ログ・ホライズンの評価はつまらない？アニメの感想や口コミを調査

「ログ・ホライズン」は橙乃ままれさんが作者の小説で、原作は小説投稿サイト「小説家になろう」へ連載されています。近年では小説家になろう原作のアニメが多数制作されていますが、なろう小説として最初にアニメ化されたのがこの「ログ・ホライズン」です。また作者の橙乃ままれさんは、2ちゃんねるに投稿した即興小説を書籍化した「まおゆう魔王勇者」も手掛けていて、こちらもアニメ化されています。

ライトノベル版「ログ・ホライズン」は011年3月KADOKAWAのエンターブレインから刊行され、2023年7月現在で11巻まで刊行されています。また、コミカライズ版「ログ・ホライズン」やスピンオフ作品「ログ・ホライズン にゃん太班長・幸せのレシピ」などのほかに、TRPG版など幅広くメディアミックスされている人気作品です。

大人気MMORPG「エルダー・テイル」が大型アップデートされ、城鐘恵はいつものようにゲームをプレイしようとしていました。しかし、大きな異変が起きます。彼が気づいたときは、自分のキャラであるシロエの姿になっていて、エルダー・テイルのなかの秋葉の街にいました。周囲でもプレイヤーと思われるキャラクターたちが困惑しているなか、シロエはフレンド機能で友人の直継に連絡を取り合流します。

ここからはアニメ「ログ・ホライズン」がつまらない・面白くないという感想や評価がある理由を紹介します。面白くないと評価される理由の1つとして、頭脳戦が少なくなったことが挙げられます。アニメ「ログ・ホライズン」の主人公であるシロエは付与術師（エンチャンター）の職業で、戦闘では主に支援職をしています。また頭が切れるタイプで、かつて存在した伝説的な集団であるティーパーティーでは参謀役を務めていました。

アニメ「ログ・ホライズン」1期ではシロエの頭脳を存分に活かした戦いや策謀が数多く描かれていて、「腹黒メガネ」という愛称のとおりの活躍を見せていました。しかし、アニメ「ログ・ホライズン」2期以降ではシロエの出番が減り、それと同時に頭脳戦の描写も減少しました。その結果、「ログ・ホライズンは頭脳戦が楽しかったのにつまらなくなった」といった感想が増えたようです。

また、アニメ「ログ・ホライズン」2期以降はシロエよりもヒロインの1人であるアカツキの描写が増えて、それでつまらなくなったと評価する方がいるようです。

アニメ「ログ・ホライズン」がつまらない・面白くないと評価される理由として、「ソードアート・オンライン（SAO）」と似ているからというものがあるようです。SAOはいわずと知れた人気作品で、原作小説だけではなくアニメ、ゲームなど幅広くメディアミックスしています。SAOは「ログ・ホライズン」と同様に、ゲームの世界のなかにとらわれてしまうところからはじまります。

そのため、どうしてもSAOと比較されてしまい「ログ・ホライズン」がつまらないという感想を抱く方がいたようです。また、この設定に対して「パクリ」「二番煎じ」という感想を抱く方がいました。しかし、近年ではゲーム内に入り込む作品が増えたことで、「ログ・ホライズン」がSAOをパクったという評価は減っているようです。

アニメ「ログ・ホライズン」がつまらない・面白くないと評価される理由として、専門用語が難しいというものがあります。「ログ・ホライズン」はMMORPGの世界に入り込むところからスタートするため、MMORPGの用語がたくさん登場します。ゲーマーであれば「ヘイト」「レイド」といった単語からどういうことか想像できますが、ゲームをプレイしない方には難しいという感想がありました。

ここからはアニメ「ログ・ホライズン」が面白いと言われる理由を紹介します。最初に紹介する理由は、「ログ・ホライズンはつまらない？面白くないと言われる理由を考察」の項で紹介したとおり頭脳戦です。やはり、「ログ・ホライズンは頭脳戦があってこそ面白い」という感想がたくさんありました。アニメ「ログ・ホライズン」の頭脳戦は単純にモンスターとの戦闘で頭脳を使うだけではありません。

エルダー・テイルの世界に入ってしまったシロエたちですが、この地にはゲームではNPCだった存在が大地人として登場します。この大地人との政治的な駆け引きといった頭脳戦が見どころの1つです。また、ゲームに入り込んだプレイヤーたちも一枚岩ではありません。アキバの街の中だけでもさまざまな争いがあり、さらにはほかの地域のプレイヤーたちとの政治的なやり取りなどがあります。

また、適当の戦闘シーンでも頭脳戦が繰り広げられます。支援役のシロエが主人公という作品なだけあり、シロエが大人数のパーティーを指揮して勝利に導くシーンが多数描かれます。また、シロエだけではなくシロエに憧れて追いかけているミノリもまた、シロエ顔負けの指揮を見せてくれるシーンがあります。

アニメ「ログ・ホライズン」が面白いと言われる理由として、登場人物たちの成長が挙げられます。本作の主人公はシロエですが、群像劇としてほかのキャラクターたちの成長もしっかり描かれているのが特徴です。とくに、ミノリやトウヤといったゲーム初心者でこの世界に巻き込まれたキャラクターたちが、しっかり成長して頼もしい姿を見せてくれるのが面白いという感想があります。

また、シロエやアカツキといった主要キャラクターたちは作品スタート時点からレベル90とレベルMAX状態からスタートします。しかし、エルダー・テイルでの生活のなかでそれぞれのキャラクターが壁にぶつかり、それを乗り越えてステータスだけではない精神的な成長を見せてくれるのが魅力だと評価されています。

アニメ「ログ・ホライズン」にはウィリアムというキャラクターが登場します。ウィリアムはアキバを拠点にしている戦闘系ギルド「シルバーソード」のギルドマスターです。本作の序盤では、ウィリアムはシロエたちの方針に反発し、ススキノへ拠点を移しました。ウィリアムはギルドメンバー思いという面のほかに、協調性がなく短気という欠点がありました。

ですが、ウィリアムもまたほかのキャラクターたちと同様に精神的に成長するキャラクターです。それはアニメ「ログ・ホライズン」2期10話のシーンで描かれました。「奈落の参道」集団戦で敗走してしまったとき、ウィリアムは自分のリアルが引きこもりのゲーム廃人だと話だし、そして1分にも渡る熱い演説をします。このシーンはとくに力が入っていて、面白いという感想が数多くありました。

アニメ「ログ・ホライズン」のヒロインの1人であるアカツキがかわいいという感想が数多くあります。アカツキはゲーム内ではシロエと旧知の関係でしたが、ゲーム内に入ってからより親密になります。アカツキはゲームでは普段できないことをするために、男性キャラを使用していました。しかし、ゲーム内に入ってしまったことでそれが問題になり、シロエから「外観再決定ポーション」を譲ってもらい性別を女性にすることができました。

この恩を返すために同行するアカツキですが、次第にシロエに恋心を抱きます。しかしシロエとともに恋愛に奥手な性格で、なかなか進展しないもののいじらしくアピール姿がかわいいという感想があります。また、同じくシロエに恋心を抱くミノリとの争いもまたかわいいという感想があります。

アニメ「ログ・ホライズン」のOP主題歌は、1期・2期ともにMAN WITH A MISSIONさんの「database feat. TAKUMA（10-FEET）」が使用されています。1期・2期ともに同じ曲ですが、OP映像は刷新されています。また、アニメ「ログ・ホライズン」3期ではBAND-MAIDさんの「Different」がOP主題歌として使用されました。

アニメ「ログ・ホライズン」のED主題歌は、1期・2期・3期でそれぞれ別の曲が使用されています。アニメ「ログ・ホライズン」1期ではYun*chiさんの「Your song*」で、2期も歌手はYun*chiさんで曲は「Wonderful Wonder World*」が使用されました。また、アニメ「ログ・ホライズン」3期のED主題歌は大城美友さんの「ブルー・ホライズン」です。

アニメ「ログ・ホライズン」のファンのなかには、面白いけど恋愛要素はあまり強くない方がいいという方がいました。

アニメ「ログ・ホライズン」の3期は、2期放送から7年後でした。そのため、改めて「ログ・ホライズン」の過去シリーズを見て「やっぱり面白い」という感想を抱く方が数多くいました。

アニメ「ログ・ホライズン」はMMORPGがモデルになっています。本作を視聴して、MMOをプレイしたくなったというファンの方がいます。

アニメ「ログ・ホライズン」の評価まとめを紹介しました。「面白くない・つまらない」という感想がありますが、それ以上に「面白い」という感想が多い人気作品です。まだ「ログ・ホライズン」を見ていない方はこの機会にチェックしてみてください。