【ログ・ホライズン】ティーパーティーのメンバー一覧！職業や現在の所属ギルドは？

ログ・ホライズンの世界において、かつて存在した組織として名前が登場するのが、デボーチェリ・ティーパーティーです。この記事では、ログ・ホライズンのティーパーティーについて、メンバーを一覧形式でネタバレありでまとめて紹介していきます。

ティーパーティーが登場するログ・ホライズンは、2010年から小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載を開始した、ゲーム系のなろう系作品です。2011年にはKADOKAWAから書籍化が行われました。なろう系の作品の中でも、ゲームの要素を持っていること、二次創作に寛容だったことなどから高い人気を獲得するに至っています。

ログ・ホライズンはメディアミックス展開も積極的に行われた作品になっています。2012年に漫画家が行われた他、スピンオフ作品が、断続的に展開されているのです。2013年には、アニメ化も行われ2021年までに3期まで放送されました。さらには、世界観がゲームに近いという性質を活かし、ゲーム化や、TRPG化など他の作品にはあまり見られない展開なども行われるなどした作品です。

MMORPG『エルダー・テイル』が大流行した世界。主人公の城鐘恵は気がつくと、自身のプレイヤーキャラクターであるシロエの姿で、エルダー・テイルの冒険者の街アキバにいることに気が付きます。ゲームで手に入れていた力はそのままに、法の通用しない世界での混乱と無秩序が描かれることになるのです。

デボーチェリ・ティーパーティー（放蕩者の茶会）とは、エルダー・テイルがまだゲームだった時代に、活動していたプレイヤー集団です。ゲームエルダー・テイルには、既にギルドシステムは存在していましたが、敢えてギルドという形を取らずに、活動しており、イベントなどでも上位に位置する活躍をしていました。そのような異質な形から、他のプレイヤーからの評判は芳しくなかったものの、当事者達は全く気にしていませんでした。

ちなみにデボーチェリ・ティーパーティーの活動の目的は単純で、新しく実装されたモンスターを見たい、珍しい景色を見に行きたいというだけです。簡単に言ってしまえばゲームとしての攻略を目指す組織ではなく、観光をする過程で邪魔になるレイドやイベントをクリアしていただけという組織になっています。全盛期でも27名と規模としては小規模で、個人の実力が高くなっているのが特徴になっています。

デボーチェリ・ティーパーティー自体は、大災害が起きる2年前には、解散していました。しかし、大災害が起きるまでもプレイを続けるキャラは多くおり、大災害後にも個人や組織のトップとして活躍を続けるキャラが多くなっています。それもあって、デボーチェリ・ティーパーティーのメンバーだったというだけで、周囲から一目を置かれるようにもなっています。

この記事で紹介するデボーチェリ・ティーパーティーの中心メンバーの中でも、リーダー的な存在だったのがカナミです。のん気で楽天家、天真爛漫かつ傍若無人という性格をしており、徹底的に周囲を振り回すタイプのキャラクターです。その一方で本人に人を引き付ける魅力もあり、それがティーパーティーの活動の要因になっています。彼女が海外に移住するために、エルダー・テイルを引退したことがティーパーティー解散にも繋がっています。

ティーパーティー時代、正確には、エルダー・テイルを引退するまでは、盗剣士をメイン職業としていました。大災害前には、生活が落ち着いたため、移住先のローマで西欧サーバーに新規でキャラクターを作ってエルダー・テイルを遊んでいました。シロエ達と比較すると新規でキャラクターを作った兼ね合いで、レベルは低いものの、既に口伝などを使用してとんでもない戦闘力を持っているキャラクターです。

この記事で紹介するデボーチェリ・ティーパーティーのメンバー一覧の中でも、特に中心メンバーと呼ばれるのが、ログ・ホライズンの主人公でもあるシロエです。エルダー・テイルを8年以上プレイしている古参プレイヤーであり、ゲーム世界における造形が深いことから、周囲から利用されることもあり、ギルドなどの組織に所属するのを嫌っていました。そのようなシロエが唯一心を許せる組織だったのが、ティーパーティーです。

ティーパーティーでは、作戦参謀役を務め、毎度無茶苦茶なことを言い出すカナミの願いを実現するための方法を模索していました。この役割から、カナミからは『ティーパーティーのバスガイド』などとも言われるに至っています。ティーパーティー解散後は、個人プレイヤーに戻っていましたが、大災害後、自らの居場所としてギルド『記録の地平線（ログ・ホライズン）』を立ち上げました。

シロエの職業は一貫して、付与術師（エンチャンター）です。エンチャンターはパーティー前提となる設計などから、魔法職系の単体戦闘力では最弱と言われる職業になっています。ただし、シロエの場合は、仲間の背のリソースをすべて管理し、徹底した支援を行う『全力管制戦闘（フルコントロールエンカウント）』を得意としており、集団を勝たせる能力に長けています。

ティーパーティー時代からシロエの親友ポジションだったのが直継です。メイン職業を守護戦士（ガーディアン）としており、その高い防御力はシロエに戦略を組ませるだけの時間稼ぎや、戦略の実行時間を稼ぐ役割として十分以上の役割を担っています。ログ・ホライズンでは、大災害に巻き込まれた1人であり、シロエに合流して、ログ・ホライズンにも加入したメンバーになっています。

デボーチェリ・ティーパーティーでも、同様な役割で活躍していた直継。しかし、実は直継は、ティーパーティー解散前に活動から離れていたキャラクターでもあります。というのも、ティーパーティーの活動期間の2年の間に社会人となり、エルダー・テイルを引退していたのです。大災害には、生活が落ち着いたことから久しぶりにログインしたところを巻き込まれた形になっています。

この記事で紹介するデボーチェリ・ティーパーティーのメンバー一覧の中でも、その後にログ・ホライズンにも参加したメンバー1人がにゃん太です。エルダー・テイルにオープンβ開始日からプレイを重ねる古参プレイヤーでした。そのような立場からティーパーティーでは『班長』『猫のご隠居』などと呼ばれることも多くなっています。

ギルドが衰退し、自然消滅した過去をもっており、基本的にはソロプレイヤーでしたが、ティーパーティーには参加していました。ティーパーティー解散後は、ログインが不安定になりながらも、ソロプレイをしている最中に大災害に巻き込まれる形になっています。メイン職業は盗剣士で、サブ職業として料理人を持っています。

デボーチェリ・ティーパーティー出身のキャラクターながらも、独自にギルドを作っていく路線を進むことになったのが、ソウジロウです。生粋の天然女たらしであり、彼のギルド『西風の旅団』はもちろん、ギルド外にも親衛隊が存在する程になっています。普段は、柔和な性格をしており、仲間の女の子達にも優しい性格をしていますが、戦闘となると、苛烈な表情を見せる二面性を持ち合わせています。

ティーパーティーでも人懐っこい性格を発揮しており、シロエのことをシロ先輩と呼んでいる他、にゃん太や直紹とも旧友の関係を構築していました。この記事で紹介するティーパーティーメンバー一覧の中でも、彼について『西風の旅団』に所属するメンバーが複数いる程になっています。

狼牙族の守護剣士が忍冬（スイカズラ）です。サブ職業は『生還者』でした。五郎八郎とはリアルの夫婦です。現在はラッキースターというギルドに所属していることが明らかになっています。戦闘が好きで、戦闘狂主婦と呼ばれたりもしています。

デボーチェリ・ティーパーティー出身者には、そのままソウジロウの作った『西風の旅団』に所属するキャラクターもいます。その流れに乗っている1人が詠（ヨミ）です。召喚術師をしており、サブ職業として死霊使いをしていました。元々0時にはログアウトしてしまうというシンデレラスタイルでエルダー・テイルをプレイしており、結果的に大災害に巻き込まれることはありませんでした。

詠と同じく、『西風の旅団』所属のデボーチェリ・ティーパーティー出身者が沙姫です。ドワーフの施療神官でサブ職業としては細工師をしていました。早口言葉の毒舌家ですが、本人はお嬢様というキャラクターになっています。同じく大災害には巻き込まれていません。

忍冬とはリアル夫婦ということで登場したのが五郎八郎です。所属ギルドは『プレビオス』というギルドになっています。メイン職業は武士で、サブ職業としては浪人を選択しています。原作での登場こそないものの、対人戦を得意とする戦闘スタイルの代表例として、アニメでは名前だけが登場しました。

デボーチェリ・ティーパーティー出身で『西風の旅団』の最古参メンバーの1人でもあるのがナズナです。ティーパーティー出身ということもあって、ギルドマスターであるソウジロウに説教ができる数少ない存在として、実質的に西風の旅団のナンバー2の位置にいます。メイン職業は神祇官（カンナギ）で、サブ職業はギャンブラーでした。戦巫女と呼ばれるビルドをしており、回復役でありながら最前線で戦うスタイルをしています。

隼人は、デボーチェリ・ティーパーティーの中でも、軍人キャラが強かったキャラです。メイン職業は武闘家で、サブ職業は水兵にしていました。鍛えることが好きで、常に努力を怠らない性格をしています。自称忍冬の舎弟です。

デボーチェリ・ティーパーティーの中でも特に直継と関係が深かったキャラが、ぬるかんです。猫人族の武闘家で、サブ職業としては酒造幾人をしていました。口よりも先に手がでるタイプです。原作はギルドに所属していないことが明らかになっています。

沙姫とリアル友人という関係からデボーチェリ・ティーパーティーに加わったのがゆーこです。その後『西風の旅団』にも加わっています。種族は人間で妖術師をしています。サブ職業として幼子を選択しています。

ちなみにこの記事で紹介しているデボーチェリ・ティーパーティーのメンバー一覧ではリアル情報が描かれているキャラクターも少なくないです。明らかになっているだけで、ゆーこがダントツの最年少で小学生だということが明らかになっています。

デボーチェリ・ティーパーティー出身で、関西に拠点を構える『プロントフロウデン』に所属し、大災害後、シロエ達と対立関係にあるのがカズ彦です。メイン職業は付与術師で、サブ職業は薬剤師となっています。

ボーイッシュなみためのハーフアルヴを種族としているのがアイヒェです。メイン職業は暗殺者で、サブ職業は毒使いでした。口が悪いツンデレ系女子大生です。現在の所属ギルドは不明になっています。

アイヒェと同じく暗殺者をメイン職業としているのがトゥリです。ただしこちらはサブ職業が『砲撃士』で遠距離からの暗殺を得意としています。しかし、その実力はゴルゴ13には遠く及ばないとされています。現在の所属ギルドは不明です。

デボーチェリ・ティーパーティーからの『西風の旅団』組の1人が、菘（すずな）です。狐尾族の吟遊詩人で、サブ職業を歌姫にしています。舞妓のような喋り方が特徴的なキャラクターになっています。

デボーチェリ・ティーパーティーの中でも、シロエとの交友が深かった可能性が高いとされているのがタイガー丸です。現在は『ポンポンペインズ』というギルドに所属しています。メイン職業は召喚術師、サブ職業は料理人となっています。食べることが好きです。アニメでは、シロエのフレンドリストに名前が確認されたキャラクターの1人になっています。

のほほんとした性格と特徴的な喋りをしているキャラクターが、ラムマトンです。法儀族の付与術師でサブ職業としては薬剤師をしていました。

吟遊詩人でありながらチャランポランな性格をしているのがウィスラーです。サブ職業は太公望で、現在の所属ギルドは不明になっています。

ドワーフの施療神官がストールボーンです。サブ職業では坑夫をしていました。デボーチェリ・ティーパーティーでは忍冬の回復役を務めることが多く、危険な場所でのプレイを余儀なくされています。現在の所属ギルドは不明です。

デボーチェリ・ティーパーティーの中でも若手女性メンバーの中心人物だったのが月音です。メイン職業神祇管でサブ職業は占い師でした。現在の所属ギルドは不明になっています。

メイン職業が神祇管で、サブ職業が符術師ながらも、ソウジロウを師と仰いでいるのが鞍馬です。現在の所属ギルドは不明になっています。

デボーチェリ・ティーパーティーの中でも特にカナミに心酔していたのが秧鶏 (インティクス)です。大災害に巻き込まれた1人で、『プラントフロウデン』に所属しています。メイン職業は『妖術師』で、サブ職業は『エルダーメイド』となっています。

同じく大災害に巻き込まれ、プロントフロウデンに所属しているのが、KRです。メイン職業は召喚術師で、サブ職業はチンドン屋となっています。職業の特性を活かした情報収集を得意としています。

エルフ族の男性メンバーとしてティーパーティーに所属していたのがカーム・H・デールです。メイン職業は森呪遣いで、サブ職業は学者でした。昆虫好きという側面を持ち合わせています。

ぎんがみは狼牙族の森呪遣いで、基本的にはサポートや回復役を担います。しかし、高火力の攻撃を自慢としており、事あるごとにカナミとDPS勝負をしようとしています。

アニメログ・ホライズンにてシロエ役の声優を担当したのが、寺島拓篤さんです。2004年から声優として活動しています。これまでには、『創聖のアクエリオン』のアポロ/アポロニアス役、『ダイヤのA』の財前直行役、『ハイキュー』の瀬見英太役などを担当しています。

アニメログ・ホライズンにおいて、直継役の声優を担当したのが、前野智昭さんです。2003年から声優として活躍しています。これまでには『青春✕機関銃』の松岡政宗役、『暁のヨナ』のソン・ハク役、『終わりのセラフ』の柊暮人役などを担当しています。

アニメログ・ホライズンにおいて、アカツキ役の声優を担当したのが加藤英美里さんです。2004年から声優として活動しています。これまでには、『らき☆すた』の柊かがみ役、『魔法少女まどかマギカ』のキュゥべえ役、『SPY×FAMILY』のベッキー・ブラックベル役などを担当しています。

アニメログ・ホライズンにおいて、にゃん太役の声優を担当したのが中田譲治さんです。俳優として1970年代から活躍し、声優としては1980年代から活動しています。これまでには、『コードギアス反逆のルルーシュ』のディートハルト・リート役、『とある魔術の禁書目録』の闇咲逢魔役、『NARUTO』のバキ役などを担当しています。

アニメログ・ホライズンにおいて、トウヤ役の声優を担当したのが山下大輝さんです。これまでには、『弱虫ペダル』の小野田坂道役、『僕のヒーローアカデミア』の緑谷出久役、『鬼滅の刃』の愈史郎役などを担当しています。

アニメログ・ホライズンにおいて、ミノリ役の声優を担当したのが、田村奈央さんです。これまでには、『ワールドトリガー』の雨取千佳役、『あいうら』の上原歩子役などを演じています。

アニメログ・ホライズンにおいて、五十鈴役の声優を担当したのが、松井恵理子さんです。これまでには、『ミリオンドール』のゆりの役、『アニマエール』の犬養先生役、『半妖の夜叉姫』の日暮萌役などを担当しています。

アニメログ・ホライズンにおいて、ルンデルハウス役を担当したのが、柿原徹也さんです。これまでには、『フェアリーテイル』のナツ・ドラグニル役、『弱虫ペダル』の東堂尽八役、『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』の火向洋一役を担当しています。

アニメログ・ホライズンにおいて、てろら役の声優を担当したのが、藤井ゆきよさんです。これまでには、『ウマ娘プリティーダービー』の駿川たづな役、『けものフレンズ』のアルパカ・スリ役などを演じています。

ここからは既にログ・ホライズンを視聴した人の、ティーパーティーに関しての感想を紹介していきます。デボーチェリ・ティーパーティーは、作中では既に解散した組織ではありますが、その色が強く見られたのがカナミとの登場だったとする声が多くなっています。カナミの性格がそのままティーパーティーの色合いに繋がっていたとする声が多いです。

ログ・ホライズン物語の展開的にティーパーティーのメンバーが対立しているのが、面白いとする声も見られる結果になっています。過去にティーパーティーだったことがこの先どのように絡むのか気になるとされる声も非常に多いです。

ティーパーティーのメンバーは、この記事のメンバー一覧でも紹介したようにリアル繋がりも描かれています。リアル夫婦だったり、友人だったりするキャラクターもいるのです。シロエも、直継やカナミとはリアルで会ったことがあります。それだけに、オフ会などの様子を見てみたいとする声も多くなっています。

ログ・ホライズンのデボーチェリ・ティーパーティーは、かつて存在した組織です。この記事でも紹介したカナミを中心としたギルドとはまた違った活動をしていた集団になっています。しかし、少数精鋭だったこともあり、所属メンバーの実力はかなり高くなっているのも特徴です。その特徴から、ティーパーティー解散後も、個人や組織として影響力を持っているキャラクターも多くなっています。

この記事でもメンバーを一覧形式にして紹介してきたように、大災害に巻き込まれたメンバーと巻き込まれなかったメンバーがいます。しかし、巻き込まれなかったメンバーもスピンオフ作品などで登場している状態です。今後も情報が増える可能性もあるので、まだログ・ホライズンを視聴していない人はデボーチェリ・ティーパーティーにも注目しながら視聴してみましょう。