【ヒロアカ】トガヒミコの覚醒した能力はコピー？個性「変身」や強さを考察

トガヒミコとは、「僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）」の登場人物です。彼女はヴィランにも拘らず、ファンの人気と支持を多く集めていました。トガヒミコの個性は、覚醒したことでファンに注目されたとのことです。この記事では、トガヒミコの覚醒について特集します。彼女の個性である「変身」の能力や強さ、個性が覚醒した理由、そして覚醒した能力がコピーなのかや、彼女の過去などを紹介するため、参考にしてください。

ヒロアカは、「ONE PIECE」や「呪術廻戦」と並び、長く掲載誌である週刊少年ジャンプの屋台骨を支えている漫画です。アメコミの影響を受けたと思われるヒーローをはじめとする描線や、勧善懲悪ものに収まることのないストーリー展開が、ファンを魅了していました。また、メディアミックスが行われていることで、新規ファンも増え続けているのです。この章では、ヒロアカの作品情報として、概要と序盤のあらすじを紹介します。

ヒロアカは、週刊少年ジャンプ誌上にて2014年に連載が開始され、2023年7月現在連載中です。コミックスは既刊38巻で、全世界における累計発行部数が8500万部を突破しました。ヒロアカの原作者は、堀越耕平です。ヒロアカは、メディアミックスとしてテレビアニメ化されました。アニメ版は、6期まで放映されています。また、「ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」などのスピンオフ漫画も多数発表されました。

ヒロアカの舞台である世界では、世界人口の約8割が「個性」という特殊能力を有していました。個性を持った人々中で、悪人はヴィランとして犯罪に手を染め、ヒーローが悪人を捕らえることで世の中の秩序が保たれているのです。主人公のデクこと緑谷出久は、伝説のヒーローのオールマイトに憧れているのですが、彼は無個性の人間でした。それでもヒーローになる夢を諦めないデクは、ヒーロー排出の名門である雄英高校を受験します。

• ヴィラン名：トガヒミコ
• 本名：渡我被身子（とがひみこ）
• 年齢・誕生日：17歳・8月7日
• 身長：157cm
• 血液型：A型
• 好きなもの：血液、柘榴

トガヒミコのプロフィールを、上記しました。トガヒミコは、ヴィラン側の人間であり、当初は「超常解放戦線」に属していました。そこでは、スケプティックと「CARMINE」の行動隊長を務めていたのです。彼女の容姿は、茶髪の両側をお団子にしたヘアスタイルと八重歯が特徴として描かれていました。トガヒミコは、常時セーラー服を着ており、多くのファンの間で容姿と相まって「かわいい」や「魅力的だ」と評されています。

ヒロアカの登場キャラクターの中には、個性を覚醒させることのできる人が何人かおり、トガヒミコもその一人です。トガヒミコの覚醒は、多くのファンを驚かせたと同時に、彼女の能力者としての可能性の広がりを見せていました。彼女の個性の覚醒は、コピーだといわれていますが、それはどのような強さを有しているのでしょうか？この章では、ヒロアカのトガヒミコのコピーとされる覚醒した能力を、二項目に分けて取り上げます。

トガヒミコの覚醒した能力についてネタバレしますと、「コピー」だと判明しました。トガヒミコの個性「変身」の具体的な能力については後述しますが、彼女の個性が覚醒したことによって、さらなる強さが表れました。コピーとは、対象者の個性を使用することができるというものです。元々は、外見のみの変身だったトガヒミコですが、異能解放軍との戦いを経て、相手の個性をもコピーできるようになり、ファンを驚かせました。

トガヒミコが、コピー能力を実際に披露したのは、麗目お茶子の姿になった時です。お茶子の姿形、声ばかりではなく、彼女の個性である「無重力（ゼログラビティ）」を使用できるようになりました。トガヒミコは、コピー能力で窮地を脱したのです。トガヒミコの覚醒能力の詳細については、明らかにされていません。今後、トガヒミコの戦闘シーンが増えれば、覚醒したコピー能力の全容がわかることも期待されているのです。

ちなみに、トガヒミコの覚醒した個性の能力について考察しますと、基本的に彼女がコピーできるのは「自身の目で見たことができる能力」ではないかとされています。仮にコピーできる個性が無限であれば、チート能力に近くトガヒミコが最強キャラクターになる可能性が高いとも推察されました。また、コピーした能力には時間制限があることが示唆されていて、彼女自身の肉体が損傷してしまうというデメリットがあることも窺えます。

トガヒミコのコピー能力が覚醒して、これまでとは別次元の強さを得たきっかけは、異能解放軍のキュリオスとの戦闘でした。ヴィラン側も決して一枚岩ではなく、トガヒミコは再臨祭でキュオリスと対峙しています。キュリオスは、表向き集瑛社の専務をしており、自らの足で取材も行っていました。キュオリスは、トガヒミコに目を付けて、執拗に取材を行ったのです。

キュオリスがトガヒミコにこだわった理由は、彼女のことを「超人社会の闇を体現する者」と捉えたからです。しかしながら、取材はトガヒミコの過去を暴き出させることにもなり、彼女は必死に抵抗しました。トガヒミコは、「自分は決して不幸ではない」と力説しますが、キュオリスにさらに追及され追い込まれたことで、窮地に立たされます。

現状を打破したいと考えたトガヒミコが取った最終手段は、ストックしていた麗目お茶子の血液を飲むことでした。この時の彼女は、あくまでその場をお茶子に変身することで逃れることが目的だと思われています。ところが、デクへの想いや「お茶子になりたい」という願望で能力が覚醒してお茶子の個性の強さを使用できるようになったトガヒミコは、キュリオスを「無重力」で高く浮かせて、そのまま地上に落下させて殺害しました。

週刊少年ジャンプの看板作品の一つであるヒロアカの人気キャラクターのトガヒミコは、個性が覚醒したことで、さらなる強さを手に入れました。彼女の個性は、元々強いと評されており、覚醒した後はヒロアカの個性持ちの中でも指折りの存在になったと目されているのです。それでは、トガヒミコの元々の個性とはどのような能力なのでしょうか？この章では、トガヒミコの個性について、覚醒前と覚醒後も交えて紹介していきます。

ヒロアカのトガヒミコの個性は、「変身」です。トガヒミコは、好きなものに血液を挙げていました。彼女は、好物の人間の血液を飲むと、その人間の姿に変身することができるのです。しかも、一度に複数の人間の血液を飲めば、その人数分だけ変身することもできました。変身できる時間は、血液の量に比例することがわかっており、コップ一杯の血液でほぼ一日変身していることができます。

また、相手の着ている服も併せて変身できるのですが、トガヒミコが元々着ていた服と重ね着になってしまうことから、彼女が個性を使う時は全裸になるという制約がありました。

トガヒミコの個性「変身」は、攻撃力という点においてはあまり強くありません。ところが、対象者と瓜二つの姿になれるということで、例えば諜報活動に秀でた能力であることが窺えます。また、あえて本物の前に姿を見せることで、相手方勢力を混乱に陥れるという使い方もでき、攻撃力以上の強さを有しているとも評されました。それでも、覚醒前に変身できるのはあくまで外見と声のみということで、弱点も多かったのです。

トガヒミコの個性が覚醒後に、対象者の個性をコピーできるようなったことは先述しました。このことから、覚醒前の最大の欠点だった攻撃力が飛躍的に向上しています。攻撃力に特化した個性者の能力をコピーできれば、それがイコール彼女の攻撃スキルになるからです。トガヒミコの覚醒によって、彼女がどこまで他社の個性をコピーできるのかについては、現時点で不明でした。それでも、彼女の今後の戦いぶりが期待されています。

ヒロアカは、「登場キャラクターの掘り下げが秀逸な作品」だと評されています。特に、ヴィラン側については、「彼らがなぜヴィランになったのか」について丹念に描かれているキャラクターもいて、ファンの関心を集めました。そして、トガヒミコもその中の一人です。彼女には、どのような過去があったのでしょうか？この章では、ヒロアカのトガヒミコの過去や正体について、4項目に分けてネタバレを含めながら取り上げていきます。

トガヒミコの正体は、女子高生です。しかし、ごく普通の女子高生ではありません。彼女は、中学校の卒業式の日に、好きだった男子生徒をカッターで切りつけ、その血をストローで吸うという事件を起こしました。彼女の血液好きは、この時に萌芽したのです。これに味をしめたトガヒミコは、気に入った相手を殺害しては血を吸う行為を繰り返すシリアルキラーになりました。そして、警察に追われるうちにヴィラン連合に入ったのです。

ヒロアカのファンの間では、トガヒミコのことを「メンヘラ」と称する人がいるとのことです。彼女は、いわゆる普通の女子が行う「好きな人と会話をしたい」や、「好きな人と手をつなぎたい」という欲求がありません。その代わり、トガヒミコは好きな人の血液に執着していました。そればかりではなく、普段の思考においてもメンヘラを思わせるようなことが多いとされ、逆に彼女の魅力として人気の理由の一つになっているのです。

トガヒミコは、幼い頃から普通の人間とは違う異常性を持っていました。そのことに初めに気づいたのは、彼女の両親だったのです。トガヒミコが、小鳥などの自分がかわいいと思った動物を殺して、吸血行為をしていたのを両親が目撃しました。両親は、彼女を更生させようとは思わず、ただただ恐れおののくばかりです。そして、自分の娘を「悪魔の子」と呼んで憚らず、やがて彼女を遠ざけるようになるのでした。

トガヒミコは、自分の行為が悪いことであるとは思っていませんでした。ただ、両親が自分のことを嫌っているので、「血を吸うことはやっちゃいけない」と思うようになります。そして、できるだけ普通の子として過ごしてきました。それでも、押し殺していた吸血の欲求を消し去ることはできません。そして、中学校の卒業式の日に、トガヒミコの感情と欲求は爆発してしまいました。そのような過去が、現在の彼女を作ったのです。

この章では、ヒロアカに登場するトガヒミコの覚醒に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。彼女の個性の覚醒は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、ヒロアカの大ファンだと思われる方のツイートです。ヒロアカのテレビアニメ版をリアルタイムで観ているようで、同作品内で二番目に好きな場面として、トガヒミコの能力が覚醒したシーンを挙げていました。

こちらは、ヒロアカのテレビアニメ版を熱心に観ている方のツイートです。テレビアニメ版の中では、5期が一番好きとのことで、その理由に各キャラクターの成長を挙げていました。また、5期で見ることのできるトガヒミコの覚醒シーンが最高だという感想を持っています。

こちらは、ヒロアカを考察していると思われる方のツイートです。ヴィラン側の考察を行っており、トガヒミコの能力が覚醒する前に、トゥワイスの死がきっかけで彼女の能力に変化が起きそうだと分析していました。

この記事では、ヒロアカに登場するトガヒミコの覚醒について特集してきました。トガヒミコは、ストーリーのクライマックスでも活躍するだろうと推察されています。彼女の覚醒に注目して、ヒロアカを見てください。