【推しの子】ルビーの声優は伊駒ゆりえ！過去に演じたアニメキャラや代表作は？

『推しの子』のキャラの1人であるルビーは、物語のヒロインの1人です。明るい笑顔が人気のキャラで、アニメの声もかわいいと評判です。本記事では、推しの子のルビーの声優や、これまでの出演作と演じたキャラを解説します。まずは推しの子の作品情報と、ルビーのプロフィールを解説します。

推しの子は、週刊ヤングジャンプと少年ジャンプ＋に掲載されている漫画です。連載が始まったのは2020年で、現在でも物語は続いています。推しの子の原作者は、『かぐや様は告らせたい』でも有名な赤坂アカさんです。作画は、横槍メンゴさんが担当しています。単行本は現時点で11巻まで発売済みで、2023年6月時点での累計発行部数は900万部を超しています。

推しの子は「次にくるマンガ大賞 2021」のコミック部門で1位を獲得するなど、多くの賞で上位に入賞しています。2023年にはアニメ化され、4月から放送が開始しました。アニメ化したことで芸能界の暗部の描写に注目が集まり、何かと話題に上がることが多くなりました。

出産するために田舎の病院を訪れたアイは、産科医の雨宮吾郎と出会います。アイのファンだった吾郎はアイの力になろうと決意しますが、アイの出産当日に彼女のストーカーによって殺されてしまいました。吾郎はアイの子供として生まれ変わり、アクアとして新しい人生を始めます。幸せに暮らしていたアクアでしたが、今度はアイがストーカーに殺されてしまいました。アクアは事件に黒幕がいると考え、アイの復讐を誓うのでした。

推しの子のルビーは、アイドルのアイから生まれた双子の妹です。ルビーという名前は本名で、漢字だと「瑠美衣」と書きます。ルビーの誕生日は、現時点では不明です。ルビーは前世で亡くなった後に魂が導かれ、アイの子供として転生しました。ルビーは前世のときからアイの大ファンで、現在でも前世の記憶を持っています。双子のアクアも同じ転生者ですが、お互いの前世のことは知らないままです。

高校生に成長したルビーは、アイそっくりの美少女になりました。普段は長い金髪の一部を、サイドで結んでいます。瞳はピンク色で、左目に星のマークが入っています。アイから譲り受けたアイドルの才能があり、ダンスも得意です。ただ、歌はあまり上手ではないようです。素直で天真爛漫な少女ですが、闇落ちしたことでやや性格にも陰りが見えるようになりました。

推しの子のアニメのルビーは、原作のイメージ通り元気でかわいい声をしています。推しの子のアニメでルビー役のキャストに選出されたのは、声優の伊駒ゆりえさんです。推しの子のアニメを観ていると、ルビーの声優の他の出演作などが気になることもあるでしょう。ここでは、ルビーの声優である伊駒ゆりえさんのプロフィールや、推しの子以外の出演作などを紹介します。

推しの子でルビー役を担当した伊駒ゆりえさんは、2月24日生まれの声優です。生まれた年や年齢は公表していません。出身地は東京都で、所属事務所は81プロデュースです。伊駒ゆりえさんが芝居に興味を持ったのは、小学校の学芸会がきっかけでした。ディズニー作品が大好きだったことから、最初は東京ディズニリゾートで声の仕事に就きたいと思っていたようです。

好きなものは肉、テーマパーク、女性アイドルです。また、作曲やダンス、台本制作などを特技として上げています。2021年の10月に81プロデュースに所属したばかりの新人声優で、声優活動を始めてからまだ2年も経っていません。

推しの子のオーディションでは、原作者も含めて満場一致でルビー役に決定しました。伊駒ゆりえさんの新人声優としてのひたむきさが、新人アイドルであるルビーと重なったことが採用の決め手となったようです。伊駒ゆりえさんはアニラジの『 超A&G+』内のコーナーで、2023年4月から水曜パーソナリティを務めています。

ルビーの声優キャストの伊駒ゆりえさんはデビューしたばかりであるため、出演作はまだ多くありません。2022年のアニメの出演作と担当キャラは、『デュエル・マスターズ キングMAX』の生徒B、『可愛いだけじゃない式守さん』の買い物客、『メガトン級ムサシ』のオペレーターです。

2023年の推しの子以外のアニメの出演作は、『異世界はスマートフォンとともに。2』です。伊駒ゆりえさんはこのアニメで、スラスの声優キャストとして出演しました。アニメだけでなくゲームの声優キャストとしても出演したことがあり、『モンスターストライク』のロシラタ役を担当しています。

推しの子のルビーは、前世ではあまり恵まれていない人生を送りました。では、ルビーの前世とは、一体どのようなものだったのでしょうか？ここでは、推しの子のルビーの前世での名前や、過酷な人生についてまとめています。また、アニメでルビーの前世のキャラを担当した声優のプロフィールや、その他の出演作なども紹介します。

推しの子のルビーの前世は、天童寺さりなという女の子です。さりなは退形成性星細胞腫という難病にかかっており、宮崎県にある病院に入院していました。さりなは人生のほとんどを病院のベッドの上で過ごし、普通の生活を送ることはできませんでした。また、両親もまったく面会に訪れず、辛い闘病生活を送っていました。

さりなの辛い境遇を救ってくれたのは、B小町の星野アイでした。さりなはアイの大ファンで、アイを観ているときは元気を出すことができたのです。さりなの生きる希望となったのは、アイの他にもう1人いました。それが、アクアの前世であった雨宮吾郎です。吾郎はさりなが入院している病院で働いており、さりなと親しくしていました。

さりなは吾郎に本気で恋をしていて、吾郎に「結婚して」とプロポーズまでしています。年齢差が大きかったことから吾郎は本気で捉えず、「16歳になったら考えてやる」と答えていました。しかし、さりなは16歳の誕生日を迎えることなく、わずか12歳の若さでこの世を去ってしまったのです。

推しの子のルビーの声優キャストに続き、天童寺さりなの声優キャストについて見ていきましょう。推しの子のアニメで天童寺さりな役を担当したのは、声優の高柳知葉さんです。子供ながらに辛い経験をしてきた天童寺さりなの声は、やや落ち着いた大人っぽい声をしていました。では、天童寺さりな役の高柳知葉とはどのような声優か、詳しいプロフィールや推しの子以外の出演作などを見ていきましょう。

天童寺さりなの声優キャストである高柳知葉さんは、1994年10月14日生まれのB型です。出身地は千葉県で、現在はラクーンドッグに所属しています。高柳知葉さんが声優を目指したきっかけとなったのは、声優の大原さやかさんのラジオ番組です。高柳知葉さんはラジオから流れる大原さやかさんの声に憧れ、声優を志すようになりました。

プロ・フィット声優養成所を卒業し、2015年にプロ・フィットの所属となります。2018年にはプロフィットの準所属に昇格しますが、2022年に同事務所がマネジメント事業を終了したため、ラクーンドッグへ移籍しました。趣味は観劇やイラスト、特技は茶道やエレキベース、ヒップホップダンスなどです。

高柳知葉さんのこれまでのアニメの出演作や担当キャラは、『ウマ娘 プリティーダービー』のオグリキャップ、『まちカドまぞく』の陽夏木ミカン、『恋する小惑星』の木ノ幡みらなどです。近年では、『シャインポスト』の氷海菜花、『久保さんは僕を許さない』の舞などを演じています。2023年に放送予定の『ポーション頼みで生き延びます！』では、フランセットの声優キャストとして出演することが決まっています。

推しの子のルビーは、物語が始まってから現時点まで彼氏がいたことはありません。男性との接点もほとんどなく、身近にいる男性は双子の兄であるアクアくらいです。ルビーはアイドルとして売り出しているため、意図的に男性とは関わらないようにしていると推察されます。また、ルビーは前世の天童寺さりなだった頃から、ずっと雨宮吾郎を思い続けています。

アイドルで有名になれば、いずれは吾郎にも会えるのではないかと期待もしていました。吾郎はルビーにとって生きる意味をくれた人で、吾郎以外の男性は目に入っていない様子です。ルビーの中の吾郎への思いが消えない限り、ルビーに彼氏ができることはないでしょう。

推しの子のルビーはアクアとは違い、アイが殺された時点で闇落ちすることはありませんでした。アイが殺されても懸命にアイドルになろうと努力する姿は、暗く沈んだアクアとは対照的でした。しかし、太陽のように明るかったルビーも、物語の途中で闇落ちすることになります。ルビーが闇落ちしてしまったのは、B小町のMV撮影で宮崎県に行ったときのことでした。

MV撮影の地として選ばれたのは、かつてルビーが天童寺さりなとして入院していた病院があった場所でした。ルビーはMVの撮影が終わった後、黒川あかねと一緒に宿に戻ろうとします。そのときカラスに鍵を取られてしまい、あかねと一緒にカラスを追いかけていきました。ルビーがカラスを追いかけた先には祠があり、その裏には空洞がありました。ルビーはカラスがそこを巣にしていると思い、ルビーとあかねは一緒に空洞に入ります。

そこでルビーとあかねは、一体の白骨死体を発見します。死体の首からかかっているネームプレートには、ルビーが前世で吾郎にあげたアイのキーホルダーが入っていました。それを見たルビーは、この死体が吾郎のものであることを察するのでした。吾郎の死体を発見して茫然自失だったルビーの前に、1人の不思議な少女が現れます。その少女は、吾郎が失踪した当日、病院の周りを不審者が2人うろついていたことをルビーに教えます。

そして、そのうちの1人が、アイを殺したストーカーだと言いました。もう1人については教えてくれず、「それを捜すのが貴方の役目じゃない？」と言って姿を消しました。ルビーはその不審者たちが吾郎とアイを殺した犯人だと確信し、残り1人の犯人を必ず殺すと決意しました。このとき初めてルビーの両目には黒い星が出現し、ルビーは闇落ちしてしまったのです。

推しの子のルビーの声優に関しては、新人にも関わらず演技がうまいという感想が寄せられていました。ルビー役の伊駒ゆりえさんは、声優デビューしたばかりとは思えないほどキャラにはまった演技をしています。そのため、「新人だと思えない」という声や、「今後に期待できる」という声が多く上がっていました。また、新人アイドルであるルビーに新人声優をキャスティングした制作陣に、原作へのこだわりを感じるという感想を抱く人もいました。

アニメの声優は、キャラの声と地声に大きく隔たりがあるケースも少なくありません。しかし、伊駒ゆりえさんの地声は推しの子のルビーの声とそれほど変わりがなく、地声もかわいいと評判です。伊駒ゆりえさんの声に癒やされるという感想や、ラジオで聴きたいという感想もありました。

伊駒ゆりえさんは推しの子のアニメのキャストとなったことで、人前に姿を現す機会も増えています。映像や写真などで伊駒ゆりえさんの姿を見た人からは、伊駒ゆりえさんがかわいいというコメントが上がっていました。他にも、伊駒ゆりえさんの動き方ががかわいいという声や、かわいくて妹にしたいという声もありました。

推しの子のルビーの声優キャストである伊駒ゆりえさんについて、プロフィールやこれまでの出演作、担当キャラなどをまとめました。伊駒ゆりえさんの推しの子での演技は評価が高く、ファンからも「ルビーそのものだ」という感想が多く上がっています。新人声優の伊駒ゆりえさんにとって、推しの子が代表作となることは間違いないでしょう。推しの子のルビーだけでなく、伊駒ゆりえさんが担当するキャラの今後の活躍に期待しましょう。