【食糧人類Re】前作とのつながりは?ナツネと山引のその後や登場キャラは?

『食糧人類Re: -Starving Re:velation-(食糧人類Re:)』は『食糧人類-Starving Anonymous』の続編です。食糧人類Reには前作に登場したナツネと山引、天人が登場しています。では、食糧人類Reと前作のつながりは何か?本記事では食糧人類Reと前作のつながりを紹介します。また、ナツネと山引のその後や登場人物・キャラクターも紹介するため併せてチェックしてみてください。

【食糧人類Re】前作とのつながりは?ナツネと山引のその後や登場キャラは?のイメージ

目次

  1. 食糧人類Reとは?
  2. 食糧人類Reと前作のつながりはある?
  3. 食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧
  4. 食糧人類Reのあらすじネタバレ
  5. 食糧人類Reに関する感想や評価
  6. 食糧人類Reの前作とのつながりまとめ

食糧人類Reとは?

食糧人類Reの概要

『食糧人類Re: -Starving Re:velation-』は『食糧人類-Starving Anonymous-』の続編です。講談社が運営する漫画アプリおよびウェブコミック配信サイト『コミックDAYS』にて2021年4月8日から連載中で、単行本は2023年4月時点で6巻が刊行されています。累計発行部数は2021年4月時点で315万部以上の売り上げを記録しました。

食糧人類Reの作者

『食糧人類Re』の原作・原案は水谷健吾氏(原案)と蔵石ユウ氏(原作)、作画はイナベカズ氏が担当しています。それぞれ水谷健吾氏が作家・脚本家、蔵石ユウ氏が漫画原作者、イナベカズ氏が漫画家として活動されています。

食糧人類Reと前作のつながりはある?

考察①天人は前作で絶滅したはずのバケモノ

食糧人類Reと前作のつながりのある要素の一つとして、前作で絶滅したはずのバケモノ・天人が登場するということが挙げられます。食糧人類Reに登場する天人は前作でナツネや山引によって絶滅させられたはずでしたが、人間よりも遥かに高い知能を持っていた天人は「プランB」を遂行し生き延びていました。

考察②前作よりバケモノは進化している

次に食糧人類Reと前作のつながりのある要素の一つとして、天人が前作より進化しているということが挙げられます。自分たちの種が根絶やしにされることを恐れた天人たちは、人間社会の中枢に入り込んで政治・教育・報道を操作することによって、人間が自ら喜んで食糧になる世界を作ることにしました。前作では人間を劣悪な環境で大量に飼育して捕食していましたが、食糧人類Reでは人間に肉質を測る食味スコアで選り好みまでしています。

考察③ナツネと山引のその後は?食糧人類Reに登場する?

最後に食糧人類Reと前作のつながりのある要素の一つとして、前作で登場していたナツネと山引が登場しているということが挙げられます。

体が弱かったために食味スコアがとても低かった帆秋は、親から出来損ないだと言われて山に捨てられてしまいました。その後、帆秋は人里を目指していましたが、その途中で大きな池に落ちてしまいます。すると、そこには巨大なクラゲがいました。そのクラゲこそがナツネと山引だったのです。二人は数百年間、クラゲに姿を変えて洞穴の中で生きていました。

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食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧

登場人物①天沢大輝

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の1人目は、天沢大輝(あまざわひろき)です。天沢大輝は本作の主人公で、ある日「死ぬのが怖い」と感じ始め、「真の平和時代」に違和感を抱くようになっています。天人を崇拝し喰われて死ぬことに疑問を抱くことは社会の常識とは相反するものであり、反社会的思想とされるものでした。そして、好意を抱いていた柚が「出荷」の対象となったことで彼の人生が大きく変わっていきます。

登場人物②蓮沼柚

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の2人目は、蓮沼柚(はすぬまゆず)です。蓮沼柚は本作のヒロインで、序盤にて「出荷」に選ばれています。当初は世間と同様に崇拝する天人に喰われて死ぬことを喜んでいましたが、天沢から「好きな人が死ぬのは嫌だ」という告白を受けたことをきっかけに、死に対する恐怖を抱くようになりました。天沢に救出されて以降、彼女も反社会的思想を持つようになっています。

登場人物③帆秋二三麿

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の3人目は、帆秋二三麿(ほあきふみまろ)です。帆秋二三麿は本作のキーマンの一人で、世界に復讐をするために山道を走っていた時に遭遇した山引から、憎職種の能力と知識を受け継いで完全憎職種となっています。実際に体をどれほど欠損しても絶命せず、すぐさま再生が始まるという能力がありました。「真の平和時代」の真実を知っている覚醒者です。

登場人物④榊万智音

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の4人目は、榊万智音(さかきまちね)です。榊万智音は本作のキーマンの一人で、元は宮廷庁の管理者として最年少で乙種となったエリートでした。宮廷庁に勤める父親の影響で管理者となったものの、幼い頃から反社会的思想を持っていたため、その思想を辻に告げたことで密告されて宮廷庁を追われています。帆秋同様、「真の平和時代」の真実を知っている覚醒者で、その破壊を目論んでいました。

登場人物⑤ナツネ

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の5人目は、ナツネです。ナツネは前作『食糧人類』に登場した完全増殖種でした。主人公・伊江とゆりかご内で出会った山引とともにゆりかごを滅ぼし、その後行方が分からなくなっていましたが、のちに自身の持つ細胞を無限に増殖させる能力と山引の持つベニクラゲのDNAによってベニクラゲへと姿を変え、山奥の洞穴で漂っていたことが判明しました。

登場人物⑥山引

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の6人目は、山引です。山引は前作『食糧人類』に登場した青年で、ナツネと同様にベニクラゲへと姿を変えて山奥の洞穴に漂っていました。天人襲来以前は普通に学生として学校に通っていましたが、知的好奇心から自分の体に他の生物のDNAを打ち込んだことがきっかけで、複数種類のNDAが体内に存在する状態になっています。

登場人物⑦辻

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の7人目は、辻(つじ)です。辻は宮廷庁の管理者を務める男性で、博史が反社会的思想を持った集団に与していたことを隠蔽した過去を持っています。覚醒者となった万智音を宮廷庁へ告発し追放した張本人ですが、博史が化け物へと姿を変えられたことで天人およびそれを奉る社会に対しての復讐を志すようになります。驚異的な聴力と視力を持ち、体内に仕込まれた糸により他者を操ることも可能です。

登場人物⑧桐山

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の8人目は、桐山(きりやま)です。桐山は宮廷庁の生産管理課に所属する甲種の管理者で、「禊の日」の混乱に乗じて増殖種を捕らえようとりんどう62高校へ潜入しています。万智音以上の格闘術を持ち、体内から電気を発して他者に向けることもできます。万智音を圧倒するほどの実力者でしたが、乱入してきた辻から後輩の桜を守る形で上半身と下半身を分割されて死亡しました。

登場人物⑨桜みく

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の9人目は、桜みくです。桜みくは宮廷庁の生産管理課に所属する甲種の管理者で、万智音を圧倒するほどの実力を持っています。りんどう高校にて天人3体と小型天人1体が殺害されたことにより、激怒した上級とみられる天人に同じく管理者をしていた夫が目の前で殺害されています。帆秋をサンプルとして持ち帰ろうとするも、ナツネと山引、辻によってとどめを刺されて死亡しました。

登場人物⑩榊千翔世

食糧人類Reの登場人物・キャラクター一覧の10人目は、榊千翔世(さかきちとせ)です。榊千翔世は万智音の父親であり、現役宮廷庁総監でもあります。かつては辻と同じく一課につとめていました。辻の息子・博史が天人に献上する子どもを匿っていたことを住民の通報によって知り、辻親子を逮捕しています。辻の失脚後に総監に就任しました。万智音の事件の際には親子の縁を切っています。

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食糧人類Reのあらすじネタバレ

1話あらすじネタバレ

まずはじめに食糧人類Reの漫画1巻・第1話のあらすじをネタバレありで紹介します。主人公・天沢大輝は進路相談室にて、女教師に死への恐怖心を抱いていることを相談していました。言葉を失い、仰天した表情をする先生。天沢は自分でも変なことを言った自覚がある様子で、「すみませんすみません違うんです」と訂正しようとすると、先生は多感な時期だから情緒が揺らぐことがあるといったアドバイスで相談が締めくくられました。

その後、天沢が立ち去ると先生はどこかに電話をかけ、気になる子がいると伝えて天沢の名前を出します。一方、天沢は好意を抱く女子生徒・柚に呼び出されていました。柚に「ちょっと手伝って」と言われ、理科室に向かった天沢は、理科室に迷い込んだ蝶々を屋外へ出す手伝いをすることとなります。それが終わると教室のテレビがつき、そこに校長が映し出されました。

そして、校長が「蓮沼柚さんが出荷されることとなりました!」と言うと、クラスメイト全員が柚を祝福していきます。その中で唯一ショックを受けるのが天沢でした。なぜなら「出荷」という言葉は「死ぬ」ことを意味するからです。柚が死んでしまうことに動揺を隠せない天沢。その後、この世界の食物連鎖が明かされていきます。家畜を食べて育った人間は、「天人」という人種に食される運命であり、世間はその運命を名誉だと解釈していました。

話はその日のホームルームへと移ります。クラスメイトたちは柚にサプライズプレゼントをしたいと言い、指や耳など体の一部を切り落としていきました。それを柚に与えようと意味の分からないことを言い出したのです。

そして、最後に天沢が体の一部を切り落とす番となりますが、天沢は切り落とされた体の一部を間近で見て嘔吐してしまいました。狂った世界の中で天沢だけは唯一、正常な倫理観を持ち合わせている状況。万智音と帆秋はそんな天沢を遠目から見遣り、「嘔吐するほどの強い拒否反応が出たんだ…覚醒し始めてると言ってもいいかな」と言います。

2話あらすじネタバレ

まずはじめに食糧人類Reの漫画1巻・第2話のあらすじをネタバレありで紹介します。天沢は学校へ登校する途中、人間が天人に食べられることを前提に宣伝されたあらゆる広告に「なんでこんなに死なせたがっているんだ…」と疑問を感じていました。そして、公園の前を通りがかると「ほんとにすみません!」と叫ぶ声が聞こえてきます。子供を作れない大人に対してバッシングが始まっていたのです。

さらにはそこそこの大きさをした石を投げつけられて肉片とされていきました。この状況を唯一、異常だと感じた天沢は逃げようとしましたが、偶然にも父親と遭遇し「たまにはいいだろ…お父さんと一緒にクズ肉共に石をぶつけに行こうじゃないか」と言われ、再び公園へ戻ってきてしまいます。

その後、天沢は異常な状況に対して口答えをしようとしましたが、クラスメイトの帆秋が彼の口止めをして「いいですか…群衆に石を投げつけたらここにいる人たちの手で殺されますよ」と言いました。そして、帆秋が代役を立てると言うと万智音が現れ、天沢の代わりに自分がとどめを刺すと周囲に伝えていきます。

万智音は「あなたは何も悪くない…愚かな俺たちを許してくれ」と言って変形させた小指を首元に刺し、安らかに殺していきました。その後、帆秋は天沢に対し「天沢君…どうこの世界?」と問いかけます。天沢はその問いに最悪の世界と返しました。そして、万智音は「俺が叩き潰す」と使命感を持ってこの世界を変えることを主張するのでした。

3話あらすじネタバレ

まずはじめに食糧人類Reの漫画1巻・第3話のあらすじをネタバレありで紹介します。天沢は学校への登校中に柚と遭遇しました。「柚さ…出荷されるんだよね」と問いかける天沢に対し、柚は笑顔で半年後に出荷されると答えます。出荷されることが名誉だと思っている柚に対し、天沢は「好きな人が死んだら嫌じゃん」と本心を伝えました。すると、そのタイミングで以前に死への恐怖心を抱いていることを相談した女教師が現れます。

その後、女教師にいい知らせがあるからと職員室に連れてこられた天沢は、出荷に関する条件などを説明されたうえで、18歳で出荷される「早期出荷制度」を利用してみないかと提案されました。当然のことながらそのような提案を断ろうと考えを巡らせていた天沢でしたが、周囲の先生が集まり、「こんないい話…断ったら石打ちされっぞ」と背中を押されたことで、ついに早出届にサインをしてしまい…

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食糧人類Reに関する感想や評価

食糧人類Reと前作のつながりに関する声があがっています。こちらでは食糧人類Reと前作のつながりに驚かれているようです。

食糧人類Reのナツネと山引に関する声があがっています。こちらでは山引とナツネが食糧人類Reでも登場したということに喜ばれているようです。

食糧人類Reに関する声があがっています。こちらでは食糧人類Reの連載が終了したことを残念に思われているようです。

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食糧人類Reの前作とのつながりまとめ

食糧人類Reと前作とのつながりを考察しつつ、ナツネと山引のその後や登場キャラをまとめてきました。食糧人類Reの漫画を読む際は、本記事のまとめを参考にしつつ前作とのつながりに注目していただければ幸いです。

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