【カラダ探し】三神遥の正体をネタバレ!参加者との関係や母親との悲しい過去とは?

カラダ探しの三神遥が、どのような人物なのかをまとめました。こちらの記事では、カラダ探しの主人公・森崎明日香の幼馴染として登場する三神遥のプロフィールや正体などをネタバレを交えて紹介しています。三神遥とカラダ探しの参加者たちの関係性や、母親との悲しい過去について知りたい人は、こちらの記事に目を通してみてください。また、三神遥に対する読者の感想も紹介しています。

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目次

  1. カラダ探しの三神遥とは?
  2. カラダ探しの三神遥の正体や過去をネタバレ
  3. カラダ探しの三神遥の声優
  4. カラダ探しの三神遥に関する感想や評価
  5. カラダ探しの三神遥まとめ

カラダ探しの三神遥とは?

こちらの記事では、ホラー小説『カラダ探し』に登場する、三神遥の情報を紹介していきます。三神遥のプロフィールをはじめとして、正体や母親との悲しい過去などについてもネタバレ紹介していきます。カラダ探しのキーキャラクターとして登場する三神遥が、どのような人物なのか気になっている人は参考にしてみてください。

また、アニメ視聴アプリ『タテアニメ』とボイスドラマで三神遥の声を演じた声優や、カラダ探しの作品を見た人の三神遥についての感想・評価などについても紹介しています。まずは、下記の項目でカラダ探しの作品概要と物語のあらすじを紹介しています。カラダ探しの作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

カラダ探しの作品情報

カラダ探しの概要

カラダ探しは、ウェルザード先生が執筆したホラー小説及び、原作小説を元に制作された漫画や映画作品です。原作であるカラダ探しの小説は、小説投稿サイト『E★エブリスタ』にて、2011年12月1日から連載が開始されました。カラダ探しの原作小説は2014年5月7日まで連載され、『ケータイ小説文庫』『スターツ出版文庫』『双葉社ジュニア文庫』の3レーベルから文庫本が発売されています。

また、カラダ探しの外伝となる『カラダ探し 前夜』も制作されています。カラダ探しは他にも、漫画や実写映画、アニメも登場しています。漫画は『カラダ探し』『カラダ探し 解』『カラダ探し 異』の3部作となっており、作画はスターツ出版文庫版のイラストを担当した村瀬克俊先生が担当しています。

2022年には、主人公の森崎明日香役に、人気女優の橋本環奈さんを起用した実写映画も公開されました。実写映画では、原作小説とは違うラストとなっており、カラダ探しの原作小説を読んだことがある人も楽しめる内容となっています。

カラダ探しのあらすじ

県立逢魔高校には「赤い人」という怪談がありました。赤い人とは、50年前に強姦されたあげく体をバラバラにされ殺された少女の霊が、自分の身体を探してほしいと頼んでくるという怪談でした。森崎明日香は、ある日その怪談に巻き込まれてしまいます。幼馴染である三神遥にカラダ探しを頼まれてしまった森崎明日香は、三神遥を助けるため、他の参加社たちと共にバラバラになった彼女の体を探し始めます。

三神遥のプロフィール

カラダ探しの作中で明かされた、三神遥の正体や過去をネタバレする前に、まずは三神遥のプロフィールを紹介していきます。三神遥は、森崎明日香たちがカラダ探しに参加するきっかけを作った人物です。物語冒頭では、森崎明日香をはじめとするカラダ探しの参加者たちの幼馴染であるとされていました。しかし、カラダ探しをしていくうちに、三神遥と参加者たちは幼馴染でもなければ、友人でもなかったことが判明します。

三神遥は森崎明日香たちにカラダ探しを頼む際に、相手に恐怖や不快感を与える方法をとっていることから、カラダ探しの読者から批判の声があがることも少なくありません。主人公の森崎明日香がカラダ探しを頼む側になった際には、三神遥のように相手を脅すような態度はとらなかったため、三神遥の頼み方は意図して恐怖を与えていたことが判明します。そのため読者からは「意地が悪い性格なのでは?」と言われることもあるようです。

しかし、物語が進むと、三神遥がカラダ探しを頼まれる側のメンバーとして再び登場し、本当の性格が見えてきます。森崎明日香たちと共にカラダ探しをする側になった際の三神遥は、冷静な判断に長けており、強気な一面も見せる普通の少女でした。そのため、カラダ探しを頼む側になった際の絶望感が、三神遥の内面を歪ませてしまったのだと考察されています。

映画『カラダ探し』オフィシャルサイト

カラダ探しの三神遥の正体や過去をネタバレ

こちらの項目では、主人公の森崎明日香をカラダ探しに参加させるきっかけとなった人物、三神遥の正体や過去をネタバレしていきます。三神遥がなぜカラダ探しを頼む側になったのかといった謎や、物語の最中に判明した正体、カラダ探しがきっかけで歪んでしまった母親との関係や過去について紹介します。

『三神遥の正体や参加者との関係』と『三神遥の母親との悲しい過去』の2つの項目に分けて、それぞれの謎をネタバレしています。物語序盤の重要キャラクターである三神遥のネタバレ情報を知りたい人は、目を通してみてください。

三神遥の正体や参加者との関係

三神遥は、物語序盤では主人公・森崎明日香たちの幼馴染として登場しましたが、その正体は森崎明日香たち参加者とは関係のない人物でした。三神遥は森崎明日香たちが参加することになったカラダ探しゲームの、1つ前の回の参加者だったのです。前回のカラダ探しでは、頼まれる側として参加した三神遥でしたが、体のパーツを最後に棺桶に入れることになったため、カラダ探しを頼む側となってしまったのでした。

森崎明日香たちが三神遥を幼馴染だと錯覚していたのは、カラダ探しゲームに「参加者の記憶を改ざんできる」という能力があったからです。幼馴染であるはずの森崎明日香たちを恐怖させてまでゲームに参加させたのは、本当は赤の他人だからという下心があったからでしょう。

また、物語が進んでいくと、三神遥にはもう1つの隠された過去があったことが判明します。それは、カラダ探しの呪いが始まるきっかけとなった、小野山美紀の魂を受け継いでいるというものでした。小野山美紀は、カラダ探しの第三夜にて、小野山美紗として転生しています。

しかし、ループ先によっては、小野山美紗が生まれていない時間軸も存在します。そのような時間軸に行き着いた時、小野山美紀の魂は三神遥として生まれ変わっていたのでした。この三神遥と小野山美紀の関係は原作には描かれておらず、漫画版のカラダ探し 解のストーリーにて明かされています。

三神遥の母親との悲しい過去

三神遥は、森崎明日香たちにカラダ探しを頼む際に、相手を恐怖させるような方法をとっています。そのような姿から、読者に「性格が悪い」「意地悪」と言われることも少なくありません。しかし、三神遥がそのような行動をとるようになったのには理由があります。その理由とは、母親との関係です。三神遥はカラダ探しに参加させられる前は、裕福な家庭に生まれた普通の少女でした。

しかし、見ず知らずの人物にカラダ探しを頼まれたことにより、死と赤い人に襲われる恐怖を何度も体験することになります。そのような過酷な状況に耐えていた三神遥でしたが、さらにはカラダ探しの呪いによって、母親までもがおかしくなってしまいます。そして、母親は三神遥を殺すようになり、三神遥はその苦しみにも耐えることになります。

しかし、ある日そのような状況に耐えかねた三神遥は、母親を自らの手で殺してしまいます。そのような壮絶な体験をしなければいけなくなった三神遥は、いつしか鬱屈とした思いを膨らませていったのではないでしょうか?そのため、以前の自分のようにごく普通の生活を送っていた森崎明日香たちの姿を見て、嫉妬や逆恨みのような気持ちを持ち、嫌がらせのような頼み方をしていたのではないかと予想されます。

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カラダ探しの三神遥の声優

三神遥の声優①織江珠生

織江珠生さんは、漫画アプリの『タテアニメ』で三神遥の声を務めた声優です。誕生日は7月29日、山口県出身で声優事務所の81プロデュースに所属されています。声優活動は2016年からされており、カラダ探しの三神遥役以外では『盾の勇者の成り上がり』『おそ松さん』や、アニメ映画『ゆるキャン△』などの脇役として参加されています。

三神遥の声優②奥野香耶

少年ジャンプ+のボイスドラマコーナー『聴くジャン!』で三神遥の声を演じたのは、81プロデュース所属の奥野香耶さんです。奥野香耶さんは、1991年3月1日生まれの岩手県出身であることを公表されています。『蜘蛛ですが、なにか?』のフィリメス・ハァイフェナス(岡咲香奈美)や『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』のタマ・キシュレシガルザなどの役で活躍されています。

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カラダ探しの三神遥に関する感想や評価

三神遥は、主人公の森崎明日香をカラダ探しに参加させるきっかけを作ったこともあり、読者から批判されることも多いキャラクターです。しかし、三神遥も無関係な人間にカラダ探しに参加させられた人物の一人で、呪いのせいで母親がおかしくなってしまったという悲しい過去を持っています。そのような状況によって、他人に対して歪んだ思いを抱くようになってしまったのではないかと予想されます。

原作小説では、森崎明日香をカラダ探しに参加させるための重要キャラクターとして登場した三神遥ですが、実写映画では登場していません。三神遥は、漫画版ではカラダ探しの呪いを作るきっかけになった人物・小野山美紀の魂が生まれ変わった人物という設定もあります。そのような重要キャラクターがカットされていたことで、漫画や原作小説のファンから「残念」という声が多数あがっています。

こちらの方のツイートでは「三神遥が高広と仲良くしていたのは、明日香に対する嫌がらせだったのではないか?」という意見があがっています。カラダ探しは呪い系ホラー作品として制作されていますが、作品を見る人によっては人怖系ホラーにも分類される作品ともいえるかもしれません。

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カラダ探しの三神遥まとめ

以上、カラダ探しのキーキャラクター・三神遥をネタバレを交えて紹介してきました。三神遥は、森崎明日香たちがカラダ探しに参加するきっかけを作った人物で、その正体は前回のカラダ探しの参加者でした。カラダ探しの呪いに巻き込まれてしまったことにより、母親にも呪いの影響が出てしまい、母親に殺されるという日をループしていました。

その結果、母親を自分の手で殺すことになってしまいます。そのような悲しい過去によって、次の参加者に嫌がらせのような頼み方をするようになったのではないかと予想されます。カラダ探しは、原作小説以外にも、漫画や実写映画など様々な作品が登場しています。気になった作品があれば、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?

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