【マッシュル】ドゥウムは悪魔の五つ子の長男！強さや固有魔法・能力を考察

まずは『マッシュル』に関する作品情報を紹介していきます。アニメ化もされコミックスも人気の魔法学園ものの作品となっています。

『マッシュル』のは、週刊少年ジャンプにて2020年の第9号から連載が始まり、2023年6月現在も連載中の作品です。作者・甲本一で、2023年4月からはアニメも始まりました。アニメ制作会社は、アニプレックスの子会社である『A-1Pictures』が手がけています。

『マッシュル』は、魔法界が舞台となっており、誰もが魔法を使える世界となっています。魔法が使える世界にいながらも、主人公のマッシュは魔法が使えず、魔法が使えないために魔法警察に捕まり処分を受けるはずでした。しかしマッシュは、期待上げた肉体で魔法警察たちを返り討ちにしました。

しかし魔法が使えないマッシュは、このままでは魔法警察に一生追われる身となってしまいます。ですが魔法警察の中でも凄腕と言われるブラッドから、名門魔法学校「イーストン校」に入学し「神覚者」を目指すことを条件に見逃してもらえることになりました。超人的な肉体を武器に魔法学校でトップを目指していくストーリーとなっています。

『マッシュル』に登場するドゥウムは、闇組織「無邪気な淵源（イノセント・ゼロ）」に所属するキャラクターです。出生についての詳しい情報は無く、これといった個人情報も公開されていません。現在わかっているのは、マッシュの実の父親で、黒幕と言われる「イノセント・ゼロ」の実の子であるということです。そのためマッシュルとは兄弟で実の兄となります。

ドゥウムは「悪魔の五つ子」の長男で、兄弟の中でも最強の強さを誇ります。生まれた時から目が見えないため顔を覆う仮面をつけています。体つきも良く正確な身長などは公開されていませんが、長身で髪の毛は逆立っている容姿をしています。

『マッシュル』に登場する組織の中でも、黒幕である闇組織のトップとして第39話から登場します。人造人間である「セル・ウォー」の生みの親で「悪魔の五つ子」の実の父親、そしてマッシュの父親でもあります。魔法不全者として生まれてきたマッシュに対し「出来損ない」と蔑みますが、その一方でマッシュに執着していおり、その真意は定かではありません。

『マッシュル』に登場するドゥウムの強さについて紹介します。固有魔法や能力について解説していきます。他にも実際の戦闘シーンについての紹介もネタバレを含めて紹介しますのでチェックしてみましょう。

ドゥウムが使用する固有魔法は「鏡魔法」となっています。マッシュとの戦いの中でも序盤はほぼ魔法を使用せず戦っており、第138話のようやく本格的な魔法を使います。

1. ミラージュ（ドゥウムの分身を1人生み出す）
2. ミラージュイリュージョン（最大5人のドゥウムを生み出す・倒されても再出現可能）
3. ミラージュセコンズ・カロイルスーコーブズ（上空に無数の鏡を出現・愛刀であるカラドボルグを複数生成して連続で攻撃を行う）
4. サモンズ豊饒の神（カラドボルグに封じられた神の力により、無数のドクロが出現・在る者を呼び寄せる）
5. ミラージュアバターハンドレッド（サモンズ豊饒の神を発動している際に使用可能・実体のある分身を生み出すことができる）

ここからは『マッシュル』に登場する、悪魔の五つ子の長男・ドゥウムの強さに着目して紹介します。原作の内容も含みますので、ネタバレが気になる方は注意してください。

ドゥウムは「最古の杖（マスターケイン）」に選ばれており、悪魔の五つ子の中でも最強と言われています。最古の杖による祝福の魔力により、最大限の肉体強化を受けています。そのため魔法を使わずとも十分に戦える強さを持っています。

『マッシュル』に登場する、悪魔の五つ子の長男ドゥウムはその強さ故に、マッシュとの最終決戦まで全開の力を出せずにいました。トップクラスの魔法使いが集まる神覚者に対しても、全開の力を出さず勝てることから「兄弟の中では間違いなく最強の強さを誇る」と言われています。

『マッシュル15巻・第129話』で、ドゥウムは、ライオ・グライツと戦うことになります。ライオは魔法警備隊隊長で「光の神杖（ライトケイン）の神覚者」です。ライオが到着するまでの間に、ドゥウムは6割程の力で、レインやオーターといった神覚者と対峙していました。

ライオは相手が強者であるほど調子が上がるため、ライオが到着後からドゥウムは7割の力で戦い始めました。7割の力で五分五分の戦いをしていましたが、ライオの攻撃をドゥウムが弾き返し、弾き返した先がマッシュの同級生のフィンだったため、ライオが庇いダメージを受けてしまいます。

そこから五分五分だった戦いが一変し、ドゥウムが優勢となりライオに怒涛の攻撃を繰り広げます。『マッシュル15巻第134話』では、ライオのサーズの魔法攻撃も8割の力で防ぎ、圧倒的な力の差を見せつけ圧勝しました。

『マッシュル11巻第100話』で、ドゥウムとマッシュは戦っています。しかしこの勝負は一旦持ち越しとなりました。悪魔の五つ子の1人であるドミナを倒したマッシュを見たドゥウムは強者だと見抜き、まずは3割の力で戦い始めます。

しかしそこからマッシュも本気を見せ、ドゥウムも5割の力を出し始めました。ですがそれでもマッシュが付いてくるため、咄嗟に鏡魔法を使用し、その場は勝利という形になりました。ですが、ドゥウムの愛用武器カラドボルグや、マッシュが真剣に戦っておらず、どこかふざけている雰囲気があったため、全力ではないと確信しました。

全力でマッシュが戦いを仕掛けてくるように促しますが、神覚者達が近づいてきていることもあり、ドゥウムとマッシュの本気の戦いは持ち越しとなってしまいました。

『マッシュル』に登場するレナトス・リボルは、魔法墓地管理をしている不死の神杖（イモータルケイン）の神覚者です。自身が契約した魔族を召喚する魔法を使い戦う戦闘スタイルです。

マゴル城に攻め入るレナトスとドゥウムが交戦します。神覚者であるレナトスは、魔族との契約により不死の身体を持っています。しかしそんなレナトスに対しドゥウムは、意識不明になるまで攻撃を繰り出し最後には、切り刻み完全勝利しました。

イノセント・ゼロの実の子たちの中では、唯一理性的な性格をしており、無駄な殺生を好まない性格をしています。悪魔の五つ子たちの正確が個性的なため、長男であるドゥウムが一番理性的と言われていますが、自身が本気で戦える強者を求める武人気質でもあります。

イノセント・ゼロへの忠誠心が強く、命をも差し出せる覚悟があります。イノセント・ゼロはドゥウムの事を高く評価しており、イノセント・ゼロ以外にドゥウムに勝てる相手は居ないと言わしめています。

『マッシュル』に登場する主人公・マッシュと、悪魔の五つ子の長男ドゥウムは、イノセント・ゼロを実の父親とする兄弟です。マッシュは、魔法を全く使えない脳筋タイプですが、ドゥウムは魔法も使える上に、最古の杖に選ばれており、身体能力が強化されいるため、魔法を使用せずともかなりの実力者です。

実の兄弟ではありますが『マッシュル』の中では、父であるイノセント・ゼロは凶悪犯罪者組織のトップであるため、マッシュとドゥウムは敵対同士となります。ドゥウムの中で、マッシュの存在は「唯一本気で戦える相手」となっています。

ここで『マッシュル』に登場する、悪魔の五つ子たちを紹介していきます。ドゥウムが五つ子の長男で、マッシュは五つ子の後に生まれた六男です。その間に4人の兄弟がいます。それぞれ個性あるキャラクターたちばかりなので、チェックしてみましょう。

『マッシュル』に登場する悪魔の五つ子の次男・ファーミンは、兄弟の中でも一番残酷無慈悲で狂人なキャラクターです。容姿もピエロのような格好で、アザも目の下に一本づつあり、ピエロメイクのような柄のため不気味な雰囲気がより漂っています。

ファーミンの性格は、ワガママで自己中心的な部分があります。自分が欲しいものは奪い取り、気に入らない相手は殺すなど残酷さが滲み出ています。自分の有利なルールを設定しても、不利になってくるとルールを変更したり、ルールを破ったりなど自己中心的な性格をしています。

『マッシュル』に登場する、イノセント・ゼロの悪魔の五つ子の三男であるエピデムは、パッと見はサラリーマン風でメガネをかけた好青年で温厚な性格をしています。ですが、変わり者な部分がありプリンに病的なまでの愛情があり、プリンを落とした際は禁断症状により奇声を発していました。

ギャグ的な雰囲気もありますが「魔力を完全に失った人間を見てみたい」という狂気じみた好奇心を持っており、人から魔力を奪うウイルスを作り出しました。そしてそのウイルスを使用し、マッシュの同級生であるランス・クラウンの妹の魔力を奪っています。

『マッシュル』に登場する悪魔の五つ子の四男のデリザスタは、お調子者で楽しいことが好きな性格をしています。ファーミンとは少し異なりますが、その場その場が楽しめる状況かを判断して動く刹那主義者で、道楽者です。イノセント・ゼロの本拠地に神覚者が攻め込んできた際も、お酒を飲みながらノリノリな雰囲気でした。しかしその実力は本物で、屈強と言われるエルフ族の戦士50人を1人で圧倒する力を持っています。

『マッシュル』に登場する悪魔の五つ子の五男・ドミナは、ヴァルキス魔学校で神覚者候補として潜伏しており、実力もあります。イノセント・ゼロへの忠誠心が強く、弟であるマッシュとも幼少期に面識がありマッシュに対してかなりの嫉妬心を向け、戦いを挑みました。

マッシュから偽りない愛情を向けられ、イノセント・ゼロからの承認欲求を求めいていた自分を振り返り改心する事を決めました。そのためイノセント・ゼロの長男であるドゥウムからも見限られ、殺されそうになる中でマッシュを助けるために犠牲になる道を選びます。

ここからは『マッシュル』に登場する悪魔の五つ子の長男・ドゥウムに関する感想や評価を紹介していきます。登場して間もないキャラクターですか、人気もあるキャラクターです。

『マッシュル15巻』では、ドゥウムの戦闘シーンがあり、その強さが如実にわかります。イノセント・ゼロの実の子で悪魔の五つ子の長男としてのマッシュの最大の敵として立ちはだかります。

『マッシュル16巻』では、本気を見せてくるドゥウムの強さと、それに立ち向かうマッシュの人並み外れた身体能力がぶつかり合う熱いシーンとなっています。しかし本気を出すまでに時間がかかるため、読者としてはもどかしい部分もあります。

『マッシュル』は、作中にギャグ要素も含まれており、ドゥウムもその1人でマッシュの冷静なツッコミに、無言になってしまうなど、お茶目で可愛らしい一面もあります。シリアスなシーンをくすりと笑えるシーンに変えてしまうキャラクターです。

『マッシュル』に登場する悪魔の五つ子長男・ドゥウムについて紹介していきました。ドゥウムは、イノセント・ゼロの実の子で、主人公・マッシュの兄でもあります。生まれつき目が見えず、仮面をつけた長身のキャラクターです。

ドゥウムは最古の杖に選ばれた実力者で、使用する魔法は鏡魔法ですが、魔法を使用するのは相手が強者だった時のみとなっています。基本的には実力の5割ほどで相手を倒せてしまうため、本気で戦闘をすることがありません。ですが、マッシュとの戦闘では、8割まで力を出しています。しかし邪魔が入り不完全燃焼で終わっており、再戦がどのようになるか期待されています。