【かぐや様は告らせたい】石上優と子安つばめの結末はどうなった？恋愛の結果は？

『かぐや様は告らせたい』の石上優は子安つばめに片思いしており、2人の恋愛がどうなるか大きな話題となっていました。特に読者の注目を集めたのが、クリスマスのエピソードです。本記事では、2人のクリスマスエピソードや、恋愛の結末などのネタバレを紹介します。

かぐや様は告らせたいは、赤坂アカさんによる学園ラブコメディ漫画です。原作には、「天才たちの恋愛頭脳戦」の副題がついています。2015年からミラクルジャンプで連載が始まり、その後掲載先を週刊ヤングジャンプに移して2022年まで連載されました。コミックスは全28巻が発売済みで、累計発行部数は2200万部を突破しています。

名門校の秀知院学園には、将来有望な秀才たちが集まっていました。秀知院学園の生徒会長である白銀御行と副会長の四宮かぐやは、お互いに惹かれ合っていました。しかし、「先に告白したほうが負け」と考え、どうにかして相手から告白させるように仕向けます。2人は持ち前の頭脳で、さまざまな策略を巡らせるのでした。

かぐや様は告らせたいの石上優は、秀知院学園1年B組の生徒です。進級後は、2年A組になりました。3月3日生まれのO型で、生徒会の会計を務めています。玩具メーカーの次男で、家族には父・母・兄がいます。根暗な性格で自信がなく、ネガティブな発言が目立ちます。過去の暴力事件がきっかけで皆から嫌われていますが、実は非常に優しく正義感の強い青年です。

かぐや様は告らせたいの子安つばめは、学園のマドンナともいうべき存在です。秀知院学園3年A組の生徒で、4月4日生まれのA型です。非常に明るい性格で、体育祭や学園祭などの行事では、応援団や実行委員として場を盛り上げていました。裏表がない性格で誰にでも優しいため、下級生からも慕われています。

かぐや様は告らせたいは、恋愛エピソードがメインとなる物語です。話の軸となるのはもちろん主人公2人による恋愛模様ですが、石上優の恋愛に関する話も多く描かれています。ただ、石上優は主人公2人と違って片思いであるため、切ない結末を迎えるエピソードが少なくありません。

では、石上優の恋愛はどう始まり、結果的にどういった結末を迎えたのでしょうか？ここでは、石上優と子安つばめの出会いのネタバレや結末に至るまでのエピソードのネタバレ、最終的な恋愛結果のネタバレをまとめて解説します。

まずは、かぐや様は告らせたいの石上優と子安つばめの、出会いのネタバレから紹介します。石上優は中学時代に悪い噂がたって以来、周囲に避けられてずっと孤立していました。陽キャを妬み周囲を恨んでばかりの自分に嫌気が差し、これまでの自分を変えようと体育祭の応援団に立候補します。応援団に入れば、自分もリア充になれると思ったのです。

しかし、他の応援団員はもともとリア充である人間ばかりで、石上優はそのノリについていけずに孤立してしまいます。周りと馴染めずにいた石上優に声をかけてくれたのが、応援団の副団長である子安つばめでした。子安つばめはLINEをやっていない石上優を気にかけ、メールアドレスを交換してくれました。その後送られてきたメールには、「一緒にがんばろーね」という優しい言葉が入っていました。

石上優は応援団に入ったことを後悔していましたが、子安つばめからのメールで少しだけやる気を取り戻します。そして体育祭本番となり、石上優は周囲からの視線を恐れながら応援団のパフォーマンスを行なっていました。しかし、思ったほど悪く言われることはなく、石上優は今までの体育祭で一番楽しいとまで思うようになっていました。石上優がようやく前向きになったところで、悪い噂のもととなった大友京子が現れます。

心が折れそうになった石上優でしたが、白銀御行の励ましにより周囲の悪意を跳ね飛ばしました。そして、団長の代わりに出場することになったリレーのアンカーを、全力で努めます。ギリギリで1位になれなかった石上優は肩を落として悔しがりますが、もっと悔しがっていたのが子安つばめでした。子安つばめは泣きながら石上優に駆け寄り、「惜しかったね！」としがみつきました。

他の応援団のメンバーにも励まされた石上優は、彼らが皆いい人だったことにようやく気づきます。石上優は子安つばめのおかげで応援団を続け、結果的に全員と親しくなることができたのでした。この体育祭以来石上優と子安つばめは仲良くなり、学校で出会えば話をする程度の関係になりました。

続いて、石上優と子安つばめの仲が進展したきっかけのネタバレを見ていきましょう。体育祭で子安つばめの優しさに触れた石上優は、子安つばめを恋愛対象として見るようになりました。ただ、学年が違うこともあり、体育祭が終わってからはそれほど会う機会もありませんでした。石上優と子安つばめの仲が進展したのは、文化祭でのことです。石上優は伊井野ミコとともに、生徒会から文化祭実行委員会の助っ人として送り出されます。

初めは面倒くさがっていた石上優でしたが、実行委員長が子安つばめだと知ると俄然やる気を出しました。そして迎えた文化祭当日、石上優は勇気を出して子安つばめをホラーハウスに誘います。ホラーバウスに行った後、2人は子安つばめのクラスの出し物である縁日へと足を運びました。石上優は的当てゲームで満点を取り、景品として大きなハート型のクッキーをもらいました。

そして、それを子安つばめへとプレゼントします。秀知院学園の文化祭では、異性にハートを贈ることは愛の告白だと捉えられていました。石上優はそのことを知らず、無自覚に子安つばめに告白してしまったのです。子安つばめは石上優から告白されたと勘違いしたまま、「考えさせて」と逃げ出してしまいました。

かぐや様は告らせたいの石上優と子安つばめの間には、クリスマスに大きな出来事が起こりました。このクリスマスエピソードはファンの間でも大きな話題となり、子安つばめが「クズ」といわれることもありました。では、石上優と子安つばめの間に起きたクリスマスの出来事とは、一体どのようなものだったのでしょうか？ここでは、石上優と子安つばめのクリスマスエピソードと、その結末のネタバレをまとめていきます。

子安つばめのクリスマスパーティーに参加した石上優は、他のメンバーとともに楽しい時間を過ごしていました。そのパーティーの途中で、伊井野ミコがウイスキーボンボンで酔ってしまいます。パーティーはお開きの時間となりましたが、寝てしまった伊井野ミコを置いていけない石上優は子安つばめの家に残りました。

終電を逃してしまった石上優は、子安つばめがあらかじめ予約しておいたゲストハウスに一泊することになります。石上優がゲストハウスに移動すると子安つばめがやって来て、誘うように体をくっつけてきました。この状況に力を得た石上優は、勇気を出して子安つばめに「付き合ってください」と告白しました。

しかし、子安つばめは、石上優と付き合うのは難しいと返答します。子安つばめは石上優の気持ちに応えられない自分に罪悪感を覚え、このような行動に出ただけでした。石上優は子安つばめの本音を聞いてショックを受け、何もせずに部屋を出ました。石上優が楽しみにしていた子安つばめとのクリスマスパーティーは、非常に後味の悪い結末となってしまいました。

お互いを傷つけ合う結果となったクリスマスパーティーの後、子安つばめは自分の行動に関して石上優に謝罪しています。石上優はクリスマスでの出来事を怒ることなく、「僕を好きになってもらえるようがんばります」と宣言しました。このセリフに、子安つばめの心は少し動かされたようです。

それでも子安つばめは、石上優との恋愛になかなか踏み出せずにいました。石上優を好きなことは確かですが、それが恋愛感情かどうかがわからなかったのです。その後、石上優と子安つばめはデートを楽しむなど、順調に恋愛関係に近づいているように見えました。それでも子安つばめは結論を出せず、友人や手相占いなどで石上優の相談をしています。

かぐや様は告らせたいの石上優は、中学時代に大友京子という女生徒とクラスメイトでした。石上優は大友京子に恋愛感情は抱いていませんでしたが、クラスメイトとして好感は持っていました。あるとき大友京子が萩野コウという男子と付き合うことになり、石上優は2人の幸せを願いながら見守っていました。

しかし、石上優は偶然、萩野コウがとんでもない悪人だと知ります。大友京子を守るために萩野コウに殴りかかった石上優でしたが、逆に大友京子に嫌われてしまいます。また、「石上優が大友京子のストーカーだった」という萩野コウの嘘により、石上優は他の生徒たちからも嫌悪されるようになってしまったのです。

その日以降完全な嫌われ者となった石上優は、学校へも行けなくなってしまいました。その後、石上優は不登校のまま高等部に進学し、生徒会メンバーは石上優についての調査を始めました。その結果、石上優が潔白であることが判明します。白銀御行たちはこの事実を「生徒会マル秘レポート」にまとめ、生徒会室に保管していました。

このマル秘レポートを手に入れた大仏こばちは、石上優の本当の姿を知ってもらうため、それを子安つばめに手渡しました。大仏こばちは昔石上を好きになったことがあり、今でも石上に好感を抱いていました。そのため、石上の恋愛成就を願っていたのです。生徒会マル秘レポートを手に入れた子安つばめは、石上優のために行動を起こすことを決意します。

かぐや様は告らせたいの石上優と子安つばめの恋愛は、どういう結末を迎えたのでしょう？最後に、石上優と子安つばめの最終的な恋愛結果のネタバレを紹介します。生徒会マル秘レポートを手に入れた子安つばめは、多くの仲間とともに石上優の名誉を回復させようとします。そして、子安つばめの計画通り石上優の悪い噂は払拭され、周囲からの視線も変わりました。

周囲の変化に戸惑う石上優は、これが子安つばめのおかげだと大仏こばちから聞かされました。そして迎えた卒業式で、改めて子安つばめに告白することになります。石上優は「大好きです」「付き合ってください」と、飾らない言葉でストレートに告白をしました。しかし、それに対する子安つばめの返事は「ごめんね」でした。本来であればここで終わるはずので告白ですが、石上優はまだ諦めていませんでした。

子安つばめが押しに弱いことをわかった上で、「一生優しくする」「金銭面でも苦労させない」などと強気で迫りました。それでも子安つばめはOKせず、石上優は完全にフラれました。子安つばめも石上優のことは大好きでしたが、最後まで異性としての感情は沸かなかったのです。こうして、2人の恋愛は成就しないまま幕を閉じました。

かぐや様は告らせたいの石上優は、その後子安つばめと付き合うことはあるのでしょうか？高等部を卒業した子安つばめは大学に進学し、石上優と会う機会も減りました。子安つばめはもともと卒業して疎遠になることを気にしていたところがあり、物理的に距離がある相手との恋愛には苦手意識を持っているようです。

そのため、頻繁に会えなくなった石上優に、これ以上の気持ちを持つ可能性は少ないと推察されます。一方の石上優も、失恋の痛手から立ち直った後は伊井野ミコを意識し始めました。石上優の気持ちが伊井野ミコに移ったことからも、今後石上優と子安つばめが付き合うことはないといえるでしょう。

かぐや様は告らせたいの子安つばめが石上優の告白を断ったとき、これからも友達でいてほしいとお願いしていました。お互い気まずさを感じつつも努力する姿勢を見せていることから、急に2人の仲が疎遠になることはないでしょう。特に石上優は人の気持ちを大事にするため、急に子安つばめと距離を置くとは考えにくいです。多少のぎこちなさは残ったとしても、2人が完全に疎遠になることはないと推察されます。

かぐや様は告らせたいの石上優は、進級してから応援団のメンバーとカラオケに行っています。このメンバーの中には、卒業した子安つばめも入っていました。石上優は失恋後も遊び仲間の1人として子安つばめと会っており、仲の良い友達として関係が続いているようです。しばらくはこの状態が続いたまま、結果的に恋愛感情抜きの本当の友達になる可能性が高いでしょう。

かぐや様は告らせたいの石上優には、物語の途中から伊井野ミコも想いを寄せ始めました。しかし、石上優は伊井野ミコの恋愛感情にはまったく気づかず、子安つばめだけを思い続けました。石上優がそれほどまでに好きになった子安つばめには、どのような魅力があったのでしょうか？ここでは、石上優が好きになった、子安つばめのかわいい魅力をネタバレしていきます。

かぐや様は告らせたいの子安つばめの最大の魅力は、明るくて誰にでも優しいところです。子安つばめは根っからの陽キャで、学園の行事にはいつも率先して参加しています。いつでも大勢の友達と盛り上がる太陽のような明るさは、石上優にとって眩しいほどでした。

また、誰にでも優しく、特に1人で孤立しているような人には積極的に声をかけにいきます。このように誰とでも別け隔てなく接することができる子安つばめは、男子のみならず女子からも好かれている人気者です。

かぐや様は告らせたいの子安つばめは、陽キャらしく「ウェーイ」や「KP（カンパイ）」などのJK語をよく使っています。JK語だけなら他のキャラも使っているのですが、子安つばめには独特な「つばめ語」というものが存在しています。つばめ語はJK語に似ていますが、他の誰も使っていない子安つばめ独自の言葉です。

子安つばめはテンションが上がると、つばめ語で話し始めます。クリスマスパーティーでオシャレしてきた石上優に対しては、「マジみざわ〜！」「カンブリア宮殿！」と意味不明なつばめ語を喋っていました。以前から子安つばめと交流のある面々は、何となくで意味を察しているようです。つばめ語をしゃべっている子安つばめは、普段とはまた違ったかわいい魅力に溢れています。

かぐや様は告らせたいの子安つばめは、クリスマスに石上優を傷つけてしまったように、やや恋愛をこじらせているようなところがあります。子安つばめは過去に付き合っていた人がいましたが、その彼氏に当時の親友と二股をかけられたことがありました。

そのことが原因で恋愛がトラウマとなり、石上優からのアプローチにも臆病になっていたのです。子安つばめ視点から見た石上優との恋愛エピソードには、緊張したり怖がったりする子安つばめの様子が描かれていました。いつも明るく元気な子安つばめが恋愛に怯える様子は、ついつい守りたくなってしまうようなかわいさがあります。

テレビアニメのかぐや様は告らせたいでは、声優の鈴木崚汰さんが石上優の声を担当しました。鈴木崚汰さんの生年月日は1999年12月22日で、血液型はO型です。愛知県名古屋市生まれの千葉県育ちで、現在はトムス・ミュージックに所属しています。高校2年生のときに日本ナレーション演技研究所に入所し、高校在学中に声優デビューしています。

鈴木崚汰さんがこれまでに出演した作品や担当キャラは、『ネト充のススメ』の林、『アラド:逆転の輪』のエイト、『number24』の真行寺清一郎などです。その他にも、『海賊王女』の雪丸、『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』のレッド（ギデオン）、『錆喰いビスコ』の赤星ビスコなどを演じています。

テレビアニメのかぐや様は告らせたいで子安つばめ役を担当したのは、女優や歌手としても活躍中の福原遥さんです。福原遥さんは1998年8月28日生まれのA型で、埼玉県出身です。もともと子役として活動しており、Eテレの『クッキンアイドル アイ！マイ！まいん！』の柊まいん役を演じていました。クッキンアイドル アイ！マイ！まいん！では、実写版の柊まいんを演じるとともに、アニメ版の声優も務めていました。

その後、福原遥さんが声優として出演した作品と担当キャラは、『キラキラ☆プリキュアアラモード』の有栖川ひまり（キュアカスタード）、『恋は雨上がりのように』の西田ユイ役などです。女優としては、『声ガール！』の菊地真琴、『ゆるキャン△』シリーズの志摩リン、『連続テレビ小説 舞い上がれ！』の岩倉（梅津）舞など数々の役を担当しています。

かぐや様は告らせたいは、主人公である白銀御行と二宮かぐやの恋愛模様が軸となった物語です。2人は最初から両思いであるため、いつかは結ばれるであろうという結末が最初から予測できました。しかし、石上優と子安つばめの恋愛に関しては、どういう結果になるか展開が読めませんでした。そのため、主人公2人の恋愛よりも、石上優と子安つばめの恋愛の行方のほうが気になるという声が多く上がっていました。

かぐや様は告らせたいの石上優と子安つばめのクリスマス回には、衝撃を受けたファンが多かったようです。このクリスマスエピソードには、「切なかった」という感想や、「辛すぎた」という感想が寄せられていました。アニメでは2人のクリスマスエピソードがカットされていたため、4期で映像化してほしいという声が多数上がっていました。

石上優が子安つばめに改めて告白する卒業式の回は、ファンから高い評価を得ていました。結果的にはフラれてしまった石上優でしたが、頑張る姿に感動した人が大勢いたようです。石上優の告白だけでなく、子安つばめの返答の仕方も好きだという声も上がっていました。

かぐや様は告らせたいの石上優と子安つばめの関係や、告白した結果、恋愛の行方の結末などのネタバレをまとめました。石上優と子安つばめは作中で次第に関係を深めていきましたが、結果的には石上優の失恋という結末を迎えました。

石上優にとっては悲しい結末となった2人の恋愛ですが、石上優は子安つばめとの恋愛を通して人間的に成長しました。結果はどうであれ、石上優にとってこの経験は糧となったことでしょう。ネタバレだけでなく実際に2人の恋愛結果を確かめたい人は、ぜひ原作漫画やアニメに目を通してみてください。