【名探偵コナン】阿笠定子は阿笠博士の伯母！ベルモット説・黒幕説など正体を考察

この記事では名探偵コナンの阿笠博士の伯母である阿笠定子の正体や黒幕説、登場シーンなどについて紹介していきます。そして、その前にまずは名探偵コナンの作品情報と阿笠博士のプロフィールを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

阿笠博士の伯母である阿笠定子が登場している名探偵コナンは、青山剛昌先生による大人気漫画です。少年サンデーで1994年から連載されており、サンデーで史上最長の連載期間になっているようです。また、単行本は2023年7月時点で103巻まで刊行されています。そのような名探偵コナンを原作としたアニメは1996年から放送されており、2016年には20周年を迎えています。

阿笠博士の伯母である阿笠定子が登場している名探偵コナンは、幼児化した高校生探偵・工藤新一である江戸川コナンが主人公の物語です。謎の組織の取引現場を目撃してしまった工藤新一は口封じのために毒薬を飲まされ、気が付くと体が幼児化していました。そして、阿笠博士から助言を受けた新一は周囲に危害が及ばないように正体を隠し、「江戸川コナン」と名乗ることを決めます。

名探偵コナンの阿笠博士は、工藤新一の隣の家に暮らす発明家です。年齢は作中で誕生日を迎えたため、53歳となっています。工藤新一が黒の組織の薬によって幼児化し、彼が真っ先に頼ったのが阿笠博士でした。阿笠博士は幼児化した小学生の正体が工藤新一であることを信じ、彼に正体を隠すように助言しました。そして、それ以降はコナンの正体を知る者として、発明品を作り良き協力者となっています。

また、灰原哀が黒の組織から抜け出してきた際も、真っ先に彼女に出会い保護したのは阿笠博士でした。灰原哀から事情を聴いた阿笠博士は灰原哀と一緒に住むことにし、彼女を帝丹小学校に転入させました。灰原哀は両親を幼少期に亡くしておりさらには姉も組織によって殺されていたため、天涯孤独でした。そのような彼女を温かく迎え、親身になって世話を焼いていた阿笠博士は彼女にとって大切な恩人となっています。

ここからは、名探偵コナンの阿笠定子とはいったい誰なのかを紹介していきます。阿笠定子はどういった人物だったのか、何歳で亡くなっているのかなどを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

阿笠定子は、名探偵コナンに登場する阿笠博士の伯母です。職業は、小学校の教師だったようです。享年76歳で死亡しています。回想シーンで姿が描かれていましたが、かなりの美人だったようです。

阿笠定子の登場シーンはあまり多くない為阿笠定子の性格に関しては想像になりますが、とても優しい性格をしていたのではないかと予想されています。また、職業は小学校教師だったということもあり、子供が好きだったのかもしれません。

ここからは、名探偵コナンの阿笠定子の正体や黒幕説を考察していきます！阿笠定子の正体はベルモットだという説や、阿笠定子の正体は黒の組織のボスで黒幕だという説がありますが、本当なのでしょうか？ぜひチェックしてみてください。

まずは、阿笠定子の正体はベルモットという説を考察していきます。その前にまずは、ベルモットがどういうキャラなのかを解説していきます。ベルモットは黒ずくめの組織の幹部の女性キャラです。組織のボスのお気に入りであることはわかっていますが、ボスとは一体どういう関係なのか詳しいことは不明です。コナンと灰原の正体についてもベルモットは知っていますが、組織には秘密にしています。

また、ベルモットはアメリカの大女優シャロン・ヴィンヤードという一面も持っています。シャロン・ヴィンヤードは世間的には既に他界していると発表されていますが、実はシャロンの娘であるクリス・ヴィンヤードとして生きていました。実はベルモットはシャロンとクリスという親子を一人で演じていたのです。シャロンとクリスが不仲であるという噂も、二人が一緒に存在できないことをごまかすための巧妙な嘘でした。

そして、ベルモットは少なくとも20年前から容姿が変わっておらず、なぜか年を取らないようです。そのような謎の多いベルモットの特技は、変装と声帯模写です。「千の顔を持つ魔女」と呼ばれるほど男性にも女性にも変装できる達人です。実はこの変装技術は、昔初代怪盗キッドである黒羽盗一から学んだものでした。その際に工藤有希子も黒羽盗一に弟子入りしており、親しくなったようです。

このように、ベルモットには多くの謎があります。ファンの間ではベルモットは組織が開発した薬を飲んで若返っているからなのではないかと言われています。また、組織のボスだということが明かされた大富豪・烏丸蓮耶（黒幕）についても、その正体は阿笠栗介なのではないかと言われています。

烏丸蓮耶（黒幕）の正体が阿笠栗介だと言われている理由は、栗介が死亡したとされる時期と薬の開発の時期が重なっているからです。また、大富豪だったという点も一致しています。阿笠栗介は故人ですが、薬を飲んで若返って生きているのではないかと言われているのです。そしてもし本当に烏丸蓮耶の正体が阿笠栗介だとすると、ベルモットの正体は阿笠栗介のお気に入りの阿笠定子なのでないかと予想されているのです。

また、阿笠定子の正体こそが黒の組織のボスで黒幕の烏丸蓮耶ではないかという説もあります。ファンの間では、阿笠栗介の死にショックを受けた阿笠定子が栗介を生き返らせるために組織に薬を開発させているのではないかと言われているのです。また、黒の組織のボスの名前は烏丸蓮耶だと明かされていて男だと思われていますが、それはミスリードで女性の阿笠定子が男性のフリをしているのではないかとも言われています。

ここからは、名探偵コナンの阿笠定子の登場回は何話なのかを紹介していきます。また、阿笠定子の登場シーンや阿笠定子と阿笠栗介の関係についても紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

名探偵コナンの阿笠定子の登場回は何話なのでしょうか？阿笠定子の登場回は「月と星と太陽の秘密（原作漫画12巻、アニメ163話〜164話）」と「骨董盆は隠せない（原作漫画97話、アニメ1018話）」の2回になります。あまり登場回は多くない為、気になる方はぜひチェックしてみてください！

阿笠定子の登場回である「月と星と太陽の秘密」のあらすじと阿笠定子の登場シーンを紹介していきます。阿笠博士はコナンたち少年探偵団のメンバーと宝探しゲームをしようと思い、ある別荘に連れてきます。その別荘とは、阿笠博士の伯父さんである大富豪の栗介の別荘でした。その別荘で、阿笠博士は伯父さんの隠した財宝を探してほしいとコナンたちに言います。

そこで、宝探しを始めたコナンたちは暗号を解いていくうちにある宝箱を発見します。その宝箱の中身は阿笠博士が用意したおもちゃでしたが、なぜか壊されてしまっていたのでした。それを見たコナンは何者かがおもちゃを壊したのだと考え、その犯人捜しを始めることにします。そして、コナンたちは月と星と太陽の暗号を見つけます。それを見て、阿笠博士は伯母の阿笠定子が毎年変な手紙が来ると言っていたことを思い出します。

その変な手紙にも、同じように月と星と太陽の暗号が書かれていたようです。阿笠定子からその手紙について相談を受けた阿笠博士は、工藤優作に暗号の解読をお願いしたことがありました。その結果、すぐに暗号を解読した工藤優作は「阿笠博士は太陽のような人だ」ということだけ言っていたようです。それがどういう意味なのか、阿笠博士は気になっていました。

それを聞いたコナンは、暗号を解読しようと考え始めます。そして暗号を解読した結果、別荘に隠し部屋があることが判明しました。その隠し部屋には画家の白骨遺体があり、阿笠定子に手紙を出していた差出人もわかりました。また、「阿笠博士は太陽のような人だ」という言葉の意味は、阿笠の名字は全て「太陽」で表すことができるからだということも判明するのでした。

阿笠定子の登場回である「骨董盆は隠せない」のあらすじと阿笠定子の登場シーンを紹介していきます。阿笠博士は過去に伯父の阿笠栗介の別荘で宝探しゲームをした際に持って帰った木箱から、年代物の小皿を見つけていました。阿笠定子は、その回想シーンで少しだけ登場します。そしてその小皿もお宝かもしれないと思った阿笠博士は知り合いの鑑定家に鑑定を依頼します。

その鑑定結果が出たため、成り行きで阿笠博士とコナンと灰原、そして沖矢と世良の5人で鑑定家のところへ行くことになります。阿笠博士は鑑定家の西津からついでに「堆黒盆」を見せてあげると言われていたようですが、屋敷の外で呼んでも誰も出て来ず屋敷に上がり呼ぶことにします。そして、阿笠博士は頭から血を流して倒されている西津を発見します。

また、西津の手元にあったはずの堆黒盆もなくなっていました。実は、阿笠博士が来る前にこの屋敷には堆黒盆の鑑定を依頼した3人の依頼人が来ていたのです。このことから、コナンはこの3人の依頼人の中に西津を殺害し、本物の堆黒盆を手に入れようとした人物がいると考えます。しかし、3人の堆黒盆には全て犯人の手により血の跡が付けられていました。このことから、捜査は難航してしまいます。

しかし、世良やコナンたちの推理により西津を殺害した犯人が判明し、殺害した動機も明らかになりました。無事に事件解決というところで、阿笠博士は「結局、小皿の鑑定結果は謎のまま…」と残念そうに呟きます。しかし、実はその答えは最初から箱に書かれていたのでした。箱には「隠すより現る」という言葉と栗介の名前が書いてありました。その言葉から、沖矢はある推測を話します。

栗介は昔その小皿を割ってしまい接着剤で修復しましたが、そのままではバレてしまうからと油絵の具で同じ色を塗ってごまかそうとしたようです。しかし、それも結局バレてしまい大目玉を食らってしまったため、栗介はその教訓を忘れない為にことわざを書いて箱に入れていたのではないかと沖矢が言います。こうして、伯父の阿笠栗介の別荘で見つけた小皿から始まった事件は幕を閉じました。

阿笠栗介は阿笠定子の兄で、有名な大富豪でした。阿笠博士の伯父にあたる人物です。幼少期から身体が弱かったことに加えて、阿笠栗介は人間嫌いの性格だったようです。そのため心を許せる人間がほとんどおらず、唯一心を許せる人物だった妹の阿笠定子と一緒に別荘に住んでいました。身体が弱かった阿笠栗介の身の回りの世話は、一緒に住んでいた阿笠定子が行なっていたようです。

そして、阿笠栗介は38歳という若さでこの世を去りました。阿笠栗介は死ぬ前に遺書を残しており、その遺書には自分の死後50年間は別荘をそのままにするようにということが書かれていました。その遺言に従い、阿笠栗介の別荘は50年もの間別荘だけでなく家具などもそのままにしてありました。

ここからは、阿笠定子が登場した「月と星と太陽の秘密」で活躍していた少年探偵団のメンバーを紹介していきます。灰原哀は「月と星と太陽の秘密」には登場していませんでしたが、その後の「骨董盆は隠せない」には登場していたため、灰原哀も紹介していきます。

江戸川コナンの正体は、高校生探偵の工藤新一です。黒ずくめの組織の怪しげな取引現場を見てしまったことから毒薬を飲まされ、体が小さくなってしまいました。警察に保護されそうになりますが、やっとの思いで阿笠博士のところに助けを求めに行ったところ、たまたまやってきた毛利蘭と出会います。そこで新一は咄嗟に「江戸川コナン」という名前を答えます。

そのため新一は江戸川コナンとして生活することにし、蘭の家に居候することになります。蘭の父親は探偵をやっている毛利小五郎で、探偵事務所には様々な事件の依頼が舞い込んできます。そこでコナンは毛利小五郎を時計型麻酔銃で眠らせ、代わりに難事件を解決していくことで「眠りの小五郎」として有名になっていきます。そして、黒の組織の情報をつかみながら元の姿に戻る方法を模索していきます。

灰原哀の正体は、黒ずくめの組織の元メンバーだったシェリーです。シェリーの本名は宮野志保で、亡くなった両親の研究を引き継ぎ「APTX4869」の開発に携わっていました。しかし、ある時唯一の肉親だった姉の宮野明美が組織に殺されてしまい、反発します。その結果、監禁されることになったシェリーは自ら死ぬつもりでAPTX4869を服用しました。しかしその結果幼児化してしまったため、彼女は組織を抜け出します。

そして、同じく幼児化したのではないかと考えていた工藤新一の家に向かいます。しかし、途中で力尽きてしまい倒れているところを阿笠博士に保護されました。それ以降は、「灰原哀」という名前を名乗り阿笠博士の家で一緒に生活しています。そして、コナンと同じように帝丹小学校に転入し半ば無理やり少年探偵団に加入することになりました。

吉田歩美は、少年探偵団のメンバーのかわいい女の子です。灰原哀が入るまでは、少年探偵団の唯一の女子メンバーでした。おかっぱ頭にカチューシャがトレードマークの明るい少女で、素直な性格をしています。住んでいるのは高層マンションで、実は裕福な家庭で育っているのではないかと言われています。同じ少年探偵団メンバーの光彦や元太からは好意を持たれているようです。

小嶋元太は、少年探偵団のメンバーです。体重は40kgで、肥満気味の丸い体型をしています。最初は典型的なガキ大将といったキャラでしたが、次第にガキ大将らしい暴力的な言動はなくなっていき現在では「うな重」が大好きなムードメーカーになっています。また最初の頃は探偵団の団長を自称していましたが、実質的なリーダーはコナンに取られてしまっているようです。

円谷光彦は、少年探偵団のメンバーです。敬語を使う礼儀正しいキャラで、体格は小嶋元太より小柄な男の子です。コナンと灰原が頭脳明晰であることからあまり目立ちませんが、円谷光彦は小学生にしては凄すぎる知識量があります。頭脳派なため、コナンと灰原がいないときには頼りになる存在になります。また、恋愛面では歩美と灰原の間で揺れ動いており、どちらも好きなのは良くないことなのではと思い悩むこともありました。

それでは、最後に名探偵コナンの阿笠定子に関する感想や評価について紹介していきます。阿笠定子の正体に関しては、黒の組織のベルモットなのではないかという感想が多く挙がっていました。阿笠栗介の正体が黒組織のボス（黒幕）であり、そのお気に入りであるベルモットが阿笠定子だと考えている方は多いようです。

また、名探偵コナンの阿笠定子こそが黒幕なのではないかという感想もありました。阿笠博士の巨額の財産がどこに消えたのかなどまだ謎が残っており、そこが伏線になっているのではないかと考えている方もいるようです。

また、名探偵コナンの阿笠定子の存在をすっかり忘れていたという感想もありました。阿笠定子の登場シーンはかなり前で、再登場した際に誰だったか忘れていたという方も多かったようです。そのほとんど登場していない阿笠定子が黒幕だったとしても、あまり面白くないという声もありました。このように、阿笠定子の黒幕説には賛否両論あるようです。

また、阿笠定子が亡くなった後だから「この別荘はワシのものじゃよ」と博士が言っていることを疑問に思う声もありました。阿笠定子は伯母であることから、もし遺産を相続するなら阿笠博士の父か母ではないのかという疑問が浮上しているようです。阿笠博士の父や母ではなく、阿笠博士が別荘を相続していることが何かの伏線になっているのかもしれません。

また、阿笠定子や阿笠栗介が登場した「月と星と太陽の秘密」はかなり重要な回だったのではないかという感想もありました。阿笠栗介の遺した別荘でのことも「骨董盆は隠せない」で再登場していることから、阿笠定子や阿笠栗介にはまだ何か秘密があるのではないかと考えている方は多いようです。

この記事では名探偵コナンの阿笠博士の伯母である阿笠定子の正体や黒幕説、登場シーンなどについて紹介してきました。阿笠定子の正体には黒幕説やベルモット説がありましたが、真相はまだ明らかになっていません。名探偵コナンの阿笠定子の正体が気になる方は、ぜひ阿笠定子の数少ない登場シーンをチェックしてみてください！