【ハンターハンター】シュウ＝ウ一家の構成員は？メンバーの念能力も考察

こちらの記事では、『HUNTER×HUNTER（ハンターハンター）』に登場する三大マフィアの1つ、シュウ＝ウ一家の情報を紹介していきます。シュウ＝ウ一家の構成員や、メンバーが使用する念能力について気になっている人は参考にしてみてください。

他にも、シュウ＝ウ一家についての漫画読者の感想・評価についても紹介しています。まずは、下記の項目でシュウ＝ウ一家が登場するハンターハンターの作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人は目を通してみてください。

HUNTER×HUNTER（ハンターハンター）は、1998年3月16日に週刊少年ジャンプにて連載が開始されたファンタジーバトル漫画です。作者は『幽☆遊☆白書』や『レベルE』を手掛けた、人気漫画家の冨樫義博先生です。ハンターハンターは休載が多い作品としても知られており、毎年10回以上休載される傾向にあります。

しかし、物語の面白さや冨樫義博先生の画力の高さから、現在でも週刊少年ジャンプの看板作品として高い人気を誇っています。2023年5月現在では、単行本が37巻まで刊行されています。ハンターハンターは2度アニメ化されており、1回目は1999年に日本アニメーションによって制作されました。また、2回目は2011年にマッドハウスによって制作されています。

くじら島の少年ゴンは、幼い自分を置いて出て行った父親がハンターという仕事をしていることを知ります。ゴンは、子供を置いて出て行くほどの魅力を持つハンターという仕事に興味を持ちました。毎年開かれているハンター試験に合格すれば、誰でもハンターになれると知ったゴンは、ハンター試験に挑むため会場を目指します。

シュウ＝ウ一家は、カキン帝国の3大マフィアの1つです。カキン帝国のマフィアたちは、それぞれに担当する地区があり、シュウ＝ウ一家は第4層を取り締まっています。"周"の文字をシンボルとしており、シュウ＝ウ一家の「シュウ」の漢字名は"周"であると推測されます。

カキン帝国のマフィアには、それぞれ「ケツモチ」と呼ばれる人物がおり、シュウ＝ウ一家の場合は第3王子のチョウライがその役を担っています。カキン帝国でのケツモチとは、マフィアが何かしらの失敗などをした時に、マフィアたちに変わって責任をとる人物です。このケツモチの役は、カキン帝国の王族たちが担当しています。

シュウ＝ウ一家は、自分たちが担当する第4層に隣接する第3層と第5層との物流を取り締まっており、その利息を収益にする"利ざや"によって利益を得ています。そのため、カキン帝国のマフィアの中でも豊富な資金を持ち、所属している人員の人数も最大の勢力となっています。また、シュウ＝ウ一家の構成員メンバーの中には、念能力を使える者もいます。

シュウ＝ウ一家の組長を務めているのは、ナスビ―王の異母兄弟であるオニオール＝ロンポウです。オニオール＝ロンポウはカキン帝国の正当後継者になれなかった二線者で、二線者である証の2本の傷跡が額にあります。玉ねぎのような形の頭が特徴的な老人です。オニオール＝ロンポウの部下である構成員メンバーには念能力者がいますが、本人は念能力を持っておらず、念能力についての知識にも乏しい様子を見せています。

シュウ＝ウ一家の組長の次に権力があるのは、シュウ＝ウ一家の若頭を務めているヒンリギ=ビガンダフノです。痩せ型の高身長で、カールした長い髪とぎょろりとした目が印象的な人物です。念能力が使えるシュウ＝ウ一家の構成員メンバーの1人で、具現化系の能力を使用します。

頭を使う戦い方を得意としており、自分よりも強い相手にも交渉する姿が見られています。ハンターハンターの作中では、旅団とヒソカが対峙した際に戦闘となり、自分の担当地区に被害が及ばないよう、ヒソカを捜索していました。

ザクロ＝カスタードは、輸血パックを常に持ち歩いているシュウ＝ウ一家の構成員メンバーです。操作系の念能力者で、自身の念能力の関係で輸血パックを持っています。輸血パックや気だるそうな目つきからは、彼が常に貧血の症状に悩まされているのではないかと想像させるのではないでしょうか？

シュウ＝ウ一家の女性構成員メンバーのリンチ＝フルボッコは、その名の通り気の強い性格をしています。リンチ＝フルボッコという名前の印象から、強化系の念能力者だと予想した人もいたのではないでしょうか？しかし、実際にリンチ＝フルボッコが使用しているのは放出系の念能力です。リンチ＝フルボッコや他の構成員メンバーたちの詳しい念能力は、次の項目で紹介しているので、そちらもチェックしてみてください。

シュウ＝ウ一家の若頭ヒンリギ=ビガンダフノは、具現化系の能力「手のひらを太陽に（バイオハザード）」を使用します。この念能力は、ヒンリギ=ビガンダフノが触れた物を動物の姿に変えることができます。また、元の物質の性質をそのまま使用することができ、作中では蛇の姿をした自動小銃や、生牡蠣の姿の発信器などを製造しています。

いつも気だるそうな目をしているシュウ＝ウ一家の構成員メンバーザクロ＝カスタードは、操作系の能力者です。戦闘の際には、自分の身体に傷を作り、血液を自在に操って攻撃します。作中では、念能力『血いさな世界（ブラッディメアリー）』で敵を捕縛し、叩きつけて攻撃する様子を見せました。

女性のシュウ＝ウ一家構成員メンバーのリンチ＝フルボッコは、放出系の念能力『体は全部知っている（ボディアンドソウル）』を使用します。この能力は、相手に質問を投げかけ、その後に殴りつけることで相手の思っていることを知ることができるというものです。しかし、殴った際に相手が気絶してしまった場合には、その効果を発揮しません。

王位継承編では、カキン帝国に属する3大マフィアが登場しました。その1つはこちらの記事で紹介したシュウ＝ウ一家です。そして、他の2つはエイ=イ一家とシャ=ア一家という名前となっています。この3つの組織を続けて読むと、ハンターハンターが連載されている週刊少年ジャンプ出版社「集英社（シュウエイシャ）」となります。この言葉遊びに気づいた人も多く、作者・冨樫義博先生のユーモアが垣間見られて面白いと評判です。

上記では、3大マフィアの名前が「集英社」から取られているのではないかというツイートを紹介しました。更に考察を進めた読者の中には「集英社はマフィアのような団体だという、冨樫義博先生からのメッセージでは？」という意見を持つ人の姿も見られています。

ハンターハンターでは、メインキャラクターとして活躍した人物でも、最後はあっけなく死亡することが多々あります。こちらの方は、個性豊かなシュウ＝ウ一家が今後の展開で死亡してしまうのではないかと心配しています。

こちらの方は、もしカキン帝国の3大マフィアに入るなら、シュウ＝ウ一家がいいとコメントされています。他の方のツイートでも「シュウ＝ウ一家は箱推し」「3大マフィアで一番好きなのはシュウ＝ウ一家」という声があがっており、3大マフィアの中でも人気のある組織となっています。

以上、ハンターハンターの暗黒大陸・王位継承編に登場するシュウ＝ウ一家について紹介してきました。シュウ＝ウ一家は、カキン帝国の3大マフィアの1つで、第4層を担当しています。ケツモチは第3王子のチョウライで、組長は二線者のオニオール＝ロンポウが務めています。

オニオール＝ロンポウは念能力者ではなく、念能力についても乏しい様子を見せています。しかし、若頭のヒンリギ=ビガンダフノをはじめとした構成員メンバーたちの中には、個性的な念能力を持っている人物が複数在籍しています。ハンターハンターは2023年5月現在休載中となっているため、連載再会まで単行本コミックスでストーリーをおさらいしてみてはいかがでしょうか？