地獄楽がグロい・怖いと言われる理由は?トラウマシーンや気まずい場面はある?

地獄楽の「グロい」「怖い」という意見をまとめました。この記事では、地獄楽が「グロい」「怖い」と言われている理由や、見た人がグロいと感じたトラウマシーンなどを紹介しています。地獄楽がどの程度グロいのか気になっている人は、こちらの記事を参考にしてみてください。また、対象年齢や子供が見るには気まずいシーンがあるのかについても紹介しています。子供に見せられる作品なのかを知りたい人も、チェックしてみてください。

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目次

  1. 地獄楽とは?
  2. 地獄楽がグロい・怖いと言われる理由
  3. 地獄楽のグロいトラウマシーン
  4. 地獄楽の年齢制限や気まずい場面はある?
  5. 地獄楽に関する感想や評価
  6. 地獄楽がグロい・怖いと言われる理由まとめ

地獄楽とは?

地獄楽の概要

地獄楽は、2018年から2021年の間に、少年ジャンプ+にて連載されていた時代劇漫画作品です。作者は、ジャンプSQなどの集英社の漫画雑誌で活躍されている賀来ゆうじ先生です。地獄楽は2021年1月に最終回を迎え、コミックス全13巻(全127話)で完結となりました。

2020年1月から6月には、おおはし先生が作画を担当するスピンオフ作品『じごくらく 〜最強の抜け忍 がまんの画眉丸〜』が少年ジャンプ+にて連載されています。ほかにも、2019年には地獄楽の小説版が発売されたり、2020年には地獄楽の原画展も開催されるなど、少年ジャンプ+の人気作品として話題となりました。2023年からは、テレビ東京系列にてテレビアニメも放映されています。

地獄楽のあらすじ

最強の忍として活躍していた画眉丸は、仲間に裏切られ、死罪人として打ち首を待つ身となります。ある日、画眉丸は打ち首の執行人である山田浅ェ門佐切に取引を持ちかけられます。極楽浄土と言われている島にあるという"不老不死の仙薬"を持ち帰ってくれば、罪状を取り消し、元の生活に戻してくれるというのでした。画眉丸は愛する妻に再会するため、その取引に乗じ、他の死罪人らと共に仙薬を探しに旅立ちます。

「地獄楽」公式サイト

地獄楽がグロい・怖いと言われる理由

理由①血や惨殺シーン

地獄楽は、2023年にアニメ化された人気漫画作品です。しかし、地獄楽を見た人からは「グロい」「怖い」という感想があげられることも少なくありません。なぜ地獄楽が「グロい」「怖い」と言われているのかというと、その理由の1つは血が飛び散ったり、登場人物が惨殺されるシーンが多く描かれているからです。

地獄楽は、処刑を待つ身であった画眉丸が主人公として活躍する物語です。そのため、処刑や死といった不穏な要素が、物語の至るところで描かれています。罪人として捕らえられている人物の処刑シーンや、人体がバラバラになる描写が多くあり、切られた部分の断面図なども細かく描かれています。

そのため、共感能力や感受性の高い人は特に「グロい」「怖い」と感じる可能性が高いでしょう。また、人が植物になるといったファンタジーならではのグロ要素もあるため、そのような描写が苦手な人も気分が悪くなるかもしれません。

理由②行けば帰れない島という設定

地獄楽が「グロい」「怖い」と言われているもう1つの理由は、極楽浄土という設定です。地獄楽の主人公・画眉丸は、死罪から逃れるために極楽浄土に向かいます。「極楽浄土」という言葉をインターネットで調べると「穢れや煩悩、苦しみのない世界」と解説されています。地獄楽に登場する極楽浄土も同様の場所とされており、苦しみがなく喜びに満ちた世界とされています。

このような説明を見ると、極楽浄土は良い場所のように感じるのではないでしょうか?しかし、地獄楽に登場した極楽浄土には、元々人間だった花のような生き物がいたり、どこからともなく歌声が聞こえてくる場所として描かれています。一見すると穏やかな場所のようにも見えますが、もし現実世界でそのような場所に行き着いたら、そのとき人はどのように思うでしょうか?

現実感のなさや、人が人でなくなるにもかかわらず、幸せそうにしている姿は、不気味に感じるのではないでしょうか?地獄楽を見た人からは、そのような極楽浄土の様子に対して「不気味」「宗教的で怖い」という感想があげられています。

地獄楽では、処刑などで人が痛みを感じる肉体的な苦しみが多く描かれており、「グロい」「怖い」と感じる人が多くいます。しかし、人によっては極楽浄土のような精神的な浸食を感じさせる描写に、言い知れない恐怖を感じるという人も少なくないようです。

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地獄楽のグロいトラウマシーン

トラウマシーン①死罪人の拷問

地獄楽には、見た人から「グロい」「怖い」と言われるシーンがいくつも登場します。そのようなシーンは、原作漫画の第1話から登場しています。地獄楽の主人公である画眉丸は死罪人のため、処刑と隣り合わせの世界にいます。その世界感を描くため、漫画第1話では、様々な拷問を受ける人々が描かれています。

地獄楽の時代である江戸時代後期には、現在では廃止されたトラウマものの拷問方法がいくつもありました。両足にそれぞれ縄を縛り付け、それを2頭の牛に括り付けて罪人の足を引きちぎる刑や、大釜に熱した油を注いでその中に罪人を入れるという刑もありました。

そのような、身の毛がよだつような苦しみを味わわせる拷問が存在するのが、地獄楽の世界です。現代の日本では拷問は廃止されているものの、想像に容易い拷問が描かれていることで、地獄楽を見た人に恐怖やトラウマを植え付けているようです。

トラウマシーン②花化した人間

直接的な暴力など、残虐なシーンではないものの「精神的にトラウマになりそう」と言われているのが、花化した人間のシーンです。地獄楽の物語では、画眉丸たち以外にも不老不死の仙薬を手に入れるため、極楽浄土に足を踏み入れた人物たちがいます。しかし、彼らは体をバラバラにされ、その傷口から花が咲いた状態の死体となって帰還しました。

そのうえ、彼らはバラバラにされているにもかかわらず、幸せそうな笑みをたたえていました。その光景は、地獄楽の登場人物たちだけではなく、漫画を読んでいた人にもトラウマを植え付けたようです。幸か不幸か、極楽浄土から生き残って帰ってきた人物・与力は、そのような状態に加え、気が触れてしまったのか、意味の分からない言葉を発していました。そのシーンを見た読者は「気持ち悪い」「トラウマになる」と恐怖しています。

トラウマシーン③亜左弔兵衛の残虐性

地獄楽を見た人のトラウマシーンを作ったキャラクターの1人に、亜左弔兵衛がいます。亜左弔兵衛は「賊王」という異名を持つ山賊で、欲しいものがあれば、人を殺して手に入れるという考えの持ち主です。そのため、人間を殺すことに躊躇がなく、亜左弔兵衛に殺害された登場人物は少なくありません。

また、力任せに行動するわけではなく、必要があれば徒党を組んだり、交渉を行う姿も見せます。そして、殺し方も手段を選ばず、殴ったり絞め殺したりと、その場においての的確な方法で殺害します。そのため、亜左弔兵衛が登場すると、さまざまな姿の死体が作り上げられトラウマとなる人もいるようです。

トラウマシーン④天仙の鬼尸解した姿

「グロい」「怖い」という感想のほかに「気まずい」という声もあがっているのは、天仙の鬼尸解した時の姿です。鬼尸解というのは、地獄楽に登場する人造人間・天仙たちが使用する能力で、人の姿の時よりも強い能力を得ることができます。天仙たちは、鬼尸解すると花と融合したような化け物の姿に変身します。

鬼尸解した際の姿は、キャラクターによりそれぞれ違い、なかには人の裸体のような姿をしている者もいます。そのため、鬼尸解の姿を見た読者の中には「気まずい」と感じる人もいるようです。花と融合して怪物のような見た目になっているものの、人の原形も感じさせるところが「グロい」「怖い」と言われる理由となっているようです。

トラウマシーン⑤木人の子供の花化

画眉丸たちは、旅の途中でメイという子供に出会います。メイはリエンによって造られた天仙と同等の存在で、リエンと決別し放浪していたところを木人という人物に保護されました。木人も木のような姿をしていることから、地獄楽を見た人から「グロい」「怖い」と言われることが多くありますが、彼の子供の花化シーンが特にグロいと話題となっています。

木人の本来の姿は人間で、島に住んでいた先住民でした。しかし、天仙たちの実験によって、島の人間は花化するようになっていきます。木人には子供がおり、自分が花化するより先に、子供が花化してしまったのでした。木人は、花化が進む我が子に何も出来なかったことで、後悔を募らせていました。そのため、自分の花化が目前となった時、我が子の面影を重ねたメイに自分のタオを分け与えたのでした。

トラウマシーン⑥黒霧の自害

地獄楽のトラウマシーンの1つに数えられているのは、画眉丸の部下である雲霧が自害するシーンです。雲霧は、石隠れの里の忍びで、画眉丸の部下でした。さまざまな忍術を駆使するほか、冷静に判断を下すことができる人物でもあり、次代の画眉丸と謳われるシジャには「器用貧乏」と評価されていました。

そのような実力を持つ雲霧ですが、神仙郷に向かう船の上で自害することになります。事の発端は、同行していた清丸に忠義を疑われたことことでした。「忠義があるのならば、おりるか切られるか選べ」と言われたことで、雲霧は自害する道を選びます。雲霧は、石隠れの里の次期筆頭とされているシジャに後を任せ、童謡・とおりゃんせを歌い始めます。そして、歌を歌いながら刀で自ら首を串刺しにしたのでした。

トラウマシーン⑦清丸が死ぬシーン

「グロい」「怖い」と言われている地獄楽のトラウマシーン、最後は清丸の死亡シーンを紹介します。清丸たちは、鬼尸解したリエンと対峙していました。リエンの強さは圧倒的で、タオで船1隻を破壊するほどでした。船に乗っていた人々は、助け合いながらリエンの攻撃を避けていました。佐切もその攻撃によって吹き飛ばされてしまいますが、近くに清丸がいることに気が付き、清丸を守ろうと手をつなぎます。

佐切はそのまま意識を失ってしまい、次に目を覚ますと、佐切の手には清丸のものだった手だけが繋がれていました。そして清丸の体は、瓦礫の下敷きとなり、死亡していたのでした。威鈴は、清丸の死に気づき慌てふためきながら彼に駆け寄ります。しかし、リエンによって威鈴も殺され、佐切たちはその力の差に絶望することになります。

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地獄楽の年齢制限や気まずい場面はある?

地獄楽は「グロい」「怖い」「気まずい」とい評価されることも多い作品ですが、年齢制限はあるのでしょうか?また、「気まずい」と評価した人は、どのようなシーンを気まずいと感じたのでしょうか?こちらの項目では、『地獄楽の年齢制限はある?』『地獄楽は子供でも見ることができる作品?』『地獄楽は気まずい場面がある?』の3項目を紹介していきます。

地獄楽の年齢制限はある?

少年ジャンプ+で公開されている地獄楽の原作漫画は、年齢制限を設けられていません。コミックスにおいても、全年齢の人が買える売り場に設置されており、誰でも手に取れる作品として扱われています。一方で、アニメの地獄楽には「16+」という表記がつけられています。この「16+」とは、16歳以上の視聴者を対象とした作品につけられる年齢制限表示です。

主に、15歳以下の年齢層には不適切と思われるグロテスクなシーンや、セクシーな気まずいシーンが登場する作品と判断された作品につけられています。地獄楽は人の死亡シーンが生々しくグロテスクに描かれていたり、裸体が登場するため、映像作品としては16歳以上のみが見られる作品として扱われています。

地獄楽は子供でも見ることができる作品?

地獄楽は、アニメは15歳以上を対象としていますが、原作漫画には対象年齢が設けられていません。そのため、15歳以下の年齢であっても漫画を読むことは規制されていません。しかし、血が噴き出すグロテスクなシーンがあったり、拷問や殺伐とした人間関係が描かれているシーンがあります。そのため、公に規制はされていないものの、幼い年齢の人に見せるには適していない作品といえるでしょう。

地獄楽は気まずい場面がある?

地獄楽は「グロい」「怖い」という評価のほかに「気まずい」という意見もあがっています。なぜ気まずいといわれているのかというと、作中に女性の裸体が登場したり、性行為を思わせるシーンが登場するからです。物語の終盤では、鬼尸解したリエンがずっと上半身裸の状態で登場します。

そのため、小学生などの年齢層のなかには、読むのが気まずいと感じる人も多いでしょう。また、地獄楽に登場する天仙たちの修行の中に「房中術」というものがあります。この房中術とは、性行為のことを表しています。そのため、意味が分かる年齢の人は「気まずい」と感じることもあるでしょう。

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地獄楽に関する感想や評価

「グロい」「怖い」という感想が多い地獄楽ですが、漫画やアニメを見た人からは「面白い」という評価も受けています。グロいシーンが度々登場するため、アニメは年齢制限が設けられています。しかし、大人やグロいシーンが大丈夫な人には高評価の作品となっています。

地獄楽には、魅力的なキャラクターが大勢登場します。しかし、バトルもの作品かつ、登場人物に死罪人が多いということもあり、死亡キャラクターも多い傾向にあります。そのため、推しキャラが死亡してしまったという経験をする人も少なくないようです。

こちらの方は「地獄楽はグロテスクだけど続きが気になる」とコメントされています。生々しいグロテクスな描写が多い地獄楽ですが、そのようなデメリットを差し引いても、続きを見たくなる作品だと人気となっています。

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地獄楽がグロい・怖いと言われる理由まとめ

以上、地獄楽が「グロい」「怖い」と評価されている理由を紹介してきました。地獄楽は拷問や戦いによって血が噴き出したり、死亡するシーンが多いため、見た人から「グロい」「怖い」と言われることが多いようです。また、人が植物に浸食されて死亡していくという設定についても「不気味で怖い」という感想が見られました。

ジャンプ+に掲載されている原作漫画やコミックスは対象年齢の制限はされていませんが、アニメは16歳以上を対象とした作品につけられる「16+」の表記となっています。地獄楽は「グロい」「怖い」という感想が多い地獄楽ですが、それ以上に「面白い」と評価されている作品となっています。グロテスクなシーンが見られる人は、1度手に取ってみてはいかがでしょうか?

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