【91Days】アニメの評価・感想を調査！面白いと評判の理由や最終回を考察

• アニメタイトル：91Days
• ジャンル：ハードボイルド・アクション
• 原作：Vanetti Family
• 監督：鏑木ひろ
• シリーズ構成：岸本卓
• アニメーション制作：朱夏
• 放送局：MBSほか
• 放送期間：2016年7月9日～10月1日

『91Days（ナインティワンデイズ）』は、アニメ制作会社「朱夏」制作によるハードボイルド・アクションアニメです。2016年3月23日に制作発表されたのち、MBSほかにて2016年7月9日から10月1日にかけて放送されました。禁酒法時代を舞台に、マフィアに家族を殺された主人公が復讐に至る91日間を描いています。

ここでは91Daysのあらすじを紹介します。禁酒法（消費のためのアルコールの製造、販売、輸送が全面的に禁止された法律）時代、マフィアに家族を殺された青年アンジェロは、ある日、事件の犯人がローレンスの街を牛耳るヴァネッティ・ファミリーのヴィンセント・ヴァネッティ、その息子のネロ・ヴァネッティ、親友のヴァンノ・クレメンテであることを知ります。そこで、アンジェロは復讐のために故郷ローレンスの街に戻ることに…

ネット上で「面白い」との声が多くあがっているアニメ『91Days』。果たして本作が面白いと言われる理由とは一体何なのでしょうか？そこで、ここからは面白いと言われる理由を5つ紹介していきます。

91Daysが面白いと言われる理由の一つに、「復讐モノのストーリー」が挙げられます。91Daysは禁酒法時代のアメリカを舞台に、ローレンスの街の裏社会で生きるマフィア一家、ヴァネッティ・ファミリーのドン・ヴィンセント、ネロ、そして親友のヴァンノに家族を殺されたアヴェリオことアンジェロが復讐を誓うといったいわゆる復讐モノのストーリーとなっています。

朱夏制作によるオリジナル作品ということですが、リアルな物語を目指すべく『ゴッドファーザー』『ワンスアポンアタイム』『ブレイキングバッド』などを参考にしているため、シナリオ展開やキャラクター、舞台設定までよく作りこまれており良くありがちなチープさを感じさせません。

91Daysが面白いと言われる理由の一つに、「洋画のような雰囲気」が挙げられます。91Daysは全体の雰囲気が妖しげで近世の暗さをよく表現しており、最終回まで走り抜けると一本の洋画を見終えたような不思議な感動が出てくる作品となっています。禁酒法時代という荒涼とした雰囲気が素晴らしく、「ついつい見入ってしまった」という方もきっと多いことでしょう。

91Daysが面白いと言われる理由の一つに、「セリフ回し」が挙げられます。洋画を思わせる要素となっているのは、靄がかかったようなダークな雰囲気だけではありません。登場人物が使うセリフ回しも洋画そのものです。禁酒法時代のマフィアがどういった方法で収入を得ていたか、マフィアが牛耳る街の人々がどんな暮らしをしていたのかなど、当時のその状況をセリフ回しが実に上手く表現していました。

91Daysが面白いと言われる理由の一つに、「複雑な人間関係」が挙げられます。91Daysのテーマを一言で言うならばやはり「復讐で友を殺せるのか？」です。復讐モノは日本のドラマや映画でも数多く作られていますが、映画で日本人が演じると現実味がなくなってしまったり、ドラマで過激な描写があると規制がかかって見ごたえがなくなるため、アニメだからこそ描けるようなシーンが数多くあります。

徹底的に復讐のために生きるアヴィリオ、それに協力する気弱なコルテオ、そしてアヴィリオの復讐対象の一人であるネロ。作中ではアヴィリオがネロと打ち解けてきて抜群のコンビネーションを見せたり、復讐が揺らいでいくような仕草を見せたりと複雑な人間関係によって彼の人間らしさが巧みに描かれています。

91Daysが面白いと言われる理由の一つに、「細かい描写」が挙げられます。91Daysはアニメで細かく意味を表現していました。たとえば家族が惨殺されるシーンにて、飛び散った血で写真に写った弟の顔を消すという表現で「弟は死んだ」ということを表したり、アヴィリオが感情を剥き出しにして叫んで泣いたシーンにて、泣き顔と角度によって7年前から封じた感情が溢れ出し、幼少期に戻ったということを表したりしています。

先に『91Days』が面白いと言われる理由を紹介してきました。では、次に『91Days』の最終回の最後を考察していきます。最終回の最後のあらすじも紹介するため併せてチェックしてみてください。

それでは早速、91Daysの最終回、Day12「汚れた空をかいくぐり」のあらすじを紹介します。最終回は銃撃戦後から始まります。かねてからヴァネッティ・ファミリーに見切りをつけていた、ガラッシアの後継者・ストレーガに、アヴィリオはホテルの一室に匿われることとなりました。

しかし、そこにネロが押し入ります。事の経緯をやっと理解したネロは、アヴィリオに殺意を覚えるもひとまず街を出ることにしました。翌日、アヴィリオとネロはチェロットの運転する車に乗り、アイランドを脱出します。当てもないまま海へと走り出したアヴィリオは、海の浜辺についた後、ネロに向けて「お前を殺したくなかった」と告げました。それを聞いたネロはアヴィリオに銃口を向け…

91Daysの最終回はネロがアヴィリオに銃口を向けた後、銃声とアヴィリオのいない車の座席、パイナップル缶、そしてネロの笑顔だけが描写されました。では、最終回のラストにはどのような意味があるのか？結論から言うと、ネロはアヴィリオを撃ったのではないかと考えられます。復讐劇で始まったアヴィリオとネロの関係ですが、アヴィリオが見事ネロ以外への復讐をやり遂げたことによって、逆にネロが復讐する側へと転身しました。

ただ、アヴィリオと普通の友人として接することができたことに加え、復讐をやり遂げたはずのアヴィリオの憔悴と疲れ果てたような無力さを目の当たりにしていることから、ネロはアヴィリオに対して同情の心も芽生えたはずです。そのため、ネロは復讐相手ではなく友人としてアヴィリオを撃ったのではないかと考えられます。

91DaysのOP主題歌は、TK from 凛として時雨が歌う「Signal」です。作詞・作曲はTKが担当しています。

91DaysのED主題歌は、ELISAが歌う「Rain or Shine」です。作詞はzopp、作曲は伊原シュウ、ツカダタカシゲ、編曲は前島康明がそれぞれ担当しています。

『91Days』のアニメは2016年7月9日から10月1日にかけて放送されています。では、ここから『91Days』のアニメ声優について一覧形式で詳しくまとめていきます。一覧ではアヴィリオ、ネロ、ヴァンノ、コルテオ、ファンゴ、フラテ、ロナルド、バルベロ、ヴィンセントなどのキャラクターの声を演じたアニメ声優を見ていきましょう。

• 名前：近藤隆（こんどうたかし）
• 生年月日：1979年5月12日（44歳）
• 職業：声優、ナレーター、歌手
• 活動期間：1990年代～
• 所属事務所：AMBERnote
• 趣味：自転車、ダーツ、麻雀
• 主な出演作品：『家庭教師ヒットマンREBORN!（雲雀恭弥役）』、『刀剣乱舞-ONLINE-（小狐丸役）』、『アイドリッシュセブン（御堂虎於役）』

『91Days』のアニメにてアヴィリオの声を務めたのは、声優事務所「AMBERnote」に所属し、声優・ナレーター・歌手として活動している近藤隆さんです。近藤隆さんはアニメ初主演である『BLACK CAT』のトレイン＝ハートネット役で知名度を上げています。それ以降はアニメを中心に活躍しており、ネット役や雲雀恭弥役など二枚目役、クールな役を演じることが多いです。

• 名前：江口拓也（えぐちたくや）
• 生年月日：1987年5月22日（36歳）
• 職業：声優、歌手
• 活動期間：2008年～
• 活動ジャンル：アニメ、ゲーム、吹き替え、ラジオ
• 所属事務所：81プロデュース
• 趣味：バスケットボール
• 主な出演作品：『ヒロインたるもの!〜嫌われヒロインと内緒のお仕事〜（柴崎健役）』、『SPY×FAMILY（ロイド・フォージャー役）』、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。（比企谷八幡役）』

『91Days』のアニメにてネロの声を務めたのは、声優事務所「81プロデュース」に所属し、声優・歌手として活動している江口拓也さんです。江口拓也さんは声優に興味を持ったことに加え、アニメ・漫画・ゲームが好きだったことで声優を目指そうと思い立ち、2007年に第1回81オーディションに参加しています。オーディション合格後は81プロデュースの養成所に通い、2008年に『真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝』で声優デビューしました。

• 名前：小野大輔（おのだいすけ）
• 生年月日：1978年5月4日（45歳）
• 職業：声優、歌手
• 活動期間：2002年～
• 活動ジャンル：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：フリー
• 主な出演作品：『涼宮ハルヒの憂鬱（古泉一樹役）』、『黒執事（セバスチャン・ミカエリス役）』、『ジョジョの奇妙な冒険（空条承太郎役）』

『91Days』のアニメにてヴァンノの声を務めたのは、フリーで声優・歌手として活動している小野大輔さんです。小野大輔さんは2016年2月に長年所属した声優事務所「マウスプロモーション」を退所しフリーでの活動を開始しています。声優としてのデビュー作は東北新社で収録していたボイスオーバーの仕事だそうです。2005年にはアニメ『AIR』の国崎往人役で初主演を飾っています。

• 名前：斉藤壮馬（さいとうそうま）
• 生年月日：1991年4月22日（32歳）
• 職業：声優、シンガーソングライター、作家
• 活動期間（声優）：2010年～
• 活動ジャンル（声優）：アニメ、ゲーム
• 所属事務所：81プロデュース
• 趣味：読書、楽器演奏（ギター）、散歩、料理
• 主な出演作品：『アイドリッシュセブン（九条天役）』、『佐々木と宮野（宮野由美役）』、『あんさんぶるスターズ!（葵ひなた、葵ゆうた役）』

『91Days』のアニメにてコルテオの声を務めたのは、声優事務所「81プロデュース」に所属し、声優・シンガーソングライター・作家として活動している斉藤壮馬さんです。斉藤壮馬さんは声優養成所に通っていた頃にゲーム『剣と魔法と学園モノ。2G』のリモン役で声優デビューしています。その後、2014年にアニメ『ハイキュー!!』の山口忠役を務めたことで注目を集めるようになりました。

• 名前：津田健次郎（つだけんじろう）
• 生年月日：1971年6月11日（52歳）
• 職業：声優、俳優
• 活動期間（声優）：1995年～
• 活動ジャンル（声優）：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：アンドステア
• 趣味：カメラ、バイク
• 主な出演作品：『呪術廻戦（七海建人役）』、『ゴールデンカムイ（尾形百之助役）』、『極主夫道（龍役）』、『ACCA13区監察課（ニーノ役）』

『91Days』のアニメにてファンゴの声を務めたのは、声優事務所「アンドステア」に所属し、声優・俳優として活動している津田健次郎さんです。津田健次郎さんは1995年6月1日から1996年3月21日にかけて放送されたアニメ『H2』の野田敦役で声優デビューしました。2021年には第15回声優アワードにて主演男優賞を受賞しています。

• 名前：西山宏太朗（にしやまこうたろう）
• 生年月日：1991年10月11日（31歳）
• 職業：声優、歌手
• 活動期間：2011年～
• 活動ジャンル：アニメ、ゲーム
• 所属事務所：81プロデュース
• 主な出演作品：『あんさんぶるスターズ！（深海奏汰役）』、『ハイキュー!!（成田一仁役）』、『A3!（皆木綴役）』、『魔法使いの嫁 SEASON2（アイザック・ファウラー役）』

『91Days』のアニメにてフラテの声を務めたのは、声優事務所「81プロデュース」に所属し、声優・歌手として活動している西山宏太朗さんです。西山宏太朗さんは2011年より81プロデュース所属となり、2015年には入江玲於奈、谷口悠の3人からなるエンターテイメント集団「大井町クリームソーダ」を発足しています。その後、2018年に『学園ベビーシッターズ』でテレビアニメ初主演を飾りました。

• 名前：中村悠一（なかむらゆういち）
• 生年月日：1980年2月20日（43歳）
• 職業：声優、ナレーター
• 活動期間：2001年～
• 所属事務所：インテンション
• 趣味：洋画鑑賞
• 主な出演作品：『魔法科高校の劣等生（司波達也役）』、『呪術廻戦（五条悟役）』、『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風（ブローノ・ブチャラティ役）』

『91Days』のアニメにてロナルドの声を務めたのは、声優事務所「インテンション」に所属し、声優・ナレーターとして活動している中村悠一さんです。中村悠一さんは代々木アニメーション学院に在学中、ドラマCD『大正浪漫雑記帳』にてウェイター役で出演しています。2001年にはOVA『D+VINE［LUV］』で声優デビューし、同年『電脳冒険記ウェブダイバー』のグリフィオン、ライガオン役でテレビアニメ初レギュラーをはたしています。

• 名前：櫻井孝宏（さくらいたかひろ）
• 生年月日：1974年6月13日（49歳）
• 職業：声優、ナレーター、ラジオパーソナリティ
• 活動期間（声優）：1996年～
• 主な出演作品：『おそ松さん（おそ松役）』、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険（アバン役）』、『食戟のソーマ 豪ノ 皿（役）』、『デジモンアドベンチャー（テントモン役）』

『91Days』のアニメにてバルベロの声を務めたのは、声優・ナレーター・ラジオパーソナリティとして活動している櫻井孝宏さんです。櫻井孝宏さんは2023年3月31日に声優事務所「インテンション」との契約を同日付けで終了することを発表しており、2023年6月時点ではどこにも所属していません。声優としてのデビュー作は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の競技長、プロトセイバー戦隊ホワイト役です。

• 名前：山路和弘（やまじかずひろ）
• 生年月日：1954年6月4日（69歳）
• 職業：俳優、声優、ナレーター
• 活動期間：1979年～
• 所属事務所：劇団青年座
• 趣味：乗馬、料理
• 主な出演作品：『進撃の巨人（ケニー・アッカーマン役）』、『PSYCHO-PASS サイコパス（雑賀譲二役）』、『ワンパンマン（シルバーファング / バング役）』、『夏目友人帳 伍（タクマ役）』

『91Days』のアニメにてヴィンセントの声を務めたのは、劇団青年座に所属し、俳優・声優・ナレーターとして活動している山路和弘さんです。山路和弘さんは声優として数多くの洋画作品で吹き替えを担当しています。また、声優だけでなく舞台やミュージカル、映画、テレビドラマなど俳優としても幅広く活躍していました。2021年3月には第15回声優アワードにて外国映画・ドラマ賞を受賞しています。

ここまで91Daysのアニメが面白いと言われる理由やアニメ主題歌、アニメ声優を紹介し、最終回の最後を考察してきました。では、最後に91Daysのアニメに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

アニメ版『91Days』のアニメ最終回の最後に関する感想・評価があがっています。こちらの感想の方は、最終回の最後がどうなったのか気になっているようです。

アニメ版『91Days』の最終回の最後に関する感想・評価があがっています。こちらの感想の方は、アニメ最終回の最後の意味に注目されているようです。確かに最後のシーンの助手席にある缶詰は終わりの完をかけていると言われれば納得いきます。果たして最後の最後に笑いが仕込まれていることに気づいた人はどれくらいいるのでしょうか？

アニメ版『91Days』の魅力に関する感想・評価があがっています。こちらの感想の方は、アニメ声優に惹かれて『91Days』を視聴されたようです。また、『91Days』を「面白い」と高評価されています。これを機に『91Days』のキャラを演じたアニメ声優や面白い魅力に注目してみるとよいかもしれません。

アニメ版『91Days』の魅力に関する感想・評価があがっています。どうやらこちらの感想の方が言うには、ネット上で『91Days』が「面白い」との声が多くあがっているようです。確かにネット上の感想を見ると「面白い」との声が多くあがっており、　中には隠れた名作アニメとしておすすめする方もいました。

本記事ではアニメ版『91Days』の面白いと評判の理由や最終回を考察し、視聴者から寄せられた感想や評価をまとめてきました。アニメ版『91Days』を視聴する際は、本記事のまとめを参考にしていただければ幸いです。