緋の眼を狙う組織にも居場所を特定され、クルタ族の悲劇を招いた可能性もあります。

考察④シーラの服装

シーラの服装を考察・イメージ画像

ハートマークのデザインがかわいいシーラの小物。服装もねずみをモチーフしたデザインであり、シーラのかわいい魅力を引き立てています。一方、「ねずみ」を連想させる服装も、十二支ん・パリストンとの繋がりを示唆しています。性格では対照的に見える2人ですが、シーラのリュックには不気味な笑みを浮かべたねずみが描かれています。

このデザインは、表裏のあるパリストンを思わせる他、シーラの知られざる一面を表現したとも捉えられます。「ねずみ」と「ハート」をモチーフしたキャラデザは、シーラの正体や謎を解くヒントにもなるでしょう。

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シーラのその他の謎や真相を考察

シーラのその他の謎や真相を考察・イメージ画像

流星街で幻影旅団と行動を共にしていたシーラでしたが、考えの相違などを原因に旅団から離れていきました。その後のシーラの動向は不明とされるも、ハンターの夢を叶えるべく世界中を旅していたと考えられます。作中では怪しい行動が指摘され、クルタ族虐殺との関係が疑われるシーラ。しかし、彼女の真相は今も謎に包まれています。以下では、シーラのその他の謎や真相を考察しました。

考察①シーラの目的

シーラが訪れたルクソ地方は、クルタ族をはじめ少数民族が暮らす地帯であり、そこでは独自の言語が使用されていました。シーラがその地域を訪れた目的な何だったのでしょうか。彼女が持っていた付箋のついた本から、何かを調査する目的で訪れたと考えられます。もしかしたら、外部との接触を避ける少数民族に関する調査を目的に、森に迷い込んだかもしれません。

考察②シーラの足の怪我の理由

幼少期からよく転んでいたシーラでしたが、おっちょこちょいな性格は大人になっても治りませんでした。クラピカ達に発見された時、シーラの足には包帯が巻かれ、怪我がひどかったと推測されます。発見された現場が森だったこともあり、足を滑らせて怪我をしたでしょう。しかし、作中ではシーラの不審な行動も指摘されています。

怪我が治りかけた頃、再び転んで怪我を悪化させてしまったシーラ。これは1度だけでなく何度も繰り返され、シーラが意図的に行動しているように見えるでしょう。一部ではクルタ族の襲撃犯が来るまでの時間稼ぎとも考察されるも、否定的な見方が強いです。また、シーラの念能力が関わっているとの説も浮上するも、定かではありません。この不可解な行動も、シーラの謎の1つに数えられています。

考察③現在のシーラはハンターになっている?

ハンターとして世界中を旅するシーラ・イメージ画像

クラピカ・パイロと出会った時点では、まだハンターライセンスを持っていなかったと推測されるシーラ。森を出た後、何事もなければプロハンターになった可能性が高いでしょう。また、シーラは幻影旅団の過去編にて、本編への登場を果たしました。ここでシーラと幻影旅団との関係が判明するも、後に決別したことが示唆されています。

このタイミングでのシーラの登場は何を意味するのでしょうか。もしかしたら、シーラを本編に本格登場させるための前触れであり、幻影旅団との再会も予想されます。その時はシーラはプロハンターとなっており、冒険家として名を馳せているでしょう。

考察④シーラの謎は暗黒大陸で判明する?

幻影旅団との関係が明かされたシーラですが、彼女の謎は暗黒大陸で判明するとも考察されています。その鍵を握るのが、カキン帝国第4王子で人体収集家のツェリードニヒ王子です。膨大な人体コレクションには、「緋の眼」の他「パイロの頭部」とみられるものもあります。一体、どのような経緯でパイロの頭部を手に入れたのでしょうか。

一説では、クルタ族の襲撃事件にツェリードニヒ王子も関わっていたと考察され、襲撃事件の真相が明らかになりつつあります。また、シーラの登場タイミングも、クルタ族の襲撃との関連を匂わせ、何かしらの形で事件に関わっていたでしょう。

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シーラとクルタ族の関係に関する感想や評価

シーラとクルタ族の関係に関する感想や評価・イメージ画像

シーラの本編登場を機に、クルタ族虐殺事件の真相が解明されつつある「ハンターハンター」。果たしてシーラは事件の関係者なのか、それとも無関係だったのか、真相はまだ分かりません。また、クルタ族の森を離れたシーラの現在も不明とされており、彼女の同行も気になるでしょう。以下では、シーラとクルタ族の関係に関する感想や評価を紹介します。

感想1:クルタ族がシーラを殺害したと考察

クルタ族とシーラは切ることができない関係であり、シーラの本編登場によって事件の真相が明かされるとも言われています。しかし、シーラの現在は分からず、ファンの間でも生存・死亡説で分かれています。SNSでは、シーラはクルタ族に殺害された説が有力視されています。また、幻影旅団のクルタ族襲撃はシーラの報復と考えることができ、ストーリー上の辻褄も合うでしょう。

感想2:シーラは事件に関わっている

シーラとクルタ族の関係はいまだ謎が多く、シーラはどうやってクルタ族の森にたどり着いたのか疑問が残ります。クルタ族は外の世界から隔離するように閉鎖的な生活を営んでおり、偶然とはいえ彼らの居所を見つけることは難しいことです。また、シーラが犯人だった場合、なぜクルタ族を襲ったのか理由も気になります。一部ではサラサの報復とも考察され、シーラが犯人グループにクルタ族の居場所を教えたとも考えられています。

感想3:事件の鍵はシーラが握っている

ストーリー序盤で言及されたものの、事件の真相は謎とされているクルタ族の虐殺。幻影旅団のセリフから彼らの仕業とも推測されたものの、彼らの戦闘の目的から彼らは犯人ではないとも考えられています。また、クルタ虐殺を考察するうえで、シーラの存在は外せない存在です。もしかしたら、事件について何か知っているとも言われ、シーラが事件の真相を明らかにする鍵を握っているとも考えられています。

感想4:事件発見者だった場合の現在が気になる

流星街出身者だとシーラは、クルタ族の事件の発見者とも考察されており、現場に残された意味深な定型文から流星街の者の犯行だと気付いていた可能性も浮上しています。シーラと事件の関係は、情報量の少なさからどちらちも言えない状況となっています。一方、シーラが生存していた場合、彼女はいまどこで何をしているのも分からず、シーラの現在の状況が気になるとの意見も見られます。

感想5:クラピカの復讐のきかっけはシーラ?

クラピカの復讐の理由は一族を虐殺されたことであり、同胞の無念を晴らすために命をかけて犯人を追い詰めています。クルタ族が殺された理由は緋の眼を狙った犯行が有力視されるも、真相は不明とされています。一方で、シーラの殺害がクルタ族の虐殺を招いたとの考察もみられます。クラピカの復讐のきっかけはシーラだったとの見方もあるものの、事件の真相はいまだ謎に包まれています。

感想6:旅団の襲撃を止めるためにやってきた

事件の犯人から発見者説など、クルタ族の事件との関係が考察されるシーラ。もし、彼女の正体が事件の発見者だった場合、どのようにして現場を見つけることができたのか疑問が生じます。SNSでは、シーラは幻影旅団の襲撃を察知し、旅団の行動を止めようとしたためとも予想されています。または、クルタ族に危機を知らせるためだったとの見方もあります。

感想7:シーラがクルタ族の村に行った理由はサラサ

同じく流星街で生まれ育ち、幻影旅団のメンバーとも親しい関係にあったサラサでしたが、何者かに殺されたことが示唆されています。サラサの殺害犯も正体不明とされるも、一部ではクルタ族による仕業、サラサ自身がクルタ族だった説が浮上しています。そして、シーラがクルタ族の村に向かったのも、サラサとの関係が濃厚となり、サラサの復讐としてクルタ族の虐殺が行われたとも考えられています。

感想8:シーラの死はなかったとの見方も

作中では幻影旅団によるクルタ族への襲撃が語られるも、どのような経緯で襲撃に至ったのか、旅団側の真相も不明とされています。また、シーラとの関係から流星街出身の仲間を殺害され、その報復としてクルタ族を襲ったと考えられています。しかし、襲撃に参加していたはずのメンバーがクラピカの緋の眼をみた時の反応は違和感があり、クルタ族への襲撃はシーラの報復ではない説も浮上しています。

感想9:流星街出身者と聞いて驚き

クルタ族との関係だけでなく、パリストンの妹やゴンの母親とも考察され、ファンの注目を集めたシーラ。クラピカの過去編のみの登場でしたが、幻影旅団の過去編で彼らとの繋がりや流星街出身だったことが明かされました。ファンの中には、シーラの正体が流星街出身者と知って驚くようなコメントを投稿しており、同時に幻影旅団との関係はさらなる注目を集めました。

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シーラとクルタ族の関係まとめ

シーラとクルタ族の関係まとめ・イメージ画像

「ハンターハンター」のシーラとクルタ族の関係や、シーラの正体や真相、謎などを考察しました。38巻で流星街や幻影旅団とのつながりが明かされたシーラ。過去編でシーラの少女時代が明かされたものの、現在の動向は不明となっています。果たして、シーラはクルタ族の虐殺に関わっていたのでしょうか。それとも、現場の発見者だったのか、シーラの正体や事件の真相について様々な考察が飛び交っています。

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